*  
「教えてやろう! 連中はデルを裸にした! そして、悲鳴をあげるあの子を、四人がかりでもてあそんだんだ! 縛り上げられ、身動きできない私の目の前でな!」  
 そして死した英雄バルティスは語りだす。あの日のおぞましき出来事を。  
 
「やめて! お父さんにひどいことしないで!」  
 目の前で嬲られ、痛めつけられる父親に、デルはただ泣くことしかできなかった。  
 誰よりも強く、そして優しい父親。人が英雄と呼ぶ偉大な人物。  
 それが四人の男によって、なす術もなく殴られている。  
(わたしのせだ)  
 デルは幼心に理解していた。お父さんがひどい目にあうのは、自分が悪い人たちに捕まったからだと。  
 でなければ、あの父が、一方的にやられるなどありえない。  
「やめて! お父さんにひどいことしないでー!」  
 デルはもう一度、さっきよりも大きな声で叫ぶ。  
 
 まだ8歳のデルを人質に、「英雄」バルティスを呼び出した四人の男。  
 彼らはバルティスを縛り上げると、徹底的に痛めつけてやった。日頃の憂さを晴らすように。  
 だがそれもそろそろ飽きてきた。  
「お父さん! お父さん!」  
 後ろからの悲鳴に、四人の男はニヤリとほくそ笑む。  
「なあ。次はあの子にしようぜ」  
 男たちは無言で頷くと、今度はデルに近付いていった。  
「お、おまえたち・・・なにを」  
 急に自分から男たちに、バルティスは底知れぬ不安を感じた。  
 自分が痛めつけられるのはいい。だが娘だけは。デルだけは、何としてでも助けたい。  
 その心境で、男たちの責め苦にもじっと耐えたのだ。  
「や、やめろ。おまえたち。娘には手を出すな」  
 だがバルティスの声は掠れ、指一本も動かせない。  
 
 男たちは、もはやバルティスには興味を無くしたように無視し、同じく縛られたデルを取り囲む。  
「ひっ・・・」  
 四人の男に囲まれ、デルは身をすくめる。  
 だが男はデルを縛っていた縄を解き、意外に優しく語るかけた。  
「ほらデルちゃん。バンザイして」  
「え?」  
「ばんざいだよ」  
 デルに無理矢理両手をあげさせ、その上着をさって破かずに脱がす。  
「きゃっ」  
「やめろおおおおおおぉぉぉぉぉぉー!!!」  
 デルはただ呆然としただけだが、バルティスは男たちの意図に気付き、喉の奥から絶叫する。  
「その子は、デルはまだ8歳なんだ! それだけはやめてくれ!」  
「分かってないな、お父さん」  
 バルティスに向かって、男の一人がきっぱり言う。  
「8歳だからいいんじゃないか」  
 そうしてまだ何か叫ぶバルティスを無視して、四人の男はデルを脱がしにかかった。  
「ほらデルちゃん。下も脱ごうね」  
「可愛い下着だね。これはお兄さんがもらうから」  
 デルの下着まであっという間に脱がされ、8歳幼女の裸が、男たちに晒される。  
「や、やだぁ・・・」  
 何をされているかデルは全く理解していないが、ハァハァする四人の男、いやケダモノに、本能的に怯えた。  
「ぺったんこのむねだねー。かわいいな」  
 男の一人が、デルのぺったんこの胸にしゃぶりつき、他の三人もそれぞれ、デルの裸体に舌を這わせる。  
「へー。きれいな筋だねー。さすが8歳児」  
 デルのまっさらなたて筋の割れ目を、舌でなぞる男。  
「こっちもかわいいお尻」  
 デルのまだ青いお尻をぺろぺろ舐める男。  
 
「やー。きしょくわるーい」  
 胸と股間を前後から舐められ、気色悪さにデルは嗚咽を漏らす。  
「じゃあ、お兄さんが唇をもらうよ」  
 そして四人目の男が、デルの唇にキス。  
「ん、んんっむう」  
 4人ノ男に全身を舐められ、デルはただ泣くしかなかった…。  
「お願いだからやめてくれ! 娘には手を出すな!  
 私の命が欲しいなら早く殺せ!」  
 4人の男に全身を舐められる我が子の姿に、バルティスは気が狂いそうだった。  
 だが男たちは気にすることなく、幼い女の子の肌を、じっくりと味わっていく。  
 
 キスしていた男は、さらに舌までねじ込もうとするが、幼女の口はあまりに小さく、ろくに入らない。  
 仕方なしに唇から離れ、今度はその白く細い首筋を強く吸う。キスマークが残るほどに。  
「やあぁん・・・」  
 
 胸を舐めていた男は、その薄桃色の先端をも丹念に吸い取る。  
 胸の先端を吸い取られる感触に、デルはもぞもぞと震えた。  
「や、やだぁ・・・」  
 
 股間を丁寧に舐めていた男は、さらに奥までも舌で突付く。だが八歳の幼女のそこは、あまりに固く、デルには痛いだけだった。  
「い、いたいよう・・・」  
 
 お尻にしゃぶりついていた男は、デルの小さく青いお尻をぱくっと甘噛み。  
 デルのお尻に、男の歯形が残される。  
「ひゃうううっ!!!」  
 
「やめろおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉー!!!」  
 バルティスの絶叫が、虚しく響きわたる。  
 
