ここで寄席をば一つ  
ある所に武家屋敷があったそうな、(パンパン)  
あまり公にはなっていないが、此処の頭首、先代が引退して以来  
女が勤めている、いやまだ女といふには幼い、少女というべきか、  
この少女かなりをば気にするところあるのか、  
最近ため息ばかり「はあー、はー」ついている。  
此処にまな板と一声言えば、即座に立ち上がり  
ぴゅーと風のように駆け、「五月蝿い五月蝿い」  
いい突っ込んでくる。  
最近ではまな板の事をあれと言わねば  
安心できぬ毎日、下男下女も気の毒です。  
変わって下さい?ワタシャ遠慮しときますよ。  
トーチにだけは成りたくありませんし。  
この娘子名を「平井」真名を「しゃな」と云い、  
火盗改め後の幕末にフレイムヘイズとなる役職を拝命し  
今日も巡回するのであった。  
 
この頃、内に蔵しそれを爆破するという、事件が起こっていた、  
あっちでもドカンこっちでもドカン、リンリンと鈴の音もして  
江戸はいつからこんなに五月蝿くなったんでしょ。  
町奉行もてんてこ舞のお手上げ、それで此処に箱が回ってきたと、  
何時もなら  
「キッ」の一にらみで終わりです、それが如何したか何故か今回  
如何いった風の吹き回しか  
瞬く間に我一番と手を上げ、自らうけたまわる。  
そして今にいたると、ほっつらほっつら歩いていると  
おかしな風貌をばした者に囲まれた人がいるではないですか。  
此処はあえて無視します、そこに何時の間にか周りを囲った  
奇妙奇天烈なやから、数は五、六人でしょうか  
「たのまれたのでな」等と言っています、  
少女相手にこの数、油断もするもんです。  
アレヨアレヨと一人また一人とポゐポい投げられる、  
残った者は一目散我先にと逃げていきます。  
 
 
所変わって反物で知られる火種屋の奥間  
ここでへーこら云って逃げてきた、あらくねの一人雇主と面会と来た。  
この雇主色恋には奥手だが、目的には手段を選ばんと来た。  
薄く目を開けた主人「失敗は許しませんよ」言うなり、逃げた男は真っ二つ  
池に掛かる橋の上で切ったものだから、当然池に落ちますね  
池が血桜模様で充たされたのを見て、「どうして緊張するんですか?」  
と自分に何回も問うて見るもこの日も結局答えは出ず、  
なおも刺客を放つと結論づくのでありました。  
 
 
吉田「平井さん負けませんよ」  
 
取り合えず、此処にてお開き  
 
 
 
2   
 
黒吉田に今回雇われました刺客は、鍛冶師の天目一個  
なんとこともあろうに吉田一美はこの者をば  
自分で切った死体を使って唆(そそのか)すと  
平井宅へと忍び入らせるのであった。  
 
それだけならばまだしも、深川で手に入れた  
怪しげな薬をば密かに一服盛るというかなり残酷な策の様でありまして。  
この深川で手に入れた怪しげな薬をば  
一滴飲めば「ふぇ〜」と顔を赤らめ、  
二滴飲めば「ふぇふぇふぇえ〇〇がすき〜」と心身共に幼児退行しませば  
あい迫りきまして  
三滴飲めば呂律回らず。これから先は云えません、残酷すぎます。  
 
そう云っている間に決行当夜となりまして、黒装束の下に鎧をば着まして、  
何故着ているのか、聞かない事にしましょう。  
それが普通だったら「ガチャン、ガチャン」鳴りますね。  
でも本編では一度の鳴らさなかった、技術を使い塀を越えていきます。  
どうにか庭先に下りますると、  
あまりの庭の大きさにあっちへうろうろこっちへうろうろとなりまして、  
時間を潰し普段でしたら血祭りです。今日は天に感謝です、  
夜から雨が降っていて上手く気配を消してくれます。  
 
