○月ε日
今日は記念すべき日だから、一杯書く事にする。
坂井君から放課後の教室に呼び出された。
もしかして? という期待に胸がときめく。
マージョリーさんからの情報が正しいなら、坂井君は封絶を使うはずだ。
私はドキドキしながら、指定された教室に赴いた。
教室に入ると坂井君がいて、私を椅子に座らせるなり、すぐに封絶を使ってきた。
予想通りの展開に、内心飛び上がってしまう。
だが、喜びをギュと押し殺す。
ここは、しばらく動かない振りをした方が、坂井君に対して上位に立てる。
坂井君は私が動きを止めたと思い、私の身体に手を伸ばして来た。
そして、いきなり制服の上着を引き裂く。
なんて大胆なんだろう。
飢えた野獣のようなワイルドな目で、ハァハァと息をしながら、私のブラに手を掛ける。
ここまでジッとしていれば充分かな。
私はブラを触る坂井君の腕を掴んだ。
その瞬間、ギョとした顔で坂井君が引きつる。
私は穏やかな声で言った。
『坂井君、とても大胆ですね』
言いながら、掴んだ坂井君の腕を自分の胸に押し当てる。
揉んで欲しかったが、坂井君はほとんど動きを止めたまま、カタカタと震えていた。
『どうしたのですか? 私はいいですよ』
そう言っても、坂井君は動かない。
そんなに驚いたのだろうか?
私は坂井君の緊張を解す意味で、椅子から立ち上がり、硬直している坂井君の唇にキスをした。
『んっ……ちゅ……んんっ』
夢にまでみた坂井君とのキス。
キスを続ける内に、坂井君の身体から力が抜けていくのが分かった。
『ちゅ、ちゅぷ……んっ……ちゅう……ちゅ』
坂井君の唇を押し開き、坂井君の口腔に舌を進入させる。
『……ちゅ……ちゅう……ちゅ、んんっ……ちゅ』
坂井君の舌を探り当て、そのまま私の舌を絡ませる。
最初、動かなかった坂井君の舌も私に合わせて、動き始める。
そして、たっぷり数分後、私は口を離した。
『緊張、ほぐれましたか?』
そう聞くと、坂井君は頷いた。
私はまた椅子に座って、坂井君と向き合った。
少しだけ、状況を整理しておこうと思ったからだ。
まず、私の方がマージョリーさんに、封絶の中でも動ける護符を貰った事を話した。
すると、坂井君は、今、マージョリーさんにシャナちゃんを足止めして貰っていると言った。
だとすると、完全に二人っきりな状況が出来上がっているという事になる。
『坂井君は、シャナちゃんと別れる気はないのですか?』
私は思い切って聞いた。
坂井君は、何ともバツの悪い顔をして、曖昧な返事をした。
もっと、強気で攻めないと坂井君を私だけの物にするのは難しいと感じた。
『けど、私と結ばれたいと思ったから、封絶を使ったのですよね? 私の事が好きなのではないのですか?』
そう聞くと、坂井君は頷く。
『なら、私とシャナちゃん、両方をキープしておきたいという事ですか?』
さらに聞くと、坂井君は青い顔で頷いた。
私は名案を思い付く。
『じゃ、一緒にシャナちゃんを奴隷にしないですか? 私達二人のメス奴隷に?』
私のその提案に坂井君は無理だと答えた。
私は続けた。
『大丈夫、坂井君を囮に使ってシャナちゃんをおびき寄せて、坂井君が私の奴隷になっているところを
見せつけたら、きっとシャナちゃんも折れると思いますから』
ニッコリと笑って言うと、坂井君はジリジリと私から距離を取り始めた。
けど、少し後退ったところで、足がもつれて後ろに倒れてしまう。
『逃げなくてもいいのに、坂井君が私の奴隷になるなら、何でもさせてあげますよ』
私は倒れた坂井君の上に素早く覆い被さった。
ガクガクと震える坂井君は、男の子とは思えないほど、簡単に取り押さえられた。
そして、ズボンのチャックを開いて、坂井君のペニスを取り出す。
それは小さく萎縮していたが、ずっと欲しいと思っていた物だった。
