-1(黒い無限星)  
 
 
「ひーひーひ」教授は暗い自室にこもり、先の戦闘で手に入れた。  
吉田の髪とシャナの・・・を使って何かを培養していた。  
「我学で大量生産して奪えばいいじゃなーいですか。」  
[ドーミノー私の発明、我学の結晶1824番、エクセレーント魂のフラスコを  
持ってきなさい]  
(注;本編にありません)  
持ってくるドミノ  
「違うでしょーが―。我学の結晶587エクセレント、  
クローン製造装置ではありません」  
「やっやめてください」ロボットアーム+βで  
グリグリされるドミノやっとこさ開放され、一寸よろめく。  
「フレイムヘイズの動向は掴めましたカー」板切れを獲り出だす、  
ドミノの行動に気を良くしたのか、頭を撫でて来る。  
かつて愛した者の面影に・・なのは解っている。  
 
〔数週間後〕  
「うわ!なんじゃコリャ」「何だとは酷いですねこれは私が発明した。我・・・」  
「こんな物作るな」シュドナイに蹴りを入れられその場にうずくまる。  
こんな物サッサと棄てろ、それだけ言って退出していく。  
[望みドーリにしてあげましょう・・・  
ドーミノーこの量産型で  
彼らに一泡吹かしてあげましょう、見ーていなさい]  
(この時、重大な欠陥に気付いていなかった・・・)  
 
〔住宅地〕  
池はそのころ夕景を背負い肩をガクっと落として歩いていた。  
「ん?」・・・・・・・ ・・・・・・ルルル 「?」 何かが落ちてきた。  
「は・・・!!ワワわ!」  
ぐわん・ばーんギュルルギカーン、ピーピー!  
砂煙が舞い上がる。  
「てててて・・・は!」ドガガガガ!!続けて物が落ちてきた、  
始め池は戦争でも始まったんジャマイカと思った、  
煙が薄れ、ぼやけた視界が段々薄れ、戻ってきた・・・・  
「吉田さん?」池が恐る恐る・・・  
〔〔〔何ですか、池君〕〕〕一斉に振向く私服姿の吉田タン。  
(コピーなだけに息もぴったりー)  
「けっこう、兄弟多いんだね」  
顔を顰める、コピー吉田  
「何でもないでつ」  
(頭がおかしくなったのか・・・寝よ・・これは夢だ、物理的にありえない。)  
現実逃避かブツブツ言いながら歩いていく。  
〔〔〔坂井くんの家に行かないと〕〕〕ダダダダ・・・・  
其処にあったのは最早、ぼろ雑巾へと成り果てた、池であった。  
「なんか扱いひじょい・・・」  
涙目で見られてもあんたの出番はこれ以降無い!  
「そんな・・・」力尽きたか、灰となる池。  
 
[研究室]  
 
「落とす所を間違えたが、こーんどは、こうは いきませーん。」  
モニターを離れ、次を落とす事にした教授。  
わずかな光があたり、人形のように固定され  
ピクリとも動かない、無表情のコピー平井の顔が薄っすらと浮かび上がる。  
「もーちろん、紅くなりまーす」「誰にいっているんですか」  
暫く、落とすのに時間が掛かりそうだ。  
 
 
-2(黒だよ、全員集合)  
 
 
〔平井宅 一日目 15:25〕  
自在法で坂井宅を監視する、ミナたん  
「ハァハァであります」「選り取りみどり」  
箍が外れていた。  
 
 
〔坂井宅 一日目 17:27〕  
「えーと、これは如何言うことかな・・・」「「「知らないわよ」」」  
問いに答える、シャナたち。  
アラストールはと云うと「・・・・ウムゥ、」唸っている、長年の付き合いでも  
判らないらしい。  
コキュートスが無ければ、見分けがつかない、否見分けられない。  
コキュートスが床にある時点で判別は不可能だった。  
何故こうなったのか。少し戻る  
何時ものように外に僕はいた、シャナの着替えを見ないように  
其処に変な音が鳴り響いた。ビックリした・・・  
千草も後から部屋に入たんだけど、母さんは氷袋を頭にのせ「あらあら」  
さすがだ、少しも動じない。「あれ・・・なんだか・・頭が重い」哀れ坂井祐二  
何時の間にか背後に回った、シャナに氷の入った、タライを落とされたのだ。  
「千草、看護の仕方教えて」千草を向くシャナ五人「あらあら、しょうがない わね」にこにこと千草は云う。  
 
続・其頃の池  
部屋の隅で枕に涙を湿らせていた。  
「一人ぐらい・・・一人ぐらい・・・いいじゃないですか、教ー授!!」  
 
 
次回予告(流れに関係ありません)  
 
千草「祐ちゃん何時までたっても奥手だもの」  
何かをシャナへと吹き込む千草と・・・。  
 
池「やはり彼方でしたかGj」  
見え隠れする、教授と池のつながり。  
 
吉田「・・・・負けません・・・」  
戦いを挑む吉田と蒼い影  
 
動き出す教授の量産宝具!コードネーム[黒壱][黒弐]  
 
