「ゆう、じ…もう、やめ…て…」
目の前にいる裸の少年に嘆願する少女。
炎髪を降り乱し、灼眼を快楽に潤ませて、なお確固たる意思を持ち続ける少女。
その気高さに得も言われぬ高揚を覚え、少年は膣内に打ち込んだ自らを加速させた。
「っはは、まだまだだよ、シャナ…」
中を往復される度に高められる快楽。過度に与えられたそれは、すでに幼い少女にとって拷問に等しい。
だが止まらない。少年、坂井悠二は止まらない。
ぼやけてきた視線を脇に向ける。そこには白い液にまみれた恋敵が倒れていた。
幾度となく精液を浴びせられたのだろう。膣内からは精が溢れ、顔、胸、下腹部が白濁にまみれている。
だけどその顔は…幸せに濁っていた。悠二を全てで感じたその悦楽に浸っていた。
―――例え、その行為が自らの死を招いたとしても。
「ひぃっ、い、やぁぁぁ…!!」
「は、ぐっ…出すよ、出すよシャナ!!」
ぐっ、と腰を引き寄せられる。子宮の入り口が肉棒の先端に擦られ、声にならない声をあげて、少女は絶頂に達した。
「ぃっ、いひぎぃっっ―――!!」