前回までのあらすじ。  
 「学校一の貧乳」のレッテルを貼られたシャナは、牛乳を大量に買い込んだのであった。  
 
 
「うう〜……みんなして私のこと、貧乳だナイチチだSFだってバカにして!   
絶っ対、見返してやるんだから! ごくごくごくごく」  
 
「……あのさ、シャナ」  
 
「ごくごく、っぷは! なによ、悠二! おまえも私を笑いに来たのっ!?」  
 
「いや、そうじゃなくて。ええと……僕は、その……小さい方が、好きだな」  
 
「えっ……ゆ、悠二……ほんとに?」  
 
「いやぁ、ははは。嘘なわけないじゃないか、僕は正真正銘の貧乳スキーさ」  
 
「…………ふーん。ってことは、やっぱり悠二も小さいって思ってるんだ」  
 
「へっ? いやあの、シャナさん? 一応褒めたつもりだったんだけど……  
どうして『贄殿遮那』を構えてるのかな?」  
 
「うるさいうるさいうるさーい!!」  
 
「ひでぶっ!?」  
 

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