○月η日
今日はマージョリーさんにお礼と相談に行った。
相談というのは、シャナちゃんの家にいるメイドさんについてだ。
一見してただ者ではないと分かる以上、
ここは、知り合いっぽいマージョリーさんから、先に情報を得るのが良いと思った。
すると、メイドさんの名はヴィルヘルミナ・カルメル、シャナちゃんの実質の育ての親で、
強力なフレイムヘイズだという。
それだけ聞くと、とても敵わない相手に思えたが、マージョリーさんの話の中から弱点を見付けた。
ヴィルヘルミナさんは、シャナちゃんを溺愛しているというのだ。
それなら、シャナちゃんを餌にすれば、自ずと釣れる大魚という事になる。
しかし、シャナちゃんを完全に手なずけるには、まだ時間が掛かる。
その間に、ヴィルヘルミナさんに勘づかれると、計画が駄目になってしまう可能性が濃厚だ。
現状、シャナちゃんに、私とヴィルヘルミナさんのどちらかを選べと聞いたら、
まず、ヴィルヘルミナさんだろう。
ただ、坂井君とヴィルヘルミナさんだったら? と仮定した場合は、おそらく坂井君だろう。
もし、ヴィルヘルミナさんが先に気付いた場合は、坂井君を盾にして、二重に策を張る必要がありそうだった。
ともかく、ためになる話が聞けたので、マージョリーさんには、お礼として、坂井君を半日ペニスバンドを付けて
貸し出す事にした。
射精させては駄目だけど、それ以外なら好きに使って良いという条件だ。
半日経って帰って来たら、たっぷりと精液をため込んでいる事だろう。
その状態で、シャナちゃんにけしかけるのも面白いかも知れない。
きっと、シャナちゃんのキツイ膣の中に、狂ったように射精するだろう。
シャナちゃんの躾けにもなるし、まさに一石二鳥だ。
○月ι日
今日は夕方から学校の体育倉庫で、坂井君とシャナちゃんと私の三人で乱交した。
坂井君は、学校を休んで朝早くからマージョリーさんの所に行って来た直後で、
ペニスベルトを付けたおちんちんはパンパンになっていた。
マージョリーさんも手加減しない人だった。
倉庫の鍵を内側からかけて、まずシャナちゃんを体育着に着替えさせた。
折角、体育倉庫でするなら、その方がいいだろうと思ったからだ。
それに、精液だらけの制服で下校させる事は、現在の活動を隠している状態では無理だった。
体育着に着替える時に下着を着けないように命令した。
もちろん、坂井君が見ている目の前で一切隠す物が無い状況でだ。
シャナちゃんは、躊躇いながらもモソモソと着替えて、
ペニスベルトで射精出来ない坂井君は、その着替えを見ながら腰を下品に動かした。
実際、もう出す事しか頭に無いのだろう。
目つきが完全に理性を失っていた。
シャナちゃんが着替え終わったところで、床にマットを敷いて四つん這いにさせた。
倉庫と言っても、それくらいのスペースは充分にあった。
『じゃあ、坂井君、シャナちゃんの事を好きに犯していいですよ。三分間腰を振ったらベルトを外してあげます』
私が言うと、坂井君はズボンを脱ぎ捨てシャナちゃんに飛び掛かった。
シャナちゃんが小さく悲鳴をあげたが、お構いなくブルマをずらして、ヴァギナにペニスを突き立てた。
前戯も何もない。
『それと、射精出来ないからと言って、ゆっくりと腰を振るような事をしたら、外してあげませんから』
シャナちゃんに対しての躾でもある以上、坂井君が速度を緩めては意味が無い。
『では、三分計ります』
時計を見て言う。その声に合わせて坂井君が猛然と腰を振る。
『ゆ、悠二、い、いたいっ!! はぁ、いや、やめて、もっと、ゆ、ゆっくり』
シャナちゃんの顔が途端に曇った。
涙が溢れ出し、かなりの痛みを感じている様子だった。
『シャナちゃんは、痛いのは好きでは無い様子ですね。けど、奴隷なのだから、痛いのにも慣れて貰わないと』
私はしゃがんで、シャナちゃんの頬を撫でた。
『か、一美、お、お願い、もっと、ゆっくりするように言って』
『駄目です。後まだ二分以上ありますよ』
『あ、い、痛いっ! だ、だめ、こんなのっ!! 悠二、止まってっ!!』
シャナちゃんが泣き叫ぶ。
『本当に痛いだけですか? なにか音が消えますけど? クチュクチュって』
一分を経過した頃から、音は確かに聞こえ始めた。
それが、シャナちゃんの身体の防衛反応だとしても、付け込む口実としては、これ以上無かった。
『し、知らない、痛いだけ、お願いだから、止めさせてっ!』
『知らないという事はないと思いますけど? だって、シャナちゃんの股間から聞こえるのだから』
『っ!!』
シャナちゃんの顔が、明らかに痛みとは違う理由で歪む。
『シャナちゃんも、もう知っていると思うけど、女の子は感じると濡れるの。と言うことは、ね? シャナちゃん?』