噂では、すでに何度もシャナちゃんの中に入っているとも聞く。
『坂井君のおちんちんを綺麗にしてあげます。シャナちゃんの垢がついているものね』
私は躊躇いなく坂井君のペニスを口に含んだ。
『んっ、じゅぷ……じゅぶ……ちゅ……じゅぷ……ちゅぴ……ちゅぷ』
大量の唾液をペニスに垂らしつつ、舌を使って全体をまんべんなく舐めあげる。
小さかったそれは、あっという間に大きく膨れ上がった。
『んんっ、ぷはっ……坂井君のおちんちん大きくなるの早いです。口からあふれてしまいました』
最初に見た貧相なサイズにちょっと心配したが、勃起すると、かなりの大きさがある気がした。
実際、他の男の子と言えば弟のものくらいしか見た事ないが、それより二倍は大きい。
一八pはあるだろうか。
けれど、こんな大きな物がシャナちゃんの中に入っていたのかと思うと、
少し、シャナちゃんを凄いと思ってしまう。
『じゃ、続けますね』
私はシャナちゃんに勝たなくてはならない。
あの子がフェラを極めているようには到底みえない、もし、アソコのきつさで負けたとしても、
それだけじゃないというところを坂井君に教える必要があった。
『んふっ……じゅる……ちゅ、じゅ……じゅぼ……ぺろ……ぺろ』
私はこっそりバナナやアイスで練習した舌戯を坂井君に披露した。
全体を奧まで銜え唇で根本を刺激しながら、カリの部分を舌で振動させるように舐める。
その動きの後、顔全体を動かして素早くストロークする。
『ちゅ……じゅ、じゅ……ちゅぷ……じゅぷ、じゅぶ……』
ペニスが口腔でビクビクと動き、私の舌と唇の動きに感じているのが分かる。
坂井君が感じてくれていると思うと、私の身体も熱くなり、アソコからドロっと蜜が溢れるのを感じた。
ショーツが濡れてしまうが、そんな事に構っている場合ではなかった。
『んんっ、ぷはっ、どうですか? 出そうになったら、私の口の中に出してくださいね。んっ、ちゅ』
先端に軽くキスをして、再びしゃぶる。
坂井君は目を細めて、とても気持ちよさそうな顔をしていた。
私は手で坂井君の精嚢を軽く掴み、優しく揉んだ。
すると、坂井君は『だ、だめだよ、吉田さんっ、あっ』と途切れ途切れに女の子のように喘いだ。
私は目で笑って、ストロークのスピードをもっと早くした。
『じゅ、じゅ、じゅぷ、じゅる……じゅ、じゅぷ』
坂井君の顔が、文字通り『あああっ』と極まった感じになる。
舌先に少し苦い物を感じた。
おそらく先走りだった。
私はスパートを掛ける。
鈴口を舌先で突き、そのまま亀頭全体を舐め回し、頃合いを見計らってカリの部分を刺激する。
その間も、頭全体を使ったストロークは止めない。
と、おもむろに坂井君の手が私の後頭部を押さえた。
ペニスが喉の奥まで入った瞬間、そこで爆発する。
『んんっ!!』
喉に灼熱の溶岩を流し込まれているようだった。
けれど、その熱さが気持ちがいい。
坂井君の精子を私は堪能した。
『……んっ、ぷはっ……気持ち良かったですか?』
ペニスを離して聞くと、坂井君は何度も頷いた。
その上、初めての経験だと漏らす。
シャナちゃんはフェラも出来ない、ただの小娘だという事が判明した。
それなら先を越されたとはいえ、充分に勝機がある。
『それで、坂井君は私の奴隷になってくれますか? なってくれるなら、もっと凄い事をしてあげますよ?』
私は出来うる限りの最高の笑みを作って聞いた。
坂井君は少し躊躇ったような表情を作ったが、やがて、ゆっくりと頷いた。
それから、私は制服を直して貰い、一緒に学校から帰った。
これで、後はシャナちゃんを奴隷化するだけだ。
それが終わったら、いよいよ私の処女を坂井君に……。
焦らない事が肝心だが、どうしても疼いてしまう。
今日からしばらくオナニーの回数が増えそうだった。