「ちょ、なんであなたがここにいるんですか!」  
「私はあの戦いの後、眠れないという王子に添い寝してあげようとしてたんですよ!そしてあわよくば・・・」  
フィオは頬を赤めらせて乙女の口調で言う。  
「そんなふしだらな考えをしてたのですか!」  
「じゃあ、あなたは何なんですか!」  
「わ、私は・・・」  
「ほ〜ら、言い出せないという事は私とおんなじ考え!そうですよね、あれだけ仲が深まったんだから  
王子に抱かれたくもなりますよね。」  
「むー・・・」  
イングリッドはバツの悪そうに口ごもる。  
「でもどうします、こんな大声で話して、きっと王子に聞こえてますよ。」  
「ここは一階ですし、さすがに気付かないですよ。」  
そう言って二人は階段を上って行った。  
・・・・・・・・・・・・・・・・  
宿屋の一室で二つの影が絡み合っていた、男の方はまだ少年といった面持ちだったが  
快楽をむさぼるように高く勃起したペニスを女に打ち付ける、  
女は一回突かれるたびに嬌声を上げ、全身を震わせる。  
ロイは痛いまでに勃起したモノでレーシィを貫いた。  
根元までねじ込み、子宮を突き上げる。  
「くぁぁぁーっ!あ〜あ〜……」  
腰の奥からの刺激にレーシィは激しく身もだえした。  
「ああっ体の中がかき回されて……こわれるっ……うぅぅぅ!!」  
「乳首ぃ…こんなに大きくなって…ちくびもいぃ!」  
コリコリと自分で勃起した乳首を揉む。揉むごとに硬さを増し、ジンジンとうずきを増す。  
「いいですよ、レーシィさん、きつくって熱くって、最高です。」  
快感に酔いしれた表情でロイは腰を激しく揺さぶる。  
「ふぁぁぁ!イクッ!イクッ!イックゥゥゥ……クヒィィー!」  
快感によってろれつが回らなくなり、 絶頂を告げるレーシィがロイのモノを食い締める。  
ロイはタイミングを合わせ大量の精液をレーシィに放った。  
レーシィは絶頂を迎え、体を震わせるがすぐに異常に気付く、  
「あっあっあっ…出てる、まだでてるぅ!」  
ロイのペニスは引き抜かれた後も精液を射出し、レーシィの体を白濁に染めた  
じんわりとした温かさが陶酔を生む。  
「あぁ、あったかいの、全身にかけられているぅ……」  
絶頂の後、疲れたのかレーシィはベッドの脇で寝息を立て始めている、ロイも寝ようと体を横にしたその時。  
バタン!とドアが勢い良く開いた。  
「王子〜♪夜這いに来ましたよ〜。」  
そうやってフィオとイングリッドが開けて入ってきた、その数瞬後、二人が見たものは、  
ロイと蛮族が一緒にベッド寝ている光景だった。  
 
気まずい沈黙が辺りを包む、永遠にも等しい一瞬の後、沈黙を破ったのはフィオだった。  
「死、ねぇぇぇぇぇぇ!!!」  
我を忘れて飛びかかろうとするフィオをイングリットが後ろから羽交い絞めにする。  
「!“#$%&‘()(’(^+^)&%$#・・・ぐはっ」  
もはや人語の様相を呈していないフィオをイングリッドは一発殴り、黙らせる、そしてロイに一瞥し、ロイがこれまで聞いたことないような冷たい瞳と声で主に問いかける。  
「ドウイウコトデスカ?」  
 
