「ほうほう、これは中々風情があるねえ。たまには貴様の座興に乗るのも面白い」  
「ふっ、星黎殿の中に入りびたりじゃあカビが生えそうだからな」  
「・・・(じ〜〜〜〜)・・・」  
むせ返るような人の波と熱気。  
不快度を高める暑さと湿り気、それにも関わらず雑踏が収まることは無く、逆に増えるばかり。  
「しかし、何故よりのもよって隣がお前かねえ千変万化の3枚目」  
「ふむう、俺ももっとぴちぴちのが良かったんだがなあ永遠の年増」  
「・・・(きょろきょろ。はぐはぐ)・・・」  
しかし、そのミサゴ祭のメイン会場となる、出店で挟まれた小道。  
最も多くの人出で賑わう、その一角だけは誰も近寄りはしない。  
そこにいるのは3人の人に非なるもの。  
ただ、その3人が人とは違うふいんき(何故か変(ry)をかもし出しているだけではなく、その三者三様の美貌がそれに輪をかけていた。  
 
「ふむ・・・。しかしこうも見世物や食べ物売りが多いとどれにしようか迷ってしまうのう」  
長い紫髪を綺麗なアップに纏めた最も人目を引くのはスラリとしたモデルのような女性。  
衣服では隠し切れない豊満な肉体を、闇より深い漆黒の地に真っ赤な薔薇を散りばめた浴衣と髪と同じ紫の帯で包む。  
右目を眼帯で覆い、そのよりミステリアスさを増す美貌。  
その瞳は祭の明るさを怪しく写す金色、そしてその白磁のような額には第三の目。  
紅世の徒、フレイムヘイズにその名を知られた徒の集団、仮装舞踏会三柱臣が参謀、"逆理の裁者"ベルペオルが各種出店を見定める。  
「うぐんぐ・・・、ごくん。亀は掬ってもちょっと部屋で飼うのは難しいですね。金魚すくいをやってみませんか?」  
その傍らで、お好み焼き棒を完食して口の周りをソースと青海苔で化粧した少女が提案する。  
ベルペオルが妖艶なら、こちらは正に可憐。  
明るい空色の瞳と御髪をその幼い顔立ちに擁き、その耳にはシンプルな細長い金属板のイヤリングが飾る。  
その幼い身に纏うは夏らしい少女に似合った朝顔柄の浴衣。  
三柱臣の巫女"頂の座"へカテーの華奢な白い指には夜店で買ったばかりの水ヨーヨーが踊る。  
2人は初めて見る日本の祭に声を弾ませる。  
「では、金魚すくいでもやってみようかね。一番すくう数が少ないほうが・・・、あのチョコバナナとやらを奢るとしよう」  
「かまいません。では」  
「ちょっと待った。俺の意見は聞かんのか」  
今となっては懐かしいちょっと待ったコールに嫌そうに視線を向ける美女二人。  
 
「誰か居たかね?」  
「居ません。煙草臭いので早く行きましょう」  
うん、そうしよう。  
「ちょっと待て。男だからってこの千変にその仕打ちは何だ!」  
 
チッ  
 
「くそっ、調子に乗りおって・・・」  
適当な茶褐色の浴衣を着た"千変"シュドナイが紫煙を吐き出す。  
「それだけか?もっとこう無いのか?説明は」  
でっかい十分だ。消すぞ。  
「中の人(本作の神)だからって・・・。今に見ていろ・・・」  
すわっうっせ!黙れ!!中の人禁止!!  
 
