「あれ?」  
「なにか探し物ですか?ジーク様」  
「いや、宝石が一個足りないんだ」  
「宝石?あぁ、妖精と契約に使うっていって、あまり使ってないあれ?」  
「ソラ、ひょっとして」  
「お姉ちゃん。その疑うような目はなんなの?」  
 年輪国家アイヤール  
 ぞんざい勇者団は、ホーリエルの護衛をかねて青嵐稜へ向かう道中、街道から少しはずれた森の中で休憩していた  
「多分、さっき川で水浴びした時だな。ちょっと行って来るわ」  
 ジークが小走りに森のさらに奥へと消えていった。  
「んっ」  
 少ししてホーリィの体が小さく震える  
「どうしましたか?」  
「いや、あのな・・・えっと・・・トイレ」  
「あらあら。どこかいい場所は」  
 プルチーノが慌てて、辺りを見回す。  
 しかし、ホーリィはかなり我慢をしていたのか、すっくと立ち上がると森の奥の方に早足で歩き始める。  
「わたしも一緒に行きます」  
「いいのだ!すぐに戻るから・・・くぅぅぅぅ」  
 ホーリィはそれだけ言うと奥へと消えてしまった  
「まったく、いまさら私に恥ずかしがってどうするというのでしょう」  
「まぁ、年頃の女の子だし。一応、使い魔で空から監視しておくから安心して」  
「さてと。それじゃあ、出発の準備しておきますか」  
「手伝うっすよ」  
「そうですな。ちょうど向こうにはジーク様もいることですし」  
 メッシュの何気ない一言にジークをよく知る姉妹は顔を見合わせる。  
『あ』  
「・・・だ、大丈夫よね。いくらなんでも」  
「う、うん。ちょっと葉っぱが多いところに入ったから使い魔から視認できないけど。平気平気」  
 
「ふぅ、見つかってよかったぜ・・・って?あれ?ホーリィか?」  
 水辺から戻る途中、見覚えのある背中が見える  
 だが、次の瞬間、その場にしゃがみこむ。  
「大丈夫か?気持ち悪いのか?」  
 ジークが慌てて駆け寄る。  
「え?・・・あっ」  
 ホーリィが振り向く。  
 ホーリィは、スカートを腰までたくし上げた状態で完全に固まっていた。  
 が、それは一瞬のことだった。  
「あ・・・あぁ・・・」  
「あ〜」(これは、やばい)  
 ホーリィの顔がくしゃくしゃに歪み、目には大粒の涙が溜め、大きく口を開くのがジークには見えた。  
「もが」  
 条件反射で大声をあげようとした瞬間、ジークが後ろから手で口をふさぐ。  
「すまん。ここで叫ばれると。さすがに、殺される。後で謝るし、なんでもするから・・・な」  
 しかし、耳元でささやいたそれが、彼女の最後の堰を切った。  
 ホーリィの股間から飛び出す黄金色の液体。  
 不意なことに、腰を突き出す格好となり、ソレはまるで天に届けとばかりに高く噴水のように噴出した。  
 ジークはそれをじっと見つめ・・・喉を一つ鳴らす。  
「・・・ホーリィの・・・おしっこ」  
 そして、その目はその噴出口へと注がれる。  
「これが」  
 もう一度喉を鳴らす。  
 我慢を続けていたソレは、途切れることなくとめどなく噴出し続け、しかし、それもほんの数秒のことだ。  
 だが、当事者のホーリィにとってはまるで何時間も見られてた、そんな状態だった。  
 
