その日の夕刻、買い物を終え帰宅の徒につくヴィルヘルミナは  
ゴミ捨て場の前を通り過ぎようとしていた。  
ゴミ捨て場には、ダンボールに詰まった書物が打ち捨てられていた。  
 
「書物を捨てるとは、なんと愚かな」  
『言語道断』  
 
「持ち帰るでありますか」  
『再利用』  
 
ヴィルヘルミナが人であった時節には本とは貴重な情報媒体で在ると共に  
非常に高価な物だった。  
ヴィルヘルミナは中身もろくに確認もせず、ダンボール蓋をリボンで梱包し持ち帰る  
 
――――――  
夜   
 
家に帰宅したヴィルヘルミナは、シャナとの食事をとる。  
シャナは食事をすませると悠二という名のミステスと夜の鍛錬のために出かける模様  
 
「それじゃぁ行って来るねミナ」  
「了解であります」  
 
 
 
元気よく飛び出していくシャナ、短くも暖かいやり取りで送り出す  
 
「さて、こちらも先刻入手した書物の解析に入るでありますか」  
『迅速果断』  
「わかってるのであります」  
 
 
書物を開き読み進めていくヴィルヘルミナとティアマトー  
書物には、古今東西様々な人種のメイド姿を納めた写真に始まり  
最新のメイドファッションや  
メイドの歴史を綴った文献などが大量に納められていた。  
 
「ふむ、給士についての文献のようでありますな」  
 
更に読み進めていくとメイド姿の女性のあられもない姿や  
不埒な行為を綴った書物が出てきた。  
 
「!」  
『!』  
 
特に眼を引いたのが、  
『美少女メイド夜の御奉仕』  
『ドキっメイドだらけの運動会、ポロリもあるよ』  
『ザ・筆おろし淫乱メイド3』  
 
 
「これは・・・なんということでしょう」  
『衝撃事実』  
 
この日、ヴィルヘルミナとティアマトーは  
部屋から出ることなく、明け方まで読みふけった。  
 
 
朝  
 
「おはようミナ、昨晩はずっと部屋に篭ってたみたいだけど何か調べ物?」  
「そのようなものであります」  
 
「大変なんだ、学校から帰ったら私も手伝おうか?」  
「い、いえ、心配には及びません」  
『無問題』  
 
珍しく言葉を濁すヴィルヘルミナに、訝しげな顔をするも  
学校へ行くために出かける準備をするシャナ  
そこにヴィルヘルミナが声をかける  
 
「忘れていたのであります、今晩坂井悠二という名のミステスに、新たな存在の力の繰り方を鍛錬するであります」  
 
「うん、悠二も最近はかなり上達してきたしね、あ、でも前見たく乱暴にしたら怒るからね」  
 
「乱暴にしないと約束するであります、さあ、そろそろ出掛けないと遅刻するでありますよ」  
 
「うん、分かった行ってくる!」  
 
 
元気よく飛び出していくシャナを見送りながらヴィルヘルミナは呟いた。  
「乱暴にするきなど、ないのであります」  
そう呟くヴィルヘルミナの瞳は、妖しく輝いていた・・・  
 
 
―――――――  
朝通学途中  
 
「というわけで悠二、今晩はヴィルヘルミナが鍛錬にくるから頑張ってよね!」  
「えぇ!カルメンさん、今晩来るの!?と、突然だね・・・」  
以前本当に殺されかけて以来、ヴィルヘルミナに苦手意識を持つ悠二  
 
「大丈夫、悠二ならできるよ!」  
「うん、頑張るよシャナ」  
 
 
シャナの気持ちに応えるためにも、頑張ろうと思う悠二であった。  
 
―――――――  
 
夜  
 
 
坂井家屋上にて  
 
 
悠二が屋上に登ると、そこにはヴィルヘルミナがすでに待っていた。  
「あれ?カルメンさんお一人ですか、シャナは?」  
 
「用事をあると席をはずしているであります」  
 
 
「そ、そう」  
ヴィルヘルミナと二人きりの状況に不安を抱かずにはいられない悠二  
 
 
「時間が惜しいので、すぐに始めるであります」  
「は、はい!」  
 
『封絶』  
「了解」  
桜色の炎が揺らめくと、周囲に封絶の自在式が展開される  
世界の因果から切り離された空間で真に二人きりとなる悠二とヴィルヘルミナ  
 
 
 