ベルペオルが少し離れたところからその不思議な光景を見ながら嘆息する。  
「分かった分かった。じゃあ次はどうするのかね?」  
助け舟に気を取り直し、シュドナイはその悪趣味なサングラスをキラーンと光らせる。  
「ここは・・・、射的だ」  
「射的?」  
思わず聞き返すヘカテー。  
「射的なら勝負にぴったりだろう。あの○ぐらしでもあったろう」  
「あんまり意味不明なこと言ってるとにゃんぷしーろーるお見舞いしてやろうか」  
傍目には漫才のようなことを言い合いながら手短な射的屋に向かう。  
その途中、ヘカテーの口の周りに気づいたシュドナイがヘカテーに顔を寄せる。  
「おおー、俺のかわいいヘカテーよ。そんな身なりじゃ人前で恥をかいてしまう。俺が綺麗にしてやろう」  
ベルペオルが射的屋の親父に金を払ってる隙に、助平心満載でその青海苔を舐め取ろうとする。  
近づいてくるあまりのおぞましさに顔を引きつらせ悲鳴をあげようとしたヘカテー。ヘカテーたーんぴーんち!!  
するとその時。  
「とーう!!」  
どぐわしゃっ!!  
突然横合いから見事なツープラトンキックがシュドナイの横っ面にハードにヒットする。  
真近に迫った念願のヘカテーのぷくぷくほっぺたから弾き飛ばされ地面とキスするシュドナイと唖然呆然のヘカテー。  
我関せずと一人プリキ○ア人形を撃ち落そうと真剣なベルペオル。  
念願の野望を邪魔されたことに怒りの炎に身を焦がしながらすぐに起き上がり怒声を上げる。  
「何をしやがる貴様!!」  
その声を聞いて人ごみのなかから気合の声と共に二人が飛び出す。  
 
「か弱き華に迫る   悪の影   けれどこの俺たちが散らせはしない(びしっ!)  
 
毒男が呼ばない 藻女も呼ばない 嫉妬の炎が身を焦がす!  
 
久々登場 御崎市の皆さん 始めまして!   
 
嫉妬マスクズただいま参上!!」  
 
プロレスラーのような覆面姿の男二人がポージング。  
「そこのグラサン!俺たちの実が黒いうちは処女(おとめ)に手出しなぞさせぬわ!」  
「貴様ら・・・俺の、俺の野望を!!」  
「ふっ・・・。アベックの愛と希望と勇気を壊す、それが嫉妬団よ!」  
「アベックじゃありません!!」  
捨て置けないセリフを吐く1と書かれたマスクの男の股間を蹴り上げるヘカテー。  
何かが潰れた妙な水音がその場に響き、思わずシュドナイら男性陣全員が股間を押さえる。  
「ふっ、これでお前一人だな。さあ命乞いするか?」  
シュドナイも顔や首筋に脂汗を流しながらもう一人にそう迫る。  
「まだまだあ!嫉妬の力を思い知れ!嫉妬団カムヒアー!!」  
と指を鳴らすと同時に、同じようにマスク姿の集団が5ダースほど現れ、シュドナイを囲む。  
「ジーク嫉妬!ジーク嫉妬!ジーク嫉妬!」  
そういうとびしっ!とシュドナイwp指差す嫉妬マスク2号。  
「さあ、みんなであのキモイ男を嫉妬の炎で焼き尽くせ!」  
一斉に襲い掛かる変態集団を前に見て、紅世の変態がニヒルに笑う。  
「さあ、かかって来い。ヘカテーは渡さん。俺が守る!見ててくれ俺のヘカテーとおまけのババア・・・。ってあれ?」  
後ろには射的屋のおじさんが避難中。  
「お連れさんなら、あの馬鹿とは何でもない、私たちは関係ないのでもう行きます、って」  
 
「・・・娑婆の空気は塩っ辛いぜ・・・」  
 
 
「あの馬鹿は一体何をやってるのかねえ?もう少しまともになればいいものを」  
「一度痛い目にあってもらったほうがいいのかもしれません」  
射的屋から逃げ出したあと、女性陣二人はあっち食べ歩きこっち遊び歩き十二分にミサゴ祭を満喫していた。  
リンゴ飴やら焼きそばやらを食い散らかし、輪投げくじ引きを荒らしまわるのに疲れ、  
人影の無い公園のベンチで二人仲良くならんでゆっくりしていた。  
そうやってのんびり夜空を眺めてると、薄暗い林の中から人の気配、そして微かな声がする。  
「うむ?」  
「見に行ってみますか」  
ヒマだった事もあり二人はそうっと林の中に入っていく。  
すると暗がりの中に人影が見えた。  
「何をしているのかのう」  
「照らしますか?」  
「もう少し近づいてみるとしよう」  
ワイドショーに飽きた主婦のごとく野次馬根性を発揮し、ゆっくりこっそりその人影が何をしているか確認できる位置まで近づく。  
木陰からベルペオルが顔を出し、その後ろからひょいとヘカテーも顔を覗かせる。  
「?」  
「??」  
「???」  
「????」  
「!?」  
「!?」  
 