「ホーリィ」  
「・・・じーく・・・」  
 ホーリィは足腰に力が入らないのか、ジークに背中からもたれかかるように倒れこむ。  
 スカートを下ろして、大事な部分だけは見られないようにして。  
「ごめんな。恥ずかしかった・・・よな」  
「・・・不可抗力だからいいのだ・・・それに・・・最初は心配してきてくれたから・・・許すのだ」  
 顔は真っ赤だが、少しずつ火照りが冷めたのか、口調が元に戻ってくる。  
「本当にごめん」  
「いいのだ。けど、さっきの言葉・・・嘘ではないな?」  
「さっきの言葉?」  
「なんでもする・・・という。あの言葉だ」  
「え?あ、あぁ。おう。なんでもするぞ」  
 ジークはホーリィを安心させるために、とっさに出た言葉を彼女が覚えていたことに驚きながらうなずく。  
「なら・・・ジークの・・・見せてほしいのだ」  
「え?」  
 ホーリィの言葉に今度はジークが固まる。  
「すまん。一応、念のため・・・もう一回聞かせてくれ」  
「だから・・・ジークの・・・男性器・・・ちんちんを・・・見せてほしいのだ」  
 ジークの意識が一瞬吹き飛ぶ。  
「先ほどから・・・背中に堅いものが・・・これ・・・そうなのだろう?」  
「え、えっと」  
「言葉を選ばなくてよい。一応、そういうことも多少は学んでおるし、興味もある。プルチーノはまだ早いと言っているのだが」  
 ジークは悩んでいた。  
 教えた奴を褒めるべきか、俺が無知なホーリィを教育できなくて憤るべきか。  
(いやいや、何を考えてるんだ。俺は)  
「なぁ・・・だめなのか?」  
 ホーリィはジークから離れスカートを正し、ジークの方を向く。  
「私のは見たのに・・・」  
「ぐっ」  
 
 さすがに言葉につまる。  
 正直、こんなシチュエーション、妄想の中では導入として何度もしてきたし、さらに先ですら日常茶飯事だ。  
 しかし、いざ本当にその状況に陥ると、頭の中で色々とブレーキがかかってしまうようだ。  
「・・・ジーク」  
 だが、ジークのモノが治まっていないのが、ジークの本心を物語っていた。  
「少し・・・だけだからな」  
 ベルトをはずし、ズボンとパンツを下ろす  
「これが」  
「見るのは初めてか?」  
 ギンギンに勃起し、反り返っているモノをホーリィは近くでマジマジと見つめる。  
「今は勃起した状態・・・なのだな?」  
「ま、まぁ」  
「しかし・・・聞いていたものよりも・・・大きい気がするのだが」  
 ホーリィが近づき、モノの先に触れる。  
「っ」  
「あぁ、どうした?痛かったか?」  
「いや、そうじゃなくて」  
「ぁ・・・そうだった。確か、ここはものすごく敏感だったな・・・優しく触るぞ」  
 ホーリィの小さくて、柔らかくて、暖かい手のひらが、ジークのモノを優しく包み込む。  
「何か・・・出てきたぞ。なんだ?」  
 先から透明な液体が少しずつあふれ、ホーリィの手を濡らす。  
「精液・・・とは違うな。あれはもっと白いと聞く・・・ならば、これは?」  
「・・・気持ちがよくなると出てくるんだ」  
「ほぅ・・・なら、ジークは私の手で気持ちよくなっているのか」  
 
 ジークがうなずく。  
「もう少しなでれば、精液が出てくるのか?」  
「出来れば、なでるだけじゃなくて、こう握って」  
「こうか?」  
「それで、上下に」  
「わかった」  
 ヌルヌルとなったホーリィの両手が激しく動き、ジークのモノを刺激する。  
「くっ・・・ぅぅ」  
「気持ちいいのか?」  
「あぁ」  
「・・・なんだか、ジークの顔が・・・可愛く見えるのだ」  
「ホーリィ・・・うぁ」  
「出るのか?精液が出るのか?」  
 ジークの脚がガクガクと震えだし、絶頂に近づいたその時。  
『ホーリィ?どこー?』  
『大丈夫〜?ホーリィちゃ〜ん』  
 遠くからホーリィを呼ぶエアとソラの声に、二人はビクッと体を小さく震わせ、そして顔を合わせる。  
 ホーリィを呼ぶ二人の声が徐々に近づいてきているのだ。  
「じ、ジーク」  
「やば。えっと、俺は向こうに行くんで、ホーリィは何気ない顔で合流してくれ」  
「わ。わかったのだ」  
 ジークがズボンをあげベルト締め、二人とは逆方向に駆け出す。  
「こ、こっちなのだ」  
「もう、ホーリィ。こんな場所にいたの?まったく、こんなに奥まで来ちゃだめじゃない」  
「す、すまない」  
「ん?何か変なにおいがするの・・・なんだろう」  
「お、お前。わ、私が・・・した場所でにおいをかぐな!!」  
「あ、そっか。ごめんごめん・・・でも、このにおいって・・・う〜ん」  
「ま。見つかったし、戻りましょう、さ、手を」  
「子ども扱いするな!」  
 それだけ言うと、エアの手を振り払って一人駆け出す。  
「だから、一人でいかないの!」  
「・・・お姉ちゃん、追いかけよう」  
「そうね」  
(・・・さっきホーリィの手・・・なんか、粘っこいものついてたけど・・・まさかね)  
 