「王子!あなたはもうクどくどくド・・・」  
ロイは床に正座してイングリッドの説教を聞いている。レーシィは服を着ようともせずベッドに腕組みして座っている、精液でベタベタになった体は拭こうともしない。  
「なぁ…」  
「あなたは話す口もいらないんですよ、蛮族。」  
口を出そうとしたレーシィをさっき回復したフィオが黙らせようとするが構わずにレーシィが続ける。  
「なんでお前たちはロイが私を抱いたことに怒っているんだ?」  
「そんなことも・・・」  
「呼び捨てだなんて・・・」  
「ロイに抱かれたいのならそう言えばいいではないか。」  
「え?」  
「何を言ってやがるんですか?」  
「言った通りだが。」  
「そもそもあんたがここにいるのがおかしいんですよ。王子を誘惑までして、何様ですか?」  
「ここにいる理由だと?女が決闘で男に負けたらやることは一つだろう?」  
「あなたを倒したのは私でしょう!なんで王子の所へ来るんですか。」  
「だってお前女だし……おまえはそっちの趣味があるのか?」  
「話をはぐらかさないでください。」  
「ロイは殺されてしかるべき私を見逃してくれた、その時私は知ったんだよ、剣で負けるよりも心に響く敗北を、  
私はお前だけでなくロイにも負けたんだ。」  
「それって女に負けたからあの場で一番マシだったロイ王子に狙い定めただけじゃないですか。」  
「……だってそうだろう、ずっと心に決めていたのに、負けたのは女だったんだもの……負けたと思ったのは本当だし、  
同じことを言ってもロイは受けてくれたぞ、「聖騎士ロイ・ゼノヴェストはあなたの覚悟に応えます。」とな。」  
「王子?」  
「断れる雰囲気じゃなったんだよ、涙目で震えてたし…それに話を聞いてみて分かったのは、レーシィさんも自分の騎士道に従っていたんだ、  
それを無碍にするのは僕には出来なかった……」  
「だからって…」  
「そんなことはどうでもいいんですよ!」  
床を叩いてフィオは声を荒げる。  
「問題はこんな蛮族に私達が先を越されたという事です。」  
「じゃあこの場でいいじゃないか。」  
「は?」  
「ロイが私を抱いた事が気に入らないのなら、お前たちもここで抱いてもらえばいいだろ。」  
「じゃあ、あなた出てって下さいよ。」  
「それは出来んな、今夜一晩、私はロイのものだ。ロイはここに居てもいいと言った。」  
「じゃあ王子、早く出てけって言ってください。」  
「えっ…うーん……」  
「別にいていいじゃないか、お前たちは私がいるとロイに歯牙にもかけられないと思っているのか?」  
「そんなことあるわけないじゃないですか。」  
「それなら、こんなことに時間を費やすよりも気持ち良くなった方がいいとは思わないか?」  
「わかりましたよ、いてもいいですよ、でも条件としてあなたはもう王子に入れられないで下さい、随分楽しんだようですからね。」  
フィオはレーシィにかけられている白濁液を見る。まだ粘性を保っている精液はレーシィにまとわりつくように張り付いていた。  
「そうだな、私を負かしたお前たちのだらしない顔を見れるだけ良しとするか。」  
「ふんだ、私達のを横目で見てオナニーでもしてるがいいですよ。」  
そういってフィオ達も服を脱ぐ、しばらくして二人はロイの前に一糸まとわぬ姿でロイの前に立っていた。  
 
