「う〜」  
 チロルたちは今、暗い洞窟の奥の部屋に閉じ込められていた。  
 依頼で盗まれたものを取り返しに来て、蛮族に返り討ちに遭い、投降して捕まったのだ。  
「ごめんね。チロルがゴブリンさんを信じたから……」  
「チロルちゃんのせいじゃないよ……」  
 シャーリィや他の仲間、ポポやレクサスはそう言ってくれるが、やはりチロルは気にしていた。  
あのゴブリンを信じて連れて来たせいで捕まったんじゃないかと……。  
 
 ちなみにシャーリィとチロルは下着姿。脱がされたのではなく自分から脱いだのだ。  
そして四人一緒。チロルはともかく、シャーリィはしきりに気にしている。レクサスの視線を。  
「ごめんね」  
 もう一度小さく呟き、チロルは部屋の奥を見る。真っ暗だが暗視のできるドワーフには関係ない。  
 するとバサバサという小さな羽音が聞こえてくる。そして扉を開ける音。  
「ゴブリンさんか来たよー」  
 暗視のできるチロルが全員に説明する。  
 闇の中、姿を現したのはもこもこの小さな体にコウモリ翼の生えたゴブリン。それが二匹。  
 彼らはチロルに視線を向けると、交易共通語で語りかけてきた。  
「おまえ、たすける」  
「え? チロルを?」  
 意外な言葉に誰もがビックリ。  
「おまえ、オラたち助けてくれた。だから助ける」  
 それで気付く。この二匹が、最初に捕らえ、ここまで道案内させたゴブリンだと。  
 確かにさっさと殺そうという仲間たちを制して、チロルはゴブリンを庇った。命の恩人である。  
「やった。恩返しに助けてくれるんだ!」  
 無邪気に喜ぶチロル。さっき反省したのはすっかり忘却の彼方。  
「あっ。でも。チロルだけ?」  
「うん。ほかはムリ」  
「う〜。でも」  
「いいから行ってきなさい」  
 言ったのはシャーリィだ。  
「チロルちゃんだけ先に脱出して、誰か助けを呼んできて。そうすればわたしたちも助かるから」  
「う、うん……」  
 渋々ながらチロルは承諾する。  
 ゴブリンはチロルの脚の縄だけを外し、両手を前に縛る縄を手に取った。  
「見つかるとやばいから、捕まったフリして行く」  
「う、うん」  
 手を縛られたままで、チロルはゴブリンに誘導されて進んだ。この洞窟に来たときとは逆の状況。  
「それじゃあみんな。絶対助けに来るからね」  
 一度だけ後ろを振り返り、心配そうにしている仲間たち−シャーリィ、ウサギさん、レクサス-の顔を見て、チロルは部屋を出た。  
 
「でもよかったー。やっぱり、良いことはするもんだね」  
 無邪気にゴブリンの後を歩いて行くチロル。  
 今のチロルの格好はドロワーズのみ。上半身は裸で、ドワーフのよく鍛えられた裸身と淡く膨らんだ胸が丸見えだった。  
でも気にする事無く歩いて行く。  
 
 助けたゴブリンから助けられる。チロルは単純にそう考えていた。  
 でもねチロル。ゴブリンは蛮族なんだよ。  
 
「ここだ」  
 二匹のゴブリンは、部屋の前でぴたっと止まる。  
「あれ? 外に行くんじゃないの?」  
 チロルの疑問に、ゴブリンは黙って扉を開く。  
 そこにいたのは二匹のゴブリン。  
 ゴブリンはほとんど裸のチロルを見るや否や、すぐに部屋の奥へと引きずり倒した。  
 
