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ザーン市民の憩いの場として知られる公衆浴場。
ここは意外にも、冒険の舞台になることも多い。
例えば、いきなりデーモンが出現し、近接するドワーフの集落がデーモンに支配されていた、という事件もあった。
その事件はお使い途中の元アノン騎士が解決したが、他にも事件には事欠かない。
故にベテランの冒険者は、「浴場に入る時は戦闘を覚悟せよ」というのが、常識となっている。
その公衆浴場の入り口で、何やら二人の女と一人の男の子が揉めていた。
「いやだよ! なんで僕が、レグやフェニックスと一緒にお風呂に入らなきゃいけないのさ!」
「わがまま言うんじゃない!」
「そうよサーラ。いい子だから、一緒に入りなさい」
どうやら金髪の男の子が、一緒にお風呂に入るのを嫌がっているようです。
「だから、一人で入れるってば!」
「はっ! 何言ってる。また人攫いに捕まるのがオチさ」
「サーラ可愛いから。一人で男湯入ったら危ないわよ?」
そして一緒に入りたいのは、ショートの銀髪の女と、ロングの赤髪のハーフエルフの女。
「もう! そんな前の話、持ち出さないでよ!」
サーラは初めてザーンの街に来た時、いきなり攫われた経験がある。
「で、でも、女湯に入るなんて!?」
「あら。大丈夫よ。小さな子供なら、一緒に入れるし」
「僕は小さな子供なんかじゃない!」
「ほうら。お子様はわがまま言ってないで、お風呂入るぞ」
なおも反論するサーラを、レグがひぉいっと摘み上げて、浴場に入っていく。
「うわー。やめてー! はなせー!」
じたばた暴れるサーラだが、屈強な戦士であるレグには到底適わない。
その二人の後を、フェニックスがニコニコ笑顔で続く。
最初は、サーラが汚れて帰ってきたのが発端だった。
ミスリルもデインも不在の為、フェニックスとレグが、サーラを公衆浴場に連れてきた。
そして無理矢理に女湯に引きずりこんだ次第。
「うう〜」
恥ずかしさで真っ赤になりながら、サーラは腰を屈めて前を隠す。
脱衣場で暴れるのも大人気ないと思い、大人しく裸になったサーラだが、やはり女性に裸を晒すのは恥ずかしい。
「ほうら、隠すなよ。堂々としてな」
「今は私たち以外、誰もいないわ」
フェニックスの言うように、今は他に誰もいないのが幸いだった。
(うわー)
レグとフェニックスの初めて見る裸に、サーラはさらに赤面して、背中を丸めてうずくまる。
レグの傷痕だらけの、だからこそ美しい、筋肉に覆われた屈強な肉体。腹筋が見事に割れ、意外に巨乳。
フェニックスの、白い滑らかな肌。ハーフエルフの血を思わせるすらっとした体のライン。
(うわー。うわー)
縮みこまるサーラを、レグが無理矢理に持ち上げて、浴場の真ん中まで連れて行った。
「ほうら。照れてないで、見せてみな」
力尽くでサーラの手を開かせ、その腰にある男の象徴を、二人して鑑賞する。
「あらあら。まあまあ」
「ほほう」
その可愛らしさに、フェニックスは目を丸くし、レグは口笛を吹いた。
一本の細い小枝のような、少年のまだ未成熟な小振りのちんこ。
「み、見ないでよー」
見られて前を隠そうとするが、レグに手を押さえられてどうにもならない。
「や、やめてよ。二人とも、お風呂に入りに来たんじゃないの」
「おっと。そうだった」
「それじゃ、まずは体を洗いましょう」
二人の女は顔を見合わせて笑い、座らせたサーラの前後を挟む。
フェニックスが前、レグが後ろ。
「ほうら。背中洗ってやるぞ」
「う、うん。ありがとう」
とりあえず普通に洗ってもらえると思ってホッとするサーラ。だが。
