「や、やだぁァッ!?誰か助けてよォォ!」
悲鳴は扉の向こうに聞こえているはずだが、誰も助けに駆けつけてはこない。
腕をじたばたと振り回し抵抗した。
しかし後ろから小さな体を抱きしめて突き通そうとしている長身の男には無理な体勢のせいか、さして痛痒を感じさせない。
腰を両手で抑えつけられ、広げられた股関に侵入する固い男根を止める手だてにはならなかった。
ズッ…ズッ…ズズッ…ズプッ…ズプッ…ヌプッ。
生温い淫水が飛沫になって飛び散る。
体の奥にズンズンと、硬くて柔らかくて熱くて長いモノが抽送される。
涙目でそれを受ける度に、背中にゾクゾクとした感覚が走る。
「ひ…っ…ひぅ…や、やだぁ…ッ」
「なんだ。ルルックは、おしりの穴のほうが気持ちいいんですね?」
小さな体を事もなげに弄び、服の下に手を潜り込ませて乳首を弄る。
「そ、そこ、そこは駄目だったらぁ……ぁあッ…指ぃ…ぁあ゛あ゛ん゛ん゛ッ」
声に甘い喘ぎが混じる。快感を覚えてルルックは抵抗をやめた。
楽しいことと気持ちいいことが大好きな、刹那的な種族であるグラスランナーは
むしろ貪欲に快感を求めて、小さな腰をカクカクと振りはじめる。
「あ゛あ゛あ゛ッ!んん゛ん゛ん゛ん゛vv」
顔を真っ赤にしてルルックは、カラトの与える快感の海に酔い続けた
どうして想いを寄せる娘ではなくルルックなのかと、誰かが訊いた。
「私、ツルペタにしか、そそられないんです」
そう言って、細い目を僅かに開き、怪しく光らせてカラトは笑った。