「いい加減に悠二のことあきらめなさいよ!このぶりっこ!!」
シャナは怒鳴りつけながら吉田の胸を鷲掴む。
「いっ痛っ!…ゆ…ゆかりちゃん止めて…」
鷲掴みにされている胸からの痛感と女性独特の快感で泣きかけの吉田にシャナは苛立ちを覚える。
「…そう…そうやって悠二に色目使って…私と違って良い体を利用するなんて…あんたの方がもっとずるいっ…!!」
「そんな!私はそんなつもりじゃ…ただ坂井君のことが好きだから少しでもその気持ちを感じて欲しくて傍にいるだけ…!」
吉田がそう言うと益々シャナは苛立っていく。
ダメ、悠二は…ダメ
あんたなんかに悠二を渡さない!
あんたなんかより私の方がずっと悠二を守ってあげられるんだから!
あんたなんか居なくなれば…
そうよ
吉田一美、こいつを思い通りに動かせるようにすれば…
「調教…開始ね…!!」
「…ゆかりちゃん…?」