―覚醒―  昌浩×彰子  
 
一瞬の閃光が薄暗い部屋を照らす。  
二呼吸ほど置いて、すさまじい轟音が頭上に叩きつけられる。  
高淤神がご機嫌斜めなのだろうか。今宵の雷はまだ鳴り止みそうにない。  
部屋の外に目を向けると彰子がそこにいた。  
「昌浩…入っていい?」  
彰子はそういうと、部屋に入り、昌浩の側へ寄る。  
その表情は何かに怯えているのか、すこし青白い。  
「どうしたの、彰子? 具合でも悪いの?」  
その刹那、光が二人を照らし、耳を劈く様な音が轟いた。  
「きゃあああ!!」  
彰子は昌浩に咄嗟に飛びついて、衣を固く握り締める。彰子の体が小刻みに  
震えているのが判る。  
「ひょっとして彰子、雷が怖いの?」  
彰子はこくこくとうなずきつつ、昌浩の胸から離れようとしない。  
昌浩は彰子の行動に戸惑い、どうしていいか分からず密着したまま固まった。  
だが伽羅の香りと、衣を通して伝わる彰子のぬくもりがとても心地良く、昌浩は  
ずっとこうしていたいと思った。  
 
――とくん。――  
 
昌浩の体内で異形のものが脈打つ。それは瞬く間に体中を駆け巡り、昌浩の意識を  
犯してゆく。体中から汗がにじみ出て、背中が焼けるように熱くなる。  
彰子が昌浩の異変に気づき、心配そうな目で見つめる。  
「昌浩…?」  
昌浩の吐く息は荒く、獲物を狙うような目で少女を凝視する。  
少年の心は異形の血によって支配され、ひとつの衝動に駆られる。  
 
――この女を―――自分のモノにしたい――  
 
少年は左手で彰子の頭を引き寄せ、強引に唇を奪った。  
突然の行為に彰子は瞳をぱちくりとされるが、我に返り、昌浩から距離をとろうと  
する。  
だが昌浩は彼女を逃すまいと、彼女を強く抱きしめ離そうとしない。  
昌浩は再び唇を重ね、さらに舌を出して本能の赴くまま彼女の口内を貪りつくす。  
彰子は強い刺激に驚き、必死で逃れようとするが、強い力で拘束され身動きがとれず、  
やがて抵抗するのを諦めた。  
昌浩は少女を押し倒して、衣を両手で乱暴に開き胸をはだけさせる。  
膨らみかけの双丘と桜色の突起が、昌浩の目の前にあらわになる。  
「だ、だめ…、見ないで…」  
彰子は恥ずかしがって、腕で胸を覆い隠そうとするが、昌浩はそれを強引にこじ開け、  
顔を胸に埋めてむしゃぶりついた。  
「ああっ…だめ…昌浩…くすぐったい…いや…」  
彰子は昌浩の後頭部をつかみ、何とか引き剥がそうとするが、昌浩は桜色の突起に  
吸い付いて離れようとしない。もう片方の突起も指先で転がして、徐々に硬くなる  
反応を楽しむ。  
「おねがい…昌浩…もうやめてこんなこと…」  
彰子が懇願する。昌浩は胸から顔を離し、赤く染まった彰子の顔を見つめた。  
「俺、彰子が好きだ、だから彰子のすべてが欲しい。」  
昌浩は告白し、彰子がそれに応える前にさらに言葉を続ける。  
「彰子は俺のことが嫌い?」  
彰子に問いつつ、昌浩の手は彰子の袴の中へ侵入し内股を弄る。  
「そ、そんなこと…あっ…だめっ…」  
緊張しているのか、彰子の秘部はあまり濡れていない。  
袴を脱がし、彰子の脚をこじ開け、顔を埋める。  
まだ毛も生えそろっていない彰子の秘部を、舌をだして舐め始めた。  
「いやっ…昌浩!…そんなところ舐めちゃ…汚い…!」  
「やめて欲しいの?彰子。」  
昌浩は少女に問う。  
「お願いだから…これ以上は…もうやめて、昌浩…」  
 
