エア「どんな映像なのかしら?」  
ソラ「それはやっぱり、お兄さんたちと別れた後の私の話なの」  
ニゲラ「案外、後日談かもしれないですぅ」  
 
その会場にいるのは、ついにその連載を終えた新米女神の勇者たちのPTメンバーにNPCの女性たち一同であった。部屋には、飲み物や食事が用意されており、テーブルや椅子、ソファーも有り、各自が自由にくつろげるスタイルになっている。  
 
今日は新米女神の勇者たちの未公開シーンスペシャルを女性達でモニターで観覧するのである。  
 
そう。当然ながらリプレイにはカットされたシーンが大量に存在している。冒険でのシーンの一部や、日常のシーン。全てを書いてしまうと、本の冊数が2倍になってしあうほどであった。  
 
男性が一人もおらず、女性たちしかいないのはここがエロパロだからである。  
 
エア「あっ、何か始まるみたい」  
ソラ「モニターが映ったの」  
ニゲラ「どこかの部屋みたいですね」  
 
 
 
エアの未公開シーン  
 
「んんっ、ああん、ジーク。好き、好き」  
 
対面騎乗位で大きな胸を押し付けながら、精一杯にエアは腰を振っている。  
 
「エア、そろそろ。出すぞ」  
 
ジークは両手をエアのお尻に回し、上下に揺する勢いを増した。パンパンと肌がぶつかり合う音は大きさと速度を増していき、エアの嬌声も大きくなっていく。そして、  
 
「ふああああっ! イっちゃう。イっちゃうの!」  
 
エアが達すると同時にジークもまた限界をむかえて、真っ白な欲望をエアの奥へと叩き付けた。  
 
びゅっびゅっびゅっ!  
「出てる。ジークのが私の中でいっぱい出てる」  
 
何度も何度も脈動を繰り返し、精をエアの中へと注ぎ込んでいく。エアの膣もジークの精を一滴も逃すまいと締め付けを増していた。全てを出し切った後、乱れた息を整えながら、二人は互いの顔に向き直った。  
 
「一緒に、イけたね。嬉しい。」  
 
事が終わり、ジークは己の一物を引き抜こうとする。だが、エアが両足でジークの体を挟み込んで、阻止した。  
 
「離れちゃ駄目。終わった後は、一杯キスするの」  
 
終わった後はいつもそうであった。エアは最低でも10分はキスをしないと離れてくれないのである。二人の口が最初は優しく触れあい、そして舌が伸び徐々に情熱的なキスに変わっていく。  
 
「んっ。はっあん。ジーク、好き。大好き」  
 
二つの影はいつ終わるとも無く、絡み合いながら夜は更けていくのであった。  
 
 
映像が終わり、モニターは再び真っ黒になり何も映さなくなった。会場はざわつき、エアは顔を真っ赤にしたり真っ白にしながら震えていた。  
 
ソラ「お姉ちゃん、完全にキャラ崩壊なの」  
ニゲラ「エアさんって、二人きりでは完全にデレデレだったんですね」  
エア「ち、違うわよ! そ、そういうときだけよ!」  
 
ルー「…」  
 
 
 
ソラの未公開シーン  
 
ソラはまるで猫のようにジークの胸に顔をこすり付けて甘えていた。  
 
「お兄さん。もう一回なの」  
「まだやるのか? これで朝から何回目だと思ってるんだ?」  
 
今日は冒険にも行かない完全な休日。朝からジークの部屋にもぐりこんだソラは朝から何度も何度も、どれだけ出来るかを試すかのように、何度も繋がり何度も達していた。  
 
「うーん、10回ぐらいかな?」  
「いや、正確には俺も覚えてないけど、もっといってるぞ」  
 
その回数は10を超えたところで数えるのをジークはやめていた。いくら若いとはいえ、それだけ出来るのは、やはり強靭な冒険者だからこそである。  
 
「でも、お兄さんのここはもう固くなってるの」  
「そりゃ、ずっとソラが触ってるからな」  
 
ジークの一物が萎える度に、ソラは指や舌を使って再びジークのものを硬くそそり立たせてしまう。そうなれば、ジークもやる気になって再びソラと致してしまうのだった。  
 
「ふふっ、今日はお兄さんを搾り取ってしまうの」  
「まるでサキュバスだな。まあ、今日は何も無いからいいか」  
 
ジークは体勢を入れ替えて、ソラを押し倒すと一気に挿入した。  
 
「あん♪ お兄さんってばいきなりなの」  
「よし、こうなったらどっちかが倒れるまでやるぞ!」  
 
体位を次々入れ替えながら、二人はどこまでも際限なく続けていくのであった。  
 
ソラ「懐かしいな。こんなこともあったの」  
エア「あ、あんたね。獣みたいなことをするんじゃないわよ!」  
ニゲラ「す、凄いです。結局、どのくらいまでやってたんですか?」  
ソラ「日が変わるくらいまでかな? 結局、私が失神しちゃって、お兄さんの勝ちなの」  
 