 
 その日の夜。一向は街道沿いの宿屋に泊まった。  
「・・・眠れないのだ」  
 ホーリィは何度目かの寝返りをうつ。  
 隣のベッドではプルチーノが穏やかな寝息を立てていた。  
「少し、散歩・・・そう、月が綺麗だから見に行くのだ」  
 自分の中で理由をつけ、部屋着のまま部屋の外へと出る。  
 そして、階段にもっとも近い部屋。  
 その部屋の扉の前で止まり、扉を凝視する。  
 すると、扉が開いて・・・ジークが顔をだす。  
「入るか?」  
 それはまるで恋人に問いかけるかのような、甘い声。  
 ホーリィは赤い顔で、コクリと小さく頷く。  
 ベッドにちょこんと腰掛、ジークの顔を見る。  
「ジークには私が来ることがわかったのか?」  
「まぁ、起きてたからってものあるけど、一応冒険者だしな。物音には敏感なんだ」  
「なっ!?じゃあ、他のものにも気づかれたのではないか?」  
「・・・大丈夫だと思うぞ」  
「なぜだ?」  
「俺はホーリィを待ってたから、ホーリィの小さな足音に気づいたんだし」  
「まって?んんっっ!?」  
 ジークはホーリィを抱き寄せると、その小さな唇に口付けた。  
 いや、そんな優しいものではない、貪ったという方が正しいだろう。  
「はぁっ・・・ジーク、い、今のはなんだ!?」  
「キスだ」  
「き、キスだと・・・キスとは・・・もっと、こう・・・甘いというか、その、なんか、優しいものではないのか?」  
「いいや、本当のキスってのはこういうものさ。嫌だったか?」  
「・・・わからん・・・わからんから・・・もう一回するのだ」  
 
 ジークもベッドに腰掛け、ホーリィを抱き寄せる。  
 最初は唇を重ねるだけのキス。  
「んっ・・・そう・・・こういうのを・・・キスと・・・いうのだ・・・さっきのは・・・ちがうぅぅ!?」  
 だが、ジークの舌がホーリィの唇を舐め始めた辺りから、少しずつ、少しずつ激しくなる。  
「ぁっ、んっ、ん・・・んんっ!!!」  
 ジークの舌がホーリィの唇を割り、口の中へと進入する。  
 一方的な蹂躙。  
 されるがままのホーリィの口元から唾液が流れ落ちる。  
「んぅっ。じ、じーく・・・ふぁ・・・」  
「ホーリィも・・・舌・・・動かして」  
 上気し、思考能力の低下したホーリィが逆らえるわけもなく、言われるままに舌を動かす。  
 舌と舌が絡まりあい、淫らな水音が部屋の中に響き渡る。  
 ジークが口を離すと、ホーリィの顔も体も火照り、力なくその体をジークに預ける。  
「す・・・すごいのだ・・・頭の中・・・真っ白になって」  
「これが大人のキスだ」  
「大人の・・・大人はすごい・・・のだ」  
 ジークは夜中にホーリィが訪ねてくるだろうと予想していた。  
 そして、昼間の続きをすると言い出すだろうということも。  
 だが、さすがに普段からルーやらホーリィやらを嫁だなんだと言う割には、事に及ぶことの重大さは本気で考えていた。  
 だからこそ、先手を打って、比較的軽めの方法でホーリィを満足させて返そう。そう考えていた。  
 しかし、ここで大きな誤算があった。  
「ジーク・・・もっと・・・色々教えて欲しいのだ」  
 ジークが考えていたよりも、ホーリィの欲が強かったこと。  
 そして。  
「それに、ジークのここも・・・ほら、さっきと同じになっているのだ」  
 自分のブレーキを踏むタイミングを間違えたことを。  
 
