「昌浩ごめんなさい・・・ごめんなさい私のせいで・・・」
彰子は自分のせいで怪我をしてしまい今も目を覚まさない昌浩に謝り続けていた。
「あの夜私が昌浩と一緒に夜警に行きたいって我がままを言ってしまったから・・・」
昌浩は物の怪に攻撃されそうだった彰子をかばったがその衝撃は大きく2日たった今も眠り続けていた。
その場に泣き崩れる彰子を天一が受け止める。
「ねぇ天一、もっくん、昌浩が目を覚まさなかったらどうしよう・・・私はどうしたらいいの・・・
ねぇどうしたらいいの・・・」
泣きながら問う彰子に紅蓮は答えた。
「なぁ彰子、あれは彰子だけのせいじゃないし俺も悪いんだ。
それに昌浩がこんなことがくたばるはずがないんだ。大丈夫、絶対に大丈夫だ」
「そうですよ彰子様、昌浩様は大丈夫ですよ。彰子様が泣いてばかりいると昌浩様も目を覚ましにくいはずです
手を握ってそばについててあげたらいいと思われます。きっとすぐに元気になりますよ。」
目を真っ赤にさせた彰子が小さく頷く
「うん・・・私ずっと昌浩のそばにいる・・・」
その言葉を聞くと天一は微笑みながらもっくんと一緒に部屋を出て行った。
「大丈夫よね昌浩、今度は私が昌浩を元気にしてあげる番だね。」
と涙を流しながら手を握っていたつぶやいた。
その次の日の夜みんなが寝静まった頃突然、昌浩の体が神々しく輝きだした。
しばらくして昌浩は口を開いた
「ふぅん藤の花、まだこやつの看護をしていたか、3日3晩こやつの看護をしていたとは
こいつも幸せ者だな」
と笑みをこぼしていたらしばらく唖然としていた彰子がやっとのことで口を開いた
「高淤の神様・・・?」
とつぶやいた時
「おお突然悪かったな、たしか彰子といったかそうだ私が高淤の神だ」
いかにもと言うように答えたら彰子がすがるように問うた
「高淤の神様・・・昌浩は、昌浩は大丈夫でしょうか。」
と彰子は真摯な目で高淤昌浩に聞いた高淤の神は
(ふぅんあいつがあいつならその妻も妻ってところか、しかしどうもこのような目には弱いな・・・)
と思いながら
「なぁ彰子はこやつが好きなのであろ、ならこいつがくたばらないのはお前が一番知ってるんじゃないのか?」
と言った後にもう一言付け加えた
「こいつのことは私が気に留めている間は大丈夫であろう
まぁ彰子よこいつの介護もほどほどにしとけ、でないとお前のほうが体を壊してしまうぞ?
そうしたらあいつも心配するからから少しは自分の体も労わってやれ、わかったな?」
と言われて彰子は少しすすり泣きながら
「ありがとうございます・・・高淤の神様・・・」
と言っていたら高淤の神は満足そうに貴船に戻っていった。
「昌浩早くよくなってね・・・」
と目を覚まさない昌浩の手を優しくしかし離すまいと強く、強く握っていた。
「まさひろ・・・」
次の日の夜、彰子は変わらず昌浩のそばにいてまだ目を覚まさない昌浩に最近のことを話していた
「ねぇ昌浩、今日ね雑鬼のみんなが昌浩のお見舞いに来てたんだよ。
みんな昌浩がいないと楽しくないんだって」
とあえて明るく話しながらだんだん彰子は蚊のなくような声で
「だから・・・早く元気に・なって・・っていってたよ」
こぼれそうになる涙をぬぐいながら何刻経っただろうふと隙間風の流れてくる戸を閉めようとしたとき
何かが彰子の衣の裾をひっぱった
「彰子・・・そばに・・いてくれないか」
いままでどれほどこの人の声が愛しいと思っただろう、
そばにいたはずの声が消えてどれほど自分を責めていただろう、
涙がとめどなく頬をつたって落ちてゆく・・・
あの人が心配するから泣くまいと思っていた、思っていたけど
「よかった・・・本当によかったぁ昌浩」
と涙声で一言いった。
「ごめんな彰子心配させちゃって、でもだめだなぁ俺
もう彰子を泣かせたくないって思っていたのに・・・
本当にごめん彰子」
といわれた途端今まで張っていた緊張の糸が切れて昌浩の胸に泣き崩れた
「ごめんなさい昌浩・・・私のせいで」
と何度といい続けた言葉を言う
「心配しなくても大丈夫だよ、なんかよくわかんないけどとっても元気だし」
彰子は心の中でつぶやいた
(高淤の神様ありがとう・・・)
と思いながらしばらく暖かい昌浩の胸の中で泣き続けていた・・・
昌浩は自分の胸で泣いているこの少女がとても愛しかった
ずっとずっと夢の中で会いたいと思っていたこのひとをずっと守りたいとおもった。
そんなことを考えてたらやっと自分の気持ちに気づいた
(あ・・・今・・・ようやくわかった・・・俺って彰子のことが好きなんだ・・・)
静かに気付いて彰子に自分の気持ちを告げた
「彰子・・・俺、彰子のこと好きだよ」
顔を真っ赤にしながら告げた。
同じく赤面しながらも彰子は小さく頷いた
