ユ「のう、ザウ」
ザ「なんだ?」
ユ「フェイダンとかいう地方のとある町では、女神の分け身が冒険者と人目はばからず街中でデートしているらしいぞ」
ザ「へ、へえ……」
ユ「…………」
ザ「…………」
ユ「…………」
ザ「……た、たまには一緒にメシでもいくか?」
ユ「うむ、供を許すぞ!無論お前の奢りだからな?」
ジ「普通ならもう少し雰囲気とか出るだろうに……あの二人だと全然甘酸っぱい感じにならないのは何故なんだろうな」
ア「ユリス様にもうちょっと乙女成分があれば変わると思うのですけど……わ、私としてはライバルが手強くなるのはご遠慮願いたいですぅ……」