人はともし火となり、町は紅蓮の炎と化す。  
 
「放しなさい!」  
わめくオリジナル二人  
 
※ヘカテ―からの注意です※:次回に関係ありそうで関係ありません  
洒落だと思います。もしかしたら逆かもしれません 「他神通あれ」。  
 
 
-3〔看護の戦い初朝の陣〕  
 
 
〔平井宅 17:40〕  
「いくであります」「緊急発射」  
ついに御前も外れたか。  
 
〔坂井宅前 同時刻〕  
新聞屋が投函し、でようとした時  
ダダダダ!顔が青ざめる、真面目そうな兄ちゃん  
吉田,sが此方へと漠然猛進してきたのだ。  
死ぬ・・・この兄ちゃん覚悟をした「・・・・・あれ?」  
其処に吉田,sの姿は無かった。  
 
〔祐二の部屋 一日目 17:35〕  
 
祐二はベットに寝ていた、語弊が少しあるかもしれない。  
縄でくくり付けられているが、近いだろう。  
シャナが交代で紅いタオルを変えていた、太古より赤は邪なる者を払うと云われている、「祐二早くよくなってね。」本心なのかそれとも、  
どん底への布石だろうか、コピーされたショックで丸くなったか  
それともミステリアス化したのか。  
千草より渡された茶色の かに袋より、  
「む、くぅ それは止めておけ」アラストールの静止を聞かず、  
苔ミドロ色の液体を注射器を介し自分の首筋へと・・・  
 
〔ヘカテ−自室 弐日目 00:00〕  
 
一目ぼれとも云うのかヘカテ−顔を紅葉に染め、  
写真をみると幸せで顔がにやける。「・・・祐二さん、祐二さん」こんな言葉を  
紡いでいた。しかし彼らがいる限り・・・  
「こうなったら愚かな邪魔者二人トーチにしてでも手に入れます」  
恋は人を紅世を此処まで狂わすのか。  
 
〔祐二の部屋 2日目 00:49〕  
半目となり「・・・ふふふ」等と言いながら、シャナが御粥を祐二に  
食べさせていた。  
腹が読めない・・・・何故か寝ようとすると舌を中に入れてくる。  
もう5回もされた、おかしい、本当にシャナなのだろうか・・・・。  
今や本物もコピーも同じですよ。  
 
〔坂井宅一階 2日目 01:58〕  
ガチャコン、ガタコン金属音がする。  
量産型吉田が二回へと侵入を試みるが、  
コピーシャナに見つかり戦闘へと発展していた。  
身体の一部が鋼で出来ているコピー吉田に対し  
平井は完全なクローニングであるが両方には  
共通点がある魂までも複製されているという事だ。  
手違いで主に  
「祐二は私の物いう」エゴイズムが強化され・・・  
 
〔祐二の部屋 2日目 2:12〕  
「・・・口あけて」シャナの差し出した御粥に食いつく、  
反意を見せたら何をされるか判らない。  
さっき拒んで子々孫々皆殺しというほどにを切られたし。  
だ〜ん!唐突に扉が開く  
「シャナちゃん祐二君の看護は私がするから出て行って」  
「吉田・・・・・看護は私がする」ゆらりと相対し立ち上がる。  
コピーだろうがクローンだろうが関係ない、  
これは一人の女としての戦いだ。  
「へ・・・・マサカ(滝汗」  
二人?の争い方は決まったらしい、それは僕にとって最悪な物だった。  
 
〔御崎市近郊 外界宿 2日目 3:45〕  
 
「ふむ、わしの呪いが効いてきたか」  
「本当にこれでよかったのでしょうか」首を傾げるカムシン  
「ふむ・・・・美しき卑猥か・・・」  
「小説で〔24〕をやるのがだいたい無理なんです」  
中の御人ネタはャメイ!  
時間調整の為関係ない話をお楽しみください。  
 
〔某所最上階  2日目 4:23〕  
 
「この組み合わせは美味い」  
少年のような顔で普通のたこ焼に練乳と  
メロンパンにブイヤベースと食い合わせていた。  
・・・刺身にプリンという食い合わせの後なのに・・・この社長・・・  
 
・・・気持ち悪くなってきた。  
 
〔池 自宅 2日目 20:00〕  
 
コピー吉田を一体、教授にもらって  
「お茶出すよ」「ピー・・・カションカション・カマイマセン」  
幸せなようなので  
「フラスコを使っていないプロト」という事は伏せておく。  
 
〔学校 三日目 8:57〕  
「あいつ等最近見ないな」  
「何をやっているんだろう」  
田中の問いに答える佐藤  
「忘れられているのは何時もの事だけどこの  
〔〈わびしさ〉〕はなんだろうな」  
「しるか・・・」  
 
