サンドリヨン(ヨシダ)は、いつものハードな仕事の数々をこなし、眠りに就こうとしていました。  
「ふう…。今日は疲れちゃった。もう寝よ……。」  
お友達のネズミ、サトウとタナカを出す元気も、今日はありません。  
疲れでぼうっとしていたサンドリヨンは、ベッドに腰掛けてはじめて、布団の中に誰か隠れていることに気付いたのです。  
「だ、誰!?」  
「ふふ、ばれちゃった!」  
布団の中にいたのは、一家の中でもティリエルの言いなりで、主体性の無い義理の姉、ソラトでした。  
「ソラトさま?一体どうしたんですか?」  
この家で恐いのはティリエルだけなので、サンドリヨンはソラトを恐れることはありません。  
「さんどりよん!いっしょにねよう!」  
そう言ってソラトは自分の隣をぽんぽん叩きます。  
「で…でも後でティリエルさまに何と言われるか……。」  
ティリエルにばれたら、きっと殺される、そう考えると、サンドリヨンの背筋がぞっとなります。  
「ティリエルにはばれないようにしてるからだいじょうぶだよ!さあ!さあ!」  
今日もサンドリヨンをこき使ったティリエルは、ソラトのおねだりで、隣町にある名産品を買いに行かされているのでした。  
家を牛耳る者“愛染他”をさらに操るあたり、さすがは“愛染自”です。  
妙にムラムラしているソラトを訝しがりながら、サンドリヨンは布団に入りました。  
「うふふ、さんどりよん!」  
ソラトはサンドリヨンが入ってくるなり抱きついてきました。そこでサンドリヨンははじめて気付きます。  
「ソラトさま?何で裸なんですか!?」  
「うふふ〜。そのほうがきもちいいからだよ!」  
そう言ってソラトはサンドリヨンの服を脱がしにかかります。ここでもし抵抗してソラトを傷つけたら…そう思うとサンドリヨンは抵抗できません。  
ついにサンドリヨンは、裸に剥かれてしまいました。  
 
「すごい!このからだ、ティリエルよりずっといやらしいよ!」  
ソラトは、サンドリヨンの身体をいやらしい手つきで撫で回します。  
「あ…あんまり触らないで…ん!?んー!!」  
ヨシダは、拒否の言葉を終える前に口を塞がれてしまいました。舌を入れられるのは初めてで、サンドリヨンはなすすべもありません。  
屋根裏部屋には、くちゅ、くちゅ、という、サンドリヨンの口内が蹂躙される音のみが聞こえてきます。  
「な、何でこんなことするの?」  
サンドリヨンは涙目で拒否を訴えますが、  
「こうしないとぬれないんだよ!」  
という、根本的に間違った答えで却下されます。  
ソラトはサンドリヨンの耳を愛撫しながら、胸を揉みにかかりました。  
「あっ…こんなこと…あっ…だめですぅ…はぁあん!」  
なおも抵抗しようとするサンドリヨンですが、ソラトの技巧の前に、いまにもくずおれそうでした。  
「ふふ、きもちいいでしょ?もっときもちよくなるつぼをおしえてあげるからね!」  
ソラトはサンドリヨンの大きくて形の良い乳房にしゃぶりつき、乳首を舌先で転がし、手は秘部をまさぐっています。  
「ひゃあっ!!だっ、だめえぇっ!」  
ソラトの超絶技巧の前に、経験値0のサンドリヨンは、初めての絶頂を迎えました。ヨシダはレベルがあがった!  
快楽の虜となったサンドリヨンはもう、何もかもが、どうでもよくなってしましました。  
「ふふ、きもちよかった?それじゃ、このへんでねたばれだね!」  
そう言ってソラトは、ヨシダの手を、自分の股間にあてがいます。  
そこにはびくんびくんと脈打つ、立派な大剣「吸血鬼」もといチンコがそびえていたのです。  
ソラトはそれをヨシダにあてがうと、ヨシダの秘部を優しく貫きました。  
「うっ!」  
「はじめはゆっくりうごくからね。」  
はじめは痛がっていたヨシダですが、ソラトがとてつもなく上手だったので、すぐに快感に変わりました。夜はまだ始まったばかりです。  
 
