「それじゃあカルメルさんはメイド服のエプロン、ワンピース、  
 それとパニエ、下着の上下の5つ。  
 僕はジャンケット、トレーナーと中のシャツ、ジーンズ。  
 そして下着の5つ。  
 ともに靴下など他の衣類はカウントしない。  
 で、相手に振り込んだ時一枚づつ脱いでいく。またはあがった方が着ていく。  
 ツモあがりは点数移動のみ。  
 このルールで良いですね?」  
「別に何でも良いであります。どうせ脱ぐのはミステスだけであります」  
「その軽口後悔する事になりますよ?」  
 
些細な事から悠二がヴィルヘルミナを挑発し  
二人は脱衣麻雀で闘うことになった。  
その発端から全てが悠二の策略である事にまだヴィルヘルミナは気付いていない。  
 
 
「そんな馬鹿なであります……」  
呆然とするヴィルヘルミナ。  
目の前の情景が信じられないとばかりに、首を振りたくる。  
「次は何を脱いでくれるんです?」  
にやにや笑ってそう言う悠二。  
ヴィルヘルミナの言葉も当然である。  
楽に勝てると思っていた勝負。それが始まって4局で3回も振り込んでいたのだ。  
もう既にエプロンとパニエは脱いでしまっている。  
次はどれを脱ぐべきか……。しばし迷ってからブラのホックに手をかける。  
「服を着たまま、ブラ脱ぐんですか?  
 カルメルさんもえっちぃですね。」  
侮蔑するかのように悠二がそう言う。  
「だ、黙るであります」  
真っ赤になってそう言い返すヴィルヘルミナ。  
恥ずかしさでなかなか取り外せない。  
パチン。  
ようやくホックが外れ、もぞもぞと動かしブラを外す。  
そして首元から脱いだブラを出してくる。  
黒いブラ。彼女の体温がまだ残ってるかのように、生地がまだ馴染んでいる。  
一方のヴィルヘルミナ。  
あまり厚くない服の生地の下に、乳首が浮いているのが見える。  
「あれ? カルメルさんもしかして乳首立ってません?」  
意地の悪そうに悠二がそう言う。  
「っあ、ありえないであります。  
 そ、それよりも次は全力でやって服を取り戻すのであります。」  
 
「…こんな……」  
呆然とするヴィルヘルミナ。  
それはそうだろう。  
またもや悠二に振り込んだのだ。  
しかし、これは実力の差ではない。  
たしかにヴィルヘルミナが当初思っていたよりは確かに悠二は強い。  
それでも、ヴィルヘルミナと互角程度である。  
ここまで差が出る事はない。  
悠二がしている事はただ一つ。対局中にヴィルヘルミナの微細な存在の力の流れを読んでいるのだ。  
何時テンパイしたかに始まり、捨て牌の迷彩の有無……etc  
すなわち悠二が放銃する確立が極めて低く抑えられた状態。  
勝つのでなく負けない勝負の仕方。  
攻めでなく守りに関する圧倒的な情報量の差。  
これがこの勝負で悠二が圧勝している理由なのだ。  
 
「……さて、カルメルさん?」  
ビクッ!  
唇をふるわせ立ち尽くすヴィルヘルミナに、次のストリップの司令をくだす。  
「……くっ……」  
忌々しげに悠二を見つめる。  
恥ずかしさを振り払うかのよう目を固くつむり、まなじりを震わせて、両手を後ろに回す。  
流石にノーパンになるのは恥ずかしいのか、次はメイド服本体にしたようだ。  
震える手で後ろのボタンを外そうとする。しかし、すぐには外れない。  
外した瞬間に服がずり下がり、胸を見られるかもしれないという危惧がヴィルヘルミナにはある。  
悠二の舐めるような視線に自分の胸をさらすのが、余程嫌なようだ。  
「どうしました?」  
そんなヴィルヘルミナの気持ちをわかっていて、さらに追いうちをかける。  
後ろに手を回したその体勢のまま、固くつむった瞳を震わせるヴィルヘルミナ。  
悠二はそんな彼女がブラを外す瞬間を気長に待っている。  
 
