小ネタ(まほろ5巻135P〜と一緒に読むといっそう笑えます。)
シャナ(まほろ)「千変、あなたが最後の大敵(ボス)ね…」
千変(式条先生)「ここまで来れたのは褒めてやろう…だが!二年連続覇者たるこの俺がここで貴様を終わりにさせる!」
シャナ「多くの戦士たちを殺してたどり着いた決勝の舞台…私も後には引けない!」
千変「ならば…勝負!」
シャナ「勝負よ!」
(ぬぎぬぎ)
シャナ「にゃぁぁぁぁぁぁ!!?何脱いでるのよこの変態!」
千変「ハァ〜〜〜〜ッ!…脱げば脱ぐほど強くなるぅ〜…これぞ、裸心活殺拳!」
シャナ「(うそ!?奴の中の『存在の力』が溜まって来てる!?)千変、あなた本当に『紅世の徒』…?」
千変「ツェェェェェ!」(貫き手)
シャナ「ひゃあぁぁぁぁ!?」
ガキッ…ゴコン……(貫き手が岩に当たり、真っ二つに割れる)
シャナ「な、何なのよこの強さは…」
(しばらく戦闘を続けるが、シャナの防戦が続く。)
シャナ「はぁっ…はぁっ…こうなったら…最後の手段しかないようね…」
(シャナ、両手を顔の前でクロス、力を溜め始める。)
シャナ「……はぁぁぁぁぁ……」
アラス(スラッシュ)「(まさか…アレを使う気なのか!?)止めろ、シャナ!止めるんだ!」
――凶悪無比な千変相手でも、シャナがどうしても使いたくなかった技がある。
彼女の悩みに深く直結したそれは、シャナの特徴そのものをぶつける最悪無恥の最終奥義。
そしてそれが故に、使えばシャナの乙女心をいたく傷つけるであろう諸刃の剣。
その名を……
シャナ「――っは!」(高く飛び上がり、千変に方向転換)
アラス「やめんか恥ずかしい!」
シャナ「貧ちちアタァァァァック!!」
ゴスッ!!!(千変にクリティカルヒット)
シャナ「(ふわりと着地)……勝利と引き換えに、何か大事なものを失ったような気がする…」(悲しい微笑みで)
千変「(よろめきながら)うぐ……くっ…こ…鋼鉄の…胸……」
シャナ「うるさいうるさいうるさい!!!(贄殿遮那を投げて千変の額に刺す)」