シャナ「ゆうじ!」  
アラス「祭礼の蛇だと!」  
ヴィル「目的は何でありますか!」  
 
ゆうじ「キレイな女の子とエッチしたいだけだ」  
 
 
将軍「へカーテ以下なら好きにしろ」  
軍師「こ、こんなことのために今まで苦労を…」  
巫女「……ぽっ」  
 
マージ「……復讐する気も失せるわ」  
マルコ「うは〜、坊主、たまってそうだもんな〜」  
ティア「乱交奨励 完全平和」  
 
ゆうじ「さぁ、みんな、俺のまえにけつを出すのだ!!」  
 
ゆうじ「ふんふんふんふん!!!!!!!!!」  
 
ゆうじ「ぐははははは。さぁ、尻を出せ」  
シャナ「馬鹿、そんなことできるわけないでしょ」  
ゆうじ「世界のバランスを守るのがフレイムへイズの使命なんだろ。  
    僕はいまや、バル・マスケの盟主。  
    もし僕が戦争を望めば…」  
シャナ「ひ、卑怯よ」  
ゆうじ「ふふふ。さぁ、尻を出せ」  
シャナ「わ、わかったわよ」  
ぺろんと出された尻を撫でながらゆうじは来いと言った。シャナは意味がわかるのに  
数秒を要した。そう呼んだのはヴィルヘルミナだったのだ。  
ヴィル「ん、あなたは使命のためとは、いえ、自分が出来ないことは  
    絶対しないハズであります」  
シャナ「ヴィルヘルミナ!!」  
ヴィルヘルミナはおっぱいとおまんこが丸見えなメイド服を着せられ、おまんこには  
バイブが突き刺さっていた。  
ゆうじ「ヴィルヘルミナ、舐めろ」  
 そういわれるとひざまずき、ゆうじの高まったペニスをヴィルヘルミナは舌を出して  
チロチロと舐め始めた。  
 
ヴィルヘルミナはそそりたつ悠二のペニスを頬張ると、舌を使いながら  
奉仕を始めた。そんなヴィルヘルミナを見て、シャナは愕然とした。  
「そうだ。ヴィルヘルミナ。もっと音を立てろ」  
「は、はい。ちゅ、ん、あふぅっ」  
 じゅぽじゅぽと音を立てながらフェラチオは続く。  
「ヴィルヘルミナ。今まで、僕とシャナの仲をよくもジャマしてくれたね」  
「ん、ちゅ、くちゅ、それは……」  
「知っているんだよ。君は本当は好きな人がいたが一緒になれんかった。  
だからシャナが恋愛をすることに嫉妬したんだよね」  
「そ、そんな!!ち、ちが……」  
 ヴィルヘルミナは悠二のペニスから口を離すとシャナの方を向いた。  
「完全に否定はできないんだろうね」  
「ち、ちがうであります」  
 いきなり悠二が立ち上がり、左手を突き出した。ヴィルヘルミナが四つんばいの  
まま、向きを変え、形のいいお尻だけが悠二の前に突き出された。  
「何が違うのか、体に聞いてやるとしよう」  
 悠二の特殊な自在法のせいでヴィルヘルミナは動くことが出来なかった。その尻を  
わしづかみにしていっきに悠二は一物を叩き込んだ。  
 