「・・・さて、少し待つのであります」  
封絶を張り終えた後、ヴィルヘルミナは何処からとも無くリボンを取り出した。  
純白のリボンを流れるように自分の体の周囲に展開していく  
リボンが体全体を覆った、その瞬間  
 
 
ボンっ  
 
 
桜色の炎が膨らむとリボンが跡形も無く消え去り、火の粉が散った後に現れたのは  
衣服をチェンジしたヴィルヘルミナの姿だった。  
 
『完了』  
「不備無し」  
 
そう呟くヴィルヘルミナとティアマトーを尻目に、驚愕の目を見開く悠二  
 
 
ヴィルヘルミナが着込んでいる衣装はなんと  
股下3cmの超ミニスカメイド服だった。  
脚には純白のガータベルトを装着し  
足には黒いハイヒール  
頭にはいつもの純白のカチューシャ  
 
確かにメイドスタイルであるが、その姿は過激ともいえるほど過分に扇情的なメイドスタイルだった。  
 
「カ、カルメンさん、それは一体・・・?」  
少し屈むだけで、お尻が丸見えのそれに目のやり場に困る悠二  
 
「最新式のメイド服であります」  
「中々動きやすいでありますが、少しスカートの丈が短いでありますな」  
スカートの裾をつまみ、丈の短さを気にするヴィルヘルミナ  
 
ただでさえ短い丈が、つまみ持ち上げられることで太ももの付け根まで露になり――  
慌てて目をそらす悠二、顔が赤い。  
 
「この衣装、どうでありますか?零時迷子のミステス、感想を聞きたいのであります」  
 
「い、いや、その・・・」  
横目でチラチラ覗き見るものの、やはり恥ずかしそうに顔を背ける  
 
「エロでありますか?勃起するでありますか?」  
突然淫語を言葉しりながら、悠二に近づくヴィルヘルミナ  
悠二の前に立つと、白く綺麗な指先で悠二の股間を撫でる。  
 
「なななな!」  
突然のことにパニックになる悠二  
 
「ふむ、ビンビンに勃起してるでありますな、衣装については及第点でありますか」  
『硬々』  
微かに笑みがこぼれる  
 
 
「あ、あの、カルメンさん一体何を・・・」  
 
「少し説明が必要でありますか」  
ヴィルヘルミナはそういうと、一冊の本を取り出した。  
そこには間違いなく『淫乱メイド、夜の御奉仕』と書かれてあり・・・  
 
 
「ここに興味深い事が、色々描かれていたのであります」  
「特に現在のメイドとは、奉仕という性行為が出来て初めて一人前だと描いてあったのであります」  
「メイド服に袖を通す者として、私の矜持は深く傷つきました」  
 
「そ、それで僕にどうしろと・・・?」  
 
「私に圧倒的に足りないものは、そう実経験であります」  
「性行為という作業について、書物の知識だけでは習得不可能な面が多々あるのであります」  
「坂井悠二、私とセックスしてくれますか?」  
ヴィルヘルミナの大胆告白に驚く悠二  
 
「い、いきなりそんな事いわれても、、、それにそういうのは、好きな人とするものだと思います」  
 
「流石あの奥方の子でありますな、中々に貞操観念が強いでありますな」  
「ですが、あの本による知識で得た情報によると、愛が無くともセックスは可能であります」  
「それに」  
ビルヘルミナは再び悠二の股間に手を伸ばすと、男性器を指でなで上げる  
「ここをこんなに硬くしていては、説得力がないのであります」  
 