『か、感じてなんか、っ、あっ、ぐっ、い、いない、こんなの、ただ、痛いだけっ……くっ!』
『ふーん、でも、さっきも言ったけど、痛いのにも慣れておかないと奴隷として、この先、大変ですよ』
『そんなの、慣れなくても……っ!』
『ううん、慣れて貰わないと困るの。むしろ、好きになって貰わないと』
『か、一美?』
私の話に不穏な物を感じたのだろう。シャナちゃんの顔が恐怖の色に浸食されて行く。
『とりあえず、後十秒で三分です』
私はあえて話題をそらして、坂井君の側に移動した。
『坂井君、よく頑張りました。じゃ、外してあげますね』
時計を見ながら、ぴったり三分で、ペニスの根本に填ったペニスベルトを素早く外した。
坂井君のペニスは大きくて、シャナちゃんの中から出ている部分が長いため、その作業は容易だった。
『っ、ぐぁぁぁぁぁっ!!!!』
外した途端に坂井君が吠えた。
『悠二っ!! くっ、いやぁぁ!!』
ペニスがシャナちゃんの中で爆発した様子だった。
接合部分から、白い液体が大量に溢れ出た。
ずらされたブルマに飛び散る。
その勢いから、どれだけ凄い射精なのだろうと思ってしまう。
炭酸ジュースを振って開けた時くらいかも知れない。
『悠二、抜いてっ!! いや、こんなの、こんなの、嫌、嫌ぁぁ……!!』
シャナちゃんが泣き叫ぶが、坂井君は止まらない。
『はっ、はっ、はっ』
と、短い息を繰り返して、シャナちゃんの中を貪る。
『坂井君、そんなにしたら、いくらシャナちゃんでも死んでしまうかも知れませんよ。――ちゅ』
言って、坂井君の唇にキスをした。
しばらく、そうしていると、坂井君の動きがゆっくりになった。
『……よ、吉田さん?』
『我を忘れるのも良いですけど、繋がっている相手の事を心配してあげてください』
『え……シャ、シャナ、シャナっ!?』
シャナちゃんは、少しぐったりしていた。
『介抱してあげてください。私は、ちょっと用意して来ますから』
シャナちゃんを坂井君に任せて、倉庫の隅に移動する。
そこで、持ってきた荷物からペニスバンドを取り出して、制服のスカートだけ脱いで装着した。
偽ペニスの先にローションを垂らす事も忘れない。
そうして二人の所に戻ると、二人とも疲れた様子でマットの上に寝転がっていた。
『二人とも、人間以上の体力があると聞いたのですけど、これくらいで疲れてしまうのですか? 案外、弱いですね』
『ば、馬鹿にしないでっ!』
直ぐにシャナちゃんが立ち上がった。
煽られて反応してしまうあたり、本当にお子様だ。
『そうですよね。じゃ、次は坂井君を仰向けにして、その上に乗ってください』
『……え、上って、悠二の、まだ……大きい』
『はい、互いの顔が見える方向で上に乗って、おちんちんを膣に納めてください。そしたら前屈みに身体を倒していてください』
有無を言わせない口調で言う。
『……分かった。悠二、いい?』
『う、うん、いいよ』
二人が私が言った体勢になる。
シャナちゃんは、ブルマをずらして、随分と楽そうに坂井君のペニスを飲み込んだ。
何気なく調教の成果が出ている気がした。
接合した部分から、シャナちゃんの中に残っていたさっきの精液が溢れる。
『二人とも良くできました。じゃ、シャナちゃんはもう少し前屈みになってください、坂井君のは長いから、
抜けないと思いますし』
『……』
シャナちゃんが無言で言われた通りにする。
『じゃ、いきますね』
私は坂井君を跨いで、膝立ちでシャナちゃんの真後ろに構えた。
そして、おもろにブルマをお尻の半分捲り上げる。
シャナちゃんと坂井君の結合部分と、シャナちゃんのお尻の穴がよく見えた。
『まさか、一美……』
いくら鈍いシャナちゃんでも気付いた様子だった。
むしろ、私がペニスバンドを付けた時点で気付いて欲しかったが、それは仕方ない。
『はい、後ろの穴に入れてあげますね。痛いかも知れませんけど、慣れて貰わないと困りますから』
言って、シャナちゃんのお尻を掴んだ。
元々、坂井君のペニスが杭になっているから、上から少し押さえただけでお尻を動かす事は難しい状態だ。
『坂井君は、私に合わせて動いてくださいね』
『……分かった』
『シャナちゃん、覚悟はいいですか?』
『……くっ、嫌だと言っても、やるのでしょ?』
どこか諦めたように言う。
『はい、逆らわないなんて、良い子ですね』
『いいから、早くしてっ!』
自棄と分かる感じで叫ぶ。
『分かりました』
ズブ
私は遠慮無くシャナちゃんの肛門にペニスバンドを突き立てた。
ローションのお陰か、思いの外あっさりと飲み込まれて行く。
『くっ……くぅぅ』
異物が入って来る感覚にシャナちゃんが耐える。
