「体が、煮え滾って、るっ……。蒸発、しそう、アラストールっ……」
「……マティルダ」
白い肌を朱に染めて、アラストールの下でマティルダが身悶える。
貫かれ続ける秘所からは、純潔の証がまた紅く一筋、つうっと流れ落ちる。
「痛い……痛い、痛いよ、アラストール……」
「マティルダ」
子供のように泣きじゃくり、懸命にしがみついてくるマティルダの唇を、アラストールが塞ぐ。
激しく舌を絡め、まるで全てを奪い尽くすかのように、きつく強く吸い立てる。
「息っ、苦しい、アラストール……」
「まだだ」
ずり上がって逃げようとするマティルダの腰を掴み、強引に引き戻す。
ふるふるとかぶりを振って懇願しても、アラストールの律動は止まらず、むしろ更に加速する。
「目が、耳が、おかしいっ、アラストールっ!」
「まだだ、マティルダ!」
破瓜の苦痛が快楽へと移り変わるにつれ、彼女の意識は混濁し、五感さえもが麻痺していく。
繰り返し奥まで突き入れられ、マティルダの肢体が絶頂への予感に震え出す。
アラストールはそれに追いつこうと、吼えるように叫んで腰を打ち振るう。
「くっ、う────うあああぁ!!」
そして、熱く滾った迸りに膣奥を灼かれ、マティルダは悦楽の極みに大きく絶叫した。