「んっ、ぁ、はぁっ、あたま・・・あたまが・・・おかしく・・・なりそうなのだ」  
 ホーリィは今、全裸でベッドに仰向けになっている。  
 脚を大きく開き、手はシーツをぎゅっと握っている。  
「ジークの・・・舌が・・・んんんっ!?ふあぁぁっ!!!」  
 ジークはホーリィを攻めた。  
 手で、舌で。  
 たった十数分で、今やホーリィの体の表面でジークが触れていない場所は無いくらいに。  
「・・・どこが一番よかった?」  
「くり・・・とりす?・・・が、一番・・・なのだ」  
 彼女のクリトリスは、まだ未成熟で舌で撫でるので精一杯だ。  
 だが、それを行うたびに、彼女のまだ開いていない割れ目からは、透明な液体があふれ出る。  
「はぁ・・・はぁ・・・ジーク・・・もう・・・だめだ・・・体が・・・宙に浮いているような・・・」  
 だが、ジークは満足していなかった。  
「・・・ん?」  
 ジークはベッドの端に腰掛け、座った状態でホーリィを持ち上げ、腰の上へとおろす。  
「じー・・・く?」  
「俺も気持ちよくしてくれよ」  
 ジークはもう一度ホーリィを持ち上げる。  
 何かを察したのか、ホーリィは息も絶え絶えながら、ジークに訴えかけた。  
「む・・・むりじゃ・・・そんな・・・入るわけが・・・」  
 だが、ホーリィが言い終える前に、ジークはホーリィを一気に腰の上へとおろす  
「っっっ!!」  
 ホーリィが目を瞑る。  
 だが、予想していた痛みがまったく襲ってこない。  
 それどころか・・・  
「んっ・・・ぁぁ・・・はぁっ・・・ふぅ」  
 クリトリスをはじめ、敏感な部分が硬い棒のようなもので断続的に擦られる感覚に、快感を覚え始めた。  
「じ、じー、ひゃっ、じーく・・・な、何をしているのだ」  
 ジークに腰をがっしりと掴まれ、上下運動をしながらゆっくりと目を開ける。  
 自分の脚との付け根から、何かが顔をだしている。  
「これなら痛くないだろ」  
「はっ・・・ぁ・・・んっっ・・・はぅっ」  
 ホーリィは低下した思考の中で考える。  
 昼間、手で行った行為を自分の秘部で行っているのだと。  
「だ・・・だが・・・これは・・・んっ・・・なんだか・・・すごく・・・切ないぞ」  
「まぁ。流石に膣内には入れれないからな」  
 二人は秘部を重ね合わせながら、キスをし、舌を絡め、お互いに気分を高めあう。  
「ホーリィ」  
「んんっ、なん・・・じゃ・・・はぁっ」  
「精液・・・見たいんだろ」  
「出るのか?」  
「あぁ」  
 ジークは、ホーリィをベッドに寝かせると、彼女の眼前で自分のモノをしごきはじめる。  
「んっ・・・いくぞ!」  
 言葉と同時に、ジークのモノからは、白く濁った精液が吐き出される。  
 ホーリィの口に、髪に、顔に、胸に、勢いよく吐き出された精液がホーリィを白く染め上げた。  
 
