「悠二!いくら千草達がいないからってこんな時間まで何を……」  
 
早朝、鍛錬の時間になっても一向に姿を見せない悠二を叩き起こしに向かったシャナが見たものは  
 
「んぅ……?おねぇちゃん、だれ?」  
 
布団に包まる、二周りほど小さくなったように見える坂井悠二の姿だった。  
 
 
「これってどういうことだと思う?」  
「恐らくは零時迷子の未知の作用の影響であろう。……詳しくは分からぬが」  
「〜♪」  
美味しそうにフレークをつつく悠二を尻目に、これからの対処を話し合う。  
先程まで、「知らないおねぇちゃん」を見て不安な表情をしていたちび悠二だが  
両親が旅行に行ってしまっていることを告げた上で  
シャナが、その留守を任されていると適当にでっちあげると、何の疑いも無くになついてきた。  
「じゃあ、やっぱり下手を打つと」  
「うむ、不測の事態を呼ぶ可能性があるな」  
話し合いの結果、零時迷子が何らかの影響を及ぼしている、ということは明白であり  
下手に手を出すことはできない、ということが共通の認識として得られただけで  
さして有効な手段は思いつかなかった。  
「やっぱり、ヴィルヘルミナと弔詞の詠み手にも相談してみるしかないか」  
溜息をつくと共に、隣に座ってサクサクと音を立て続ける悠二を見る。  
 
自分と比べても小さな手  
子供独特の丸っこい輪郭  
満面の笑みが浮かぶ柔らかそうな頬……  
 
「シャナお姉ちゃん、どうかしたの?」  
「っ、な、何でもないわよ!」  
いきなり聞かれて、焦る。どうやらかなりまじまじと見ていたらしい  
「ふぅん、変なの―――、あっ!」  
と、いきなり素っ頓狂な声を上げる  
「?」  
「ぼく、お風呂入ってないや」  
 
「ちょっと!あんまり……動かないで!」  
「あはははは!お姉ちゃん泡あわー!」  
先の発言から数分後、二人は浴室にいた。  
『お母さんとの約束なのー!』  
と、どうやら坂井家では朝風呂に入ることが小さいころからの習慣のようで、  
正直それどころではないと思いつつも、頑なに主張する悠二にシャナが折れた形である。  
それだけならまだいいのだが、  
「シャンプーが痛いの」  
などと悠二がのたまうせいで、シャナまで一緒に入浴する羽目になってしまった。  
もちろん、『シャナは』水着を着ている。が、退行している身に恥じらいなどは関係なく  
 
小さな悠二は全裸の状態で、無邪気にシャナにじゃれ付いていた  
 
(どうしろっていうのよ一体!?)  
小さな頭を洗ってゴシゴシこすってやりつつ、シャナは顔を真っ赤にしていた。  
先程もついじーっと見てしまったが、今の悠二にはまるで警戒心が無く無邪気で  
元のままよりも明るく笑っている。  
そんな悠二を見て、ここまで低い精神年齢の人間と接したことの無いシャナはかなり困惑していた。  
(こんなにコロコロ笑って、キャーキャー騒いで、『子供』っていうのはみんなこんなものなの?)  
しかし、困惑してはいても、普段ここまで悠二の面倒を見ることの無いシャナはこの状況を決して嫌がってはいなかった。  
それどころか、  
(あの悠二が、今、私に背を向けて、裸で)  
むくむくと、  
(裸……で……?)  
と、今のこの状況にもう一度思考を巡らせる。  
 
悠二ハダカ+泡で見えてない+今は子供=何をしてもバレない(!)  
 