「くぁっ」  
 
「知ってるのであります、貴方のような年齢の男子は、皆女性の事で頭が一杯で  
毎日オナニーで性欲を昇華している事も、貴方が昨夜4発も抜いている事も確認済みであります」  
 
「なっ!!!」  
赤面する悠二  
 
「貴方さえ首を縦に振れば、私がこの街にいる限り、毎日何発でも奉仕するであります」  
更に誘惑を続けるヴィルヘルミナ  
 
「でも、シャナにばれたら」  
必死の抵抗を続ける悠二  
 
「秘密は誰にも漏らさないと誓うであります」  
「くっ・・・」  
揺らぎ始める悠二の心  
 
「誰にとっても悪い話ではないでありましょう?」  
ゆっくりと悠二の耳もとまで近づくヴィルヘルミナ  
 
「ね」  
耳元で妖しく囁く  
 
「でも、、、」  
 
「ふむ、流石はシャナが認めた者、大した心力ではありますな」  
『実力行使』  
「それしかないでありますな」  
何処からか伸びでたリボンが悠二の、手足を拘束する  
 
「な、なにを!?」  
慄く悠二  
 
「黙ってみているであります」  
 
更にもう一本のリボンが器用に悠二のズボンを下ろし  
パンパンに膨らんだトランクスを下ろし  
悠二の男性器をあらわにさせる。  
 
「!」『!』  
 
顔に似合わず、相当な巨根の持ち主だった悠二  
密かに息を呑むヴィルヘルミナ  
 
「な、中々の大きさでありますな」  
『驚愕』  
 
ギンギンに勃起したチンポに、リボンを巻きつけ固定すると  
その場に跪き、チンポに顔を寄せるヴィルヘルミナ。  
 
「少し臭うでありますな」  
『不潔』  
 
「いつも鍛錬の後お風呂に入る予定なんだよぅ」  
恥かしい事を指摘され、悲痛な声を上げる悠二  
顔が真っ赤だ  
 
 
そんな悠二を尻目に、行動を開始するヴィルヘルミナ  
チンポを満遍なく観察すると  
口をあけ、舌を突き出し、ゆっくりと口の中に頬張っていく  
 
 
んっぷんんっ  
 
 
「うあっつ!?」  
まさかいきなりしゃぶられるとは、思ってなかった悠二  
生まれて初めてのフェラチオに頭が真っ白になる  
 
 
じゅぷじゅぷ、ぷは、ちゅるちゅる  
 
 
巨根を咽の置くまで咥え込みながら、悠二を見上げるヴィルヘルミナ  
舌は別の生き物のように、悠二のチンポを舐め上げ、吸い上げる  
無表情な顔は相変わらずだが、心なしか頬が赤いヴィルヘルミ  
 
「うあっ、気持ちいい、、くぁあああ」  
 
生まれて初めてのフェラチオ、それが絶世の美女によるディープストローであり  
更に異常なシィチュエーションが快楽を後押しし  
あっという間に、限界を迎える悠二  
 
どぴゅうううううううううううう  
 
 
咽の奥までチンポを咥え込んでいたヴィルヘミミナは、悠二の突然の大量口内射精に驚き  
懸命に精液を嚥下するも、思わず口を離す  
 
 
びゅうううくびゅうううう  
 
 
今だ射精を続ける悠二のチンポは、ヴィルヘルミナに顔射を続ける  
 
「はぁはぁ・・・あっ」  
射精を終えた悠二は、我にかえり眼下に広がる惨状に言葉を失う  
 
そこには、ヴィルヘルミナの綺麗な顔を始め、髪、手、果ては神器のカチューシャにまで  
白濁液が降り注ぎ、すかっかりドロドロになっていた。  
 
(こ、ころされる・・・)  
状況に流されるまま、こんな事になったものの  
自分がした事に青くなる悠二  
 
 
悠二が戦々恐々としてる中、ヴィルヘルミナはまったく意に介した様子も無く  
一言こう言った。  
 
「早漏」  
『早漏』  
 
 
「がーーーーーーん」  
 
衝撃の一言にショックで固まる悠二を尻目に、顔中に降り注いだ精液を指ですくい  
口に運ぶヴィルヘルミナ  
 
「んっむ、、ちゃぷ、、ふむ、意外と美味でありますな」  
 
そんな感想をもらしながら、次々に精液を掬い取り嚥下してき見る見る間に綺麗になるヴィルヘルミナ  
その後、チンポの先と尿道に残ってる精液を吸いだすため  
再び悠二のチンポを口に咥える。  
 
