軽やかな笑い声とわずかばかりの食器の音が響く。ここはライザナーザ家の食堂だ。  
卓を囲むのは三人。今日の主賓たるベルカナとホストであるその父、あとのもう一人はゲストとして招かれたベルカナの魔術の師ユリィである。  
最近、よく街に出るようになり自分なりの生き方を模索し始めたようにも見えるベルカナに親として複雑な念を抱く父が信頼できる第三者を交えて、ゆっくりと話しがしたい。ベルカナはそう聞かされている。  
その心使いが嬉しい反面いつまでも子供扱いされることに軽い反発も覚える。そしてベルカナがゲストに挙げたのが自らの師であるユリィであった。  
 
(先生なら誰よりも私の成長を的確に評価してくださいますわ)  
そんな思惑があったのだが、この人選は少々失敗だったかもしれない。今でこそライザナーザ家はある程度の家名を持っているものの元々父は傭兵あがりであり荒くれな性分の者の多いこの職種の多分に漏れず美しい女性に目がないのだ。  
そう、ユリィ導師は美しい。普段の学院規定のローブではなく宴席のゲストにふさわしいドレスを纏い、更には幾らか酒気を帯びたその表情。いつも研究室で見慣れているはずの、いや、だからこそ今彼女が見せる表情にベルカナ自身がハッとさせられるほどに濃厚な魅力があった。  
 
(なんとなく面白くありませんわね)  
本来主賓であるのは自分のはずなのに大人達の邪魔をしているような、いや自分が大人達の会話に入っていけない子供であるような気分にさせられる。  
晩餐が終わり三人で私室にてくつろいでいる間も、その思いはいや増すばかり。ついつい、普段よりもワイングラスを口に運ぶ回数が増えていく。そのことに気付いた父からやんわりと注意されるが、それはベルカナの幼い反抗心を煽るだけであった。  
 
幾らほど時間が過ぎただろうか。不意にひんやりとした空気を肌に受けてベルカナは目を覚ました。いつの間にか眠ってしまっていたらしい。  
 
(ここは…、どこかしら?)  
先ほどの痛飲が尾を引いているのだろうか。身体が重く、気もはっきりしない。首だけをなんとか巡らして辺りを見渡すと、どうやら地下室のように思える。そしてここに至ってベルカナは自らの格好に気付いた。  
(わっ、私、何故!?)  
今、彼女は一切の衣服を身に着けていなかった。どうやら寝台の上に寝かされているようだが、なんとその細い手足には革製の拘束具が巻かれ身体を仰向けにした格好で束縛されていたのだ。  
(いやっ、何!? 私どうしてしまったの!?)  
混乱する意識と眠りから目覚めたことにより身体が熱を帯び始める。  
 
じっとりと汗ばむ身体は、しかし意に反して緩慢な動作しか行わない。その間にも体温は昇り続けるかに思える。  
口の中が乾き、はぁはぁと吐息を繰り返し舌で唇を舐める。  
(熱い、身体が熱い)  
全身を蝕む微熱に耐えかねていた、その時だった。  
「あら、もう目が覚めていたのね。待たせてしまったかしら」。  
不意に枕元で声がした。続いてヒタヒタと石畳の上を裸足で歩く足音。  
「ふふふ。もう大丈夫よ、ベルカナ。私が来てあげたから」  
よく知る声だ。やがて一人の女性の姿が自由にならない視界に入ってくる。果たしてその声をかけたのは自らの師たるユリィ導師であった。  
 
(……!?)  
視界に映ったユリィの衣装を見てベルカナは驚愕した。  
それは彼女の常識からは到底衣装とは呼べない代物であった。  
全身を包む革製のスーツは、しかし本来隠すべき部分を大胆に露出している。  
豊満な両の乳房は限界まで絞り出されている。  
下に目をやると恥ずべき叢が堂々と晒されていたのだ。  
広々とした寝台に這上がってきたユリィ。  
汗に湿った黒髪を撫でながら女導師は優しく囁きかけた。  
「随分と調子を上げていたようね。  
お父様にかまって貰えなかったことがそんなに寂しかった?」  
そう問いながら、もう片方の手がベルカナの頬にそっと触れる。  
 
