里帰りしたある日、一人の女性を紹介された。  
「はじめまして、今日から坊ちゃまのメイドとなりましたミーダーンと申します。」  
額の第三の目に浅黒い肌、それはシャドウと呼ばれる種族だった  
父に雇われたというメイド、最初はその異形の姿に驚きを隠せなかったが、次第に慣れてきたがどことなく、馴染めずにいた。  
「ただいま。」  
特に遊ぶ予定もなかったのでパーシバルが寮に戻るとミーダーンがソファーに座っていた。  
休憩中かなと思い近寄るとテーブルには酒瓶が立てられ、二つのグラスが出されている。  
一つは透明で手に取ったグラスには軽く色のついた液体が満たされている。  
「あ」  
振り向いた彼女と眼が合う、一瞬の沈黙の後、コトリ、とグラスを置くと三つ目のメイドはキビッっと立ちあがり、  
うやうやしく頭を下げる。  
「坊ちゃま、おかえりなさいませ。」  
「あのさ、ミーダーン・・・」  
「ご夕食でしたらもうしばらくお待ちください。」  
「あのさ、もうちょっと会話をしないか?」  
「?」  
「夕方時でもお酒を飲むには早すぎると思うな。」  
「実務には問題ありません、ご機嫌を損ねましたら謝罪いたします。」  
平坦な声で謝罪しながら頭を下げる。  
「怒ってないから謝罪はいいよ、それよりもさ、今暇なら少し話さないか?」  
「そういうわけにはいきません。」  
「飲みかけなんだろ?」  
こうして話している間も二つの眼は前を見ていたが額の目はしっかりとテーブルに置かれたグラスを見ていた。  
「ではお付き合いいたします。」  
「あのさ、その喋り方どうにかならないか。」  
立ったままのミーダーンをソファーに座らせパーシバルも隣に座る。  
「どうにか、と言われましても、変でしょうか?」  
「君は父に雇われただけだし、僕は君にとっては単なる護衛対象だけどもう少し、  
人間味というか感情を出してくれないか。」  
「言っちゃ悪いけどルーンフォークの方がまだ生き物っぽいよ。」  
「・・・」  
ミーダーンの顔が少し伏せ目がちになったと思うと半分ほどになったグラスを飲み干し手立ち上がった。  
(怒っちゃったかな・・・)  
そう思い顔を上に揚げると何か柔らかい感触が唇を覆う、それがミーダーンの唇なのに気づいたのは数瞬後のことだった。  
 