そこでは顔は見えないが二人の人影が熱いベーゼを交わしていた。  
情熱的に互いの唇を味わう二人、とそれを見て固まる二人。  
「うお・・・」  
「(かー)・・・」  
ベルペオルはマジマジと、ヘカテーは顔を手で覆いながらその指の間からと言う違いはあるが、視線をそらさない。  
紅世の王としてこの世に移り来て幾年月、こういったことを知識として知ってはいても、実際に体験したことも見たこともほとんど無く、  
免疫は皆無だった。  
「ああ、そんな・・・。舌なんて、あんなふうに入れるのかえ・・・」  
「うーうーうー・・・」  
二人の熱い抱擁と口付けに、頭が真っ白となる。  
そうやって見ていると、対象が体を離したことで一瞬正気に戻る。  
「はっ!つい見入ってしもうた・・・」  
「うにゅーー・・・」  
二人とも思わぬものを目撃したことに混乱の色を隠せない。  
どうしたものかと顔を見合わせているうちに、少し低い嬌声が聞こえてきた。  
「うわあ・・・・・・」  
「ひゃあ・・・・・・」  
二人の視線の先には片方が近くの木に手をつき、後ろから激しく男根が挿入されていた。  
その肉同士がぶつかりあうパンパンと言う音と接合部の水音が周囲に響き渡る。  
あまりの衝撃的な光景に二人は言葉も無い。  
ちょうど二人が居る位置は交わる二人を横合いから眺める位置で、もろにどのように愛し合うというのがどういうものか見れる位置だった。  
 
「大きい・・・。トライゴンと同じくらいか・・・のう・・・」  
「ふわあ・・・・・・」  
そのベルペオルの感想にヘカテーは思わずトライゴンを取り出し、比べてしまう。  
「・・・うおう、ああいう風にのしかかって、あんなに・・・」  
「・・・ごくん」  
ベルペオルは思わず手に力を込め身を隠している木がめきめきと悲鳴を上げる。  
ヘカテーはそんなベルペオルの目が情事に集中していることを確認すると、浴衣を足が露になるように開き、トライゴンの柄をまたぐ。  
その浴衣の下は作法に従ってか某千変の努力の賜物か、下着は一切つけず、秘部が露になる。  
眉根をよせトライゴンを秘裂に押し付け上下に、ゆっくりと動かし高ぶった自分を慰めていく。  
ゆっくりと恥丘をクリトリスごと擦りつけていくと段々と快感が高まり、熱い吐息が口から漏れる。  
一方ベルペオルもその目の前の淫蕩な光景に胸を高ぶらせる。  
思わず火照ったその体でもっとも目立った部分の頂きに手を伸ばす。  
「く・・・、はああん・・・」  
半身が木によりかかり、浴衣の上から蕾を摘む心地よい感覚に身を委ねる。  
しかし、すぐに浴衣の上からでは物足りなくなり、すぐにその胸元をそっと開き手を差し入れて乳房を愛撫する。  
「ああん・・・。いい・・・」  
胸から上る甘い感覚に段々と声を高ぶらせ、むっちりとした太ももの付け根からは蜜がたれ始める。  
既に前方の二人のことが頭から消えかかり、ヘカテーとベルペオルは己が快楽を得ることに集中する。  
 