(んんっ!)  
白く瑞瑞しい裸体がヒクンと跳ねる。  
(何、なんですの!?)  
一瞬にして全身を駆け抜けた衝撃に戸惑うベルカナ。  
その様子を面白そうに眺めながら二度三度とユリィは指を走らせる。  
(んあぁ、だめ! それ、やめてぇ)  
ヒクヒクと震える身体。汗は既に全身を濡らしテラテラとした光沢を放っている。  
やがて、ようやく指を止めるユリィは荒い息をつくベルカナに告げた。  
「全身がとっても敏感になってるでしょう。  
貴方がさっきまで飲んでいたあのお酒に、ちょっとね。  
大人しか飲んじゃイケないお薬が入っていたのよ。  
身体が思うように動かないのも、そのせいね」。  
 
(そんなっ。先生が私に薬を……。何故!?)  
ワインに混ぜられていた媚薬は速やかにベルカナの心と身体に染み渡っていた。  
力無くあえぐベルカナの上半身を背後に回って抱き起こす。  
枷を填められた両腕が引っ張られ左右に伸びる。  
ユリィは脇の下から自らの両腕を差し入れベルカナを抱きしめた。  
「可愛いベルカナ。私の研究室にきた時は、まだまだ子供だったのに」。  
そうされると量感のある乳房が背中に押し付けられ柔らかく潰れるのが解る。  
その頂きにある突起はもう固くしこっていた。  
(先生も感じてるの? 気持ちいいの?)  
ぼんやりと、そんなこと考えるベルカナ。  
 
一息ついたベルカナにユリィは再び愛撫を加えていく。  
汗に濡れヌルヌルと滑る胸の双丘。新たに定められた狙いはそこだ。  
先ほどまでの性急な愛撫とは対象的な動き。  
ゆっくりとじらすようにその外縁から頂きを目指して螺旋を描きながら這上がっていく。  
(ふぁああん。 んうぅん。)  
身体の奥にともる肉欲の篝火がジリジリと身を焦がしていく。  
神経が快楽によって飽和状態となり既に全身が性感帯のようだ。  
ユリィの指先が乳首を捉えるべく進めばベルカナも快楽の終点に向けて進んでいく。 (ああっ、怖い。私このままでは……落ちるっ。なのに、はぁぁん)。  
 
(いくっ。私、このままいってしまうぅ)  
ベルカナに抵抗の意志はもう残されてはいなかった。  
導師として、一人の大人の女性として、ベルカナはユリィを尊敬し、慕っていた。  
そのユリィが今、自分の身体を求めてくれている。  
そして何より全身を満たすこの悦楽。  
それだけでもう十分だ。後は快楽の絶頂を迎えるだけ……。  
その時だった。  
「ひあぁっ!!!」  
からからに渇いた喉からそれでも声が漏れる。  
ベルカナを待ち受けていた絶頂は鋭い痛みを伴っていた。  
視界が真っ白に染まり意識が混濁する。  
何が起こったのか解らない。  
そして、更にその直後……。  
 
プッシャアァァ。  
ベルカナの秘部より匂い立つ黄金水が泉のごとく湧き出てきた。  
(はぁっ、そんな。わっ、私ぃ)  
あまりの恥辱感のせいで思考は迷走し意識は限界線上で明滅を繰り返している。  
「あらあら、しょうのない娘ねぇ。ふふっ、まさかお漏らししちゃうなんて」。  
(いやぁ、まだ出てるぅ。止まらないよぉ)  
先ほどのワインの飲み過ぎが原因なのだが今のベルカナはその程度の事も気が回らない。  
そして力の抜けたベルカナの両足の間に、いつの間にか前に回っていたユリィが割って入る。  
「もう、仕方ないわねぇ。先生が後始末してあけるわ」。  
そう言うやユリィは……。  
 
(んはあぁぁぁっ!!!)  
ユリィのとった行動はベルカナの全く予想もしないことだった。  
未だチョロチョロと小水の漏れるベルカナの秘部に口を付け、喉を鳴らして飲み出したのだ。  
(嘘よっ。そんな、先生が…。あたしのおしっこ飲んでる……)。  
無論、ユリィの「後始末」がそれだけで終わる訳が無い。  
いまや、蒸せ返る程に熱気の溢れる秘唇をペチャリペチャリと舐め始める。  
(ひゃぁぁん。んふぅ。ふあっ。ああああん!)  
声のでない喉からひゅうひゅうと息を吐きだすベルカナ。  
性感が媚薬で鋭くなっている今、男性経験のないベルカナには、余りに辛い責めである。  
 
