「大体あなた、ジーク様に対して生意気なのですよ、エルフ!」
「ふんだ、7歳児に生意気とか言われたくないんですけど!人生経験少なそうだし。」
「失礼な!長く生きているのがそんなにえらいんですか?あなたこそ年の割りに人生経験が少なそうですがね!」
「な!なにそれ、どういう意味よ!」
「はっはっは、そのままの意味ですよ。ぶっちゃけ男性経験とかそういうのないでしょう、あなた。」
「!ああああるわよ、それくらい!そういうあんたこそ経験なさそうじゃないの!」
「ば馬鹿にしないでください!じょ、女性経験の一つや二つや三つくらい!ふははは!」
「……へぇ〜、そうなの。うそくさいわね、じゃあ証明してみなさいよ!」
「い、いいでしょう、証明してやろうじゃないですか!で、具体的に何をすれば?まさか考えてないわけじゃないでしょうねぇ〜?」
「う!……じゃ、じゃあ私にそういうことしてみなさいよ!したことあるなら、簡単でしょ!」
「んなっ!?ななななナニを言ってるんですか、あなたは!」
「な、な〜んて、冗談よ。ほーら、怖気づいちゃって、やっぱりそういう経験ないんじゃない!」
「むっ!あ、あると言っているでしょう!わかりました、やってやろうじゃないですか!」
「は、はぁ!?ふ、ふざけないでよ!」
「おやぁ?そちらこそ怖気づいて、やっぱり嘘なんじゃないですか?」
「そ、そんなことないわよ!……いいわよ、やってみなさいよ!」