「うわーなんだこれー!」  
「どわー!どないしたー!ハル!」  
「…かわいい…」  
穏やかなカイン・ガラの学舎の学生寮でいつもの日常とは違う事件が起こっていた。  
そこに横たわっていたのは彼らの仲間であり、タビットのハルのはずだったがその姿は大いに変わっていた。  
その姿は人間のそれと同じになり、来ていた服はビチビチとその豊満な姿態を拘束するように張り付いている。  
それでもタビットの兎耳はしっかりと付いていた。  
「うひゃー、エロいわー…」  
「どうしよう、先生呼んでこようか?」  
「…明らかな体積の変化はどうして起きたの…」  
「せやかて、フィールドワークの課題の帰りに勝手に冒険者の依頼を受けて、  
その戦利品のポーションの鑑定に失敗してのんでもうたなんて言ったら怒られると違うん?」  
「…私はやっぱり不幸を呼ぶのね…」  
彼女たちは師匠からの課題として少し遠くまで旅をさせられ課題を終わらせたが、その帰りに、  
小遣い稼ぎとして冒険者として蛮族退治の依頼を受けてそれをはたした。  
それ自体はあまり咎められるものではない、学生でも修行や自主錬の一環として冒険者に交じって遺跡に潜る人もいる、命の危険はあるが部屋に閉じこもる何倍もの速さで強くなれると評判なのである。  
問題なのはその中の戦利品であるポーションを勝手に鑑定して飲んでしまったことである。  
それが失敗したとあれば師匠が彼女らの評価を下げざるを得ないだろう  
「うーん、タビットを人型にするとか、昔の人は何を考えてたんだろね。」  
「だから私達が飲んでも聞かなかったのかね。」  
「……そういう世界もある…」  
「はぁ…はぁ」  
「ちょっと、ハル苦しそうだよ。」  
メイファは今やウサミミ美女となった親友を心配そうに見ている。  
ハルは息を荒げ体をくねらせている。  
「…濡れてる…」  
リィナの呟きに応えるようにハルは彼女たちに見せつけるように太ももを上げると。  
「お願いぃ…静めてぇ…出ないと私、どうにかなっちゃぅぅ…」  
と懇願するように言った、みんなに見せつける形となったパンツにはじゅんとシミが作られている。  
「ええー、静めるってどうすれば…」  
「…きつそうね…」  
そういうとリィナは自分のレイピアを取り出すとハルの濡れたパンツに押し当てた。  
「ちょ、なにする気やリィナ!」  
ピッとレイピアを動かすと腰を締め付けてたパンツが裂け、濡れ簿沿った女性器があらわになる。  
同じように胸元の服を切ると支えを失った巨大な双房が投げ出されるように露出する。  
そのままリィナはハルに覆いかぶさると口づけをしながら指でハルの秘裂をまさぐる。  
 
