さて、ダイスの悪戯による暴走劇も、いよいよ終幕のようです。  
 宝物判定で酒瓶セットを引き当てたのを皮切りに、1本しかない魔法の媚薬入りワインを選び、  
 更に抵抗に失敗し、最後に効果判定で1ゾロを出したジーク。  
 ……本当に、翌日が怖いなぁ(汗)  
 
ジーク「5回目の中出し〜」  
エア「あぅぅ(ころころ)……ほっ、妊娠判定は回避成功よ」  
ジーク「ちぇ。しぶといな、エア」  
エア「そう簡単に、子持ちになる気はないわよ」  
GM「でも、エアは今の中出しの衝撃で15回目の絶頂を迎えたから、愛情値+1で更に妊娠確率上昇ですよ」  
エア「……う」  
睡眠中ニゲラ「エアさん、最初から愛情値を高めに設定してたから、もう後がないですよ?」  
宴会中ムーテス「むしろ、これだけ愛情値が高いのに、まだ妊娠してないのが凄いよ」  
聞き耳メッシュ「『まだ子供はいらない、それよりジークと蜜月な日々を楽しみたい!』ってことですかな?(笑)」  
宴会中イスミー「ツンデレでやすなぁ、姐さん(笑)」  
エア「外野は黙ってなさい!」  
ソラ「お兄さん、ソラももっとしてほしいの」  
ジーク「ん? でも、ソラはもう三回目の中出しで着床したしなぁ」  
GM「あの。一応、それはプレイヤー情報であって、キャラクターが知るのは数ヵ月後なんですが(汗)」  
聞き耳メッシュ「ジーク様、ついに覇道を歩まれる決意をしまして……!(感涙)」  
宴会中ムーテス「一晩限定の覇道だけどね(笑)」  
ソラ「あたし的には大歓迎だったけどね、お兄さんが媚薬ワインの毒で性欲魔人になってくれたのは」  
ジーク「気に入った女は全て孕ませてやるぜー、がははー(笑)」  
 
睡眠中ニゲラ「明日、素面に戻ったジークさんがどういう反応するのか楽しみですぅ」  
ジーク「明日? 明日は勿論、ニゲラに種付けするぞ?(笑)」  
睡眠中ニゲラ「ひぃぃ!?(汗) ニ、ニゲラはまだ腹ボテにはなりたくないですよぉ」  
ジーク「えー、なんだよ。(ソラのほうを向いて)ソラは俺の子供産んでくれるよなー?」  
ソラ「サッカーチームが作れるくらい欲しいの(笑)」  
宴会中ムーテス「全員兄弟のサッカーチーム……いいね! 是非僕にプロデュースさせてよ(笑)」  
 
 ラクシアにサッカーはないと思うけど。  
 
エア「明日には、媚薬の効果切れてるんでしょ?」  
聞き耳メッシュ「大丈夫、わたくしがこっそり飲ませますので!(笑)」  
睡眠中ニゲラ「うぅ、ジークさんの子供を産むのはもっと先の話だと思ってましたぁ(涙)」  
ソラ「産む気はあったんだ?(笑)」  
ジーク「そうこうしてるうちに、またイきそうになってきたぞ」  
エア「あーヤバい、流石にもう耐えられないかも」  
宴会中イスミー「こっそり、更に2回イってやすしね(笑)」  
ジーク「よーし、6回目の正直だ。エアの子宮に、俺の子種を注ぎ込む!」  
エア「この愛情値はキツいなぁ……同時絶頂でそのうえ+1……(ころころ)……ああ、駄目、妊娠しちゃった」  
エア以外全員「おめでとー!」  
 
 巻き上がる拍手。実際に着床するのは数日後ですけどね。  
 
ソラ「やった。一緒にお母さんになろうね、お姉ちゃん」  
 
エア「うぅ。喜ぶべきか悲しむべきか、悩むわ」  
聞き耳メッシュ「まぁまぁ、あなたは後450年は生きるんですから、子供の一人や二人こさえても別に問題ないでしょう?(笑)」  
エア「何人も作る気はありません!」  
ジーク「えー(不満そう)」  
睡眠中ニゲラ「ジークさんの子供産むのが嫌なんですかぁ?」  
エア「別に嫌じゃないわよ。でもルー様のこともあるし、こう……色々複雑なのよ」  
宴会中イスミー「とか言ってる人に限って、最終的に一番子供作るんでやす(笑)」  
宴会中ムーテス「『わ、私はいらなかったけど、ジークが求めてきたから、仕方なく産んだんだからね!』(笑)」  
エア「やめぃ」  
聞き耳メッシュ「まぁ、妊娠したのは事実。二人目以降については、これから考えれば宜しいでしょう」  
ジーク「ソラは俺の子供産んでくれるよなー?(笑)」  
ソラ「野球チームが作れるくらい欲しいの(笑)」  
エア「増えてるし!」  
GM「えーと、これからどうします?」  
 
ソラ「お兄さん、もっとエッチしてほしいの」  
ジーク「うーん、明日のニゲラ用にストック残しておきたかったけど、まぁいいか」  
睡眠中ニゲラ「眠ってるのに悪寒がしますぅ(汗)」  
聞き耳メッシュ「この媚薬ワイン、他にも闇市場で出回ってないか、調べないといけませんな」  
GM「今度も抵抗抜けるとは限りませんよ?」  
聞き耳メッシュ「抵抗抜くまで飲ませまくるだけです! ラクシアがジーク様のお子で埋まるまで、このメシュオーン、労苦は惜しみませんとも!」  
宴会中ムーテス「主人をベロンベロンになるまで酔わせるって。執事としてどうなんだろ(笑)」  
ジーク「エア、ソラ。俺の子供を産んでくれるなら、俺が必ず幸せにしてやるからな!」  
エア「こっちの意思関係なく孕ませに来て、何カッコ付けてんのよ!(笑)」  
ソラ「嬉しい、お兄さん。でも、明日になったら忘れてそうなのが怖いの(笑)」  
ジーク「今の俺、普段と大分性格違うからなー。素面だったら、絶対お前たちに手を出したりしなかっただろうし」  
ソラ「だけど、既成事実出来ちゃったもんね」  
エア「ま、幸せにしてくれるならいいんだけど」  
 
 どうしよう、子供出来ちゃったけど……まぁ、本人たちが幸せなら、いいのかな?  
 戦々恐々としているニゲラを尻目に、夜はどんどん更けていくのでした。  
 
 

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