如何にか平井の寝床を突き止めた、天目一個  
こっそり忍び寄りますとば、イキナリ此方をば向きますれば  
吃驚(びっくり)仰天歯が転々いたします。  
気付いたかと実際驚いて身構えて見たものの  
平井さん寝ています。さらに寝言などを「ー(自粛)−」と言いまして。  
これはしめたと天目一個  
黒吉田より渡された、妙薬をば取り出し「グイグイ」飲ますれば  
たちどころに効力を発揮し、顔が赤くなって行くではありませんか。  
寝ている相手にどうやって飲ませたか?気にしたら負けです、此処はあえて無視、英語で言えばスルーです。  
効き始めを見届けまして。去ろうとしたならば、  
鳴り子にば掛かり「からんからん」と音を鳴らすのであった。  
これはマズイと逃げますがすでに遅し「娘を襲うとは許しがたし」と  
現れましたは シャナの父親アラストール氏、この者鎧武者とは旧知の仲  
此処に合間見えれば、二人固まりまして、数刻がたとうとした時  
「ゴーン」とば寺院の鐘が鳴りまして、時が戻ったかのように動き出します。  
「して、天目一個、なにゆえワシの娘の部屋から」  
こう聴かれたら正直に答えるしかアリマセン。  
「おんしの娘子が、人を殺め申したと云われての」  
実際切ったのは吉田さんです、平井ではありません。  
これを聴くなりアラストール氏唸るように思考をばしまして  
「間違いだと思いたいが・・・ことの真実確かめたい、引いてわくれぬか」  
云われましては たっての友人の頼みとりあえず天目一個  
引き下がる事となりました。  
 
この後起きましたは平井が天目一個の落としましたは  
ビードロの入れ物と湯飲みをば取り違えまして  
妙薬を寝ぼけ飲んで小さくなったの見た  
アラストール氏がウロウロオロオロはまた別の話でありまして、  
飲ませるという目的は果たせしものの、  
亡き者にできず釈然としない黒吉田でありました。  
 
此処で説明をば一つ「鳴り子」といふ物は今の侵入者感知器の様な物でありまして、  
紐の先に鈴などの鳴り物を取り付けたものであります。  
「ビードロ」は文字道理 硝子の事でございます。  
 
このさい自分の娘子をば如何様にしたかは  
アラストール氏の名誉のため黙っておきましょう。  
後で、頭をポンポンのあの人にギタされるかも知れませんが。  
 
 
 
3  
寄席の三話ば行きましょう。  
 
エロを書くのは難しい目を瞑って無視です。その様な盲のグセの者いなんだ?。  
此処は無視してくださいよ。  
 
 
 
「どこか安心した、私がいる・・・」この前の妙薬盛りをばしました事を  
確かめるため病の床に伏していると平井家の下女から聞きおおせた事を  
出汁に、吉田一美、怪しまれぬように見舞いにいきますが、  
真の目的は薬の効力をば確かめる事でありまして、  
 
平井と吉田この二人とある町塾の同門であります。  
昔は仲が良かったのですが、同じ人を好きになったのです。  
どちらかが引けばよろしいと意見をばすれば、  
此処は女の意地が誇りが許さないと  
どちらも引かずにて友という不思議な関係の今にいたる訳でして。  
そのころ市中では年場の行ったものが心身ともに退行するという  
事件が起こっておったそうな。すでに火盗改めに三人の被害が出ており  
存続危ういかといった所です。  
いつから子どもが多くなたんでしょ、吉原も異様の光景が多なりました。  
そうこうしている間に平井宅へと着きますれば御門を叩きます。  
 
幾許か戻りまして早朝。2の最後ば戻ります  
小さくなったシャナをば問い詰めますれば  
泣き出しまして下がり引く娘を  
「ち・・ぇ・止めて・・・くださ・・ぃ」消え入りそうな声で  
言っているのを稲光をば背後に  
無理やりば裸にし胸を揉みくだし  
此処に吸い付きますれば  
あの妙薬の効果かそれとも副作用か[ハァーハァ-]と平井(シャナ)の  
体喘ぎ火照りまして快楽を求める体 否定する心  
いく時がすぎまして、娘に対する黒い物が沸きましてば  
自ら裸になりませば、迫りますも此処で意識が飛びまして(パンパン)  
時すぎて  
目が覚めしこの時ば  
アラストール氏赤い帯紐で幾重にしばられ、  
宙吊りにされてばおりまして。血文字で助けてが精一杯、  
蜜の後の制裁 楽有れば苦ありとは この事、ご愁傷様です。  
といった背景ばありまして。  
どうでもいいから本編行け?  
解りました、そんなせかさないで下さい。  
 