「きゃあぁぁぁっ!!」  
 
 何が起こったかチロルが気付いたのは、押し倒されてから。  
 両手を前に縛られたチロルに、鼻息荒くゴブリンが圧し掛かってくる。  
「いっ…いやぁぁぁっ! 放してっ…放してよっ!」  
 小さな身体をバタつかせて、必死に抵抗するチロルだが、自由にならない手ではゴブリンの動きが止まる訳も無い。  
 ゴブリンは、チロルのドロワーズを引き千切りながら、上半身の可愛らしい突起に、舌を這わせて行った。  
「やめて…何をするのぉ…いやっ、放してぇぇぇっ!」  
 左右からゴブリンが舌を伸ばし、チロルの鮮やかな桃色の蕾を舐めていく。  
そのおぞましさに、チロルは鳥肌が立った。  
「…いやっ…チロルに触れちゃダメぇぇぇぇっ!!」  
 まだ発育段階の乳房を、僅かに揺らしながらも、何とかして舌から逃れようとするチロル。  
しかしどんなにもがいても、ゴブリンと手を縛る縄からは脱け出す事など出来ない。  
「あっ…やぁぁぁっ…放してよっ…んんーーっ!」  
 ぺろぺろと乳首を舐められるたび、おぞましさに身悶えてしまう。  
 すると一匹のゴブリンが、引き裂いたドロワーズを捲し上げた。  
 
「ダメだよっ、見ちゃイヤぁぁぁぁぁっ!!」  
 
 チロルのドロワーズを捲し上げ、その可愛らしいドロワーズの中を鑑賞するゴブリン。  
 チロルは初めての敗北で、自分が性欲処理の為の玩具だという事を、その身を持って知ることになるのである。  
 
チロルニ覆い被さるゴブリンは、その幼い臭いに、激しく興奮していた。  
 幼い乳房を愛撫し、少女を段階的に発芽させていく。ゴブリンは、そんな一連の行為に尋常ならざる劣情を、感じていたのである。  
「…ダメだよ…そんな…そこはダメなのっ…いじったら…」  
 胸を舐めるだけでなく、ごつごつとした指で乳首を摘み、力任せにいじっていく。  
「んんぅぅっ…いあぁっ…いじったら痛いよぉ!」  
 戦士として鍛えられたチロルも性器を強く弄られると痛いのか、苦痛に顔をしかめる。  
 未成熟の乙女を汚辱することに喜びを見出したゴブリンは、野蛮な手つきで乳房を弄んでいった。  
 小ぶりだが膨らみつつある乳房は、ザラザラとしたゴブリンの手に鷲掴まられ、マシュマロのように形を変えている。  
「やっ…やあぁぁっ…どうして…胸を……」  
 夢中になってチロルの幼い胸をまさぐるゴブリン。その手がどんどんと早く強くなっていく。  
 
「あっ…あぁぁっ…いやっ、チロルに触らないで…」  
 そして、チロルのドロワーズを破ったゴブリンも、彼女の両脚を大きく拡げさせていた。  
普段ならゴブリンに力負けなどしないが、混乱したチロルは満足に力が入らない状態になっていた。  
「…だっ、ダメぇぇぇっ!…はっ…はあぁぁぁっ!!」  
 ゴブリンの体の下で、大きく開脚したチロル。  
 毛もほとんど生えていないぴっちり閉じた割れ目に、ゴブリンの手が纏わりつき、その幼いつぼみを、責め立てていた。  
「…やだっ…やめてぇぇっ…そこ…そこは……」  
 粗野に乱暴に、割れ目にぐいぐい指を入れ、無造作にかき回す。  
「んんっ…そんな所いじったら……出ちゃうよぉ…」  
 痒いような痛みと、それ以上にもぞもぞした感覚がチロルの下半身を襲った。  
おしっこしたいときのような感じ。それよりも強烈で我慢できない痒いような感覚。  
 