「んぇ?お姉ちゃん、何?」  
「何でもないわよ?体を洗ってあげようと思って」  
気付けば、どこか邪悪な笑みを浮かべて、  
両手に柑橘の匂いのする泡を付け、シャナは悠二の体にそっと触れていた  
 
両手に泡を付けてのマッサージが始まって数分。  
「くすぐったいよー!」  
とケラケラ笑う悠二を尻目に  
まるで何かに追われるように体の各所を泡だらけにしたシャナは、とうとう最後の一箇所に手を伸ばそうとしていた。  
 
(ここが)  
悠二の細い腰に手を付ける  
(悠二の)  
横から、ゆっくりと手を前に……  
 
「ふぇっ!?」  
ビクン、と悠二の肩が跳ねる。  
「い、いいよシャナ、お姉、ちゃん?僕、そこはじぶんでやるから」  
それでもシャナは止まらない。入浴時にすでにコキュートスは外している。  
「何?私はただ、悠二を洗ってあげようとしてるだけだけど」  
シャナの口から出る言葉は、自然と高圧的な雰囲気を持っていた  
「やめてってば!その、泡あわにしたのは、ごめん、なさ……ひぅッ!?」  
必死に訴える悠二を無視して  
ふにふにと、妙な弾力のあるそれを、そっとつまむ。  
「ふぅん、意外と柔らかいのね」  
「ぁ、んっ、やめ、てよ、こんなの、なんか、変だよぉ!」  
少し泣き声の入った声で悠二が言う。  
「何が変なの?どこが?」  
「く―――ぅんッ、僕、の」  
「僕の?」  
嗜虐心が、むくむくと湧き上がる  
「お……ちんちん、が、変に……」  
 
そこまで言わせて、シャナは悠二のソレをしごき始めた。  
ゆっくりと、蠕動するように指を動かしていく。  
ぬるぬるとした泡を、硬くなったソレに塗り込むように馴染ませていく。  
指が皮をむいて  
「えぅッ―――」  
そのまだ敏感な、剥き出しになった先端に、滑らかな指先を這わせる  
「や、め……ぁ」  
 
「何?はっきり言わないと分からないわ……よッ!」  
に゛ゅるん  
「おちんちんが、何?」  
シャナは責めることを止めない。  
もうすっかり固くなったソレを、両手で荒々しく上下させると同時、  
全身に付いた泡で、脇や内腿などを刺激する。  
その度に声にならない叫びを上げる悠二を見て、真っ黒な欲望が鎌首をもたげた。  
「んぅ―――ッ!」  
後ろから悠二をしごいたまま、首をグイ、とこちらに向けさせて唇を貪る。  
生暖かい、粘度の強いどろりとした液体を吸い出して自分の唾液を貪欲に送り込む。  
こくん、こくん、と悠二の小さな小さな喉を上下させ、それでも解放しない。  
悠二の目から涙が流れたように見えたが、笑みを持ってそれを無視する。  
口腔に舌を這わせて、ゆっくりと粘膜を侵食していく。  
呼吸ができずに苦しそうな悠二の顔を見て、さらに唾液を流し込む。  
強制的に自分の唾液を飲み込まされる悠二が、とても愛おしかった。  
えづきたそうな悠二を見て、かわいそうと思いつつも、自分の舌が悠二を苦しめていると実感できて最高に幸せだった。  
粘液の糸を引かせながら唇を解放して、今までしごき続けていた屹立を腰の後ろから首を伸ばすようにして咥え込む。  
舌を尿道の中に無理やりねじ込む。狭い道をシャナの舌が出入りする度、  
「ぁ、はッ―――!」  
悠二の背が海老反って口の端から涎を垂らしながら、喉の奥から空気を吐き出す。  
咥えたそれを喉の奥、食道に直接ハメ込んで首ごと動くと、  
「や、だ!でる―――」  
ドクン、と唾液とは違う熱い液体がシャナの口内を満たした。  
しかし、恍惚とした表情で精液を飲み込むシャナの眼から、ドス黒い嗜虐心はまだ消えていなかった。  
 
それから一時間。悠二の眼はとろん、として光が無く、まるで人形のよう。  
この淫夢のような時間の間に、何回果てさせられたのだろう。悠二の屹立を握るシャナの手はボディソープ以外のモノでべとべとだった。  
「ふふ、汚れをいっぱい出して随分きれいになったわね」  
小さな悠二は答えない。ただ、目尻から一筋、涙が流れた。  
その涙をゆっくりと舐めとったシャナの頭の中からは、どうやって悠二を元に戻すかなどということはすっかり消えていた。  
 

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