コンコン  
 
「なぁ、ウィスト……今、ちょっと良いか?」  
 
「ん? どうしたんだい、こんな夜更けに?」  
 
「いや、な……さっき、面白半分に剣の欠片を股間に押し当ててたら……  
こんなになっちまってよぉ」  
 
「な!?」  
 
「オヤジや兄貴の竜形態を見た事無いんだが……ドレイクの竜形態って、  
チンコこんななのか?」  
 
「ボ、ボクがそんな事を知る訳無いだろう!!」  
 
「そうか……ウィストなら知ってるかと思ったんだが……」  
 
「……………」  
 
「しかも、コレ……どうにも、収まりがつかなくってなぁ……  
ウィストなら、どうにか出来るかと思ったんだが……」  
 
「……何か、色々と勘違いがあるようだけど……ボクは、世間知らずなんだぞ」  
 
「まあ、細かい事は置いといて……コレ、なんとかしてくれるか?」  
 
「OK、二本もあるなら一本無くなっても問題無いだろう……後腐れ無く、  
消し炭にしてあげよう」  
 
「なに、手元が狂って直撃しても、キミなら即昇天さ……痛みは一瞬だ」  
 
「そ、それ、昇天の意味違くねぇ?」  
 
「さあ、さっさと済ませよう、こんなの見られたらフレイアの教育にも良くないし」  
 
「ちょ、ちょっと待て! 話せば解る!」  
 
「あー、あー、聞こえなーい……いくよ、ファイアボルト!」  
 
「うぎゃぁぁぁぁぁっ!」  
 
 

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