「んあっ、だめ、抜くであります」  
「誰に、命令してるんだ!」  
 さらにズンっとつく悠二のペニスがヴィルヘルミナの子宮に叩き付けられた。  
「うあっ、んっ、ああっ……お、お願いであります。ぬ、抜いて」  
 悠二は尻を揉みながら、次第に手をヴィルヘルミナの巨乳へと伸ばし、胸を  
まさぐり、乳首をひねり始めた。  
「やあっ、はあっ、はぁん」  
「ふん。メス豚め。感じておるわ。あははははははっ」  
 さらに腰を強く、速く、打ち込む盟主。その手はクリを刺激し、外と中から  
ヴィルヘルミナを頂きへと運んでいく。  
「望み通りに抜いてやろう。ヴィルヘルミナ」  
「あ、ほ、本当でありますか」  
「子宮に直出しした後でな」  
「!!!!!!」  
 悠二が左手をブン、と突き出す。ぐりんとヴィルヘルミナが仰向けになる。  
もちろん、無理に動かされているから膣内でペニスが一回転したような感覚が  
ヴィルヘルミナに迫っていく。  
「ひあっ!!」  
 仰向けになって足を開くヴィルヘルミナの上から跨るように悠二が上から  
ペニスをたたきつけていく。  
「どうだ!!オラ、オラッ」  
「あーっ! あーっ!」  
 あまりの激しさに愛液が飛び散り、ぱんぱんと音が高く響いていく。  
「も、もう許してで、あります」  
 ふといきなり悠二の動きが止まる。ヴィルヘルミナは不自然な顔をして盟主の  
顔を見上げた。  
 
「ヴィルヘルミナさん。実はね、稽古をしてくれてたときから  
あなたのことが好きになってたんですよ」  
 ど、きん。ヴィルヘルミナは目を見開いた。胸が高まった。横では  
シャナがただただ初めて見る性行為に呆然としていた。悠二の目は銀色に輝き、  
ヴィルヘルミナの心を誘惑し、屈服させていく。  
「わ、私の中に出して欲しいであります」  
 陥落の一言だった。  
悠二はヴィルヘルミナに口付けをし、舌を絡ませ、つばを飲み込ませた。  
「あ、あなたの精液を私のおまんこに出して欲しいであります!!」  
「よし、種付けしてやるぞ!!」  
悠二が奥深くまで挿入を続ける。子宮口にコツコツと当たる音が周囲にもわかった。  
「んあっ、あああっ!種付けして欲しいであります!!ひあーーっ!」  
「直出し!!」  
 どぷ。悠二のペニスから精液があふれんばかりに出る。鈴口から直接、ヴィルヘルミナの  
子宮口に送り込まれた。  
「あーーーっ、あーーーーっ。す、凄すぎるであります…………」  
 悠二はペニスを引き抜くとまだ放出されるザーメンをヴィルヘルミナの顔面から  
その白いおっぱいにかけた。  
「次は……シャナだな」  
「そ、そんなの……やだ」  
 悠二の目が銀に輝く。魔眼。シャナの自制心を溶かしていく。  
「何が嫌なんだ?」  
「もっと……違うふうにして欲しい」  
「そうか、せっかくの破瓜だ。へカテーと一緒に頂くとしよう。うははははははっ」  
 
「へカテーよ」  
「御前に」  
 ぬん、と暗闇から現れたヘカテー。目の前では犯されたヴィルヘルミナの痴態  
があったが気にもとめない。  
「お前を抱きたい」  
「ご随意に、主よ」  
「このシャナと同時にだ」  
「よしなに、お願いします」  
 へカテーはひざまずき、頭を下げた。  
「ここでは場所が悪いな」  
 シャナは魔眼の力でぼおっとしていた。へカテーは悠二のほうにすがりつくように  
よりそった。悠二の手が上へと伸びると三人は瞬間移動をし、ヴィルヘルミナを残し、  
巨大な寝室へと移動した。  
「さて、頂くとしようかな」  
 悠二の目が銀に輝くとシャナが黒いニーソックスを除いて全裸になり、へカテーは白いニーソックスを除いて全裸になった。  
悠二のまえに二つだされたプッシー。シャナもへカテーもまだ毛も生えていなかった。  
「ふふん」  
 そういうと悠二は両手をそれぞれのおまんこに伸ばし、愛撫を始めた。  
「んあぁっ。悠二!ダメッ」  
「ああぁっ。ん……続けてください」  
 
