湯煙に包まれて一糸纏わぬ二人の少女は互いの裸身を絡め合い、キスを交わしていた。
「っ……ふうっ……もう、ソラったら、強引なんだから……」
口付けの後、妹の唇が離れると、かろうじてエアはつぶやいた。
言葉と裏腹に瞳は潤み、動悸で豊かな胸が小刻みに上下している。
「でも。お姉ちゃんのココ、蜜がいっぱいあふれてるの」
「あっ、ひゃうぅぅッ?」
ソラの指がエアの秘裂にふれ、優しく愛撫する。そのたびにエアの全身を電流のような快感がかけめぐる。
全身がビクンビクンと痙攣し、秘所からは透明な愛液が溢れた。
「すごいなあ……もうこんなに下のお口をひくひくさせちゃって。お姉ちゃん、すごくエッチな娘になっちゃったの」
蕩けるような快楽の中、妹の潤みをおびたささやきを聞きながらエアは床にくずれ落ちた。
(変だ……いつから私、妹とこんな淫らなことを……最初はただ、ソラをお風呂に入らせていただけだったのに……)
妹、ソラは呪われた種族ナイトメアとして生をうけた。出身種族にとって祝福であるものが、ナイトメアにとっては呪いとなる。
水の種族エルフの両親から生まれたソラは水が大嫌いで、小さいころから自分では絶対に入浴しようとしなかった。
暴れる妹を無理やり押さえつけ、猫を洗うように湯船に漬けさせるのは姉であるエアの日課だったのだ。
だが時がたち、姉妹が成長するにつけ、妹の腕力が姉を凌駕していった。
ある日エアは妹に組み敷いた腕をふりほどかれ、逆に自分が組み敷かれた。そして……
(……いや、腕力の問題じゃない。私、妹にこんな事をされるようになって……そのことに欲情するようになってしまって……)
妹の愛撫に抵抗できない。ソラの息遣い、柔らかな体のぬくもりを感じるたびに胸が高まり、処女を奪った妹の指にまさぐられるたびに乳首が固くしこりたち、秘所からはとめどなく愛液がわきあがってしまう。
「今日はね、お姉ちゃんのためにお野菜を買ってきたの」
「ひっ、そ、それは?」
ソラが取り出したものを見て、エアは絶句する。
青々と育った、特大キュウリ。こんなものを私の大事なところに入れるつもりなの?
「すごいよね。こんなの挿れたらお姉ちゃんのあそこ、こわれちゃうかも」
小悪魔のような笑みを浮かべ、ソラは特大キュウリの先端を姉の秘裂へとあてがう。
「そ、そんな……とても入らな……」
だが言葉とは裏腹に、エアの秘所はいやらしくひくつき、牝の本能に基づき妹の贈り物を受け入れるべく
愛液を溢れさせ始めた。
「すごいの。お姉ちゃんのいやらしいとこ、Hなお汁があふれてひくひくいってるの。これなら簡単に入っちゃうよ。――さあ、いくよっ」
ずぶり、とキュウリがエアの胎内に沈み込んでいった。
「す、すごいっ、奥まで届いてっ、ひあぁぁあっ、」
ソラが抽送を始めると、異物が自分の胎内を満たし、引きずり出される感触に、エアは思わず快楽の喘ぎをもらした。だが――
ずりゅっ。唐突にキュウリが引き抜かれる。
「!?」
「やーめた。お姉ちゃんのだらしないアヘ顔をみてたら、なんかやる気なくしちゃった」
白けた顔でそっぽをむく妹。エアは思わず懇願する。
「や、やめないで……お願いします。
お姉ちゃんの……だらしなくていやらしいあそこを、ソラにたっぷりと可愛がってほしいの……」
ソラの顔に笑みが戻った。
「そう……だったら後ろを向いて、お尻を突き出してみて?」
「……はい」
言われるままにお尻をむけるエア。妹の眼前に、ひくつく秘所とその上の小さな菊門の窄まりがさらけ出される。
ソラは再びキュウリを手に取り、姉の穴にあてがった。
――秘所ではなく、その上の菊門へと。
「!?いやっ、そこは――!」
「お尻でイクのは初めてじゃないよね?今日はこっちの穴に入れてあげる」
「うっ、あうぅぅぅっ!」
めりめりと菊門をこじ開け、括約筋がいっぱいに広がって長大な異物が押し込められていく。それはとても苦しくて、でも……苦しいだけではなかった。
(苦しいのに……でも同時に体の奥底から快感がわきあがってくる。私のいやらしい体が、乱暴に犯されて感じちゃってる!)
「お姉ちゃん、お尻から腸液がいっぱいでて、すごくいやらしいの。お姉ちゃんの体内、もっともっとかき回してあげるね?」
「いっ、いやぁぁっ、ああーっ!」
妹の手の動きとともに快感がエアの体を満たし、やがて……いつしか頭の中が真っ白になっていった。
「お姉ちゃん、痛くしてごめんなさいなの……私のこと嫌いになった?」
全てが終わった後、ソラはぐったりしたエアの体に抱きつき、しきりに謝り続ける。
そんな子犬のような妹のしぐさが微笑ましかった。
ソラを抱き寄せ、優しくキスをして、エアは妹の耳元にささやいた。
「もうお休みの時間だよ。続きはベッドで、ね?……今度はエアが犯される番だよ」
姉の言葉に、妹はびくんと体を震わせた、その瞳が快感への期待に妖しく光る。
「うん……お姉ちゃんにいっぱいいっぱい気持ちよくしてほしいの……」