 
3-2  
 
 
部屋へば通されました吉田をば待ち受けていなんだのは  
今でいえば高等小学校に通うほどの幼さに成り果てた、平井でありまして  
本編では此方の姿ですが。  
下男ば話を聴けば精神はさらに下っているそうな、先の事も起因しているのでしょう。  
布団より上体を起せし純粋な平井の目ば見入らんは  
罪悪感と同じくして不思議な心の芽生えし吉田であった。  
 
実際薬をば製造せしは本編ではメガネマンなどと云われているは  
深川の町医者 池  
この者、裏では蘭学の知識をば生かしなんだ、  
如何(いかが)わしきて面妖な御禁制の薬をば秘密裏に製造しておりまして、  
某何処(いずこ)では薄いので  
此処では濃く使ってやろうかと要らぬ切開掛きまして。  
開く切開ではなく、節介ですと  
何所から聞こえてきそうですが先へ進みます。  
この医者 江戸内の者を心身ともに退行させますれば  
強姦するといふ策を労したようでして、日夜休まず  
粉骨砕身妙薬精製といった所です。  
我学の人も一枚噛んで降りまして、精製されたはこの薬を  
風の力ば利用して重さの軽重で分別をばする、通風分別器  
唐箕(カラミ)をば手掛かりにして創りし物に入れまして  
効率よく撒布していきますれば、  
短期間で効力を発揮するといふ算段でして。  
所がどっこい、改め方に何故か踏み込まれ、計画は虚しく破綻に終わりますも このお二方はヘ-コラサッサで逃げ果せていまして。  
張り付けばされたは 都喰らいのあの人でして黒幕は・・・。  
 
そのころの黒吉田はと伝ふと、深夜には平井宅ば舞い戻りてば  
布団をはいで連れ出し火種屋の蔵に閉じ込めますと、  
小手座両縛りという縛りで固定し  
その据わっています目ば門の外から向けますと、  
蔵の扉を閉めるのでした。部屋に戻りますと何所に仕舞ってあったのか、  
和蝋燭は解りますが細長い針にトロロに鞭と  
まあこんなによく集めたものです。  
これを使って平井を苛めるわけですが…・・・・・・  
「フフフ・・」と含み笑いをして蔵へと参じると  
開始するのでありました。  
 
 
3−3  
 
 
月明かりの差し込む中にじり寄りまして、注射器をば取り出しますと  
意識のない平井のウナジへと刺しまして中の薬物を投与していきます。  
「下拵えは終わりました・・・」黒吉田近場の椅子へば架け、茶等を啜りながら  
効きだすのを一考をばしながら待ちまして  
「起きましたかそれでは始めますよ」  
 
焦点の定まらない半目を開き、少しば痩せ疲れた、  
平井に笑みを向けるのでありました。  
これに同じくして平井の手の指爪を「一枚めですよ」などと数えながら  
一つづつ剥がされましては「がっ!ヒギャ」などとうめきまして、  
ハアハアと肩で息をします。此処へ乳首へと針を刺します、  
ただ普通には刺しません。  
乳首乳房この二つをば一緒に貫くように刺し針先は乳房の中です。  
少し顔を赤らめた平井をば見まして「感じているんですね」と云えば  
平井いやいやと首を振り「そんなわけ無い!」と否定をしますが・・・  
これが逆撫でばしたのか「お仕置ですよ平井さん!」  
両掌を釘で貫きて和蝋燭を刺し固定をしますと「動かないほうがいいですよ」  
と火を付け顎を掴み引き寄せますと[坂井君はわたさない」と言い放ち  
その足で彼の家へ行くのでありました。  
そのころ坂井は知り合いの居酒屋におりこの後、家へば帰ると、  
中で待っていた吉田一美に驚き倒れるのでありました。  
 
 
 