だが、背を仰け反らせたことで思わずヘカテーは目の前のベルペオルが目に入る。  
「ふ、ふああ・・・。ベルペオル・・・も・・・」  
既に片手は自分の秘部へとまわりより強い悦楽をむさぼる。  
長い髪が月の光りに映え、それがとても妖しく魅惑的に見える。  
その姿に思わずため息をもらし、すっとその背中に小さな身を寄せる。  
「ああ!ヘカテー、一体何を・・・」  
「ううん!ベルペオルが、ベルペオルがそんなに綺麗なのが、んん!悪いんですよ」  
ベルペオルの浴衣から見える右足に自分の両足で挟み込み、そのまま前後運動で恥丘を押し付ける。  
手はそのまま前のほうに回しベルペオルの腕を掴む。  
「私にも・・・、私にもそうやってください・・・」  
ベルペオルはヘカテーの潤んだ瞳に思わず胸と下半身が熱くなる。  
淫靡に笑い無言でうなずくとヘカテーのどろどろに潤んだ秘部に指を差し込む。  
期待以上の甘美な衝撃に身を震わせるが、ヘカテーもお返しとばかりに右手を浴衣の中に入れる。  
ベルペオルよりもさらに性的に疎いヘカテーは少し難儀するも、左手で浴衣を掴み愛液のぬかるみを責める。  
「ああああ!くうう、いいわヘカテー・・・」  
「べ、ベルペオルの手も気持ちいい!」  
図らずもヘカテーは、自分らが観察していた二人のようにベルペオルを後ろから犯す体勢で、  
抜き差しする指を二本に増やしさらに激しく前後させる。  
ベルペオルは気づかれないように声を低く努力し、ヘカテーは相手の浴衣の裾を噛む。  
ベルペオルも身なりとは違う、性的に未熟な敏感な体をヘカテーに弄られるたびに頭を振り乱し、愛液で水溜りを作る。  
それは未成熟な体からえも言われない性臭を香らせるヘカテーも同様だった。  
お互い稚拙な愛撫だったがすでに十分興奮しきっていたため、すぐに終わりが近いことを悟る。  
「ふ、ふむうううう!ぷはあ、ベルペオル、もう私、な、にかきちゃううう」  
「ヘカテーや、もう少し!もう少し我慢を!」  
ヘカテーの絶叫に思わずまだ余裕のあったベルペオルが哀願の声を上げる。  
おあずけを喰らった犬のような顔をして、頭を振って我慢できないことアピールする。  
ただベルペオルにもヘカテーをかまうほどの余裕は無く、仕方なくヘカテーは愛撫を強めていく。  
 
ふとヘカテーは目の前で淫らに動く尻に唾を飲み、何かがひらめく。  
左手を臀部の中心部にぐりぐりと押し当て、そこにある後ろの穴を前と動きを同調させる。  
「ひゃああああああ!!」  
ベルペオルはその思わぬ快感に悲鳴を上げる。  
ヘカテーもその突然の反応に驚きながらも意地悪そうな笑顔を見せる。  
「ふうう・・うむぐむううううう!」  
「あああああん!お尻が、気持ちいいのおお!」  
お互いの声が高まり、動きが同調していく。  
「むぐううう!はうあああああ!」  
「いひゃあ!あああ!もう、だめじゃ!」  
 
そして最後の責めとばかりに  
ヘカテーの右手が膣奥を抉り左手がアナルを嬲る。  
ベルペオルが後ろ手にクリトリスを親指の腹で押しつぶし、秘裂を掻き回す。  
「ふむううううううううううう!!」  
「いくうううううう!」  
 
激しい最後に力が抜けたベルペオルが木へと倒れ掛かりそれにヘカテーが折り重なってくる。  
両方の淫裂からは愛液が噴き出し、浴衣を汚す。  
ベルペオルが体勢を変えヘカテーと向き合い抱き合って、余韻に浸りながら呼吸を整える。  
ふと後ろに目をやるとそちらも終わったらしく、またキスを交わしている。  
それを二人で見やって、互いに恥ずかしそうに目を伏せながら唇を合わせる。  
「んん・・・」  
「ちゅ・・・」  
唇を離すと二人はにこりと笑いあい、乱れた浴衣を直すと夜の闇へと消えていった。  
 
 
 
エピローグに続くみょん!  
 