「俺のことを好きって言ってくれたら止めてあげる」  
そう言って昌浩は再び彰子の秘部を舐めだした。  
「え…そんな…あっあっああああ!」  
快感に声を挙げて応えてしまう。あまりの刺激に頭がおかしくなりそうになる。  
「ま、昌浩…」  
「彰子が好きって言うまでやめないよ」  
昌浩の舌が彰子の一番敏感な箇所を責め立てる。  
彰子は涙目になり身悶えつつか細い声で応えた。  
「…き」  
「聞こえない。もっと大きな声で」  
彰子は涙をこぼし嗚咽交じりの声を絞り出した。  
「好き…昌浩のことが好き…はあっ…好きっ、好きなの!っあああああ!!」  
告白と同時に、蜜が少女の体の中から外へ溢れ出てくる。  
刺激は快感へと変化し体中を駆け巡り脳まで登り詰め、彰子は頂点に達した。  
放心状態になり虚ろな瞳をした彰子を引き起こす。  
「彰子、これを見て。」  
彰子は目の前に固くそそり立つ陰茎に驚き、まじまじと見つめる。  
「(これが…昌浩の…大きい…)」  
「彰子、舐めてよ。」  
「え…?」  
「俺がしたみたいに唾をつけて滑りをよくするんだ、そうしないとこれを  
入れるときに彰子が痛い思いをするんだよ。」  
「う…うん…。」  
彰子は恐る恐る昌浩の陰茎に顔を近づけ舌を出して亀頭の先端を舐める。  
だが恥ずかしいのか、すぐに顔を背けてしまう。  
「や、やっぱり私には無理…」  
「彰子が俺のを舐めてる時の顔、すごくかわいいよ。」  
「え?」  
彰子がきょとんとする。  
「かわいい?本当に?」  
「うん、だから俺、もっと彰子のかわいいところが見たいな。」  
 
「昌浩がそう言うなら…してあげる」  
彰子は再び陰茎を咥え始めた。恥ずかしさは変わらないが、昌浩が自分を  
かわいいと言ってくれたのが嬉しくて、積極的に亀頭を舐める。  
昌浩が彰子の頭を掴み、奥まで咥えさせようと彰子を引き寄せる。  
「もっと舌を使って、全体を濡らすんだ。」  
「んっ、んんんっ!?」  
彰子は喉の奥に圧迫感を感じ、吐きそうになるが堪え、昌浩の要求に応えようと  
舌を使い陰茎全体を舐めまわす。  
彰子の健気な様子に昌浩は興奮し、陰茎は彰子の口内でさらに硬く大きくなっていく。  
「彰子、もう十分だよ。」  
そういって彰子から陰茎を引き離す。  
圧迫感から開放された彰子はほっと一息つく間もなく昌浩に仰向けにされ、自分の  
濡れた秘部に昌浩の陰茎をあてがわれた。  
「彰子の中に、入れるよ」  
昌浩が確認する。  
「うん…痛くしないでね。」  
「分かった、やさしくするよ。」  
約束すると昌浩は割れ目を突き破らんと腰を落とすが、彰子の中はとてもきつく、昌浩の  
浸入を許そうとしない。  
そのとき、三度閃光が駆け抜け、轟音が鳴り響いた。彰子は恐怖に駆られ、咄嗟に昌浩の  
首に手を回してしがみ付く。  
昌浩はその勢いで彰子の処女膜を破り、陰茎を彰子の中へ突き立てた。  
「ああああああああっ!!!」  
彰子が絶叫をあげる。  
「痛い!痛い!昌浩!お願い、抜いて!」  
あまりの痛みに堪えきれず、昌浩の体を引き離そうとする。  
「縛!」  
だが昌浩が呪を唱え、彰子の体は金縛りにあったように動かなくなる。  
「そんな…昌浩…酷い…」  
「ごめん彰子、痛いけど我慢して。」  
彰子の抗議の視線をかわし、昌浩はゆっくりと陰茎を動かし快楽を求める。  
 
「だ、だめ…動いちゃ…っあああ!!」  
彰子の中は窮屈でだがとても心地よく、少し動かしただけで達しそうになる。  
昌浩の理性は失われ、快楽を貪るだけの獣となり、往復運動を徐々に速めていく。  
「ひぐっ、ううっ…うううっ…」  
嗚咽する彰子にすら興奮を感じ昌浩は、彰子の中を犯し蹂躙していった。  
「中に出すぞっ!彰子!」  
「だ、だめっ!やめて、昌浩!いやああああ!」  
どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっっ  
頭の後ろに痺れを感じ、昌浩は自分の欲望のすべてを彰子の中にぶちまけた。  
一滴残らず彰子の中に出し終えると、昌浩は自分の陰茎を引き抜く。  
彰子の秘部は、愛液と白濁液と破瓜の血で淫靡に汚れていた。  
彰子は放心状態でうつろな目で天井を見ている。  
昌浩の中で暴れていた異形の血もようやく収まり、安堵した昌浩は彰子の体に  
覆いかぶさるように倒れ意識を失った。  
 
―終わり―  
 

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