 悠二は手を伸ばしながらシャナの乳首に口付けし吸う。  
「あひっ、悠二。優しく」  
 そう言われた悠二はあえて甘噛みする。  
「ひぃん」  
 シャナは涙目で痙攣し始めた。そんなシャナのクリも続けて愛撫していく。  
「主よ。わ、私もお願いします」  
 ヘカテーが悠二の体に抱きつき、そのきしゃな手で悠二のペニスをさすっていた。  
「口付けをお許しいただけますか?」  
「許す」  
「ン・・・んあっ、むふぅっ」  
 唇が重なり、舌が交わり、唾液が交互に流れる。  
 へカテーを抱きながらシャナを愛撫する。悠二は二人から離れると腰を突き出して  
「さて、君たちの破瓜の前にキレイにしてもらおうか。ヴィルヘルミナの愛液がついている  
からね」  
「うん。わかった。悠二」  
「おまかせください」  
 シャナとへカテーのダブルフェラが始まった。  
 
 シャナの小さな口が鈴口にキスをしている。  
「ん、ちゅ、ちゅ、ちゅ」  
 へカテーが竿をその小さい手でさすりながら上辺使いに舐めていた。  
 盟主のペニスが天へと高く伸び上がり、二つの処女の破瓜を求めて痙攣していた。  
「そろそろ、いいかな」  
「あっ……」  
「はい……」  
「さて。どちらの破瓜が先かな?」  
「私からお願いします」  
「あ……悠二」  
「ではそうだな。シャナからはじめよう。へカテーはシャナの体を  
愛撫して受け入れやすいようにしてあげてくれ」  
「はい、主よ」  
 そういうとへカテーはシャナの背に回り、首回りや耳にリップサービスを  
はじめていく。  
「んあっ」  
 初めてのリップサービスにシャナの体が敏感に反応していく。へカテーの指は  
シャナのクリトリスをいじり、愛液が少しずつ溢れてきた。それを悠二は指でぬぐう。  
「ほう、本気で感じているな。熱く、そして粘り気がすごい」  
「ハァ…ハァ…悠二、来て……」  
 悠二のペニスがシャナの秘所に入っていく。シャナの中は炎の中のように熱かった。  
「う、あ……あああぁ」  
 シャナが痛みに我慢していた。その小さな秘所からは鮮血が流れていた。  
「動くぞ。シャナ」  
「ん。悠二!悠二!悠二!」  
 
シャナは盟主の背に手を伸ばし、求めるように、泣き叫ぶように叫ぶ。  
最強のフレイムへイズの陥落。悠二はその優越感と未開通の少女を弄ぶ  
性的快感に身を震わせながら腰を振り続ける。  
「悠二!好き、大好き!」  
「シャナ!シャナ!」  
「ああっ、ダメ、痛い。ひぃん。でも、気持ちいいの。悠二の。奥まで来る!」  
 シャナの耳をへカテーが甘噛みし、シャナの胸を揉む。とんがった乳首をひねり、  
出入りするペニスを細い指で撫でる。  
「あぁ、ダメ。こんなの。こんなの。初めて」  
 盟主は狂ったように腰を叩きつける。血と愛液が垂れ、シャナが悠二の唇に舌を這わせた。  
「悠二、悠二悠二悠二悠二悠二、悠二!!」  
 愛する男の名前を連呼する。最強のフレイムへイズ。そのきつく熱い秘所にさすがの盟主も  
絶頂を感じた。  
「もう、イクぞ。シャナ」  
「来て、悠二!!」  
 シャナも痙攣を始めている。いつのまにかへカテーはクリトリスばかりを刺激していた。中イキと  
外イキが同時に来ようとしていたのだ。  
「出すぞ」  
「んあっ。あああああぁぁぁっッ。悠二いぃ!!」  
 白い精液がシャナの子宮へと注がれる。未開通だったシャナは初めて男を知ったのだった。  
「ん、熱いよ。悠二の。こんなに熱いなんて初めて……」  
「シャナ」  
 盟主は口付けをし、シャナの頬を撫でる。  
「私も、私もしてください。主よ」  
 嫉妬したのか泣きそうな顔でへカテーが盟主に擦り寄ってきた。  
 