 
「んああ!?」  
突然の快楽に我に帰る悠二  
見ると再び自分のチンポが咥えられてる  
 
「おふぉいひふぇはで、はひはふ」(お掃除フェラで、あります)  
 
「つぁあ、咥えたまま喋られたらっ」  
 
「おふぉなひふ、ふるではひはふ」(おとなしく、するであります)  
 
「ああっ」  
 
一度射精して敏感になってるチンポを刺激され再びそそり立つ悠二のチンポ  
口の中で突然大きくなるチンポに咽を圧迫され驚くヴィルヘルミナ  
 
「んむっ!?ぷはっ」  
珍しく苦しげな顔をするヴィルヘルミナ  
 
「ご、ごめん大丈夫?」  
 
「躾のなってないチンポには、少しお仕置きが必要でありますな」  
少し怒ったように言うと、何処からともなくリボンを取り出し悠二のチンポの付け根に巻きつけ  
射精できないよう縛る  
 
「カ、カルメンさん?」  
 
「スグにわかるのであります」  
妖しく微笑むヴィルヘルミナ  
 
 
ヴィルヘルミナは、チンポを再び手に取ると、舌を突き出しチンポを亀頭を舐め回す  
更に指で竿部分を持つと高速でシゴキあげる  
更に更に鈴口に舌を挿し込み尿道を刺激する  
 
 
れろれろっちゅぷ、、ちゅぷちゅぷ  
 
 
「くあああっつ、凄いっ」  
 
もう片方の手で睾丸をやさしく撫で回し  
チンポを口に咥え吸い上げつつ、舌で舐め回し  
指で連続した快楽を送り続ける  
 
 
ずっずうずっちゅうう、  
 
 
戦技無双の誉れ高いヴィルヘルミが一夜漬けとはいえ、覚えた精技の全てを駆使して  
悠二のチンポを攻め立てる  
そんな絶品フェラチオに悠二が持つ筈も無く、ものの数秒で限界を迎える  
 
「うあああ、出る射精するっ、、、くあああ、、、あれ?」  
確かに自分は絶頂に価する、快楽を受け、早くも絶頂した―――なのに、射精できない!  
良く見ると締め付けられたリボンが、射精を途中で遮ったいた。  
 
 
「そ、そんなっ」  
ヴィルヘルミナの真意を知った悠二は青くなる  
 
「気付いたでありますか?」  
更に悪戯を思い浮かべたかのように目を細めるヴィルヘルミナ  
 
「く、苦しい、、ほ、解いて」  
 
「嫌であります」  
上機嫌にそういうと、再びフェラチオを再開する。  
 
 
――――30分後  
 
 
 
「くっ、、ああ、、ぅ、、、っ」  
30分の間に、何十回とイかされ続けた悠二のチンポは、  
ビキビキに膨張し周りには血管が浮き出ていた。  
先端からは、溢れ出た精液がドロドロと湧き出し  
チンポ全体が、赤黒く変色している  
 
「ふふ、溜まりに溜まったようでありますな  
射精したいでありますか?」  
 
「お、、お願い、、しま、、す、射精、、させてぇ」  
声も枯れ枯れに、懇願する悠二  
 
「臭い精液を、私にぶっかけたいでありますか?  
顔に、口に、擦り付けて、臭いをしみ込ませたいのでありましょう?」  
ヴィルヘルミナも興奮してるのか、息が荒い  
 
「それとも、口の中で大量に射精したいでありますか?」  
「いいですよ、この口の中に臭い精液をたっぷり放出しても」  
ヴィルヘルミナはそういうと、悠二に見せ付け挑発するかのように  
チンポの目の前に顔を差し出し、口を開き触れるか触れないかの距離で舌を淫に動かす  
 