「お、おしっこ……出ちゃうぅっ…。だっ、だめぇぇっ!」  
 
 幼い亀裂からじゅっとじんわりと広がる蜜液。  
 チロルは、小刻みに身体を痙攣させて、その屈辱的な余韻に身を投じていた。  
 自分の愛液を、おしっこと勘違いしながらも、その感覚に抵抗出来ない少女。  
 そんな幼い獲物を前にして、ゴブリンの欲求は、止まる事を知らなかった。  
 脚を拡げさせたゴブリンが、もう我慢できないというように下半身の汚物を曝け出す。それは天を向くイチモツ。  
「い、いやっ! な、なに……なにするのぉ!?」  
 その醜悪なモノが目に入り、ガタガタとチロルの歯が震える。  
「イヤーっ!!!」  
 容赦なくゴブリンが腰を進め、チロルの女芯に突き刺さる。  
「ひぎいぃぃぃー!」  
 今まで感じたことの無い痛覚に、ぐっと歯を噛み締めるチロル。だが耐えられるのもほんの僅か。  
「…んーっ…ふぅ…ふむぅ…んくぅーっ!」  
 無情にもチロルの秘肉へと挿入されていくゴブリンの生殖器官。  
「んんあぁっ!!…あっあっ…んあぁぁぁっ!!」  
 狭い膣内をデリカシー無く突き進んだソレは、処女膜をも事も無げに突き破ってしまった。  
「くぅーーーっ! …んぅ、んんぅ……はあぁぁぁぁっ!!!」  
 強烈な破瓜の痛みに、身をよじらせるチロル。しかし、膣内に入った男性器は、そんな事では満足しない。  
「痛いよぉ……。ううっ…チロルの大事なところが痛いよぅ…」  
 まだ成熟しきっていない膣を擦り上げると、子宮内にいきなりゴブリンの精子をぶちまけた。  
 
 どくぅ どくんっ  
 
 断続的な衝撃を発しながら、子宮内に広がっていくゴブリンの精液。  
「いや、もうイヤぁ……。は…はあぁぁぁっ……。もう…やめてぇ……」  
 チロルは、それが何を意味するかも分からずに、破瓜の痛みにだけ、身を震わせていた。  
「…んっ…んぅぅぅっ!…もう許してっ…ああぁぁっ!!」  
 早くも射精したゴブリンがずるっとモノを引き抜く。だらっと開いた脚の付け根から、どろっと血の混じった白濁液こぼれ落ちた  
 終わった……。もうこれで痛い思いはしないで済む。  
 そう思ったチロルの下半身に、今度は胸をしゃぶっていたゴブリンが腰を割り込ませる。もちろん勃起させて。  
「やっ…やあぁぁぁっ!…もう、入れないでよぅ……」  
 
 続けざまにチロルの膣内に挿入していくゴブリン。  
 未開発であったドワーフ少女の花弁は、徐々にゴブリン好みの物へと、変えられていった。  
「あっ、あっ…だ…だめぇぇぇっ…はあぁぁぁぁっ!」  
 挿入したとたんにピッチを全開に早め、激しく攻め立てるゴブリン。今度もも早漏だった。  
 
 どくんっ どぷっ どぷぷっ  
 
「あっ…あうっ…んんぅぅぅっ…あああぁぁっ!」  
 勢い良く放たれる、ゴブリンの精液。  
 その人間ともドワーフとも違う濃い液体を、子宮に浴びながら、チロルは絶望的な心境に陥っていた。  
「許して……もう…許してぇぇぇぇっ!!」  
 ドロワーズまでも破り捨てられ、産まれたままの姿で、辱めを受ける幼いドワーフの肉体。  
 とりあえず射精を終え、すっきりしたゴブリンは、じっくりとチロルの肉体を味わっていく。  
「…や…めてぇぇっ…ひっ、ひあぁぁっ…んんぅぅぅっ」  
 チロルの、可愛らしい乳首を摘み上げ、その反応を楽しんでいるゴブリン。  
 連続でゴブリンに射精され、チロルの肉体は、、すっかり敏感になっていた。  
 ビンビンに勃起した乳首が何よりの証拠である。  
「いやぁ…やめてぇぇぇっ…コリコリしないでっ…」  
 ゴブリンの歯と手が、コリコリした乳首をしごき、汗をかき真っ赤になったチロルの幼い体が飛び跳ねる。  
「チロルのおっぱい……いじっちゃイヤだよぉぉぉっ…」  
 そんなチロルを上から見下ろし、鼻息を荒らす者が二匹いた。ここまで連れて来たグレムリンである。  
 彼らもまた性器を勃起させ、それを容赦なくチロルに向けてしごいていた。  
「…ひあっ! …だめっ…だめだよぉぉぉっ!」  
 自分に向けてモノをしごくグレムリンが目に入ったのだろう。チロルが咄嗟に拒絶の言葉を吐く。  
 だが胸を弄られ、その嫌悪感もすぐに絶頂が押し流した。  
「ああっ、変になっちゃう! ……おかしくなっちゃうよぉ!!」  
 
