ある夜、あまりよく眠れなかったフィオが外へ散歩に行こうかと廊下を歩いていた時、誰かの声が聞こえた。  
「?…なんですの?」  
もう時刻は深夜で、下でもすっかり火を落とされていて辺りはしんと静まりかえっている。  
周りを見渡すと一つのドアが少し空き、うっすらとろうそくの明かりが漏れていた。  
「確かここはイングリッドさんのお部屋…」  
何気なしに近づき中を見ると。  
「はぁ…王子…王子ぃ…見て下さい、女の子なのにこんなにいやらしいものが生えてる私の姿、見てぇ!」  
イングリッドがオナニーをしていた。フィオの目を何より見開かされたのは彼女の股間に生えている男根だった、一本の棒のようにたくましくなった自身の男根を両手で擦りたてている。  
「はぁ…はぁ…」  
「うわ…あんなに擦り上げて…ひゃ!」  
身を乗り出した時にうっかりドアに体重をかけてしまう、  
「うわっ!フィ…フィオさん!?  
「どうしたんですの…それ?もしかしてイングリッドさんって…男?」  
「違いますよぉ!これは生まれつきなんです…ちゃんと女の子も付いてるんですよ…ときどきこうやって出さないと、おさまんないんです。」  
(並みの男よりも大きなものを持ちながら、あんなに女性らしい体つきで…私なんて…どんなに努力してもこんななのに…)  
自分で質問したのに話も聞かず、すっかり興味はイングリットの体に向けられている  
弱みを握ったという事実が今までたまった嫉妬心に火をつける。  
(少し意地悪してもバチは当たりませんよね…)  
「さっき王子王子言ってましたけど、もしかしてあなた王子にご自身のそれを入れたいなんて思ってないでしょうね。」  
「!いやっ・・私はただ…」  
イングリッドはの話を聞かずフィオはいきなり半勃となっていた男根を踏んだ。  
「ぎぅ!!がぁぁ!やめ…ぎぃ!」  
「そうやって!チンポ勃たせながら!毎日!オナニーしていたんでしょ!王子に入れられる妄想と、入れる妄想をしながら!」  
ぐしぐしとイングリットを罵倒しながら彼女の男根を踏みつける。  
「おぁぁ…ぐぁ…ぐぅぅ…ぅぅ…」  
しかしそれでも快楽を感じているのか、男根が足に反発するようにぐっと鎌首を持ちあげる。  
「!踏まれて気持ちいいんですの?この変態!さっき扉が半開きだったのもそうやって興奮してたんでしょう!?」  
「はぃぃ…わざと開けてみられる姿を想像してましたぁ…そうすると…もっと…気持ちいいっんですう…」  
フィオはいったん足を男根から離した後、思い切り踏みつぶす。  
 
「!!!!!…ぐぁぁぁぁ!!……でる!痛いのに…でちゃうぅ…!でるっぅう!!」  
びゅるるるぶびびゅううぅっ!  
「あ〜…あ〜…」  
床を覆うほどの精液を吐き出したイングリッドは刺激が強すぎたのか白目をむいて仰向けになっている。  
「ふんっ従者のくせに…不相応な妄想なんかするからですわよ。」  
恋敵の無様な姿に満足したのか部屋を出ていこうとすると。不意に自分に影がかかった。  
「?」  
後ろを向くとさっきまで息も絶え絶えだったイングリッドがすぐ後ろに立っていた。  
「おさ…まらない…」  
「え?」  
「おさまんないよぉ…あんなにたくさん出したのにぃ…あっ…もっと大きくなってるぅ…」  
見るとイングリットの男根はさっき以上にいきり立っていた。血管が浮き立ち、さっきよりも太くなったように思える。  
女性の体つきとのアンバランスさがより大きさを引き立てていた。  
「ああ…入れて…射精すればおさまるかも…」  
「ちょ!やめなさい!痛い痛い痛い!」  
イングリッドがうわごとのようにつぶやくとそのまま羽交い絞めにする。  
暴れても専業戦士との力の差は歴然だった。  
無理やり床に四つん這いにさせるような姿勢を取らせると乱暴に下着をずらさせ、  
思いつめたような眼で自分の男根を秘裂に合わせる。  
「ダメ…だめぇ!!そこは王子のためにきれいなままにしてたいのぉ!!」  
「そうですか…じゃあ、お尻の穴を下さい…でないと、無理やり入れちゃいますよ?」  
「ひぃ…」  
「ほら、早く自分でお願いしてください…フィオさん…早く…ぅ…」  
イングリッドは今にも突き入れそうだった。フィオは観念したようにつぶやく。  
「…はい……イングリッドさん……私のおマンコじゃなくて尻穴に入れて……下さい…おマンコじゃなくて尻穴に入れてくださぃぃ!」  
フィオは懇願するように叫ぶ。  
「ふふっ…分かりましたぁ…私の童貞…お尻処女でもらってください…」  
「ぐぇ!あおォぉ…!!」  
フィオの顔や上半身が床にすれてさっきイングリッドが出した精液に絡みつく。相手のことを考えてないピストン運動が両者の頭を快楽と痛みに塗りつぶしていく。  
 
「痛い痛い痛い痛い!!もうやめてぇ!お尻壊れるぅ!」  
「はぁ、はぁ…締まるぅ!」  
フィオの顔が自分の涙やよだれ、床の精液でぐちゃぐちゃになっている。  
「あっ…あっ…あっ…あっ…出るぅ…!尻穴でぇ…しごかれてぇ…射精するぅ!」  
目の焦点を失い、ひたすらに腰を振るイングリッドだったが、絶頂の時が近づいたのか更にピストン運動を早める。  
「んひいぃぃい! おお、おっおぉん 熱い、熱い、熱いいいぃぃぃっ! ひ、ひいいいぃぃ、わたくしのケツアナ、そんなにいじめないでぇぇぇっ!痛くってぇ…狂ってしまいそう…あぁあぁっ……んへはあぁぁ」  
びゅぐびゅ、ずぶびゅううっ! びぶびゅ、びゅるるるるる、どぶびゅ!  
イングリッドはフィオに一段と深く挿入すると今まで生殺しだった分を取り戻すように射精した。  
「ぎぃぃぃぃぃぃ!!!!」  
フィオは腸内をかけめぐる精液の感覚に恐怖する。  
イングリッドは全身を貫くような快感に身体が弛緩して体を痙攣させながら 惚けた様に宙を見上げていた。  
 
 

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