「あれ・・・」  
ルーが目を開けるとそこは不思議な空間だった、  
自分はたしかに自室で寝たはずなのにそことは似ても似つかない。  
「どこだろう…」  
不安になって辺りを見回すと、人影が目に付いた。  
「リア…ちゃん?」  
つい先日出会った自分の姉妹と言うべき女の子と思ったが、  
すぐに違うと分かる。背が高いし、何よりより女性らしい体形だったからだ。  
「はじめまして、になるのかな。」  
「私はあなたよ」  
「え、え、え?」  
「ルーちゃんもリアちゃんもわたしの欠片、そういえばわかる?」  
「ルー…フェリ…ア?」  
「そう。」  
にっこりとルーフェリアは優しくほほ笑む。  
「ここは、意識が勝手に認識しているだけ、私は湖にいるし、  
あなたも体はベットの中よ。」  
「今日はとても調子が良いいから、ついお話したくなっちゃったの。」  
「そう・・・なの?」  
「ええ、あなたの口で話してほしいの、何があってそれをどう思ったか。」  
 
「へ―ジーク君ってかっこいいのね。」  
「うん…でも…」  
「でも?」  
「ジークはみんな好きでみんなジークが好きなの・・・  
多分ジークは私だけを見てくれないの。」  
「でも・・・ジークが笑って頭を撫でてくれる時、  
なんだかとても温かい気持ちになれたの。」  
頬を赤めながら恥ずかしそうに答える。  
「ああもうかわいいわね!」  
そう言うと、ルーを引き寄せるといきなり唇を合わせた。  
「あ…むぅっ…!」  
両手でほほをしっかりと抑えて唇を重ね、  
口の中に舌をヌルッと侵入させた。  
「アウッ…むっ…ム……ンンッ…んぅぅぅ…」  
唾液がとろとろと喉の奥に流れ込んでくる。どうしたわけか  
頭がぼーっとなり、体が熱くなってくる。  
「…ふ…はぁ…はぁはぁ…」  
「ん…んあ…ふ。…うぅぅん」  
心地い響きが頭の中に広がっていく  
 
たっぷりと唾液を?ませるとその後、胸を舐め始めた。  
両手で乳房をつかんでぺちゃぺちゃとしゃぶり、  
薄い胸の乳首に舌を絡ませて、転がすよう愛撫する。  
「やあぁっ!む…胸ぇ…!あっ…ハッ…あぅぅっ!」  
「ぺちゃ…ふふ…やっぱり胸が感じやすいのね。」  
ルーフェリアは両手で乳房を揉みしだき、尖り始めた乳首を口に含み、  
たっぷりと舐めまわしつつ、思い切り吸いたてた。  
「ふァあああああ!!」  
ルーは大きな声を上げ、体をのけぞらせた。  
強烈な快感が背筋を駆け抜ける。  
「…ダメ…そんなに…あっ…あぁ…やぁ…ですぅぅ!」  
「こんなに感じて…うれしいわ…」  
「あっ…イヤ…っん!」  
ルーは呆けた顔で脱力していた  
「もうへばっちゃった?まだまだこれからよ。」  
「…えっ?…」  
ルーフェリアはさらに、胸から脇の下、腹へと下へ下へ舐めていく  
「はぁ…ああっ…ん…ふ…ん…はぁぁぁ…あぁ…」  
肌をなめられ、吸われるたびに思わず声が漏れる  
ルーの肌は自身の汗とルーフェリアの唾液でドロドロになっていた  
「ああ、そうだ。」  
「え・・・」  
「これからあなたがイっちゃたら私と代わってもらおうかな」  
「!」  
「ジーク君って私も気になっちゃった。私があなたになって、  
あなたがここで見守るの、大丈夫、次にはまた代わってあげるから。」  
「次…って?」  
「さぁ、明日か一週間後か一年後か、もうないかもしれないし  
あるかも知れないわね。」  
「!!嫌…イヤぁ…!」  
「かわいい鳴き声上げて・・・濡れてきちゃった・・・でもあなた、  
なんで振りほどかないの?拒めるわけないわよねぇ、こんなに気持ちいいんだもの、  
あなたは私なのよ、どこををどうすれば気持ち好いかわかってるんだから。」  
そう言ってルーのアナルに手を伸ばす、軽く揉むように指をこすりつけると  
キツク締まったはずの尻穴が緩んでいく。  
「ほらお尻が緩んできたわよ、蕩けそうでしょ、私も大好きなの  
お尻の中を指でかき回されておマンコとお豆を磨り上げられて、すぐイッちゃいそうでしょ?」  
「あっ…あっ…はぁ…はぁ…」  
「ほら、お尻の穴にもう手首まで入っちゃった。」  
「あ…ああ…はぁ…いぎ…あぁ」  
「腰がカクカクしてるわよ、腰をどっちに動かしても気持ちいいんでしょ?」  
「う…グぅ!あぅぅ……ぅぅぅぅっ!ぐぅ!」  
今まで秘裂を揉むだけだったルーフェリアの指がだんだん奥に入っていく狭い膣内を進んでいた指が何かに当たる。  
「あっ…がっ!だめっ!そこだめぇ!」  
「ここはね、子宮っていうの。リアがバトにやられてたけど  
触られるとすごく気持ちよさそうだったの、  
私もいじるの初めてだけどきっと大丈夫よね。」  
「やめっ…やめてっ!」  
何度か子宮口をつつくとするりと指は滑り込ませる。  
 