 男たちに全身を舐められ、デルは何が何だか分からなかった。  
 ただただ気色悪い。それだけで頭がいっぱい。  
「お父さん、助けて。お父さん、助けて」  
 デルの父を呼ぶ声も、涙で歪んでいた。  
 そのデルの涙をも、男は飲み込んでゆく。  
「デルちゃんの涙。美味しいよ」  
 デルの頭をよしよしと撫で、男はぎゅっと抱きしめる。  
 そうして、デルの柔らかな髪の香りを愉しむのだった。  
 
「ひいぃ、やああっ!」  
 不意にデルの小柄な体が、大きく飛び跳ねる。  
 割れ目を舐めていた男の舌が、無理矢理デルの内部に挿いろうとしていた。  
 その痛みに、デルは飛び跳ねる、  
「ひいっ! いいいいいいい!!!」  
 デルの目が白目を剥き、股間からジュウウウウとおしっこが漏れた。  
 男は舌で突付くのを止め、そのおしっこを割れ目にしゃぶりついて飲む。  
 実に美味しそうに。デルのおしっこを飲む男。少しでも嫌がる素振りは見せない。  
「ぷはあぁ」  
 やがておしっこを全て飲み干したか、男は満足気に息を吐いた。  
「デルちゃんのジュース。とても美味しかったぜ」  
 
「やめろぉ・・・もうやめてくれぇ・・・」  
 嬲られる8歳の娘の姿に、バルティスは血の涙を流す。  
 だがその呟きを聞く者はいない…。  
 
「こんだけ濡れてりゃ、もう十分だな」  
「でも絶対傷つくと思うな」  
「そんときゃそんときだ」  
「そうだな」  
 一斉に服を脱いで裸になる4人の男。  
 その股間のブツは、隆々と勃起していた。  
 
「さあデルちゃん、ご開帳だよ」  
「いや、この場合、ご開帳というか?」  
「ただ穴を開けるだけだろ」  
「だがそれがいい」  
 口々に勝手な事を言いながら、4人の男はデルを冷たい地面に引きずり倒し、さっと手足を押さえる。  
「やあ、やだぁ。はなしてぇ」  
 まだ何をされるかは理解してはいないが、デルはそれでもぞたばたと暴れ、虚しく押さえつけられる。  
「やめろおおおおぉぉぉぉぉ!!!」  
 バルティスはまだ叫んでいた。  
「娘は、デルは生理もまだなんだぞ! そんなことはしないでくれ!!!」  
「生理もまだ?」  
 その言葉に、男が反応する。  
「だがそこがいい」  
 男は言うと、己のブツをデルに見せつけた。  
「ひっ」  
 思わず目を背けるデル。初めて目の当たりにする男の勃起状態のそれは、あまりにも異形だった。父親のそれとは全然違う。  
「よく見るんだ。これが今からデルちゃんのここに入るんだよ」  
「え?」  
 割れ目を指でそっとなぞり。これからする事を教えてやる。  
「わあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」  
 バルティスの悲鳴は、もはや意味のないものになっていた。  
「で、誰が一番最初だ」  
「大きい順」  
 というわけで、4人の男はその場であそこの大きさ比べ。  
 一番大マラの男がデルを貫通させるべく足下に回り、残る三人が8歳の裸の幼女をしぁつかりと押さえつけ、脚を広げる。  
「さあデルちゃん。挿れるよ」  
 男は言うと、自らの男の象徴を、デルのあそこへと近付ける。  
 あまりにも小さい割れ目へと、大人のペニスが。  
 
「ひいいっ!!?」  
 デルは未だに自分が何をされているのか、本当の意味で理解していなかったが、自らの大事な場所に押し当てられる肉棒に、それを見ただけで恐怖した。  
 だが三人の男に押さえられ脚を広げられ、逃れる事も出来ない。出来るのはただ泣くことと、お父さんに助けを呼ぶことだけ。  
「お父さん、助けて! お父さん!!!」  
「デルゥゥゥゥゥーっ!!!」  
 だが父親もまた、叫ぶことしか出来なかった。  
 
 みし  
 
「はあぁう!」  
 男の肉棒が、デルの幼い割れ目に突き刺さり、  
 
 みししし  
 
 音を立てて一気に引き裂いた。  
 
「ひぎいいいいいいイイイイイイイイイイイイ!!!?」  
 文字通り割れたあそこからは血が大量に溢れ、デルの脚がだらんと力を失う。  
 どうやら股関節が外れたらしい。幼女のそこには、男のそれはあまりにも大きすぎた。  
「ひゃああぁぁぁぁぁ!!?」  
 空気の漏れたようなデルの悲鳴。  
 男は構わずに、さらに最奥へとズンと突き込んだ。それでも、男のモノはまだ先端しか挿っていないが。  
「ひゃ・・・ひゃぁ・・・あう・・・」  
 口から泡を吹き、デルの目を白目になっていた。  
「ふー。やっぱ狭いな。全然はいらねぇ」  
「早くしろよ。あと三人もいるんだから」  
「ああ」  
 男は言うと、一気にフイニッシュにもっていく。  
 