「はぁ・・・はぁ・・・」  
「これが・・・精液・・・ジーク、コレが私のココに入ると、子供が出来るのか?」  
「あぁ。そうだな」  
「・・・そうか・・・なぁ、ジーク・・・私は・・・もっとジークと一緒に」  
 そう言いかけたとき、部屋の扉が勢いよく開く。  
「お兄さん!!」  
 そこには、薄いローブを羽織ったソラが立っていた。  
「え?」  
「・・・そ、ソラ?なんで」  
 ジークがハッとなり、窓の方を見ると、そこに一羽の鳥がとまっていた。  
 見覚えがあるその鳥は、間違いなくソラの使い魔だ。  
「まさか」  
 ジークが窓から扉の方に目を向けると、ソラは扉を閉めベッドに近づいてきている。  
「・・・見てた?」  
「うん。全部見てたの・・・お昼になにか怪しいなぁって思って」  
「あ、あのな。ソラ、これは、あの・・・その、私がジークに」  
「違うの、別に怒りに来たとか、これを誰かに言ったりとかはしないの」  
 ソラはそう言うと、ベッド端に腰掛けたままのジークにまたがり、ゆっくりと羽織っていたローブを脱ぐ。  
「へ?」  
「お兄さん・・・ちゃんと満足したいでしょ?」  
 そう言うと、手でジークのモノをしごきだす。  
「うわ・・・生身で見ると本当に大きいの・・・これは、私でも壊れちゃいそう」  
「そ、ソラ・・・さん?あの、俺・・・えっと・・・なんで?」  
 ホーリィは、何が起きているのか状況についていけずに、目をぱちくりさせている  
「ソラ?ジーク?」  
「前からお兄さんには結構アプローチしてたつもりなんだけど、どうして、気づいてくれないの?」  
「いや、あのな」  
「ねぇ・・・私だって結構童顔だよ?胸もないしさ。そりゃ、実年齢は上だけど」  
 ソラの指がそれぞれがまるで別の生き物のように、ジークのモノを刺激する。  
「ねぇ。ホーリィちゃん・・・お兄さんを気持ちよくさせたい?」  
「え?あ・・・う、うん」  
 
 
「ほう・・・もっと、下まで・・・んっ・・・そうそう・・・上手なの」  
「んっ。こう?・・・むずか・・・ひぃ」  
「くぁっ、うぅ」  
 今、ジークは両手をロープで後ろ手に縛られ、ベッドの上に転がされていた。  
 そして、その脚の付け根には二人の少女が、まるで餌をねだる小鳥のように、ジークのモノを口に含んでいた。  
「んっ、んんっっ・・・もう、お兄さんの大きくて、私の口でも、奥まで入らないの」  
「やっぱり・・・ジークのって大きいの?」  
「うん。これは、もう・・・蛮族クラスかも」  
「蛮族!?・・・ソラ、蛮族の見たことあるの?」  
「いや、無いけど。きっと、普通の人のよりはずっと大きいの・・・まったく、無駄にね」  
「あのなぁ」  
「ほらほら、ホーリィ、お兄さんが焦れてるから続き続き」  
「うん。んっ、ちゅっ、んんんっっ・・・はふむぅ・・・んん」  
「先っぽも・・・ふふ、ここを舐めるとビクッってなって可愛いの」  
「んぁぁっ、くぅ・・・そ、そら」  
「いきほう?ひいよ・・・ひっても・・・れんぶ・・・のんれあげる」  
 ジークは二人の少女にされるがままに、快楽に身を委ねはじめていた。  
 そして、それが一気にあふれ出す。  
「きゃっ・・・んっ・・・んんっ・・・」(コクン)  
「・・・ソラ。飲んだの?」  
「うん・・・ホーリィも飲む?」  
「・・・えっと・・・んんっぅ!?」  
 ソラがホーリィの頭をがっちりつかんで、口付ける。  
 そして、口の中に残っていた精液を唾液と共に、ホーリィの口の中へと運ぶ。  
「ん・・・んんんんっ!!!・・・んん・・・」(コクン)  
 口をだらしなく開き、涙目になりがら、ソラを睨みつける。  
「どう?」  
「うぅ・・・苦い・・・のだ」  
「まぁ、確かにね・・・それにしてもお兄さん」  
「へ?」  
 ジークは突然の少女同士の口移しに、呆気に取られながら見ていた。  
「どんだけ、絶倫なの?これ」  
 そして、それに触発されたのか、一度発射して萎えたはずのモノが、またギンギンに勃起していた。  
 