「よし、次はへカテーの番だな」  
「はい、よしなにお願いします」  
 三つ指をついてへカテーはただただ頭を下げた。次に頭を上げたときは  
唇が重なり、舌が絡み、唾液が交わっていた。  
「ふぅぅぅん・・・んくぅ」  
 へカテーがするとは思えない激しいフレンチキスだった。  
「むふぅぅっ・・・ちゅる」  
 キスが終わりはなれる二人の唾液が伸び、輪を描いた。  
「主よ。この時を待っておりました」  
「そうか、苦労をかけたな。我が巫女よ」  
「そのお言葉。もったいなく」  
 へカテーは涙ぐみ、盟主の体に失礼しますと断り跨ってきた。  
「んん……」  
 湿っていたへカテーの中に盟主のペニスが入っていく。  
シャナの中が入ったそれを溶かすような刺激があったのに対し、へカテーの  
中はひんやりとしてそれでいて突き刺すような刺激があった。  
「ツゥ…」  
「大丈夫ですか。主よ」  
「お前こそ、我が巫女よ」  
 その冷たいへカテーの中で別な暖かさを感じた。破瓜の血だ。  
「大丈夫です。ン、では、あん。動きます」  
 へカテーはそういうと前後、上下にゆっくりと動いていく。これは、と盟主は思った。  
中で動くたびに子宮口やGスポットに辺り、それが鋭い感覚として悠二を襲った。  
シャナの中は熱く、動くたびにとろけそうなマンコだったが完全に正反対のものだった。  
「んぅッ!っ!・・・んぁッ!」  
 目の前で巨大な王の一人であり、バル・マスケの巫女が頬だけでなく、その白い肌を  
恍惚させながら腰を健気に振っていた。その神聖な姿に盟主は嗜虐的な快感を求めた。  
へカテーの腰をつかむ。  
「あ」  
そして一気に前後へとさする。文字通り突き刺すような行為だった。  
「ダメです。あひっ、私、もぅ・・・イ、イきます・・・んあぁぁッ!!」  
 へカテーはうなだれるように頭を下げて猫背となった。横でシャナがぼおっとしながら  
へカテーを眺めていた。  
「まだだ。まだだぞ。へカテー」  
 言葉に反応するかのようにへカテーが上辺使いにこちらを見てくる。その目は涙目だったが  
むしろ歓喜の表情だった。  
 すぱぁん。肉と肉がぶつかる音がした。へカテーの腕をつかみ、逃げられないようにしてから  
下から思いっきり突き上げた。ぱんぱんと湿った音が響いた。  
「あぁん、あぁん!」  
 へカテーの声が大きくなっていく。  
 
「あぁ・・・また・・・い、イキます!」  
「我慢しろ。へカテー。俺がイクまで待て」  
 待てと言われて、へカテーは本当にまった。健気に口をへの字に曲げ  
耐えていた。腰はさらに速く動き、子宮を突貫するように出入りを行う。  
一突き、一突きが痺れるような快感だった。絶頂はすぐに訪れた。  
「出すぞ。へカテー」  
「はい、…どうぞ。あん……ひぃん!!」  
 盟主は痺れるような感覚を突き破るように噴火するか如く射精した。  
マグマのように溢れかえってへカテーの中を焼き払う。  
「あ、熱い…。これが…あん…主の」  
 満足そうな顔をしてお腹を押さえ、へカテーはぐったりとしていた。  
「ふぅ」  
 悠二もさすがの連戦に疲れが見えてきた。しかし時間は近い。もうじき午前0時。  
この体も存在の力もスペルマだって復活するのだ。  
 目の前には二人の処女がいたのだった。今はもう男を知った女だった。  
 
ふと悠二が立ち上がり、空を見上げる。  
横にはいつの間にか、三つ目の軍師ベル・ぺオルがいた。  
「どうした?」  
「いえ、これで魔神憑きも落ちました。しかし魔神そのものは納得するとは思えず」  
「納得させる術はある」  
「はっ」  
「我が零時迷子がな。フレイムへイズと徒の戦いを終わらせるのだ」  
「……。へカテーは満足したようですね」  
「千変に渡せ。いくらへカテーの望みとは言え、これ以上はヤツも譲れまい」  
「はい」  
 二人の会話にシャナもへカテーも反応していない。その二人を見て、ベル・ぺオルは  
冷たい目で見ていた。ミステスの素体に影響をされすぎていないか。いや、そんなことは。  
「来たな」  
 盟主が上を見上げた。  
「弔詞の詠み手!!」  
 ベル・ぺオルが迎撃しようとするのを盟主が手で制した。  
天上を突き破ってフレイムへイズきっての殺戮者がド派手に登場したのだった。  
 