やがて、  
 
――プチッ。  
 
ボタンが外れ、服が下がり、オッパイをさらけ出す  
かに見えたが、そこまで下がることはなかった。  
あわてて、胸を両手でかばうヴィルヘルミナ。  
両腕を交差させて胸をかばい、立ちつくす。  
黒いショーツ。そして黒いニーソックスにガーターベルト。  
そんな装備の彼女が、身を縮めて肌をより紅く染めているその光景は、 見ていてなんとも言えないものがある。  
「…っじろじろ見るなであります。」  
「そんなこといってもカルメルさんが弱いのが悪いんでしょう?  
 鑑賞するのは勝者の権利ですよ。」  
いけしゃしゃとそんな事をのたまう悠二。  
「もう……これ以上は絶対に負けないであります。」  
恥ずかしさと悔しさが入り交じって紅く染まった表情。  
 
そして、対局が再び始まる。  
すでに半裸のヴィルヘルミナは、左手で胸をかばいながら右手で牌を指している。  
その度に小さく揺れる胸が、なんともいえず色っぽい。  
「……どこ見てるのでありますか!」  
そう言い、荒っぽく牌を捨てる。  
その拍子に、  
「あ、乳首!」  
「!?」  
途端に顔が真っ赤に染まり、あわてて両手で胸をかばうヴィルヘルミナ。  
「冗談ですよ。惜しいところだったんですけどね」  
「……………!」  
キッ、と悔しげに悠二を睨み付け、力任せに牌を捨てる。  
 
 
「ロン! チンイツ、トイトイ、タンヤオの倍満です」  
そんなヴィルヘルミナにとどめを刺す一撃が炸裂する。  
「………くっ………」  
完璧にアガられ、悔しそうにうなだれる。  
最後の大逆転を賭けた勝負に敗れてしまったのであるから、それも当然と言えよう。  
 
 
「さて、カルメルさん?」  
敗北の傷を癒す間も与えず、悠二は宣告を下す。  
「約束ですからね〜。最後の一枚を脱いでもらいましょうか? 僕の目の前で。」  
「……………」  
両腕で胸を隠し俯いたまま立ちつくしているヴィルヘルミナから、返事はない。  
しかし、その身体は、傍目で解るほど細かく震えている。  
「カルメルさん、返事は?」  
そんな彼女に尚も追い討ちをかける悠二。  
ここで彼女自身に『脱ぎます』と知らしめることにより、  
自分はこれからコイツの前で裸になるんだ≠ニいう実感をより湧かせるというわけだ。  
「……………」  
ヴィルヘルミナからは返事がない。  
しかし、悠二は何も焦らない。  
「カルメルさん?」  
再びビクッと肩を震わせる、ヴィルヘルミナ。  
意に添わぬ男の前で裸になるというのは、歴戦のフレイムヘイズであれ死ぬほど恥ずかしい行為であるようだ。  
でも、彼女は約束を破る事はできない。  
 
「カルメルさん、まさか誇り高きフレイムヘイズが約束を破るなんて事ありませんよね?」  
フレイムヘイズとしての誇りを最も尊む彼女はこう言われれば断る事は出来ない。  
もう絶対逃げられないという現実を、ジワジワと思い知らされる。  
「………ぅぅっ………」  
観念したのか、うつむくヴィルヘルミナ。  
その固く閉じられた唇を震わせながら。  
「くっ、脱ぐであります……」  
すでに潤みかかってる瞳を悠二に向ける。  
「……っ…」  
胸を隠している両手で自分の肩を抱く。  
その腕も、その肩も、悔しさと、これから待っているたまらない現実に、小刻みに震えている。  
悠二は、そんなヴィルヘルミナから視線を一瞬たりとも離さず見つめている。  
やがて、ついに観念したのか、ヴィルヘルミナがショーツの端に手をかける。  
もう片方の腕は相変わらず胸を隠してはいる。  
しかし悠二は悪辣だった。  
「カルメルさん、あなたはいつもそんな風にショーツを脱いでるんじゃ無いでしょう?  
 ちゃんと両手で脱いで下さいよ。ちゃんと。」  
その一言に、悔しそうな呻きをあげるヴィルヘルミナ。  
 