「!な…っぐ。」  
「んっ・・・ちゅ・・・」  
パーシバルの口に舌が差し込まれる、そこに強烈なアルコール臭が広がる。口移しで酒を飲まされたと思った時はすでに喉に通していた。  
酒は今までにも飲んだ事はある、しかしそれは何かが違った、少し甘い風味が広がったかと思うと胸が、のどが激しい灼熱感に襲われる。  
「がっ…はっ……」  
喉の渇きに襲われたパーシバルの口に水気があふれる、それがミーダーンの唾液だと分かっていても飲まずには居られなかった。  
「はっ…はっ…」  
異常な状態と強い酒が意識を削って朦朧としていく。  
「ちゅ…少し強すぎましたが…ちょうどいいですね。」  
そう言ったミーダーンの顔はほんのり上気しとてつもなく扇情的に映った。  
「これは夢です・・・」  
パーシバルはそう言われたような気がした。  
ミーダーンはパーシバルにキスしながら股間を愛撫する、熱を持った手の感触がパーシバルの男を目覚めさせる。  
「ふふっ、そろそろですね。」  
ミーダーンはパーシバルのズボンをおろし、またがるとスカートをめくりあげる、そしてめくりあげた裾を咥え、見せつけるように下着を脱いでいく、  
灰褐色の肌に映える白いショーツが外されると薄い陰りに覆われた秘裂が顔をのぞかせる。すでに濡れぼそっている。  
「はぁ!・・・はぁ!・・・はぁ!」  
その光景にさらに刺激を受けたパーシバルのペニスがさらにいきり立つ。  
ミーダーンは膨れ上がったペニスを手に取ると秘裂にあてがう愛撫されて張りつめたペニスにぬるぬるした秘裂が触れた、  
熱い粘膜が飲み込むように吸いついてくる  
「…入って…来る」  
メイドの腰が一気に落ちる。しかしミーダーンはペニスを飲んだまま動かなかった。  
「あ・・・あれ・・・」  
膣粘膜がスキマなく密着しそれが絶妙に動くのを感じるそれだけでも頭がしびれるほど気持ち好い。  
「動く前に一度ご自身でお出し下さい。」  
褐色のメイドが悪戯っぽくほほ笑む。  
パーシバルは、包まれる感覚に我慢できなくなったのか腰を動かしはじめた。  
(スゴイ・・・ズンズン突いてくる・・・)  
「……!!あ、ン…ああぁん!」  
「すっ、すごい、ミーダーン…気持ちいい!」  
下から子宮を突き上げる動きがさらに激しさを増す、褐色メイドの腰に手をかけ、  
更にきつく接合部を密着させる。  
「んっ!ク…うう〜ッ…ああぁ!…ふう…うぅ!」  
「ミーダーン! もうすぐっ出る!」  
「出して…下さいぃ…、いっぱい…射精してぇ!」  
「!……でっ出ます!…でるぅ!」  
「あぁっ、いくぅ……あぅぅぅ!イきます!」  
射精した精液がミーダーンの子宮を叩く。  
 
それを合図にしたかのようにミーダーンは腰を動かし始めた、円を書くように尻を動かす。さらに上下の動きも加えた元からの動きと相なって膣内のより深いところを突きあげる  
「あ・・・あっ・・・太い・・・」  
「気持ち好いよっ!ミーダーン!気持ち好いっ!」  
「が…ふぅぅ……」  
完全に根元まで入れたがすでに子宮を押し潰しかねないほどの圧力に息も苦しくなる。  
「気…持ち好い……ですぅ。」  
普段の鉄面皮から想像できないほど蕩けた顔をのぞかせる。  
「ああ、もっとぉ…、お願いしますぅ…」  
甘えた声でおねだりしてくるミーダーンにパーシバルは再び痛いまでに勃起したペニスでミーダーンを貫いた。  
根元までねじ込み、子宮を裏から突き上げる。  
「あ…はぁ…あぁ…」  
「…突き上げられてるぅ!お腹の中ぁ…動きますぅ!」  
「いい!…ミーダーンの中、きつくって熱くって、最高だよっ」  
快感に酔いしれた表情でパーシバルは腰を激しく揺さぶる。  
「ふぁぁぁ!イクッ!もうイクッ!イックゥゥ!」  
絶頂を告げるミーダーンがペニスを食い締め、激しくごかす。  
パーシバルはタイミングを合わせ大量の精液を放った。  
びゅるるるぶびびゅううぅっ!  
「ふぁぁぁ!」  
絶頂を迎えたミーダーンは繋がったまま倒れる。倒れたミーダーンの胸の部分にちょうど顔が当たる、ボタンが当たって少し痛かったが心地よい胸の感触が顔に広がる、このまま寝てしまおうとも思ったが  
執事に見られるとまずいのでミーダーンをメイドの待機室に放り込み、片づけ等の後始末に追われた。  
次の日の彼女は昨日と全く変わらなかった。機械的に普段の作業をこなして、抑揚のない声で感情なく話す。昨日の事は本当に夢だったのではないかと思ったが、いつものように無表情でも少しだが感情の機微がわかるようになっていた。  
朝食をほめて何となくうれしそうな表情のミーダ−ンを見てパーシバルはうれしく思った。  
 
 

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