 
マージョリーは全裸で縛り上げられていた。  
「くっ、いつからそんな趣味があったのよ。坊や」  
「相変わらず強気なんですね。でもマージョリーさん」  
 
星黎殿の屋根をぶち破り、復讐の鬼として現れた彼女と蹂躙の爪牙は巨大な群青色の  
フレアをぶつけてきた。だが火避けの指輪を持つ盟主には聞かず、接近戦も彼の最強の  
ボディガードたるシャナによって膝を屈したのだった。  
 
「僕の中にいるこの銀が憎くて仕方ないのでしょう」  
「そうよ!あんたは殺すために私は生きてきたのよ」  
「そうですか。その僕に辱められている」  
「だから何なのよ」  
 マルコシアスの意志の発現たるグリモアは取り上げられ、特殊な自在法で  
封じられていた。それを取り戻さない限り、マージョリーはただの人間ど同義だった。  
 部屋には他には誰もいない。  
「さてと」  
 そういって盟主はマージョリーの胸を揉み始めた。  
「クッ、やっぱり坊やね。女の口説き方も知らないんでしょ」  
 悠二は乳首をひねり、目を合わせる。銀色の目で見つめても彼女には  
復讐の源を充電するばかりで誘惑できない。  
(陥落は無理か……もったいないが)  
「縛られている女性は口説く必要はありませんよね。ただただ蹂躙するだけです」  
 そういって手を股間に伸ばす。マージョリーは少年に愛撫され、頬を紅くしながら  
それでもその相手が復讐すべき大敵であるから感じないように必死にこらえていた。  
「マージョリーさん。ん、ちゅ」  
 盟主の唇が白い裸体に這う。舌と唾液が彼女の性感を刺激し、かたくなに拒んでいる  
体に火をともしていく。手は胸から腰、尻をさするように撫で、時に力強く揉む。  
「んあ、あぁッ」  
「声が出てますね。どうしたんですか?感じてるんですか?マージョリーさん」  
 指摘されてマージョリーの顔にさらに赤みが映えた。  
「ふふッ」  
 盟主から見ればすでに涙目だが必死にこちらを睨み付ける女は子猫のようだった。  
 