 ずしゅうぅ  
 
 デルのまだまだ小さな膣内で出される白い粘液体。しかし膣に注がれたのはほんのわずかで、残りはデルへの裸体へと飛び散る。  
「あ、ああ・・・」  
 虚ろな瞳のデルに、精液が中へ外へとぶちまけられる。白い液は顔まで染めた。  
「ふー。出した。出した」  
 一人目が終わると、すぐに二人目がデルに飛びつく。もう押さえる必要もない。  
「じゃあ俺はこっちを使わせてもらうぜ」  
 男をデルをひっくり返してうつ伏せにして、お尻を持ち上げる。もちろんお尻からも、おびただしい量の血が出ていた。  
 そして出血しているお尻のに、どかんとぶちこむ!  
「ひぎいいいいいいぃぃぃぃぃ!!!?」  
 息も絶え絶えだったデルが、その瞬間に顔をのけぞらせて、叫んだ。痛みで。  
「お。まだまだ元気じゃないか」  
 男はデルの小さな体を持ち上げ、ゆさゆさと揺らす。こうするとわずかに挿入しただけの分身の先端にも、刺激が加えられた。  
「ぎゃああっ! うがあ! ぎゃうううっ!!?」  
 デルの口から悲鳴とも嗚咽とも取れぬ声が漏れ、さらに結合部のお尻からは血が溢れる。  
 
 ゆっさゆさと揺られ、お尻を貫かれるデル。その光景を父バルティスは、無残にも見せつけられていた。  
「デル・・・デル・・・すまん・・・」  
「おとうさん・・・たすけて・・・・」  
 それでもまだデルは。父に助けを、救いを求めていた。  
「へへ。お父さん助けて、か。ほうらお父さんに見せてやりな。  
 デルちゃんが大人になったところをな!」  
 持ち上げたままのデルを、思い切り突き上げ、父に見せつける。  
 デルのお尻から、紅い血と白い精液がこぼれる。  
「あ、ああ、ああ・・・・」  
 
 再び射精される熱い液体に、デルはただ呆然となる。  
 どうして大人はこんなことをするんだろう?  
 デルには何も分からない。  
「へへ。よかったぜ」  
 男がデルを地面に横たえ、分身を引き抜くと、股間から溢れる精液が細い脚をツーと伝わり、足下まで濡らす。  
「お父さん………助けて・・・」  
 まだか細く呟くデル。その幼女を、最後の二人が前後から同時に貫く。  
 二人でデルを持ち上げ、デルの口と裂けた割れ目に同時に挿入。  
「ん・・・!」  
 デルの口も男を受け入れるにはあまりに小さい。唇にブツが押し付けられるが、そこから先へ入らない。だが唇を犯すだけで男は満足だった。  
 一方、血に塗れた秘部に挿入した男は、自らのブツが血に濡れるのも構わず、デルの幼い秘所に、わずかに先端をねじ込んだ。  
 すでに股が裂けたデルは、そこからはもう何も感じない。あまりの痛みに感覚が麻痺していた。  
「お父さん、助けて。お父さん、助けて」  
 虚ろな瞳でただ同じ言葉を繰り返すデル。だが父親はすでにデルを見ていなかった。  
 彼は現実から逃げたのだ。目を閉じることで。  
「お父さん、助けて。お父さん、助けて」  
 だが目を閉じても、デルの、犯される8歳の娘の声だけは聞こえる。  
 
 やがて。口と秘部を犯していた男も果て、デルの裸体は4人の精液と自らの血で染め上げられる。  
「お父さん、助けて。お父さん、助けて」  
 虚ろな瞳で横たわり、それでも父にすくいを求めるデル。  
「デル・・・もうやめてくれ・・・」  
 泣きすするバルティスを、不意に男たちは解放する。戒めを解くと、彼専用のダガーを渡す。  
「娘が可哀想だろう。お前が楽にしてやれ」  
 言われるがまま、デルにふらふらとバルティスは歩み寄る。  
 そこで目の当たりにしたのは、犯された8歳の娘の変わり果てた姿。  
 
「お父さん、助けて。お父さん、助けて」  
   
 近くに来た父親に気付き、デルは同じ言葉を繰り返す。  
   
 バルティスは、そんな娘に、ダガーを振りかざした。  
   
 デルははっきりと見た。父が、自分を、殺そうとするのを。  
 
 だがそのダガーが振り下ろされる事はなかった。  
 
 不意にバルティスの首が切り落とされる。  
 
 胴体から落下するバルティスの首。  
 
 その目に映るのは、虚ろな瞳で横たわる8歳の娘の姿。  
 
 それが、生前のバレティスの見た最後の光景だった。  
 

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