ああ、全身真っ赤ですねえ。  
いや、難儀なことです――普通の女性らしいふくらみを備えていれば、この薬はその脂肪に蓄積することで胸のみを性感帯とするにとどまったのでしょうけど……  
大丈夫ですか?聞こえていますか?――聞こえてはいるようですね、素晴らしい、なお闘志を喪わないその魂は感服します。  
でも、もう無理でしょう?……ほら、贄殿遮那を握ったら、掌がしびれるでしょう?いやいや痛みじゃないですよ、もっと握ってみたくありませんか、しごいてみたいでしょう?  
あなたの心臓にまで浸透してしまいましたから、その血流で全身にまわりきってしまったんですよ、歩くだけで足の裏が気持ちいいでしょう?風が肌をそよぐだけで腰が溶けそうになっているのでは?  
うむ、そう!それでもにらみつけてくる貴女だからこそこうして一年一滴しか溜まらない宝具の500年分の中身をすべて使おうという気になるという物で。  
さ、ではそろそろいただ    ぬ? まてなにをするきさまらくぁwせdrftgyなまたさlp;@:[  
 
 
「シャナ!シャナ!しっかりして!」  
「ぁ……?ゆー、じ?」  
「ごめん、遅れた。 あいつやけに隠れるのだけは上手くて、玻璃壇をマージョリーさんが応用するのに時間かかって……」  
「ゆー……ゆうじぃ♪」(ぱふ)  
「うぁ?し、シャナ?いきなりな……って、なんでこんな弱い力しか?」  
「げ、なによこれ!よりによってこれを全部使われたってわけ!?」  
「ヒーヒッヒッヒ!我が麗しの酒杯よ、さすがに動揺してるな?そりゃそうだろ、同せへぶっ」  
「ゆーじ、ゆぅじぃ……」  
「うわを待ってシャナだから首筋嗅ぎわをなんで舐め」  
「…………ぬーぬぬぬ」  
「あー、ユージ」  
「は、はひわぁ?胸はだめだってば!……乳首はもっとだめぇっ!」  
「あーもー……とにかく!ユージ、あんたそこの小娘がどうなってるか見当ぐらいついてるでしょ。  
 で、その想像も全部大当たりの斜め上を行っちゃってるから、今晩――じゃ効かないか、とにかく小娘が満足するまでベッドから出てこないように」  
「イーッヒッヒッヒ!男の夢だよなあ!媚薬に酔いきった恋人を好き放題の蜜月(ハネムーン)、とくゲフッ!」  
「…………こら。 まあここはちょうどそう言うのに都合良いみたいだしね。 好きにしなさいあたしは帰る」  
「待て。 我を持ち去……ぬぬ?だから取っ手に掛けるなと、私はまだ同意したわけでは!おい、待てというに…………ぬーぬぬぬぬぬぬ」  
 
 
「し、シャナ、これ以上は……少し、休ませて、よ」  
既に何度放ったかも定かでないほど回を重ねて、若いとはいえさすがに疲労の色は隠せない。  
零時迷子の起動の時間まではまだ一刻程を残しており、このまま続けるのは無謀というもの。  
と、そんな悠二に対してシャナが取ったのは少々意外な行動だった。  
「うん……でも、疼くの、だから……」  
きゅ、と。  
どうすればよいか戸惑う悠二の腋に腕をまわすと、すっぽりその腕に収まってしまったのだ。  
長時間の行為の証の赤い徴と噛み跡を合わせながら、ぬるぬると汗を媒介に密着させてしまう。  
「シャ、ナ?」  
「こう、すると……ンッ♪悠二の、肌で、いっぱいこすれるの――それでも、すごく、気持ちいいから……悠二は、やすんでて」  
使われた薬で肌もまた性器同様に感じるほどになっているシャナにとって、悠二の体温と肌はそれだけで十分すぎるほどに官能へと導いてくれる物だ。  
だから、そうやって悠二の腕に中で猫が甘えるように肌をすりつけながら、春先の猫のように熱い嬌声を漏らしているのである。  
「ぁ、そう……じゃあ、、いいけど、でもっ、これは……!」  
悠二にしてみればたまったものではない。  
ある意味ただ繋がり精を放つそれまでの行為に較べ、忘我に至らず冷静な心でシャナの――愛しい少女の痴態と嬌声を感じ取ってしまうのだから。  
立て続けの射精で肌はぴりぴりと敏感になり、そうやって――そう、文字通りの意味で――肌を合わせていると、欲情とは別の快感が胸の奥から突き上げてきてしまう。  
「〜〜っ!シャナ、ちょっと!」  
「?ゆう、じ……んぅ?――ん♪ふぅ、んんっ♪(ちく、ちゅく)」  
その衝動に命じられてとる行動は、甘えすり寄せられるシャナの顎先を両手で押し頂いて、いぶかしむその唇を奪うことだった。  
肉が反応を薄くしていればこその、心が命じるままの唇と舌とのセックス。  
戸惑ったのは一瞬のこと、日頃からは信じられないような甘い鼻声を上げると、シャナも悠二の舌に応えてキスを貪り始めた。  
 
 
 

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