 悠二の指がマージョリーの秘所に入っていく。  
「ん、んあっ」  
 さすがのマージョリーも声が大きくなっていく。  
「以外にきついですね。もっと経験してるものだとおもっていましたよ」  
「う、うるさい。愛のあるセックスしか大人はしないん、だからぁ、あん」  
 指のピストンが激しくなっていく。じゅぽじゅぽと音が大きくなる。恥ずかしく  
なってきたのか下をうつむくマージョリーの頬に口付けをしながら愛撫は続いていく。  
「ん……」  
「まだ耐えているんですか?楽になったらいいじゃないですか?」  
 そういって指を抜き、粘り気のある汁がこびりついた指を見せ付ける。  
「あ、あんた。最低ね」  
「最低ですよ。あなたをレイプするのだから」  
 盟主は自分の屹立したペニスを押し込むように差し込んでいく。  
「入り口をきつく締めても無駄ですよ。こんなに塗れているんですから」  
 どうもいつのもくせか敬語になってしまうな、と少し別なことを考えながら  
挿入していく。  
「ん…」  
 マージョリーは目をつぶってただ耐えているだけだった。  
シャナやへカテーほどさすがにきつくなく、ヴィルヘルミナとも違った感覚だった。  
まとりわつく。そんな感じがした。  
「あぁッ!ん。あん」  
 声が大きくなる。立たされた状態で顔を見ながら腰をつかんで強く打ちこんでいく。  
マージョリーは舌を噛み千切りたいほどの恥辱だろうと思った。激しく揺さぶられてそんな  
ことは出来ないだろうが。  
「く、くそッ、ん……ひぃん」  
さらにたんたんとペニスを出し入れしていく。すればするほど秘所の反応がよくなっていく。  
動きにあわせるように締め付けてくるのだ。  
(ふふッ。顔や心はあんなに嫌がっているのに、体は正反対なんね。マージョリーさん」  
 いきなりの口付けにマージョリーが顔を背けようとするが盟主の自在法でそれも出来なかった。  
(わ、私、唇すらこいつに、こいつ!!…こいつに犯されている!!)  
 マージョリーは涙を流し始めていた。悠二の涙を見てハッとして顔を離した。  
「し、…死にたい。死にたい」  
 マージョリーは泣いて打ち砕かれた。初めてみた姿だった。強く凛々しい姿しかしらない。  
美しく強い女性だった。悠二は無言で腰を振った。今、やめると萎えてしまいそうだったから。  
「あっ、あぁっ、もう……やめて、私をぉ、」  
 消え入りそうな声だった。ヴィルヘルミナを犯したときにはその被虐的な姿に愛すら感じた。  
だが今は違った。はやく終わらせたい。悠二はただそう思って腰を振っていた。  
「ぁん。あぁッ。ひっ、……ん。う、奪わないでぇ」  
 無言だった。射精が行われ、マージョリーは小声で泣き続けるだけだった。その声を聞きたくないと  
思った。悠二は黙って自分のペニスを抜くと白い精液が彼女の体からどろりと垂れてきた。  
 
ぶん、と音がして現れたのは三つ目の軍師だった。  
「これをどうしますか?他は指示されたいたように準備が整っていますが」  
「………」  
「主よ」  
 軍師の問いに答えずでマージョリーをただ見つめていた。彼女はうなだれ、  
小声で泣いてるだけだった。  
「弔詞の詠み手には死んでもらう」  
 声には反応はなかった。  
「はい、とどめは、誰がさしましょうか?」  
「私がする。彼女は服を着せて牢屋にでも閉じ込めて眠らせておけ。一切の手出しは  
許さん」  
 ベル・ぺオルは頭を下げた。同胞の仇などは軍師には興味がない。フレイムへイズに  
討たれるということはひどい無能ものだったということだと彼女は思っている。  
ただの無能は弱いもの。そしてひどい無能は弱いのに討ち手に見つかるものだっと思っていた。  
 今の会話で軍師から見て盟主は素体の影響をもろに受けているのは間違いがないと確信した。  
だがそれもある意味でどうでもいいことかも知れない。ベル・ぺオルは盟主の示す新世界を前に  
ただそう思っていた。  
「行くぞ。我が軍師よ」  
 
「その前に主よ」  
「何だ。我が軍師よ」  
「私にも情けを頂きたいと思います」  
 盟主は黙って三つ目の軍師を見つめてフッと笑う。  
「本気で言っておらんな」  
「失礼いたしました」  
 盟主の体は黒い素体で包まれ、首からしたは全身黒タイツのようなすがたになり  
いつのまにか衣服を整えたへカテーが黒いマントを持って跪いていた。  
「主よ。これを」  
「うむ」  
 そういってマントを取り、身に着け歩みだす。その足は星黎殿の大聖堂に向かっていた。  
いつの間にか槍をもった千変が傍に控えていた。  
 大聖堂の真ん中には最強のフレイムへイズたちとその契約者、そして徒や王がいた。  
盟主の入場に歓声がわく。  
「静まれ、紅世の同胞たちよ」  
 軍師の叫びに一同は静まった。  
「祭礼の蛇、坂井悠二である。私が双方の世界に新たな革新を用意する。フレイムへイズと同胞の戦いは  
今日を持って終焉するのだ」  
「どう、終わらせるというのだ」  
 雷鳴のような声がした。天罰神アラストール。  
「我が紅世に威名を轟かす魔神よ。考えてみよ。お前達がこの世界のバランスを守るのは我らが人を喰らう  
からではないのか?」  
「そうだ」  
「その理由は人を喰らい、存在の力を集めることだ。だが人を喰らわずに存在の力を集めることが出来れば  
その必要はあるまい」  
 二人のやりとりをただ黙ってみんなが聞いていた。  
「私の器は巨大であり、中にある零時迷子の特性を持って私は、まさに存在の泉となった。徒が燐子に存在の力を  
与えるように私が与えればよい」  
「それでも人に仇なすものはいる」  
「それは討てばいい。だが今のように多くの同胞を敵とする必要はない」  
 それは正論だった。アラストールはむぅとうねり、長い時間の後、同意をした。  
 