 ぴゅっ どぴっ  
 
 乳房を愛撫されて、初めての絶頂を向えるチロルに、グレムリンのイチモツから、精液のシャワーが振り注ぐ。  
「あっ、あぁぁぁぁんっ…ひやぁぁぁぁっ!」  
 グレムリンにさえも汚され、チロルは目の前が真っ暗になる想いだった。  
 呆然とするチロルに、萎えていた肉棒の固さを取り戻したゴブリンがすぐさま挿入してくる。  
「も…もう…だめっ…ああっ…はあぁぁぁぁっ」  
 
 とくんっ とくんっ とくんっ、  
 
 間髪入れずに、挿入と同時に射精してしまうゴブリン。  
 もはやそれは、歯止めの効かぬ物へとなっていた。  
「はぁはぁ……あっ…はあぁぁぁぁぁっ……」  
 執拗な責めの前に、幼いドワーフ少女であったチロルは、陥ちようとしていた。  
 一匹のゴブリンが挿入を続けながら、チロルの臭いが気に入ったもう一匹のゴブリンは、舌を使って、チロルの脇を舐め続けている。  
「助けて…誰かぁ……んっ…んあぁぁっ!」  
 そのネバっとした唾液の感触と舌に、身体を震わせているチロル。  
 
「舐めないでぇぇっ……。もうチロルをイジメめないでぇぇっっ」  
 ぱっくり割れた秘所からは、止めどなく精液と愛液が流れ落ち、少女のクリトリスはヒクついていた。  
「いやぁぁっ……。もう変なことは……ああっ、ひあぁっっ」  
 激しいピストン運動にチロルの体が震え、ぶつかる腰と腰からはパンパンと肉がぶつかる音。  
 そしてチロルの膣に、また穢らわしい肉汁が放たれる。  
「んんぅ……! あっ…ひぅ…ひやぁぁぁぁっ!!」  
 
 どぴゅぴゅっ  
 
 ゴブリンの肉棒を咥え込んだままの、チロルの秘肉から、勢い良く愛液が吹き出された。その卑猥な音が、周囲に木霊する。  
 
「はぁ、はぁぁぁっ…また出ちゃったよぅ……」  
 
 射精しまくった肉棒を、秘肉から引き抜き、チロルの花弁へと、手を伸ばすゴブリン。  
 指で秘肉を押し広げると、子宮内に収まらなくなった白濁液が、ドロっと滴り落ちてきた。  
「恥ずかしい…こんなのイヤぁぁぁっ…もう放してぇぇっ!」  
 
 こぷんっ こぷっ  
 
 いつまでも溢れ続けるゴブリンの精液。  
「ううっ……」  
 チロルの目からは涙が溢れ、瞳は光を失いかけている。だがまだ完全には失っていない。  
「チロル!」  
 声がして、その瞳に光が戻る。  
「ウサギ……さん……」  
 ごろんと顔を横に向けると、タビットのポポがいた。チロルがウサギと呼んだように、ウサギによく似た種族である。  
 そのポポがここにいる。  
「助けて……」  
 無意識に助けを求める声がチロルから漏れる。だが彼女は気付いていなかった。  
 ポポがまだ縛られたままで、グレムリンに連行されていることに。  
「貴様らっ!」  
 汚されたチロルを見て怒りを露にするポポを、ガッと後ろからゴブリンが突き刺す。短剣で。  
「ぎゃああああああーっ!!!」  
 噴き出す血。真っ赤な血。そしてゴブリンはポポの細い脚を切り落とす。  
「ぐあああーっ!}  
 もはや歩くことも出来なくなったポポの両耳を摘み上げるゴブリン。そのお腹に、別のゴブリンが短剣を突き刺した。  
「やめて……ヤメテーッ!!!」  
 ようやく何が起きたか理解したチロルの絶叫。  
 だがゴブリンはニヤニヤ笑みを浮かべるだけで、ポポの皮を剥いでいく。  
「ぎゃーっ! ひぎゃあああーっ!!!」  
 生きたまま生皮を剥がれるポポの絶叫。  
「イヤアアアアーッ! やめて、やめてーっ! ウサギさんが死んじゃうーっ!」  
 チロルの絶叫がそれに混ざる。  
 絶叫を聞きながらタビットの皮を剥ぐゴブリン。その間に、グレムリンは火を起こし、焚き火の用意をしていた。  
 