むにゅ
いきなりレグの豊かな乳房が、背中に押し当てられる。
「うわー! わー!」
「こら暴れるな。洗えないだろ」
背中からサーラを羽交い絞めにして、レグは自らの胸で、サーラの背中をごしごしとこすっていく。
「や、やめて・・・なんかむにゅむにゅするー」
「ほうら。気持ちいいか。え?」
むずむずする年少の金髪少年に、さらにレグは早くおっぱいごしごし。
ごしごし。おっぱいごしごし。
「ひ、ひっ! レグやめて!?」
背中に与えられるふにふにむにゅーんな感触に、まだ子供のサーラは、ゾクゾクと背筋を震わせる。
「レグやめてったらー! だめー!」
「ふふ、サーラ。背中だけじゃなく、ちゃんと前も洗いましょうね」
それまで傍観していたフェニックスが、サーラの前にひざまずくと、その股間の細い棒へと手を伸ばす。
「わー! フェニックスまで! そこダメー! だめだったらー!」
サーラの可愛い悲鳴を聞きながら、フェニックスは、ちょんとサーラの小振りのちんこを指で突付く。
「はうー」
ぷるるんと揺れるサーラの分身。
「やーん。かわいー」
そのあまりの可愛さに、思わずフェニックスは、ぱくりと咥え込む。
「はうー!!!?」
サーラの腰が、びくんと振動した。
「は、はわわわ。わわわ」
突然のちんこを包む生温い感触に、サーラはただ途惑う。
口一杯にサーラの分身を頬張り、舌で丹念に洗うフェニックス。
「はう!」
フェニックスの舌が舐める度、サーラはビクッビクと振動していた。
「な、なんで、こんな」
ハァハァと潤んだ瞳で喘ぎ、少年は生まれて初めての官能に悶える。
それは、サーラが初めて感じる「濡れる」という状態だった。
と、フェニックスの口の中で、サーラの分身が頭をもたげ、むくむくと肥大化する。
「は、はあぁ。やめて、もうやめてよ」
自身の体の変化に途惑い、サーラは得も知れぬ恐怖を感じた。未知の快感への恐怖。
サーラ初めての勃起でした。
「お、サーラ。感じてるじゃないか」
背中をごしごし胸で洗っていたレグが、サーラの異変に気付き、その手をちんこの付け根へと伸ばした。
そして、ぎゅっと金玉袋を鷲掴み。
「あー!!!!!!?」
サーラは早くも絶頂に上り詰めた。
レグの玉鷲掴みがスイッチを押したかのように。
ぴゅる
口で射精されるサーラ初めての精液を、フェニックスは全て飲み込む。
サーラの精液はミルクの味でした。まる。
「ふー。サーラのミルク。とっても美味しいわ」
名残惜しそうに、ちんこから口を離し、フェニックスは唇に残った白い液体をぺろっと舐める。
「お、そうか。じゃあ今度はあたしの番だな」
フェニックスと場所を代え、今度はレグがサーラの前に座る。
だが一度射精したサーラのちんこは、すっかり萎びれていた。
「なんだなんだ。一回射しただけで」
レグはサーラのちんこを両手で挟み、いきなりごしごしと擦り出す。
「ひ、ひいいぃっ!!?」
射精の絶頂で、息も絶え絶えだったサーラが、再び立ち上がった。
「ふふ。私も背中を洗ってあげる」
そしてフェニックスが、乳房でサーラの背中を洗い出す。
ハーフエルフの美乳も、それはそれは心地よいものでした。
「はうー! もうやめてぇ!」
サーラの哀願が、浴場に木霊する。
「ふふ。まだまだ」
「これからよ」
もう何度目かの絶頂と射精だろうか。
すっかり干からびたサーラは、浴場でぐたーと横たわる。
その横で満足気にフーと息を吐く、二人のお姉さん。
「よかったぜ。サーラ」
レグの指が、サーラの華奢な薄い胸をなぞる。
「またよろしくね。サーラ」
笑顔で、サーラの頬に口付けするフェニックス。
「うう。もうやだぁ」
少年の受難はまだ終わらない。