「どうですか?王子」  
「うん、二人ともきれいだよ。」  
「どちらに入れます?」  
フィオの単刀直入な言葉にロイは固まってしまった、どちらを先にしてもなにか角が立ちそうだったからだ。  
ロイが選びに選べない状況を見て軽い悪戯心がレーシィに閃く。そうしてレーシィはフィオの所に近づいて行った。  
レーシィはフィオの前に立つ。  
「な、なんですか、」  
「これは全て王子の精液だ・・・」  
「!!」  
そう言ってロイの精液を全身に塗りたくっていく  
「私から取り返さないのか?」  
「どうしろって言うんですか!?」  
「別に、お前のしたいようにすればいいさ。」  
フィオはしばらく考え、薄悪い笑みを浮かべた。  
「じゃあ、返してもらいますよ。」  
フィオはレーシィの両手を握ると体重をかける。  
「ロイ」  
「なんですか?」  
「こいつは先に私に用があるみたいだ、先にそいつと楽しめばいい。」  
そう言ってフィオのされるがままに押し倒される、しばらくして艶かしい水音とレーシィのあえぎ声が聞こえてきた。  
二人きりになり、取り残されたような中、イングリッドが口を開く。  
「あの…王子…いい・・でしょうか?」  
「あ…うん、いいですよ。」  
ロイが肯定の言葉を出すとガバッとイングリッドがロイに覆いかぶさるように押し倒す。  
「〜〜〜〜〜〜〜」  
イングリッドは感極まったように王子に口づけをする。  
「んっんっちゅっ…ふぅ…ちゅ…ん…あ」  
「王子…王子王子王子…今日という今日は許しませんよ、あんなのと一緒にいるなんて、私達よりもあの女の方が魅力的ですか?  
いつも一緒にいる護衛ではおチンチン立ちませんか?」  
「そうじゃ…ないよイングリッドもフィオの魅力的だし、そういう気分になったことも・・・あるよ。」  
「嬉しい、王子、私はみんなの中の一人でいいっ…ただ、大好きな王子の精液…オマンコにそそがれたいのォ…」  
「ん・・ちゅば…んんっ」  
(気持ちいい…匂いも舌の味も感触も全部…気持ちいい…)  
「あはぁ……立ってきたぁ。」  
ロイは気持ちよさから再び勃起していた、根祖べた状態だと余計に大きく見える。  
イングリッドはいとおしそうにロイのペニスを掴むとロイにまたがるように腰を上げる、  
そしてペニスを秘裂に押し当てると焦らすようにゆっくりと腰を沈める。  
「あふぁ…太いぃ…」  
イングリッドが嬉しそうな声を挙げる。  
(太くて……大きぃ…)  
「か…ふぅぅ……」  
完全に根元まで入れたがすでに子宮を押し潰しかねないほどの圧力に息も苦しくなる。  
「あっ、あの、大丈夫ですか? やっぱり苦しくはありませんか?」  
「はぁ……はぁ、大丈夫…ですうぅ」  
そのうち、包まれる感覚に我慢できなくなったロイの腰が動く。。  
「ひゃあ、スゴイぃぃ!オマンコと頭をズンズン突いてくるぅ…」  
「……!!あ、ン…ああぁん!」  
「すっ、すごいです、イングリッドォ…気持ちいいです!」  
下から子宮を突き上げる動きがさらに激しさを増す、イングリッドの腰に手をかけ、更にきつく接合部を密着させる。  
「ひゃぁ!うう〜〜ッ…クッ!ああぁ〜〜〜!!…う…うぅ!」  
「イングリッド! もうすぐ出そうです!」  
悲鳴にも近い声でロイがイングリッドに射精を求めてくる。  
「出してくださぃぃ…、いっぱい…出してぇ!」  
「!……でっ出ます!…でるぅ!」  
「いいですぅ…出してぇ!オマンコに中出ししてぇ…!!」  
「うわっ、いくぅ……あぅぅぅ!いくぅ!」  
ロイの射精した精液がイングリッドの子宮をたたく、その快感にイングリッドは半ば意識を失い崩れるように倒れる。  
 
「なんだ、蛮族は嫌じゃなかったのか?」  
「う、うるさいです…あなたにはもう王子の一滴も渡しません。」  
そう言ってロイ達とは反対側にレーシィを押し倒して両手足をレーシィの体の上に置き、マウントする、  
そしてレーシィの頬から順にロイの精液を舐めとっていく。  
「…ぺロ…ちゅる…んっ、王子の精液は蛮族になんか渡しません・・・ちゅる…」  
レーシィにかかっていた精液をフィオが愛おしそうに舐めとっていく、それがレーシィの股間まで来ると一瞬の躊躇の後、  
足の付け根から順に奥へと舌を動かす。  
「ふぁ…は…ひぅ!入ってくるぅ。」  
「ペロッ…クチュ…ん…じゅる…」  
舌の動きが変わり、ついにレーシィの秘裂に舌を這わせる。  
「吸ってるぅ…奥から…吸いだしてるぅ…」  
体の中に入れたものを吸い出されるという未知の快感にレーシィの烈情が燃え上がる。  
フィオの頭を掴んで口をさらに深く押し込むようにする。吐息の温かさ、  
まるで奉仕させてかのような責めが嗜虐心をそそる。  
「じゅる…じゅ…んッ…んッ…」  
フィオの方からもいつのまにか艶が混じっている。  
見るとフィオの股間はいつのまにか秘裂から流れる淫液でぬめっていた。  
それを見たレーシィはフィオの頭を掴み上げ、股間から胸のあたりに頭を引き戻すとギュッと抱き寄せる。  
腕を抱きかかえられる格好になり、のけぞるようにレーシィの豊満な胸に顔を埋める。  
「うぷっ…何を…」  
「ロイ王子、こいつも準備できたみたいだぞ。」  
そう言って足を上からからめ、そのまま腰を上げると二人の秘唇が掲げられる。  
くたっとなったイングリッドを楽な姿勢で寝かせるとフィオの射た所へ目を向けた、そこには上下に口を開く秘裂が並んでいる。  
「ああ、入れて下さい…王子…オマンコ…入れて下さい…」  
ロイは二人の前に立つとフィオの腰を掴み秘裂にペニスを当てる。  
フィオの処女を破ろうとしたその時。  
「ロイ、一国の姫の処女を破っていいのかな?」  
レーシィがいたずらっぽく言う。  
レーシィのその一言でロイが一瞬動きを止めた。  
「意地悪しないでぇ…入れてくださぁい…」  
フィオは焦らしと取ったのか甘えた声で挿入をねだる。  
次の瞬間、ロイがあてがったのはぬるりと口を開く秘裂ではなく、固く閉じたアナルにペニスを当てがった。  
「ひぅ、そこ、ちが…そこはお尻の穴…!」  
腰を引いて無意識に逃げようとするが、レーシィに全身を固定される格好になっているため逃げられない。  
フィオのアナルにロイのペニスがめり込んでいく。  
「ふぁ!ひああ、抜いて、抜いてください!お尻がこわれちゃうぅ!」  
今までは出していた穴に挿入を受けて激しい痛みが襲う。  
ロイはフィオの懇願に耳を貸さずアナルへのピストン運動を続ける。普段のロイからは考えられない責めに恐怖する中で  
フィオを体の中が熱くなるのを感じた。  
「締まるぅ……お尻、お尻気持ちいいよ、フィオ。」  
アナルにペニスが往復する痛みがだんだん変わり、高鳴っていく。それはフィオが今まで感じたことがない快感だった。  
「あっ!ひゃん!やぁ…!あは…なんでぇ…すごい…いぃ…」  
「出るよ、フィオ…精液…でるぅ!」  
激しく腰をグラインドさせロイが射精する。腸内で出された精液は腹の奥へと駆け上がる。  
「ひゃ…ウあ…あああ……わたひも…イきそ…イきま…しゅ!…あーアー…」  
かくかくと細かく痙攣しながらフィオが達する。目を大きく見開いて白目気味になり、唇からは舌をはみ出させ、  
淫猥でだらしない表情をしたフィオは、腰を振り続ける。  
「もっと…突いて下さい、王子ぃ…」  
ロイがペニスを抜いた後もフィオは尻を掲げ揺らす、尻穴から精液がとろりと垂れる。  
 