「ここは何所でありますか」「右往左往」  
「ちゃっと勝手に入ってきては・・・」「強制排除」  
あわれ体育教師屍と化す。  
 
 
*補足*  
 
「「食い合わせ」」  
刺身にココアは絶対やるな!!死にます(体験談)。  
ミナたんの虐めにでも使ってください・・・  
主に社長がおこなう。  
 
「「かに袋」」  
千草が持ってきた、謎の袋。  
シャナは坂井母に「後催」でも掛けられているのか・・・  
・・・あ止めktgsgsrjhmkbsどgjkk  
 
 
-4(ついに開幕 看護初中の陣)  
 
 
〔祐二の部屋 三日目 12:04〕  
 
(ヘカテ-「祐二・・・」)  
 
吉田「濡れ布巾を変えますよ。後、ビリビリ・・」  
平井「退きなさい手足の切り取りは私がやるから」  
 
 
 \/\/  
煤i´д`) ヱ!  
 \/\/  
  (⊃⊂) <ゴシゴシ  
\/\/  
  (゜д゜) <・・・・・・・・・ソンナ、どういうことですか・・・・  
 
〔仮装舞踏会 (バル・マスケ) 所内通路 17:14〕  
「おじさま、これは如何いうことですか」  
「一寸した手違いでーす、この我学の結晶・・・」  
「もういいです」タッタッタ駆けて行くヘカテー。  
コピーを使って二人を避ける様にすればいいと思った、  
吉田とかいう片方は如何でもいい  
問題は炎髪灼眼の打ち手だ、かれを遠ざけなければ・・・・  
「・・・・どう行けば・・・」  
肝心な所が抜けていた・・・・  
 
〔坂井宅 2階廊下 三日目 17:51〕  
 
「シャナちゃんも頑張っているわね、薬が・・・」  
そっと今までの経緯をのぞく人  
「退いて下さい」「あらあらごめんなさい」  
そこには青い炎で胸を焦がす少女が一人  
「ちょっとこれ見てくれるかな」「何ですか・・」  
いぶかしげに千草が出した五円玉を・・・「あれ・・・」  
≪ドサン≫  
 
 
〔祐二の部屋 三日目 18:10〕  
 
「ヨシ・チャン・ツヨイ・ピーピー」ガッツポーズをする。コピー吉田  
と泡噴いてぶっ倒れているコピーシャナ  
本物の吉田は何時になったら出るのか・・・  
シャナと残りのコピー吉田は別の看護をしていた。  
 
〔坂井家寝室 三日目 19:03〕  
 
「想定外想定外」  
嬉しそうな千草って!こんな所に階段が・・・・  
誰あんた!  
 
*補足*  
 
「「コピーシャナとコピー平井」」  
外的性能はコピー平井の一部機械化  
された場所は個々に違うがこれ  
によりほぼ互角、肝心の  
中身〔ココロ〕とそれに類する機構は・・・・・  
 
備考;プロトタイプは作るのに人8人分の存在の力が必要。  
   吉田型にはロケットパンチやレーザー砲の付いたものも。  
   当初は田中佐藤が・・・・  
 
「「我学の結晶1824番、エクセレーント魂のフラスコ」」  
どんな物(者)の魂でも複製改変そして注入すると  
三拍子の宝具。肉体の複製は不可能。  
ただし冷蔵庫に千草の魂を転写する等は可能。  
 
備考;あまりの名前の長さに他の者にはただ単に「フラスコ」と言われ  
   そのたびに訂正するとかしないとか。  
 
 
-5(・・・・・)  
 
 
〔紅の世界より近いけど歩いていけない所 三日目〕  
「君は誰だ」「俺か?俺は御前だ」  
「僕は君なんて・・」「俺は知っている誰よりも」  
「二人とも注目」  
「何で吉田さんが」「何でいる!」  
「「ウギャァァァ・・・・」」光に包まれる。心いや闇かもしれない。  
 
〔吉田宅 三日目 21:??〕  
<ピカ>先ほどのよき天気が嘘のように曇り雷鳴を轟かせる。  
部屋は暗く光の灯った蝋燭が本人を囲む。  
「・・・・・・・・加護を受けた私が今日こそ」  
髪が風に靡き、俯き隠れた目が隙間より妖しく光る。  
「名無しよ野望成就の為に贄になりなさい!」  
 
〔外界宿 三日目 23:00〕  
「吉田さんにアレ渡してよかったのでしょうか」  
「ふむ奥手だからこそかの。呪いの効果が・・・」  
「如何いうことですか?」  
「時期がくればわかる。」  
 
〔祐二の部屋 四日目 11:00〕  
「あ・・あの、これは」鉄の塊をさす祐二  
「あれに入れて此処から移動するの、わかった!」  
3pにしないための判断だった。  
そこ社長だからってラーメンにチョコ入れて食べない。  
 
 

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