 チロルを犯して性欲を満足させたゴブリンたち。彼らは次に食欲を満足させようとしたのだ。  
「ぐぎゃああああーっ!」  
 生皮を剥がされ、生きたまま火に炙られ、焼かれるポポ。  
 ドワーフなら火は平気だが、タビットの肉は火に焼かれ、おいしそうな匂いを出していた。  
 肉の焼かれる匂いに、ゴブリンは唾液を垂らし、チロルの瞳からは光が消えていく……。  
「いやぁ……。こんな、こんなのウソ……ウソだよぉ……」  
 楽しい楽しい冒険。それがチロルの願いであり、目標だった。  
 でも現実は、蛮族に敗北し、自身は犯され、仲間は食い殺される。  
「こんな……こんなの……」  
 散々涙を流した目からまた涙が溢れ、そして瞳からは希望の光が失われる。  
「こんなのって……ないよーっ!」  
 
 ポポを焼き終わったゴブリンとグレムリンたちは、その肉を美味しそうにほお張る。  
「ほら。おまえも食うか」  
 タビットの焼肉を挟んだサンドイッチを、チロルに差し出すグレムリン。彼にとっては親切のつもりだろう。  
「あぁ……。ウサギさん……」  
 放心した表情で泣き崩れるチロル。もちろん口に入れるわけがない。  
「食え。おなかへる」  
 そのチロルに、グレムリンは無理やりにタビット肉サンドイッチを口に突っ込んだ。  
 チロルは一回も噛まずに肉を吐き出し、そして吐いた。  
 
 ポポを食べ終え、食欲も満足させたゴブリンたちは、再びチロルの裸身へと群がっていく。  
「んんんっ…んあぁぁっ…もうやめてぇぇぇぇっ!!」  
 すぐさま肉棒を挿入するゴブリン。頭上ではグレムリンが飛び、チロルに向けて射精を飛ばそうとしていた。  
 チロルが助けたグレムリン。これが彼らのお礼である。  
「も、もう……ダメぇ……ダメだよぉぉぉっ。イヤアアアアアぁぁーっ!!」  
 陵辱はまだ終わらない。  
 
 もうどれくらいの時間が経過したのだろうか。  
 チロルは茫然自失な表情で、今もゴブリンの腕の中にいた。  
 ゴブリンは、未だにチロルの幼い身体を手放さず、全裸にした彼女の肉体に、自分の精子を浴びせ掛けていた。  
 
どぴゅ どぴゅぴゅ どぴゅんっ  
 
「はぁ…はあぁぁぁっ。……す…けて……たすけ…て…」  
 虚ろな瞳でうわ言のようにぶつぶつと呟くチロル。両手を戒めていた縄はとっくに解かれているが、もはや自力で逃げ出そうという気力もない。  
「あっ…あぅん…ひっ…ひやぁぁぁっ!」  
 脱力しきったチロルに、またゴブリンが膣内射精し、グレムリンが精液をぶっかける。  
「いやぁぁぁっ…あっ、あっ…あくぅぅぅっ!」  
 陰毛すら生え揃っていない幼い花弁を徹底的に犯し、精液でいっぱいにしたゴブリン。  
 しかし彼らの性欲は、未だに収まってはいない。ゴブリンの彼女への責めは、延々と続くのである。  
 
