ある小部屋の片隅にいる2人が小さな声で話している。  
はっきり言っちゃうと、教授とドミノがいつもの真理の探求を理由にヘカテーを監視中。  
首から上だけを地面から出す不可思議な格好で、遂に7日目の尾行を決行中だ。  
気配でバレるとか細かいことは全て『教授クオリティー』で解決済み。  
 
「いいんですか教授ー。こんなことやってるのがバレたら(主に将軍に)殺されちゃいますよー」  
「なぁーにを言ってるのですかドォーミノー。世の真理の探求には常に危険と隣合わせだからこそやりがいがあーるのでぇーすよぉー!」  
「あっ、そうこうしてるうちに巫女様がオナニー始めちゃいましたよ。ホントにやるんものなんですねぇ」  
「ホラっ、ド!ミ!ノ!!撮影の準備は整ってますかー??」  
ドミノの体を地面で見えない手でガンガンと叩く教授。  
「問題ありません教授ー。計算では8760時間永遠撮影できるはずですよー」  
「いーですねぇードミノー。実験が無事終わったらイイコイイコしてあげますしょーう。 それでは自慰による存在の力の変動の観察を………スッターートでーす!!」  
 
「あっ!?教授見て下さい。快感が高まることと比例して存在の力が大きくなっていきますよ!」  
「ふむふむなーるほどー。自慰の最中は自分を常に意識しているからー、存在の力も上がっていくわけでぇーすねぇー」  
「教授の存在の力も大きくなってますよ!?もしかして巫女様のオナニー見て興奮してるnあーいひゃぃいひゃぃですきょうふゅゆるひてくだはいー」  
首が出ている穴からマジックハンドを出してドミノの頬を強く引っ張る教授。因みに、もう片方の余った手でイチモツをシゴいているのはご愛敬。  
「なぁーにを言っているんですかドォーミノー。これも立派な実験の1つでぇーすよー。何事も体験してみなければわからないのでぇーすよー」  
「教授ー、巫女様の存在の力を計るメーターが振り切れそうですよー。このまま行ったら計器が爆発して僕らがやってることがバレちゃいますよー」  
実際に計器のいくつかは黒い煙りを吹き出しながら、意味不明な電子音を奏でている。これだけでも十分監視がバレそうだ。  
「我が辞書に不可能とか逃げるその他もろもろは存在しないのでぇーすよー。それにヘカテーも限界に近いようですしねぇー」  
ついでに教授も限界に近い  
「教授ー、巫女様が逝くのと同時にけいも壊れましたー。データがおじゃんですー」  
「そぉーですかー…、しかーしっっ実験は限りなく成功ですよぉー!!見たところ快楽的絶頂は存在の力を5〜8倍にまで跳ねあげましたからぁー、これを利用すれば紅世に革命的大発明を作ることも可能でぇーす!」  
「やりましたね教授!」  
「さぁ、やることは終わりましたよー。バレないうちにとっとと逃げましょうかー」  
 
これにより教授がバルマスケを出るきっかけになったとかならなかったとか…  
 
 
 

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