「流石に本当に人間なのか疑わしくなってきたの・・・けど、これなら私も気持ちよくなれそうなの」  
「・・・どうするのだ?」  
「こうするの」  
 ソラはジークの上にまたがると、一気に腰を下ろす。  
 先ほど、ジークがホーリィにした素股とは違う。  
 ジークのモノがソラを一気に貫いた。  
「うぁぁっ」  
「ソラ!?大丈夫か?大丈夫なのか?」  
「う、うん。やっぱ、お兄さんの大きい・・・それに」  
 ソラの秘部から流れ出る血。  
 それにはジークが驚いた。  
「お前、処女・・・なのか?」  
「えっと・・・違うんだけど、もう、ずっと昔のこと・・・だから、狭くなったのかも」  
「本当か?」  
「うん。だから、お兄さんは・・・ほら、遠慮しないで・・・腰、動かして」  
 ソラはジークに覆いかぶさると、ジークの腕を縛っていたロープを解く。  
 ジークはソラの腰を掴むと、ゆっくりと上下に動かし始める。  
「んっ・・・すごい・・・奥に・・・奥に・・・あたって・・・ホーリィ・・・見てる?」  
「み、見てるのだ。これが・・・セックス・・・なのか?」  
「うん、ぁっ、そ、そう・・・セックス。男女の関係で一番自然な、ひゃぅっ、形なの」  
 ジークは、ソラがかすかに涙目になっているのに気づき、更にスピードを上げる。  
「んっ、ぁっ、ぁ、ぁ、ぁぁっ、こ、これ、んっ、すご、い、はっはっ」  
「ソラ、ソラ、大丈夫なのか?」  
「うん、うん・・・あ、あのね・・・私・・・いま、すごく・・・シアワセ・・・なの」  
 ジークのモノがソラの中で更に大きくなる。  
「んっ、お兄さん、出るの?いいよ・・・出して、ソラの中に全部出して」  
 ソラの膣がジークのモノを搾り取るように締め付ける。  
「くっ、ソラ!」  
「ぁっ・・・ぁ・・・お兄さんの・・・あったかい・・・の」  
 ジークがソラから抜くと、大きく広がったソラの秘穴から、精液に混じったピンク色の血がかすかに流れ出る。  
「ソラ」  
「・・・大丈夫。お兄さんが思ってることはきっと間違ってるから・・・言わないで・・・ね」  
「わかった」  
「ふふ・・・ねぇ、ホーリィちゃん・・・ホーリィちゃんもお兄さんと・・・する?」  
「え!?あ、いや・・・あの・・・私だと・・・入らない・・・のだ」  
 ホーリィは二人の行為に当てられ、未成熟な身体を隠すように、毛布をかぶる。  
「大丈夫だよ・・・全部は無理だけど・・・少しなら」  
「しかし」  
「ホーリィ・・・俺も・・・ホーリィと・・・繋がりたい」  
「ほら・・・って、お兄さん・・・本当に回復早すぎだよ」  
 
「いいか?ホーリィ」  
「う、うん」  
 小さなホーリィの膣口に、ジークのモノの先端があてがわれる。  
「ゆっくり・・・入れるからな」  
 その小さな小さな口を、押し開くように、ジークは腰に力を入れる。  
 ホーリィは目を瞑って、シーツを力いっぱいに握っていた。  
「ホーリィちゃん、力抜いて・・・ね」  
「けど・・・そんなの・・・無理・・・ぁぁっ」  
 ジークの先端が、ホーリィの処女膜を一気に貫く。  
「ふっ!?・・・ぁ・・・ぁ・・・はっ・・・ぁ」  
 痛みと異物感に、一瞬呼吸が止まる。  
 大きな瞳からはボロボロと大粒の涙が零れ落ちる。  
 だが、その顔は笑顔で溢れていた。  
「ジーク」  
「あぁ、一つになったぞ」  
「・・・よかった・・・私でも・・・できた・・・」  
 ホーリィは首だけ動かして、自分とジークの結合部を見る。  
 そこにはまだ、収まりきらないジークのモノが見えた。  
「ジーク」  
「ん?」  
「・・・いずれ・・・ジークのを・・・全部、挿れることの出来る女になる・・・から」  
 ジークはホーリィをぎゅっと抱きしめる。  
「だから・・・今は、まだ・・・この身体で我慢して」  
 ホーリィは痛みに耐えながら、一生懸命身体を動かす。  
 少しでもジークに感じてもらいたいその一身で。  
「ホーリィ」  
「お兄さん。ここで我慢なんてしたら、ホーリィちゃんに悪いよ」  
「・・・わかった」  
 ジークはホーリィの身体を気遣いながらも、ゆっくりと腰を動かす。  
「んっ、んんんっ」  
 まだ、かなりの痛みがあるのだろう。  
 ホーリィは自分の下唇を噛み、微かに充血し始めていた。  
「ホーリィ」  
「うん・・・大丈夫・・・だから」  
「いくぞ・・・ホーリィ」  
「うん・・・うん、出して・・・全部・・・だして!!」  
 ジークの腰が一際大きく動き、ホーリィの奥まで突き刺さる。  
「ぁ、ぁぁ・・・ぁ・・・ジークの・・・精液・・・すごい・・・わかる・・・勢いよく・・出てる」  
 