 
巫女は相も変わらず、紅世から来し来援者に訓示を垂れていた。  
フレイムへイズ達のうち、納得のできないものは姿を消し、ゲリラ的活動を  
実施した。もっとも納得できない蹂躙の爪牙だったが盟主の力の前に葬りさられた。  
 
 盟主の横に這うようにくっついていたのはシャナとヴィルヘルミナだった。  
その盟主はそこにない女性のことを見ていた。千里眼とも言える力で見ていたのだった。  
 見ていた女性はマージョリーだった。記憶を消され、ただの人間として失った人生を  
やり直していた。今の彼女はアメリカのモデルとして地道だが順調に階段を駆け上がっていたのだ。  
 
「どうした、でありますか?」  
 上辺使いにヴィルヘルミナが見上げてくる。シャナもだった。  
「二人を抱きたくなった。ムショウにね。ダメかい?」  
「え、うん」  
「二人同時でもいいかな?」  
「よしなにお願いするであります」  
「…スケベ」  
 
 三人は寝室へ移動し、ヴィルヘルミナは悠二の体に手を伸ばし、シャナは  
悠二の頭を抑えるようにキスを繰り返していた。  
「ん、悠二。ちゅ、もっと、ん」  
「もう大きくなっているであります。乱暴物が」  
 ヴィルヘルミナが悠二の服を脱がし、屹立したペニスを舌から見上げていた。  
「じゃあ、鎮めてもらえるかな」  
 無言で頷くとヴィルヘルミナは服脱ぎ、悠二のものを胸で優しく挟んでいく。  
「うぁ」  
 さすがの悠二も声が出た。ヴィルヘルミナがここまで積極的に愛撫してくるとは  
思わなかった。  
「もぅ。悠二。私のほうも見てよ」  
 そういってシャナがさらに舌をねじ込んでくる。手を伸ばし、未発達な胸を少し  
力を入れてまさぐる。  
「んふぅっ、痛かったら言ってね、シャナ」  
「少し、強めでお願い。その方が悠二を力強く感じれる」  
 もはや銀色の目で誘惑する必要はなかった。下を見ればヴィルヘルミナが  
自分のペニスを一生懸命に愛撫していた。  
 
「一回イっていい?」  
「私の口に出してくださいであります」  
 ヴィルヘルミナがパイズリをやめ、バキュームフェラで絶頂ごと  
吸い出そうとする。  
「あっ、ずるい!」  
 シャナがそういって離れたとき、絶頂は訪れた。  
「んんん!!!」  
 ヴィルヘルミナは玉をまさぐりさらに射精を促す。だがそんなことをすれば口  
で飲み越せる量を超え、彼女の口から溢れてきた。  
「ずるいよ。悠二の私だって欲しいんだから」  
「ひぃん」  
 シャナはヴィルヘルミナにキスをして口に残った悠二の精液を舐めていく。びっくり  
したヴィルヘルミナは最初こそあげながらシャナとのキスを続けていく。自分が手塩に  
育てたシャナとの接吻に背徳な魅力があり、しかも一人の男の精液を舐めあっているの  
だと考えるとヴィルヘルミナは背筋がぞくりとした。  
 