「!!…ぐぅ…あぁぁっ!!」  
「あらあら、指が子宮の中に入っちゃった。  
そんなに物欲しがって…じゃあ、もっと気持ち良くしてあげる。」  
ぐぼぐぼと腸内で波打つ指が一か所に集中して動かされる、  
朦朧とした意識で快楽と戦っていたルーが異変に気付いた時は  
衝撃で意識が覚醒させられる。  
「ガぅ!うぅー!がぅ!おなかぁ・・・おなかがぁ!!」  
「ふふ、今あなたすごい顔よ、でもそれももうおしまい、  
今私が掴んでるものわかる?あなたの子宮よ、  
指で子宮の中をなぞりながら、お尻越しに思い切り握ってあげる。」  
「いやぁ!」  
ぎゅうぅぅ  
腸の中で広げられた手が子宮をつぶさんばかりに押しつぶす、  
ルーフェリアは子宮の中の自分の指に子宮壁を押し付けるようにもてあそぶ。  
「あ、ぐぅ!ぐぎゃぁ…あ、あ、あ、あ、嫌…いやいやいやいやぁ!  
……いぎ…だぐな…イク…イクイク……イグゥ!!」  
目は大きく見開いて白目気味になり、唇からは舌を目一杯にはみ出させ、  
ルーは、壊れたように一心不乱に腰を振り続ける。  
「イくぅぅー!!」  
まるでブリッジを作るように腰をはね上げると同時に絶頂を迎えた。  
そのままルーはくたりと倒れ意識を失ってしまった。  
 
「いい趣味しているわね。」  
ルーフェリアがルーを膝枕に乗せていると一つの声が響く。  
「あら、いたの、なら一緒にやればよかったのに。」  
「自分で自分を変態プレイ?どんなオナニーよ、バトが見たら泣くわよ。」  
それは女神のもう一つの欠片、リアだった。  
「それは言わない約束でしょう、だってこんなに可愛いんだもの、さすが私よね。」  
「まぁ、いいわ…」  
「少し調子にのっちゃったのは反省してるわ、こんなに接触できることってなかなかないのよ、もうないかもしれないって思ったらつい…ね。  
「・・・」  
「あの子、大丈夫よね」  
「さぁ、神様でも未来は分からないわ、でも大丈夫よ。」  
「へぇ、言い切るんだ、根拠はあるの?」  
「あの子には支えてくれる人たちがいるじゃない、わたしたちのバトのように。」  
「ルーは私でもあるけど、私はルーにはなれない、あの子はあの子、もちろんリアちゃんもね。」  
「でも私たちは一蓮托生よ、あなたが消えれば私もルーも消える、私やルーが力を持てば他を取り込んでしまうかもしれない。」  
「それは別にいいのよ、それだけ多くの人がそれを望んだのなら。」  
「でも、それは望まれない変質になるかもしれない。」  
「そうさせないように、バトや神官の人たち、あなたやジーク君がいるでしょ。」  
「人が私を信じるように、私も信じるわ。」  
そう話しているうちに空間に淡く光がさしていく。  
「あら、そろそろ時間かしら、まったく、あのデーモンもどうにかしたいわね。」  
声がかすれてさす光に溶け込むように像がぼやける。  
「次会うときは私達で土産話をしてあげる。」  
「楽しみにしているわ、√バトによろしくね。」  
朝、ルーが目を覚ますと、何か複雑な気分だった、気持ち好いような気持ち悪いような不安と安心が同時に来たような気持ちになり、夢で誰かに出会ったような気がしたがまるで覚えていない。  
覚えていない事よりも彼女が優先したのは大好きなみんなに会う事だった。  
 

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