「たすけて……。シャーリィちゃん…たすけてぇっ」  
 
 どくんっ どくんっ  
 
 何度も何度も、膣内に射精されるチロル。  
 彼女の幼い肉体は、まるで性人形のように、ゴブリンに弄ばれ続けていた。  
 
「んっ…んあぁぁぁっ…あっ、ひあぁぁぁっ!」  
 
 犯されるチロルは、かつての楽しい日々を思い出していた。  
 仲間たち−シャーリィ、ウサギさん、レクサス-との楽しい冒険の日々。短かったけど、とても楽しかった冒険。  
 なんだかとても遠い昔のことにように思える。  
 
「んんっ……ひああっ……」  
 また射精を受け、チロルの幼い肉体が痙攣する。  
 
「よーし、そこまでだ」  
 異変が起こったのは、見知らぬ男の声だった。  
 
 ザクッ  
 
 チロルを犯していたゴブリンが、後ろ向きに倒れる。そして見知らぬ若い男が見えた。  
 完全武装の戦士。それも一人ではなく複数。  
 その男たちが、瞬く間に残ったゴブリンとグレムリンを斬り殺していく。チロルを裏切ったグレムリンも。  
「酷い目に遭ったな……。もう大丈夫だぜ」  
 全身精液まみれの裸身のチロルに戦士の男が優しく声をかける。  
「あ、あぁ……」  
 信じられないといったように口をパクパクさせるチロル。  
 彼らはチロルたちの依頼主のマクレガーが新たに雇った冒険者だった。  
 
「四日経っても帰ってこなかったら、死んだと思ってください」  
 レックスからそう言われていたマクレガーは、四日経っても戻ってこないことから、チロルたちは失敗したと判断。新たに冒険者を雇った。  
 そして新たに雇われた冒険者たちは、見事に蛮族を討ち、こうしてチロルを救出した。  
 
「安心しな。仲間も無事だぜ」  
 深く傷付いたチロルを優しく抱え、戦士が教えてくれる。  
「そっか……無事だったんだ」  
 助かったと知り、また仲間が無事と教えられ、チロルの大きな目から涙が溢れた。今度は嬉し涙。  
「よかった……」  
 
 ちなみに助け出されたとき、レクサスとシャーリィは深く愛し合っていたという。  
 恋を知らないレクサスと、大失恋の経験から恋に臆病になっていたシャーリィ。  
 だがこの絶体絶命の状況で、またチロルとポポがいなくなって二人きりということもあり、  
「これが最後」と想い、体を重ねていたのだ。  
 結果、救出に来た冒険者たちが見たのは、あられもなく愛し合う男女の姿。  
 
「ずいぶん酷い目に遭ったなぁ。可愛そうに」  
 チロルを抱えた男は、洞窟の外に出ると小川の流れる場所で降ろしてくれた。  
「ほら。きれいにしてやるよ」  
 
 親切に水をかける男に、こくっと小さく頷くチロル。  
 水は清らかで気持ちよかった。  
「ほう」  
 一通りチロルの体を洗うと、男はニヤニヤ視線をチロルに向ける。いや男だけではない。他の仲間も、チロルに好色の目を向けていた。  
 可愛らしいドワーフ少女のチロル。幼い肢体がとても魅力的。  
 ゴブリンたちに散々嬲られながら、チロルは男たちの好奇の視線に気付かず、  
ただ汚れを落とす気持ちよさに浸っていた。  
「さて」  
 すると男もするすると衣服を脱ぐ。全員がだ。  
「それじゃ、お礼をしてもらうか」  
「えっ?」  
 着返す間もなく、チロルは裸のまま抱きかかえられ、草むらの上に押し倒された。  
 濡れた体で草の上に倒れたチロルに、男が覆い被さる。荒い鼻息で。ギラギラと血走った目で。  
「あ。ああぁ……」  
 その目を見てチロルは思い出した。自分を犯したゴブリンたちと同じ目だと。  
「イヤアアアアアアアアアアーっ!!!」  
 可愛いドワーフ少女のチロルに男たちが一斉に襲い掛かる。  
 
 同じ頃。助け出されたシャーリィもまた、冒険者たちに犯されていた。レクサスの目の前で。  
 
 陵辱はまだ終わらない。  
 
(おしまい)  
 

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