(あああっ。あたし、またっ。またイっちゃうぅ)。  
身体から湧き上がる快楽を全身で表現するベルカナ。  
だが心のどこかで“その瞬間”を恐れてもいた。  
先ほどの絶頂を迎えた瞬間の、あの痛み。あれはいったい……。  
その時、秘部を舐め回したいたユリィが顔を起こした。  
ベルカナと目が合うと、くすりと笑い言った。  
「大丈夫。心配しないで。さっきの“あれ”はね」。  
身体を起こしベルカナに添い寝する位置に来ると指をまた乳房に走らせる。  
そして乳首を指先で軽く弾いた。  
「こうしたのよ。思いっ切りね。ふふっ、よかったでしょう。お漏らしするくらね」。  
 
再び口での愛撫に戻るかにみえたユリィはベッドサイドに置かれていた水差しを手にとった。  
「そろそろ、喉の渇きも限界でしょう。さぁ、こっちを向いて」。  
顎を掴んで顔を向けさせるとユリィは水差しの中身を自らの口に含んだ。  
そして唇をベルカナのそれに重ねる。  
こくこくと喉を鳴らして口移しを受け入れるベルカナ。  
先ほどまで小水を漏らした秘部を舐めていた唇。だが不思議と嫌悪感はなかった。  
口の中に仄かな苦味を伴った甘い液体が染み渡っていく。  
ふと、気付く。この味。これはあのワインではないか。自らを狂わせる元凶となった、あの……。  
 
「気付いたみたいね。どうする? もう、いらない?」  
意地悪く尋ねてくるユリィに、ようやく声の出るようになったベルカナが答える。  
「欲しい…、です。下さい、もっと」  
その答えに満足そうに頷くとユリィは更にワインをベルカナに与える。  
口移しはワインがなくなっても執拗なほど続く。ぬちゃっ、ぬちゃっ、という音と二人の息使いが室内に静かに響いていく。  
「うふぅ。むふっ。ふあぁっ。うあぁぁん。せっ、先生。また、いくっ。あぁん。」  
唇をむさぼりあい、身体を重ねあう うちに媚薬の効果も出始めベルカナは急速に登りつめ出した。  
しかしユリィは再びベルカナからその身体を離した。  
 
「いやぁ、先生ぇ。お願いだよぉ。あたし、もうおかしくなるよぉ」  
ベルカナの口調が、いつの間にか変化しているが、ベルカナ自身は気付いていない。  
両手足の拘束具は痛いほどに食い込んでいる  
だが、その痛みすら今のベルカナには快感でしかない。  
そんなベルカナを後目にユリィは立ち上がる。  
そして隣りの間に繋がるドアを開いき、そこにいた男性を室内に招き入れた。  
「お、父様……。」  
その日、幾度目かのパニックに落ち入りかけたベルカナにユリィが説明する。  
「驚いた? その様子じゃ、そんな余裕も無いみたいね。  
実を言うと今回のことは、お義父様が仰ったことなのよ」  
 
ユリィの説明は続く。  
「私は、貴方が私の研究室に来る以前からね。  
お義父様、いえ御主人様にお遣えさせていただいている性奴隷なのよ。  
御主人様は貴方に一人立ちする前に、貴方を新しい性奴隷に、と考えておいでなの  
ついでに教えておくけど貴方がその歳で次席で学院を出られたこと。  
正魔術誌になれたのも実は御主人様の御力添えのお陰なのよ」  
ワカラナイ。この人は何を言っているのだろう。  
幾つもの言葉が意識の表面を通り過ぎていく。  
ただ、確かなこと。それは……。  
ふいに父がユリィの身体を抱きしめる。  
ベルカナはその光景を見て、ただ羨ましくおもえた。  
 