「ふっ…んっ、また…乳首熱くなってきたぁ…」  
フィオの痴態を眼前で見ていたレーシィは新たな興奮を覚えフィオの下から抜け出すとロイに絡みつくように抱きつき首筋や唇を舐める。  
「おぉ、ロイ……私も、私も感じるぅ!また乳首うずくぅ!」  
「入れて下さい!王子ぃ…お願いですからぁ!」  
ロイに四つん這いになり、フィオに横に並んでイングリッドがおねだりをする。  
二人の尻が突き出される形になり、その扇情的な光景にロイの情欲がさらに燃え上がる。  
「もう止まりませんよ、いいんですか?」  
めくるめく快楽の中でロイの鼓動は高鳴りっぱなしだった、血流が背中を押し、自分でも今まで出た事のない理性の一線を越えてしまいそうだった。  
「ああぁ、いいんですぅ…入れて下さいぃ…いれてぇ!」  
期待から来る興奮がイングリッドを淫らにさせる、普段では出さないような甘い声でロイを誘う。  
本能に背中を押され、ロイは痛いまでに勃起したペニスでイングリッドの秘裂を貫く、  
根元までねじ込み、子宮を突き上げる。  
「あ…はぁ…あぁ…」  
「あぉおお!んはぁあぁ、くるうぅ…突き立てられてるぅ!お腹の中ぁ…また王子の精液欲しくて…動いてきちゃうぅッぅ!」  
「いいよ、イングリッド…きつくって……熱くって、最高だよ。」  
快感に酔いしれた表情でロイは腰を激しく揺さぶる。  
「ふぁぁぁ!イクッ!もうイクッ!イックゥゥ…クヒィィー!」  
絶頂を告げるイングリッドがロイのペニスを食い締める。  
「素敵…だよ…イングリッド…」  
ロイはそのまま腰を持って挿入を続ける。  
「王子…わたし…もうイってますぅ…」  
絶頂に脱力し、弱弱しく声を上げるイングリッドにロイは嗜虐心を刺激される、その時、  
焦らしに耐えられなくなったレーシィとフィオから哀願する声が聞こえてきた。  
「はぁ…はぁ…吸ってくれ…私の、乳首吸ってぇ…痛いのぉ…」  
ロイの傍らに立っていたレーシィは。子宮のうずきに我慢できなかったのかくちゅくちゅと自分で秘唇をかき回し慰めている。  
その乳首は狂おしく勃起し、乳輪までも張りつめているように見える。  
レーシィは両腕で左右からり上げるように乳房を包むとロイの口元に勃起乳首を突き出す  
「むぅ…ちゅうちゅう…ふぅ…ふぁ…ちゅう…」  
ロイは突き出されたレーシィの乳首を頬ばると無我夢中でちゅうちゅうと吸う。  
レーシィはリオの頭を抱くと頬擦りするように抱きしめる。  
「もっと、もっと強く…してぇ…噛んで…乳首…噛んでぇ…」  
「レーシィさん…う・・ふぅ…んちゅ…がじ…」  
ロイはレーシィの乳首を断続的に噛みながら時には強く、ときには弱く舌で転がしながら歯を立てる。  
「あはぁぁぁ!いいっ気持ちぃぃ…アぁぁぁ…いいぃ…乳首噛まれて気持いい…!」  
レーシィは股間をロイに擦りつけ激しく動かす。  
「あぁぁん…切ないんです…オマンコ…切ないですぅ」  
フィオはイヤイヤするように尻を左右に振ると両手で尻を開き秘裂をこじ開けるようにする。  
ロイはぬらぬらと濡れる秘裂を目の当たりにし、思わず手が伸びる。  
親指でアナルを、人差し指と中指で秘裂をなぞり愛液に馴染ませると指を埋めていく。  
「あはぁぁぁ!入りましたぁ!お尻にオマンコにぃ王子の指が入りましたぁ。」  
フィオは声を裏返し喜悦の嬌声を張り上げる。  
「あひぃぃぃ!擦られてますぅ、表と裏で擦られてるぅ…!ああああぁぁっ!!」  
爪が内壁を掻くたびに胎内がけいれんを起こす。それがより深く、より強く快感を引き起こす。  
「はぁ…はぁ…はあ、王子の精液ぃ…また……欲しいですぅうぅぅ早く、早く出して下さいぃぃ」  
「イクイクイク…乳首でイクぅぅー!!」  
「いいですぅ…指でケツアナもおマンコもほじほじされてぇ…イっちゃいますぅ!」  
三人に絶頂が近づいてきたのか、より快楽を得ようと動きが激しくなる。  
ロイも幾度めかわからないが射精の快感が近づいてきた。  
「出る!…もう射精するぅ!」  
「「「あはぁぁああぁああ…イクぅぅぅぅーーーー!!!」」」  
ロイの射精と三人の絶頂はほぼ同時だった。  
「出てるぅ、いくら出しても射精しちゃう!」  
イングリットの膣からあふれるほどの精液を出してもまだロイの絶頂は終わらない、射精の快楽がまた射精を生むというループに陥っていた。  
乱暴にイングリッドから抜くとフィオ、レーシィの肌をなぞり、射精する。  
射精のうずきが消えたころには三人とも何十人にも犯されたかのように白濁液に埋まっていた。  
最大の絶頂の後、四人とも体力を使いきったかのように倒れ込んでしまった。  
 