4  
 
 
「くすくす、坂井君」気を失った、坂井をば布団の上へと寝かせると  
自分に紅いリボンが撒きついたまま そのうえ裸、他から見れば  
うらやましくもありご愁傷でありと  
屋根裏の人も申しておりまして、  
祐二は今だ気絶したままあんなのを  
いきなり見せられたら卒倒します。  
・・・そんな状態で、坂井の首へと手を回しまして、  
「ついにこの時が」云いますと、真赤になった顔を寄せるのでありました。  
後、半寸(約1.65p)と迫りました所で、祐二気付きますが体を動かそうにも  
動かない、「薬を色々使わせてもらいました」ニッコリと微笑みます。  
 
 
そのまま接吻、舌をば中へと入れかき混ぜます。  
唾液が「ピチャ、ピチャリ」混ざりまして、かれこれ半刻が過ぎまして  
すでに坂井は窒息寸前。でも満更でもない様子、  
平井が居たら三枚卸しではすみません。  
火盗改め全員で私刑がいいところです。  
だからこそ3-3で黒吉田がのしたわけです、  
絶対的優位を植え付けるために。  
 
「平井さんにあんな酷い事されても近くにいるなんて優しすぎです、  
妬いちゃいます」そっと下部の割れ目へと・・・・近づけますと  
挿入ばいたします。  
 
 
 
「う・・・うぅ・・・」膜が裂け悲鳴ば上げる一美  
「やめ・・・あ」とは祐二、呂律が回っておらず、聞こえません  
が先のホレ薬が効き申したか、吉田のことが気にばなって  
仕方が無い。  
「一つに・・・成りま・・・した・・・」痛みが引かないのか動こうとはせず  
暫くば待ち動きだします。液が分泌ばされ、動き易くなり  
挿出入をば繰り返します。ぱん、ぱん、と肉の当たる音と愛液の擦れ垂れる  
音、しまして。祐二からも抱き付いてばおり  
3刻ホド続くのでありました。  
 
「反省したでありますか!」吊るし上げたアラストールに  
問いただしますばカルメル。  
「・・・・」返事は無く屍といった所でしょうか、[鉄拳制裁]  
かれこれ10日余吊るされており汁に調教されてばいました。  
 
マダマダ続きそうですがこの話は此処で終わりです。  
 
 
 
PS追伸  屋根裏の者は坂井父です。  
 
 
 
5(番外;屋根裏とか、その後)  
 
 
えーと最近は夜物騒ですよね、一通り息子の行為を見た跡、  
屋根裏から出まして自分の部屋へ戻る。  
「祐二も男になったな(くそう、千草にだってあんなバレンタイン・・・)」  
と、そんな事より千草にこの事を云わないと、大変な事になる。  
まあ、夜這いをされた時点で----結婚しなければならないと  
法度に書かれているわけだが。そんな事考えながら  
曲がり角を曲がったわけだけど、誰かいるみたいだ。  
あのガタイからすると、蜀台で照らす・・・・・  
まぁ、なんだ・・・・  
アラストールがベルヘルミナに吊り上げられているのだが如何も喜んでいるみたいだし、近所迷惑だが放って置こう。  
庭へと下り、家から抜ける。  
外もナンダカ騒がしい、役人が右往左往している。  
 
 
関所を越え落ち延びた、教授と池は南街道で、  
あの如何わしい薬を使って決行楽しんでいるようです。  
ドミノさんはというと、奉行所の蔵の中から脱出して、  
3日前に池、博士と合流したみたい。  
最近、尊皇攘夷の長州派維新志士のへかてー  
という人に強力しているそうです。  
「あの薬よく効きました。後、不老薬くださいね。」  
祐二君は私と結婚しました、平井さん今ごろ薬が効いて  
外見が幼いまま固定されていると思います。残念でした。諦めてください。  
 
 
「もっと反省するであります」・・ここら辺はとばします。  
 
 
平井様の御屋敷では、お嬢様が退行してからかれこれ壱週間が立ち  
ますが、未だに精神は戻りましたが体のほうが・・・(チラ  
せめて服着てください。4,5歳児並に・・・  
寄席に登場していない下男で本編ハウスキーパの私が  
池より目立ってよろしいのでしょうか。  
此処だけの話、作者「      」を書くみたいです。  
彼の性格だと企画倒れのような気が・・・しないでもないです。  
 

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