ルー「………」  
 
 
 
ニゲラの未公開シーン  
 
「あううっ! そっちの穴は違いますよぅ…」  
「そうだけど、まあいいかなって」  
「ううう…、どんだけ、ぞんざいなんですか…」  
 
さて、もう一回戦とジークはニゲラのバックに回ってから、ふと気まぐれでジークはニゲラのお尻のほうの穴に挿入を試みていた。  
 
「駄目ですよぉ…。ちゃんと、ニゲラのおまんこのほうに挿れてくださいよぅ」  
「いいじゃん。こっちも試してみようぜ」  
「うううっ、どうせお尻に挿れるなら弟さんのほうが…」  
「んっ? 何か言ったか?」  
「な、なんでもないですぅ」  
 
ジークは一気にお尻の穴にペニスを挿入する。途端に信じられない位の締りが、ジークのペニスに加わる。  
 
「うん、これは凄いな。初めての感覚だ」  
「はううっ、お尻の処女まで奪われてしまいました…」  
「よし、動くぞ」  
 
遠慮なく腰を動かすジークに、初めは苦しそうな顔をしていたニゲラだったが、徐々にその表情が変わっていく。初めは戸惑ったような表情で、そして徐々に息が乱れ始め、口の端から涎が垂れ、だらしない表情に変わっていく。  
 
「はう、あんっ!」  
「どうだ? 痛かったらやめるぞ」  
「お、お尻もいいかも。と、いうかお尻の方がいいかもですぅ…」  
「そうか、俺もお尻が気に入ってきた」  
 
新たな快楽に目覚めるニゲラと、新たな趣味に目覚めるジーク。結局、その後もお尻で何回も二人は達するのであった。  
 
ニゲラ「ふええっ、このときからジークさん、お尻に目覚めちゃったんですよね…」  
ソラ「やっぱり、お兄さんがお尻を要求してきたのは、ニゲラのせいだったの」  
エア「というか、何で一回目から感じてるのよ…」  
 
ルー「………………」  
 
その後も、女性のNPC達のあられもない姿が映し出されていく。それらをダイジェストでどうぞ。  
 
ライダーの技能を生かしてジークにまたがり、腰を懸命に振るジャスティ。  
ジャスティ「竜を乗りこなすためには、まずはこの暴れ馬を乗りこなさなきゃ駄目よね」  
 
玉座に掴まった女帝をバックから荒々しく突くジーク。  
セラフィナ「もっと、もっと突いてくれ。お前とのこの時間だけが私が女王であることを忘れさせてくれる…」  
 
経験でジークをベッドの上で圧倒する人妻クロノア。  
クロノア「ふふっ、そんなものじゃあ、まだまだ二人を嫁にはやれないね」  
 
起こしにきたジークの朝の一番濃いのをお口で受け止めるメイドのアイシャ。  
アイシャ「んっんっんん! ごくん。…朝の一番はやはり濃いですね」  
 
ホーリィの毛すら生えていない幼いおまんこに舌を這わせ、クリトリスの皮を剥いてペロペロするジーク。  
ホーリィ「んっ、ああっ! そ、それ以上は駄目だ! な、何か出る。出てしまうのだ!」  
ジーク「ぺろぺろぺろ、無理せず出していいぞ」  
 
(狂)信者にとっては、ご褒美であるリアの聖水をご相伴に預かるジーク。  
リア「くすくす。女の子のおしっこを飲んで興奮するなんて、ジークは変態さんだね」  
ジーク「キンキンに冷えてやがる!(ホカホカです)うますぎる! 犯罪的だ!」  
 
それからも、姉妹丼、親子丼、他人丼と3P,4Pなんでもござれなシーンが展開されていくのであった。  
 
 
ソラ「こうしてみると、お兄さんって本当にエッチなの」  
ニゲラ「英雄色を好むといいますしね。誰彼かまわず、本当にぞんざいですぅ」  
エア「けど、誰か大事な人が出てこないような…」  
 
 
ヤンでルー「………………………………………………」  
 
 
ジークと女性たちが乱れる映像の中にルーが出てくることは無かった。  
 
エア「る、ルー様?」  
ヤンでルー「…私、先に帰るね」  
ニゲラ「何か用事でも、あるんですかぁ?」  
ヤンでルー「うん。ちょっと、ジークに用事…」  
 
ルーの全身からは黒い闇が放たれ、いつもきらきらしている目には光は無く、黒く濁っていた。  
 
エア「ルー様が!」  
ニゲラ「アーメスと融合してるみたいですぅ」  
ソラ「ルーちゃん、暗黒面に落ちてしまったの」  
 
その後、会場を出ていったルーがジークを刺し貫くのか、ジークの下半身の剣がルーを刺し貫くのか、それはまた別の話。  
 
おわり  
 
 
 
 

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