「ベルハルト様の兄君ともあろう方が考え無しに何人も子供を作られて。少しは自重してく  
ださい」  
「まったくだよ。それも母親違いの子供ばかりだなんて。その子達はデーニッツ家の子でも  
あるんだから、兄さんはもう少し考えてくれないと。……あ、これ今回のお祝い」  
「おお。またこんなに悪いなベル。子供は隣の部屋にあいつと一緒いるから、抱いてやって  
くれよ」  
「本当にもう。じゃあ、ちょ、ちょっとだけ」  
「あ、来月にはもう一人ジーク様のお子が産まれますので、またよろしくお願いしますね」  
「ま・た・で・す・か」  
「おおっ怖ぇ。なんだよ、ベルとアイシャも作ればいいじゃん子供。どうせやることやってんだ  
し、もう夫婦みたいなもんじゃん」  
「な、なにをおsytめおtbqm」  
「なに慌ててんだよ。別にいいじゃん。今更、隠す必要ないし」  
「そ、それができれば苦労はしません!」  
「ほほぅ。やることをやってるのは否定しないのですな」  
「ジェネレーターにアイシャの爪とか髪とかと、ベルの精子入れたら二人に似た子供ができ  
るんじゃないのか? ジェネレーターから産まれたって二人の子供は二人の子供だろ。別  
に跡継ぎがルーンフォークでも俺はかまわないし」  
「そんなこと……」  
「いっそ、ベル様がこの女の中に出した精液をそのまま使えばいいのでは? それなら、さ  
ぞベル様に似たお子が産まれそうですな」  
「ベルとアイシャの子供ならきっと可愛くて賢い子供になるぞ。それに、跡継ぎが産まれて  
家が安泰になれば、俺も心おきなくまだまだ子供作れるしさ」  
「…は?」  
「ジーク様のお子達の養育のためにも、デーニッツ家を繁栄させてくださいよ」  
「じゃ、また一人仕込んでくるかー。あ、アイシャもベルと一緒にどうだ?」  
 
ズキューン  
 
「うおっ!? 危ねえなアイシャ!」  
「実弾はないでしょう実弾は!」  
「ジーク様のお子達はちゃんとデーニッツ家の子としてお育ていたします。だ・か・ら、二人  
は安心してあの世にいってくださいな」  
「メッシュ、逃げるぞ!」  
「ここは私に任せて行ってください。なに、こんなポンコツメイドごとき私一人で――」  
「あら。いけませんよジーク様。折角の私からのお祝いです。さあ、遠慮なさらずに、とって  
おきのジェノサイドバレットをお受け取り下さい」  
「ジーク様! 逃げますよ」  
 
チュドーン  
 
「まったく、赤ちゃんがいるってのに騒がしいな。……ほら、ベル叔父ちゃんでちゅよー。  
うんうん。ジーク兄さんに似て可愛い赤ちゃんだなぁ」  
 

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