シャナはくちもとにこびりついた悠二の精液をペロッと舐めると挑発的な目で  
「次は悠二が来て」  
と言い、ヴィルヘルミナに倒れこむようにしてこちらを見ていた。シャナとヴィルヘルミナは  
全裸ではなかったが胸やあそこは丸みえでそれがまた悠二のペニスを充血させていく。  
「はやくでありますぅ」  
 ヴィルヘルミナが猫撫で声を上げ、誘っている。悠二は二人に飛び掛り、まずは  
ヴィルヘルミナのおっぱいに吸い付き、左手でも力いっぱいもみ上げ、右手でシャナのあそこに  
指を伸ばしていく。シャナのそこはすでに濡れ、より深みへと指をいざなった。  
「んあぁッ、悠二。もっと激しく出し入れしてぇ」  
 シャナにリクエストに答えるように指にもう一本入れていく。きつく押し返してくる一方で  
吸い付いてくる。  
「あん、もっと、おっぱい吸ってほしいであります」  
 ヴィルヘルミナが悠二の頭を撫でながら愛のある目でこちらを見つめてくる。その目と視線があった。  
「我慢できないよ」  
 そういうとヴィルヘルミナのあそこに自分のペニスをあてがい、一方でシャナのあそこに指でのピストンを  
続けていく。ヴィルヘルミナの秘所も濡れていて準備が出来ていた。  
 
ぐん、とヴィルヘルミナの中にぶち込まれた。  
「あんッ」  
 ヴィルヘルミナが大きなおっぱいを揺らしながら足を悠二の背に絡めてくる。  
その上にシャナが乗り、ヴィルヘルミナをキスをし始めた。  
「うん、ヴィルヘルミナ。かわいい。チュ、ん…うふぅちゅ」  
「あん。んちゅ…ん…んちゅ…ひぃん!ダメであります。こんなの!凄すぎるであります」  
 シャナはキスのときに舌を押し込み、相手の口の中を犯すようにキスをするのが  
好きになっていた。ヴィルヘルミナは上も下も犯されていた。  
 
 竿はヴィルヘルミナの中をすり、亀頭は子宮口をドスドスと突いていく。  
ヴィルヘルミナの中は愛液で溢れ、締め付けながらもまとわりついてくる。  
目の前で二人の痴態を見せ付けられながら腰を振り続けていく。  
「まだまだよ。ヴィルヘルミナさん。もっと気持ちよくなって!」  
ずん、とさらに腰を深くたたきつけていく。一突きごとにヴィルヘルミナの声が  
高く足もより強く絡み付いてくる。  
「あん!!あひッ、あぁッ。んん!!も、もう……ダメで…きゃん!…ありますッ!」  
「どうしたのヴィルヘルミナ?イキそうなの?」  
 シャナの小さい女の手でヴィルヘルミナは胸をもまれ、首や耳にリップサービスをされて  
いた。初体験のときのへカテーのリップサービスがよほど衝撃的だったのが攻めることが好  
きになっていた。  
「あ…ん。やぁッ……嘘ッ」  
 ガクガクと震えだすヴィルヘルミナ。それを見てシャナは手をクリトリスに伸ばし、指でこりこり  
をいじっていく。  
「イク時は大声で教えてね、ヴィルヘルミナ!」  
「よし、こっちも行くぞ!」  
 さらに悠二が激しく腰をたたきつけていく。ぷしゃああと潮が噴出しそれを見て  
悠二が興奮する。溢れ帰ってくる愛液が悠二のペニスを刺激する。絶頂が来る。シ  
ャナもヴィルヘルミナのクリトリスをひねり、少しずつ力を入れていく。  
「あーーーーッ。あーーーーーッ。ダメ!ダメ!イッ、イッちゃう!!イッちゃう!!」  
 ヴィルヘルミナの絶頂とともに悠二はあふれんばかりの精液を叩き込んだ。子宮口を越えて  
子宮にどくどく流れる精液を感じながらヴィルヘルミナは満足げに気絶した。  
「もう、ヴィルヘルミナ。イキ過ぎ。次は私にこれよりもっとしてくれるんだよね?悠二」  
 そういって振り返るシャナがにこりと笑った。悠二は、盟主は自分は間違っていないと思ったのだった。  
 
 
 
end