 
 
仮装舞踏会の本拠、星黎殿。  
その回廊を少し疲れた足取りでそのトップ2人が歩いている。  
その手はしっかりと握り、空いた手には戦利品がぶらさがっている。  
「少々、疲れたかね?」  
「はい。でも、楽しかったですね」  
「・・・またどこか行ってみようかの?」  
「温泉なんていいですね」  
今日の体験を嬉しそうに振り返り、微笑む。  
そして足がふいに止まり互いを見つめあう。  
「今度は当然・・・」  
「二人だけで・・・」  
ベルペオルが少し屈みヘカテーの唇に狙いを定める。  
ヘカテーのほうも頬を赤らめ目を閉じ、次を待つ。  
お互いの震える顔が近づいたその時、  
 
「まったく、置いてけぼりなんて酷いぜ」  
 
その後ろから投げかけられた声にパッと身を話す二人。  
顔を紅潮させてシュドナイのほうを向く。  
「おや、今帰ったのかね?随分遅かったこと」  
「ああ、あのあと連中をぶっとばしててな。」  
そう言うとククッと笑う。  
「でも、中に一人中々骨のある奴がいてなそいつとつい意気投合してしまってな」  
「貴方にしては珍しいですね。それで何をしてたんですか?」  
折角のふいんきを台無しにされてむすっとしたヘカテーが問う。  
 

            , '´  ̄ ̄ ` 、  
          i r-ー-┬-‐、i      
           | |ミ、、_ ii _彡|   「 や ら な い か ? 」  
          N|‐-■^{■lリ       
             ト.i   ,__''_  !  
          /i/ l\ ー .イ|、  
    ,.、-  ̄/  | l   ̄ / | |` ┬-、  
    /  ヽ. /    ト-` 、ノ- |  l  l  ヽ.  
  /    ∨     l   |!  |   `> |  i  
  /     |`二^>  l.  |  | <__,|  |  
_|      |.|-<    \ i / ,イ____!/ \  
  .|     {.|  ` - 、 ,.---ァ^! |    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l  
__{   ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|  
  }/ -= ヽ__ - 'ヽ   -‐ ,r'゙   l                  |  
__f゙// ̄ ̄     _ -'     |_____ ,. -  ̄ \____|  
  | |  -  ̄   /   |     _ | ̄ ̄ ̄ ̄ /       \  ̄|  
___`\ __ /    _l - ̄  l___ /   , /     ヽi___.|  
 ̄ ̄ ̄    |    _ 二 =〒  ̄  } ̄ /     l |      ! ̄ ̄|  
_______l       -ヾ ̄  l/         l|       |___|  

 
「そう誘ってな、熱い一夜を楽しんできたのよ。」  
 
「_| ̄|○」  
「_| ̄|○」  
二人揃ってその言葉にがっくりと腰が砕ける。  
ここで二人ともある嫌な予感に襲われる。  
「もしや、公園の林じゃないだろうねえ?」  
「後ろからごにょごにょ・・・?」  
 
その問いに訝しげな顔をする。  
「よく分かったな。しかし何故そんなことを聞く?」  
 
その問いにヘカテーとベルペオルは答えず、互いの宝具を取り出す。  
その背後にはやり場の無い怒りと羞恥の炎がめらめら燃える。  
シュドナイはそんな二人に動転する。  
「ちょ、ちょっと待て!俺のちょっとした楽しみが、お前さんらに何の迷惑が!」  
 
「何も言わずに!」  
「とっとと!」  
 
「「いっぺん氏ねええええええ!!」」  
 
「おれが何をしたー!!!」  
哀れお星様となる変態さん。  
残されるははあはあと肩で息をする二人。  
「・・・お酒、ありますかベルペオル?」  
「強いのでも飲もうか・・・」  
先に見たことを記憶に彼方に葬り去るべくとぼとぼと部屋に向かう。  
 
「「私たちの、ちょっとした青春を返せー!!」」  
 
いや、お前らの年は(ryザシュ  
 
お、終わり・・・_| ̄|○  
 

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