 
「ジーク」  
「ん〜」  
 ジークの部屋のベッドには、ジークを中心に、ホーリィとソラがその両脇で横になっていた。  
「ジークは将来、王様になりたい?」  
「なんだ、急に」  
「あ、そっか。ホーリィちゃんと結婚したら、ひょっとしたらその可能性もあるのかな?」  
「う〜ん。俺は・・・出来れば冒険者のままがいいな」  
「そうなの?」  
「あぁ。そりゃ、国王ってのは魅力あるけど、出来れば冒険者で一生を終えたいって思う」  
 微かに、ホーリィの顔が曇る。  
 逆にソラの顔は笑顔だ。  
「お兄さん」  
「ん?」  
「私はずっと一緒に冒険してあげるよ。そりゃ、途中でちょっとは寄り道したりはぐれるかもしれないけど」  
 ソラが起き上がり、ジークにキスをする。  
「けど、絶対にお兄さんのところに戻ってくるから」  
「ありがと。俺もソラと一緒に居たいよ」  
 ホーリィはその二人のやり取りを見、そして、一度外を見た後に、もう一度ジークの顔を見る。  
「私も」  
「え?」  
「私もジークに・・・ううん、ソラに負けないくらい強くなって・・・それで、ジークの隣に立つ」  
「ホーリィ」  
「だから・・・まだ・・・それは・・・先・・・だけど、待ってて・・・くれるか?」  
 涙目になり、嗚咽を漏らしながら・・・ジークの胸に抱きつく。  
「あぁ」  
「・・・ジーク」  
「なんだ?」  
「あのな・・・お願いがある」  
「いいぞ。なんでも言ってみろ」  
 ホーリィが顔をゆっくりとあげる  
 その顔は泣き顔なんかではなく、まるで、小悪魔のような笑みを浮かべ  
「私がジークをもっと知るために・・・これから毎日・・・この性教育をしてほしい」  
 と言った。  
 
 
486 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2010/05/13(木) 23:34:44 ID:CSv1Dx0H 
ホーリィxベルが良いのに…  
 
 
487 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2010/05/13(木) 23:35:42 ID:IzayE7u/ 
「ふわぁぁぁ。おはよう。なんか、ものすっごくぐっすり寝た気がするわ」  
「おや奇遇ですな。私もまるで魔法にかけられたように寝ていましたよ」  
「二人ともかい?僕も珍しく夢も何も見ないでねたっすよ」  
 3人の仲間の声に、ジークは隣のソラの顔を見る。  
 その顔を言っていた・・・ちょっとスリープをと。  
「通りで、あれだけ声を出しても誰も気づかないわけだ」  
「あれ?なんで、ソラとジークとホーリィがそんなにくっついているのよ」  
「おや、まぁ、仲良きことはなんとやらではございませんか」  
「おっと、ひょっとして昨日の夜は何かあったっすかねぇ」  
「秘密なの。あ、お姉ちゃん、そこのパンとって」  
「あ、私にも、ちょうだい。ほら、ジークも、ここ座って」  
 ちょっと苦笑いをしながら、それでいて、楽しそうな顔で、ジークはホーリィとソラの間に座る。  
 この旅は長いものではないけれど、そう、今日からは今までよりも楽しい旅になると思いながら。  
 
 
 
ちなみに、この数年後、ルーフェリアとアイヤールで知らないものはいないと言われるほどの  
冒険者たちの伝説が、吟遊詩人たちによってつむがれることとなる。  
その中には、アイヤールの王女ににた冒険者もいたというのだが、  
それはまた別なお話  
 
 
 

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