黒悠二はシャナやヴィルヘルミナとのエッチな日々に退屈していた。  
 へカテーもシュドナイを相手にせず、毎夜毎夜やってくる。  
「もう、嫌だ」  
 そう思った悠二は人間の世界にこっそりと帰っていた。  
 そこで彼は自分のことを人間として見てくれる吉田一美と再びであったのだ。  
「坂井君!!」  
「吉田さん!!」  
「あぁっ。坂井君がいなくなってずっと心配してたんだからね!!」  
「あ、ありがとう。吉田さん」  
 急な出会いに悠二は懐かしさに心が揺れていた。  
「僕もだよ」  
「どうして私に何にも言わないでいなくなったの?」  
 ふと見ると吉田一美の目が少しぎらついてる。  
「坂井君を本当に好きなのは私なのよ。  
 坂井君を心の底から愛しているのはゆかりちゃんじゃない。  
 私なんだよ」  
 そういうと吉田一美の手が悠二の股間へと伸びる。  
「うわっ、吉田さん。何を」  
「わかるわ。坂井くん。もう初めてはなくちゃったのね。  
きっとゆかりちゃんね。許せない」  
 実はヴィルヘルミナだということを知らない。悠二も盟主と精神合体して  
いつまでが正式に童貞なのかは微妙だった。しかし肉体的にはやはり悠二の  
童貞はヴィルヘルミナによってなくなったのだ。  
「でも私は処女。ちゃんと待ってたんだよ。坂井君」  
 
 にっこり笑う吉田一美の目が怪しく輝いていた。手を引っ張られ、自分の家へと  
つれていかれる。そういえば母さんにもあってなかったな、と悠二は思った。  
「ま、まずいよ。母さんがいたら」  
「大丈夫よ。今はいないわ」  
「何でそんなこと知ってるんだ。吉田さん」  
 黙って悠二を部屋まで連れて行き押したおす。それは簡単なことだった。  
悠二がいなくなってから毎日、坂井家を24時間監視していたからだ。  
母親の行動時間も把握していた。今は買い物に行っているのだ。  
「さぁ、坂井君」  
 いきなり吉田一美はブラウスや下着もろもろを脱ぎ、全裸となる。  
その若い満ち溢れた肢体に悠二の男が反応していた。  
「ふふッ。酒井君の男らしい」  
 ジッパーが下ろされ、ペニスが天へと反り返った。そのペニスを吉田の  
手がしゅこしゅこと愛撫していく。  
「あっ、汁が出てきたね。男の子も一緒だね。気持ちよくなったら  
汁が出てくちゅくちゅして、ふふ。酒井君、キスして」  
 吉田一美が上からのしかかる様に悠二の唇に触れ、舌を絡め、唾を伸ばし、  
蹂躙していく。  
「んちゅ、ちゅ。んあ。んん、ちゅる」  
「吉田さん。ちゅ、んちゅあ」  
「坂井くん。胸でしてもらったことある?」  
「え?」  
「ないでしょ。ゆかりちゃんのあのまな板で出来るわけないよ」  
「う、うん」  
 
「坂井を本当に愛しているのはおっぱいで挟んであげられる私なんだよ」  
「吉田さん」  
「して欲しい?」  
「うん」  
 吉田のはちきれんばかりの巨乳で悠二のペニスが挟まれた。肉圧。  
若く張りのある胸が悠二を挟み、上下に揺れる。先走り汁と吉田一美のたらした  
唾液がペニスと胸を覆い擬似セックスと昇華していく。  
「んあっ、坂井くん。どう気持ちいい?」  
「うん、すごいよ。吉田さん」  
 乳首がすれ、吉田一美も頬を紅く染める。体全体が紅潮する。  
「わ、私も気持ちいいの。坂井くんのちんちんで私も気持ちよくなっているの」  
「だめ、吉田さん。出るッ!!」  
「キャッ!!」  
 坂井のペニスから白い精液が弾け、白い吉田さんの胸や顔に飛び掛っていく。  
吉田一美は自分の顔にかかった精液を手でぬぐい舐め始めた。  
悠二はそんな吉田一美を見て白い熟れた桃を連想した。  
 
「吉田さん!!!」  
「キャッ」  
 まずはその巨乳を揉んだ。攫み、撫で、さする。乳首をこりこりと触り、  
時に強くひねる。  
「ひぃん」  
 吉田一美の声が一段と高くなる。その胸にしゃぶりつき、吸う。まるで  
満たされた気持ちになる。二つの胸を寄せ、乳首をあわせてしゃぶる。  
「あ、あんッ、ダメッ。酒井君。そんなにおっぱいばっかりいじめないで」  
 悠二の手が下へと伸びる。そこは既に濡れていた。指が入り、中のヒダを  
こするように出入りを続ける。  
「坂井くんの指が、指が入ってるぅ」  
 ちゅぼ、ちゅぼと音が大きくなっていく。かつての同級生の痴態。ナイスボディの  
童顔の同級生が愛撫されている光景は悠二の嗜虐性を挑発していく。  
「吉田さん。どこに入ってるの?」  
「うぅ、私のオ、…マンコです……」  
「よし、ご褒美だ」  
「はいッ」  
 
 吉田一美が足を開く。坂井のペニスが彼女の中へと進入し、破瓜の血が流れた。  
「嬉しい、坂井くんの…ん。熱い」  
 中は濡れ濡れで容易にピストン活動をすることが出来た。  
「あっ!坂井くん。すごい。すごいよぉ!」  
「吉田さん!吉田さん!」  
 腰が動くたびに吉田の巨乳が揺れる。その胸を揉みしだく。体位は測位となり、  
吉田の右足をぐいっと攫み、腰を勢いよく出し入れする。  
ずん、ずん、ずんと吉田一美の子宮口をこじ開けるように奥を突く。  
「んッ!ああッ!坂井くんッ!坂井くんッ!」  
「吉田さん。もうイくよッ!」  
「な、中に。中に出して!!」  
「くうっ!!出すよ。吉田さん」  
「坂井くん!!」  
 どぷり。中で火山が爆発するように吐き出された精液が吉田一美の子宮へと  
注ぎこ込まれる。  
「うあ」  
 坂井の口から吐息がもれた。吉田の中が痙攣し、さらに収縮運動を繰り返し、  
最後の一滴まで坂井のザーメンをしぼりとる。  
「坂井君の…温かい」  
 吉田一美は坂井の頬にキスをするとにっこり笑いながらこう呟いた。  
「今日、特別な日なの。絶対、坂井君との子供、妊娠するからね。  
 坂井君のことを愛しているのは私なんだからね。ゆかりちゃんなんかじゃない。  
 だから…もう朝までしよッ。私を坂井君の熱い精液で満たして」  
 そういって吉田の腰がもう一度、勃起させるように前後に蠢きだした。  
 
 
 翌日、坂井悠二はへとへとになっていた。途中、零時迷子の特性で復活したが  
42発の膣内射精と24発の膣外射精を強要され、体力もぎりぎりでなんとか自在法で  
逃げたした。盟主はトラウマになっていた。  
 
 
 

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