「ちゅっ…むっ…ム……ンンッ…んぅぅぅ…」  
舌がからみつきお互いの唾液がとろとろと喉の奥に流れ込んでくる。  
「…ふ…はぁ…はぁはぁ…」  
「ハルの舌…おいしい…ん…ちゅ…」  
「ん…んあ…ふ…うぅぅん」  
右手ハルの秘裂をいじくりながら左手で自分のクリトリスを両方愛撫する  
「…ウああ…あっ!ひぅぅ!」  
服越しながら自分の胸をハルの巨乳にすりつける。  
すれる乳首に熱がこもる。  
「ああっこれ…いい…気持ち…いいっ!」  
「…一杯気持ち良くなって…気持ち好い時は苦しいのも忘れられるよ…」  
リィナの指の動きはさらに激しくなり、ハルの腰も指の動きにつられるように動く。  
「ひゃぁ!いい、気持ち…いい!ああぁ〜〜〜!!いくっ!」  
「はぁ…はぁ…ンンッ!…」  
それほど間を置くことなく両者は絶頂した。  
一度イって少し落ちついたもののハルに目立った変化は見られなかった。  
「足りないみたい…」  
リィナが振り向くといつもの無表情だったが汗に張り付いた髪や、  
やはり興奮したのか上気した頬が妙に扇情的だった。  
「…手伝って…」  
「う…うん、でも床だと痛そうだからベッドで…ね。」  
「あと服も脱いどこっか、うちチャラチャラして痛くしてもいかんし。」  
リィナとハルのレズシーンを見たからかカリンやメイファも上気してリィナの言葉を断らなかった。  
少しした後、4人は一糸まとわぬ姿で絡み合っていた。  
「……ああ……あ、ぁ…」  
  ハルを仰向けにするような形で3人はハルを慰めていた。  
リィナとカリンは左右から春の乳房を揉みしだき、ハルの両腕をそれぞれの秘裂に押し付けるように、  
太ももで固定させる。  
「ハル、気持ちよかったらその指でうちのオメコぐちゃぐちゃにかき回して、  
そしたらもっと気持ち良くなれるで…ああん。」  
「……もっと…もっとかわいい声出して…はぁ…ああ…」  
メイファはシックスナインの形でハルの秘裂を舐めながら自分のをハルの口元に押し付ける。  
「は……ん………ぺろ…」  
「…! あああ…!いいっ!…」  
 メイファの温かい舌が秘裂を這いずり、ぴちゃぴちゃと音を立てる。秘裂が唾液で濡れてゆく。  
しかし、次第にそれは唾液だけではなくなってくる。  
「はむっ…ちゅっ……ぷあっ……ふふ…」  
「やっ……はあっ…んあぁ……ひぅ…」  
 やがて、メイファから漏れる甘い声。その証として、ぬるりとした液体の味がハルの舌をつたう。  
「ハルぅ…気持ち…いい…もっと…もっと舐めてぇ…」  
「あうっ……!メイファ…そん、な…!」  
「うふふ…嬉しい……私で感じてくれるなんて…」  
「あっ…!いい…!いいのぉ…お豆なめられると・・・すごくいいっ!」  
 メイファが一旦舌を離す。粘液が糸を引き、舌と秘裂を繋いだ。  
「はふう、ふぅ……」  
「まだやで、ハル…」  
「ひあっ」  
 今度は、カリンの舌がハルの乳首を啄ばむ。ぴくんとハルの体が跳ね、声が漏れる。  
「…ふむっ…」  
 リィナが、ハルの耳元を舐める。ちろちろと舌を動かし、耳穴へと侵入させる。  
「ああっ…そこ、だめぇ…」  
「じゃあ私も…」  
 再びハルの卑劣に口をつけるメイファ。今度はわざとじゅるじゅるという音を立ててみる。  
「ひゃむうっ……! ん、ふむ、んんんっ……!」  
 ベットに響く、淫猥な音。乳首を弄られ、秘部を弄られ、性感帯である耳を弄られる。ハルは全身を駆ける刺激に涙を浮かべる。  
しかし、それは決して嫌悪感から来るものでは無かった。乳首もますます勃起し、割れ目からはとろとろと愛液が溢れてきた。  
「んふうぅ…! んふっ、ふうっ、ふうぅうん……」  
 ハルがもじもじと体をよじらせる。三人の愛撫から逃れようとしている訳ではなく、逆にすり寄ってきたのだ。  
 腰はメイファの舌を秘裂の奥へと誘うように動き、胸は反らしてよりその硬さを強調する。舌はメイファの秘裂を求め蠢き、  
漏れる吐息は前にも増して艶やかになる。  
 
「んふっ……ハルぅ…気持ち良すぎるぐらいやろ…?」  
「はうっ…うあぁ……」  
「乳首だって、こんなにツンとしてるし…」  
「ふっ……ぅうん…」  
「あそこはこんなにぐっしょり……」  
「ひあーっ……あっ…あああ……」  
 三人はハルが絶頂を繰り返し、呆然としているのを見ると、さらに激しく愛撫を始めた。  
ハルはそれに反応し指を動かしカリンとリィナを愛撫し、呼吸も忘れるほどメイファの秘裂を舐めまわす。  
その刺激にも三人は反応し、より強くハルを抱きしめ愛撫を激しくする。  
お互いがお互いの快感を高め合う中、最大の絶頂の瞬間が訪れた。  
「ハル…ハル…ハルぅ!もっと…!もっと舌で挿してぇ!いくっ!私、もうイクぅ…!」  
「ハルぅ…うちもそろそろイクぅ…!」  
「……イきましょ…みんなで…!」  
「んんっ……! んんんんんんっ………!!」  
「「「ああああぁあぁあぁあぁああぁあぁぁあぁぁぁあああぁあーーーー!!!!」」」  
 
「う〜ん…」  
メイファが目を覚ますとハルは見慣れたタビットの姿だった。  
もしかして夢だったのかと思うと隣で全裸で一緒に寝ている仲間や昨日の濃厚な記憶がよみがえり、  
事実と認識し、顔が真っ赤になる。  
「みんなと同じような関係でいられるかなぁ。」  
全員で一線を越えてしまった事実が何とも言えない不安となって心に影を落とす。  
だがそれよりも差し迫った問題があった。今日はもう講義である、その時間は刻一刻と近づきつつあった。  
「いけない、ハル!カリン!リィナ!起きて服着なきゃ、講義始まっちゃうよ。」  
ベットでうごめきながら手を出して「ぱんつ〜」などとうなっているのも見ると。  
(・・・変わっても変わらなくてもあんま変わんないかな)  
そんな事を考えながらみんなの着替えを取りに行った。  
 
 

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