朝、目が覚めるとレーシィの姿はどこにもいなかった。  
「あれ?」  
床を見ると一枚の紙切れが落ちていた、手紙らしく中には簡潔に文が書いてあった。  
次は魔剣をかけて戦うぞ  
「また逢えそうだね。」  
「そもそもこれは私と王子、どちらに宛てたんでしょう・・・」  
これだけだとイングリッドに宛てたのかロイに宛てたのかわからない。  
「王子!とうとう結ばれちゃいましたねぇ、今回は三人でしたが今度は二人きりがいいです。  
いつでも呼んでくださいね、私は王子のどんな欲求も受け止めます。」  
「ははは・・・」  
朝からハイになっているフィオはレーシィの事を頭から消したようだ。  
「あと二、三日かぁ」  
「そうですよ、王子、お母様や城の者も王子の武勇譚を心待ちにしておりますわ。」  
そう言うと食事の手配をするとフィオは部屋を出て行った。  
二人きりになった部屋で  
「蛮族とは戦うべきだし、敵として出てくるなら僕はレーシィさんとも闘う、でも…」  
「でも…なんですか?」  
「わからない、でも答えを見つけてみたいと思う。」  
「王子ならきっと見つけられると思いますよ。」  
そう言ってイングリッドも立ちあがる  
「ほら王子、朝食にしましょう、オルネッラさんたちも起こさないと。」  
「うん、わかったよ。」  
返事をしながらロイも階下へ降りる、その時のロイの顔はしっかりと前を向いていた  
 
終  
 
 

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