「いいっ!ああっ、そこっ。んはあぁん。凄いぃ!」  
ユリィの身体をなぶる父をベルカナか見ている。  
先ほどまでユリィから受けていた官能をゆっくり揺り起こすようなものとは違う。  
官能を根刮ぎ掘り起こす荒々しい愛撫。  
性と性との激しいぶつかり合いだった。  
全裸の父の股間には黒々とした剛直が屹立している。  
(あれが入るの…? ここに…。)  
それが実の父のものだという意識は消えていた。  
意識と思考は既に、身体を満たし溢れかえらんばかりの肉欲に押し流されている。  
(欲しい。あれ、欲しいよ。ここにぃ…。)  
その物欲しげな視線は父にも届いていた。  
 
父に背を押されユリィが寝台に上がって来る。  
そしてベルカナの頭を跨ぐようにして膝立ちになった。ベルカナの枕元に手をついて四つん這いの格好だ。  
自然と目のすぐ上にユリィの性器が来る。  
「これが先生のオマンコ……」  
以前、パーティの仲間の一人が言っていた女性器の俗称も今では自然に口に出来た。  
ユリィがベルカナに見せつけるかのように、そこを指で開く。  
すぐに愛液が伝い落ちて来た。それは少しだけ糸を引いてベルカナの顔に滴った。  
濃密な香りに官能の炎は更に勢いを増していく。  
ギシリ  
寝台が軋み、父がこちらに来る。これからの展開は容易に予想出来た。  
 
「あっ、あっ、あっ、ひあっ、うぅん。深いっ、深いわぁ」  
ユリィは髪を振り乱しガクガクと腰を揺する。  
愛する主人のものを存分にくわえ込み快感を搾ることに必死だ。  
余裕など全く無い。それだけ圧倒的な挿入だということだ。  
そして、ついに絶頂はやって来た。  
「だめっ。だめっ。死ぬぅ。ああっ、もう、いくぅぅぅ!」  
同時に父も達したらしい。  
大量の愛液と白濁した精液とが腟から溢れだし真下にいるベルカナの顔を汚していく。  
が、そこに浮かぶ表情は羨望と欲情のみだ。  
「あれが欲しいのね? ここに欲しいのね?」  
余韻を引きずりながらもユリィはベルカナに尋ねた。  
 
「欲しいよぅ。パパぁ、あたしにもパパのおちんちん欲しいのぉ」  
ベルカナの瞳に宿るものは、もう光では無く極彩色の闇だけだ。  
ユリィは頷くとベルカナを寝台に貼り付けていた拘束具を一つづつ解いていく。  
そしてベルカナに奴隷としての奉仕の方法を教えていった。  
「さぁ、まずは御主人様にご挨拶して、それから貴方を導いて頂くものをお清めするの」  
ベルカナはその教えを守り実の父にして奉仕すべき主人のペニスを、その小さな舌で舐め上げる。  
そして硬度と角度を増していく剛直に付いていた精液を味わいながら飲み込む。  
その間、ユリィはベルカナの身体を更に愛撫している。  
 
今、寝台に父が仰向けに横たわっている。  
ユリィに促されベルカナは、その上に覆い被さり身体の各所に口づけを繰り返す。  
そうしながら“位置”を合わせているのだ。  
「いいわよ、ベルカナ。そこからゆっくり腰を落として行くの」  
ユリィの言葉を聞くやベルカナはその通りに動いた。  
処女を喪うことにもはや恐れはない。  
この狂おしい官能を遥かな高みに導いてくれるのなら。  
「ふぅん、んんっ。こっ、これっ。だめっ。凄いよ。ああっ、壊れるっ。  
んぁぁん。壊れるっ。壊れるぅぅぅ!ああぁぁぁ!!」  
痛みは一瞬しか無く、そのあとは身体が真っ二つになるような快感だけだった。  
 
 
「ベルカナっ。あんた、今までどーしてたのよ!?」  
大通りにシャイアラの声が響く。  
いつもの酒場に向かう道すがらシャイアラは久しぶりに顔を見せた仲間に言い寄った。  
「ごめんなさい。ユリィ先生の個人的な研究にお付き合いしてたんですの」  
そう言って艶然と微笑むとベルカナはシャイアラに謝罪した。  
まぁいっか。人間は生き急ぐものだ。シャイアラはエルフ特有の人生観で納得した。  
「で、何だっけ」  
「ですからご無沙汰していたお詫びにシャイアラさんを我が家の晩餐にいかがって話しです」  
「いーわよ。タダ飯でしょ。行く。」  
ベルカナは頷き言った。  
「ええ、きっと気に入りますわ」  
END  
 

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