「な、なんでも、、、いう事きくか、、ら、、射精さ、、せて、、、」  
ヴィルヘルミナの誘惑に悠二の思考は、限界に達していた。  
 
「ふふ、その言葉をまっていたのであります。では、私のご主人様になると誓うでありますか?」  
 
「ぅああ、、誓う、、誓うから!」  
誘惑に屈する悠二  
 
「ふふ、契約成立でありますな」  
『祝』  
淫らな笑みを浮かべるヴィルヘルミナ  
 
 
「では、約束通り射精を許可するであります」  
 
「は、、や、、く、、、」  
 
「了解であります、、、ご主人様」  
ヴィルヘルミナはそういうと、悠二のチンポを咥えた  
更に咽の奥まで挿入する  
チンポの先が咽の奥に入り込む形で固定する  
 
ヴィルヘルミナは、先ほどの射精の経験から  
中途半端に口内で精液を受け止めては、途中で飲みきれなくなる事を認識し  
今回は胃に直接流し込むような形で射精させるつもりだった。  
 
その事は、当人の坂井悠二も如実に理解しており  
口内射精の更に上をいく、究極のオーラルに  
悠二の期待も高まる  
 
ヴィルヘルミナも、期待に顔を赤く染めている  
 
 
―――そして、ヴィルヘルミナの指が、チンポを縛っていたリボンに伸び―――  
 
 
びゅぶぶびゅぶううゅるるるるううううううううううううううううううううううっううう  
 
「っああああああああああ」  
まるで少女のような、声をあげ射精する悠二  
 
 
射精の瞬間息を止め、咽の奥に大量に射精される精液を胃に直接流し込むヴィルヘルミナ  
 
咽に流される精液の熱さ、そして強烈な雄の臭いに  
ヴィルヘルミナの牝の部分が反応する、秘部からは止め処なく愛液が溢れている  
そう、ヴィルヘルミナは、咽の奥に射精されながら絶頂を何度も迎えているのであった。  
 
 
びゅくびゅうううぴゅうるるるるうううううううううううう  
 
 
未だに衰えることなく、射精を続ける悠二、ふと下に目をやると  
ヴィルヘルミナと目が合う  
ヴィルヘルミナは苦しい顔をする事なくいつもの無表情な顔で、精液を嚥下し続ける  
 
悠二と目が合った瞬間、ヴィルヘルミナの目が挑発的に細められた  
「どうしたのです、この程度でありますか?」  
と言ってるかのように挑発的な目をするヴィルヘルミナ  
 
 
悠二もそれに応えるかのように、両手でヴィルヘルミナの頭をつかむと  
腰を更に押し付ける  
チンポが更に、ヴィルヘルミナの咽深くに侵入していき  
チンポの付け根まで押し入れられる  
ヴィルヘルミナもそれを受け入れ、咽の置く深くまでチンポを飲み込む  
 
 
「また射精するよ、カルメン」  
悠二はそういうと、ヴィルヘルミナの咽深くで濃厚な射精をする  
 
ヴィルヘルミナはそれをウットリとした表情で受け止める  
彼女もまた、絶頂を感じているのだ  
 
 
「んふっ・・・はぁ・・甘美でありましたよ、ご主人様」  
頬を桜色に染め、恍惚の表情で呟くヴィルヘルミナ  
いつもの、冷静沈着な鉄面皮は跡形もなく  
そこには、ただ一人の牝となったヴィルヘルミナ・カルメンがいるだけであった。  
 
 
「さぁ次は・・・私を、犯して」  
屋根に腰掛けると、足をM字に開いていく  
超ミニスカートが徐々に捲れ上がっていき―――  
 
 
 
前編終了(つづく)  
 

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