一方下の階では、継母であるマタケと、人間サイズに戻ってきぐるみを脱いだネズミ二匹、最後に魔女が、情事に耽っておりました。  
「ソラトくん…ついに一美にも手を出したみたいね。」  
マタケはタナカの肉棒を舐めながら、呆れたように言います。  
「よ…ヨシダさんに「も」ってことは、他にもだれかやられたのか?…うっ!」  
マタケの練習台となったタナカは、快楽と戦いながらがんばって喋ります。  
「ごめんねタナカ…わたしも既に食べられちゃったの…」  
タナカの肉棒をしごきながら、マタケは俯きます。  
「しょーがないでしょ、紅世の徒に人間が勝てるわけないんだから。」  
魔女のマージョリーは、そう言ってベッドの上にいる二人に諭します。  
「そんなこと言ったって…許せないものは許せあぁっ!」  
マージョリーと話して油断したタナカは、マタケの手コキにやられてしまいました。  
「ふふ、巧くなったわねマタケ…、お姉さん嬉しいわ。」  
「はいっ!ありがとうございます!マージョリーさんのアドバイスのお陰です!」  
マージョリーは、普通の女の子に対してはベタ甘なのです。  
「いいなぁタナカ…、次代わってくれよ〜。」  
一部始終をずっと見ていたサトウは、たまらず無茶な要求をします。  
「馬鹿ね。女の子が好きな男の前で他の男くわえられるわけないでしょ。」  
マージョリーは、男に対しては厳しいのです。  
「ヒーッヒッヒッヒ!こんなエロい光景野郎にとっちゃ地獄なんだぜ?察してやれよ、我が鈍感なる女王様、マージョブッ」  
「うっさいわね、ズリネタは用意してやるから、あとは一人でエレクトしてなさい。」  
そう言ってマージョリーはサトウに魔法をかけてネズミサイズに戻すと、自分の胸の谷間に放り込みました。  
「あそ〜れぱふぱふ、ぱふぱふ。」  
「あ〜!」  
やる気のないぱふぱふの掛け声と、歓喜の叫び。サトウはここぞとばかりにマージョリーの乳房を愉しみました。  
…  
がちゃり  
「お兄…げふんげふんお姉さまぁ〜!ただ今帰りましたよ〜(はぁと」  
「やべぇぞマージョリー!証拠隠滅の自在法だ!!」  
初めてのヨシダとの夜を満喫中のソラトピンチピンチ  
 
 
(数ヵ月後)  
「うっ、うあぁっ、ちょ、吉田さん待ってあぁあぁあ〜!(びゅ、びゅびゅびゅ〜、どくんどくん)」  
「あっ…、王子さまごめんなさい、私初めてだから何にもわからなくて…(うるうる)」  
「ははは…、そうだよね?初めてだから裏スジとか尿道責めもきっと偶然だよね?  
(いや絶対おかしい初体験はシャナみたいに男の裸を見たとたんに真っ赤になって逃げ出すくらいが丁度)」  
「どうしました?(うわめづかいうるうる)」  
 
「はは…な何でもないよ吉田さん。(そうだよね?偶然だよね?)」  
「うふふふ、また大きくなってますよ?(にこにこしこしこ)」  
「はは…ごめん、そろそろいいかな?(なんだこの体中から滲み出る余裕は  
さっきから安心して身体を預けられる理由はこれk)」  
「ええ。じゃ、そろそろ入れますね。(にゅるるん、ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん)」  
「あっ、はああぁぁん!(あれ?初めての女の子は痛いって母さんが言って  
いやまてよ痛くない人もいるんだってどっかで読んだな  
っていうかなんだこの締め付けまるで右手いやそれ以上  
それにしてもこの眺め最高だねいやほんとシャナには悪いけどうわやべ出る)」  
欲望の嗅覚と灰かぶり〜黒吉田をつくったもの〜おわり  
 

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