フレイムヘイズはトイレに行かないというから、相当長い間使っていない場所の筈だ。
そのせいで、多少緩んでいるのかも知れない。
シャナちゃんは、見た目に痛みを感じている様子なく、ペニスバンドを飲み込んだ。
『思ったより簡単に入りましたね。素質がありますよ』
『……そんな事ない、気持ち悪い』
『それは慣れていないだけです。けど、痛みの特訓をしようと思ったのに、残念です』
『でも、お腹がパンパンで……』
『じゃ、動いたらキツイかも知れませんね。坂井君、行きますよ』
私は坂井君が頷いたのを確認してから、腰を動かし始めた。
すぐに坂井君も腰を突き上げ始める。
『っ、あっ、こ、これ、あ、ああっ!!』
シャナちゃんが、私達二人に挟まれる形で身体を痙攣させた。
『二本の塊が、お腹の中でぶつかるのが分かるでしょ? もっと激しくしてあげますね』
私はシャナちゃんお尻をしっかりと掴んで、激しく腰を打ち付けた。
『うっ、あああっ!! だ、だめぇぇっ!! お腹の中、かき混ぜられてるのっ!! あぐぅぅ!!』
シャナちゃんが叫び狂う。
その様子から、良い調教になってると思った。
手をシャナちゃんの胴体に伸ばして、体育着越しに薄い胸を触る。
下着を着けていないそこは、しっかりと自己主張して立ち上がっていた。
『シャナちゃん、乳首がビンビンですね。こんなに激しくされて、感じているんですね』
言いながら、乳首を布越しに摘む。
『あっ、違うっ、くっ、ち、乳首、弄らないで、ああっ!!』
『くっ、シャナ、そんなに締めたらっ!』
シャナちゃんが反応すると同時に、坂井君が情けない声を出した。
もう少し、頑張れないものかと思ってしまう。
けど、中が締まったという事は、感じているという事だった。
『シャナちゃん、やっぱり感じているんですね』
腰を回転させるように動かして、シャナちゃんの直腸を貪る。
『ち、違う、こんなの痛くて、ただ、気持ち悪いだけ……、か、感じてなんか、ない、ああっ、はぁ、ああんっ!!』
『そんなに甘い声をあげて言っても説得力が無いですよ』
『そ、そんな声、出してないっ、っ、あっ、あっ、はぁぁっ……あっ』
『嘘を言っても駄目ですよ。シャナちゃんは、初めてのお尻で感じる変態さんなんです』
実際にかなり素質がある気がした。
『いや、違う、ぁ、っ、わ、私、変態なんかじゃないっ、あ、そんなの嫌っ!』
『良いんですよ、変態で。変態の方が、きっと坂井君も好きになってくれますから、ねぇ、坂井君?』
下の坂井君に聞く。
『ああ、僕は変態なシャナの方が好きだ』
『……悠二、っ、ほ、本当?』
『ああ』
『ぁ、そうなんだ……あぁ、はぁ……』
坂井君の返事を聞くと、シャナちゃんの身体から良い意味で力が抜けた。
――快楽に全てを委ねる。
そんな感じになった。
『坂井君、そろそろ、スパートかけますよ』
『分かった』
シャナちゃんの身体に快楽を覚え込ませる。
そのために、私は坂井君と共に腰を使った。
『はぁ、二人とも、す、凄いっ、あっ、ああっ……私、だ、駄目になるっ!』
シャナちゃんの肛門が捲り上げられつつもヒクヒクと動いていた。
相当に感じているのだろう。
『シャナ、よ、吉田さん、そろそろ、僕っ!』
『いいですよ、坂井君、出してしまって』
『あっ、あああっ、悠二、一美、いいっ、気持ちいいっ、最後、っ、最後まで、してぇっ!!』
シャナちゃんが形振り構わずに叫ぶ。
私はより一層激しく腰を打ち付けた。
その刺激で、私も昇り詰めて行く。
その場に、パンパンと私とシャナちゃんのお尻がぶつかる音が大きく響く。
『シャナちゃん、イッてくださいっ!』
『あっ、イク、イク、イクぅぅぅぅ!!』
『シャナっ!!』
三人同時に、身体を伸ばし切ってイッた。
シャナちゃんは、そのまま坂井君の胸の上に倒れ込む。
私はペニスバンドを抜いて立ち上がった。
調教はそろそろ最終段階だ。
まず、坂井君に私の処女を上げて、完全な忠誠を誓わせる。
その上で、シャナちゃんには、もっと変態的な快楽を憶えてもらう。
そうすれば、二人は、私に逆らえなくなる。
『――じゃ、後始末して帰りましょう。シャナちゃんは着替えて、坂井君はマットをしまって』
私は内心の野望に興奮しながらも、表向きは平静を保ち、二人に指示を出した。
今度の調教が今から待ち遠しかった。
*幕間*
「……何かおかしいのであります」
「不審」
「最近、私を避けているような気がするのであります。それでいて、私を気遣うような」
「行動矛盾」
「それに、今日は、喩えようの無い表情をして帰って来たのであります」
「薬物乱用」
「我等に毒は効かないのであります。けど、あの顔は、遠い昔に……」
「調査必要」
「確かに、調べない訳にはいかないのであります」