けれど悠二の言うことに逆らうことのできないヴィルヘルミナは、  
恐る恐る腕を胸から引き剥がした。  
「うわぁ、ついにオッパイのお目見えですね。  
 ほら、やっぱり。さっき僕が言ったとおりピンクのポッチが精一杯上を向いてるじゃないですか。  
 カルメルさんは見られて感じる変態なんですね。」  
その一言に雪肌を真っ赤に染める。  
悠二から顔を背け、何も言い返すことなく今にも泣きそうな顔のまま瞳を堅く閉じ、  
下げた拳を固く握り、胸を隠したい衝動を、ヴィルヘルミナは腕を震わせながら懸命に堪えていた。  
 
両手の指をショーツの端にかけ、背中を屈ませてショーツを脱ごうとする。  
背中をかがませたことにより、大き目のオッパイがより一層強調されている。  
「いやぁ、しかしカルメルさんのオッパイをこの目で拝めるとは、思ってもいませんでしたよ」  
その言葉に肩を震わせるが、言い返しては来ない。  
ただただ、この恥ずかしいストリップショーを一刻も早く終わらせようと思っているのだろう。  
ヴィルヘルミナの両腕に力がこもる。  
恥ずかしいと思う前に、一気にショーツを脱ぎ捨てるつもりだろう。  
しかし悠二は悪魔のような責め巧者だった。  
 
 
「別にそんなに急いで脱がなくてもいいですよ?  
 それとも、大事なところをそんなに僕に見てもらいたいんですか?」  
 
ビクッ!  
 
ヴィルヘルミナの動きが一瞬止まった。  
「それにしても楽しみですね……女性の一番見られたくない場所、  
 男には絶対見られたくない場所を見せてくれるんですから……」  
その一瞬のスキを逃さず、悠二は言葉で畳み掛ける。  
その一言は、相当堪えたようだ。  
さっきまで一気に脱いでしまおうと、かなり力がこもっていたヴィルヘルミナの腕が、  
今や力なくブルブルと震えているのだから。  
両手の指をショーツの端にかけたその体勢のまま、 これ以上脱ぐことができずに動きを止めてしまっている。  
悠二は、そんなヴィルヘルミナの逡巡を、急かすこともなくみつめていた。  
 
「………まける……もので……ありますか……っ!」  
唇を震わせたまま悲壮なセリフを呟くヴィルヘルミナ。  
そして、震える手を無理矢理動かし、ショーツを下げ始める。  
ジワジワとの下腹部がその姿をあらわせる。  
そして、ヘアが今にも見えそうになったとき  
 
悠二がおもむろに後ろに回り  
「いや〜カルメルさんのお尻って綺麗ですね。剥き立てのゆで卵みたいです」  
反射的に両手でお尻をガードするヴィルヘルミナだが、そんなことは当然なんの意味もなさない。  
「どうしました?脱がないんだったら脱がしてあげますよ?」  
楽しそうに悠二がそう言う。  
 
「……っ!……っぐ………っくっ………ぅぅっ!………」  
悔しくて恥ずかしくてたまらない想いを必死に堪えながら、  
小さくか細くうめきながらショーツの後ろを徐々にずらしてゆく。  
「………っうっ!」  
 
ずりっ!  
 
脱げたショーツをまず左足から抜き取るヴィルヘルミナ。  
その際に足が上がって秘部がよりはっきり見えてしまう。  
「………っ!」  
そのまま右足からもショーツを抜き取ってゆく。  
 
――ついに、ヴィルヘルミナの生まれたままの、その全ての姿が、悠二の目の前に晒された。  
普段は白い肌がほんのり桜色を帯び、  
また、黒いニーソックスとガーターベルトとのコントラストがなんとも艶かしい。  
 
「へぇ……、カルメルさんって意外にヘア薄いんですね」  
「う、うるさいであります」  
悠二のからかいの言葉を振り払う言葉にも何時もの張りが無い。  
「まぁ、それよりも……。太股まで伝ってますよ、カルメルさんのアソコから出てきた液が。」  
「み、見ないでであります」  
肩を震わせ今にも泣きそうな声で言うヴィルヘルミナ。  
「ホント真性の露出狂ですね。カルメルさんは」  
 
そういって悠二はしばらくの間ヴィルヘルミナを嬲っていた。  
 

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