「うん・・・私もよ昌浩・・・私も昌浩のこと好き・・・」
もっと情熱的な言葉もあっただろう、しかし彼らにはこれで十分だった。
自分の気持ちを言い合った2人はその場で静かに唇を合わせあった・・・
「んぅ・・・ちゅ・・・はぁ・・・んんむ」
お互いの熱い吐息と涎が隙間から漏れ頭がぼーっとしてくる
やっと離れた互いの口からは唾液が細く糸のように引いてゆく
そして昌浩は彰子の服を撫でる様に脱がしてゆく
「やぁ昌浩はずかしい・・・」
おもわず赤面する彰子に昌浩は
「いや、彰子とっても綺麗だよ」
さらに赤みを増す彰子をよそに脱がして徐々にあらわになってゆく胸をせめ続ける
「んっ・・・ふぁ・・・あッ・・・あんっ」
さらに昌浩は彰子の未成熟な桜色の蕾みを舐めたり甘噛みしたりしてゆく
「ふぁ・・・やぁぁ・・・声っ・・・でちゃう・・・あっ」
昌浩は声を聴かれては困るので術を使って声が外に聞こえないようにしていた
「あッ、あっ・・・やぁ胸ばっかり・・・んっ、イッちゃう、んっ」
イキそうな彰子にいつもより強めに蕾みを甘噛みした途端、彰子が快感にたまらず絶頂する
「ひゃあ、あッ、あっ、ああん!!」
おぼろげに彰子は
「あぁ・・・イッちゃったぁ・・・」
と絶頂の波に浸っていると急に現実に戻された
「ああッ、まだっ・・・イッたばっかり・・・敏感だからぁ・・・ひゃん!!」
イッたばかりの彰子の秘部をさわりだした
秘部は愛液でぐしょぐしょに濡れていた
「彰子って胸だけでこんなに濡れるなんてとっても感じやすいんだね」
すこし意地悪げに囁く昌浩に頬を赤くした彰子が反論する
「それは昌浩だからぁ・・・かんじやすい!?んッッ!!」
反論してたら急に彰子の声が途切れる
昌浩が秘部に指を出し入れする
「ひゃ・・・んっ・・・ああぁッ・・・あん」
最初はゆっくりとだんだん早くしてゆく
「んんっ・・・はぁ・・・やぁ・・・もっとゆっくりしてぇ・・・」
さらに指を中で折り曲げる
「ひあっ!はぁん・・・あっ・・・気持ちいいのぉ・・・」
しばらくしていると指を抜いて秘部に顔を近づけた
毛も生えてない綺麗な秘所は愛液で濡れきっておりそこから香る甘い香りが昌浩の興奮を高めていった
「きれい・・・」
と思わずついた言葉は聞こえた彰子の興奮も高めていった
「昌浩ぉ・・・そんなに見ないでぇ・・・」
しばらく昌浩は秘部をながめていたら彰子がさすがに恥しくなって呟く
「ごめんとっても綺麗だったからつい見とれてて」
「もう・・・」
といきなり昌浩は秘部を舐めだした
「ひゃぁ・・・ああ、あんっ・・・んんッ」
「だめぇ・・・そんなとこ、ひゃ・・・汚いよぉ・・・はぁッん」
途切れ途切れにしゃべる彰子に昌浩は
「彰子に汚いとこなんてないよ、とっても綺麗だよ」
といいながらピチャピチャいやらしい音を立てる秘所に
「あっ・・・ピチャピチャって・・・いってるよぉ・・・」
その内彰子の肉芽を発見した昌浩が一緒に括りだす
「そこ・・・弱いのぉ・・・んんッッ・・・また・・・さっき・・・イッたばかりなのにぃ・・・」
弱弱しく呟く彰子に昌浩は気にせずにもっと強くする
「あッ、あッ、あッ、イクッ・・・イクッ!!あぁあっ!!!」
「またぁイッちゃったぁ・・・」
余韻に浸っていた彰子だったが突然昌浩を押し倒して
はちきれそうな昌浩のモノを取り出した。
余韻に浸っていた彰子だったが突然昌浩を押し倒して
はちきれそうな昌浩のモノを取り出した。
「えっ・・・あ、彰子?」
おもわず唖然とする昌浩に彰子は
「・・・動かないで・・・私もあなたに・・・」
といい終わらないうちに昌浩のモノを咥える
「んふっ・・・ちゅ・・・ちゅぶっ・・・んっ・・・昌浩の・・・おっきい・・・」
唾液をたっぷり含んだ口内で一生懸命舐めている健気な少女を見て思わず髪を撫でてると
「んちゅッ・・・んん・・・ぷはっ・・・どうしたの昌浩?」
慣れない昌浩の行動に彰子が思わず問う
「ん?ああ、そんな風な彰子も可愛いなって思って」
と言われた彰子は頬を蒸気させ顔を隠すように先ほどの続きを再開した。
「ちゅ・・・チュルル・・・ふぅ・・・ん・・・んっ・・・」
先ほどより動きを激しくして昌浩のモノをイカせようとする
体が痺れるほどの快感が頭まで侵してゆく
「はぁ・・・彰子・・・出そう!んッ・出る!!」
意識が飛びそうになるほどの射精感に昌浩はたまらず出してしまう
「ビュ・・・ビュルルルルルルルル・・・・・・」
一方の彰子は喉の奥に出される精子にむせそうになったが口を離さないでいた。
しかし口内に収まらず彰子の口元を汚してゆく・・・
(これが昌浩の・・・おいしい・・・)
コクンコクンと喉を鳴らしながら飲んでいった。
「なぁ彰子・・・嫌だったら止めるけどやる?」
昌浩は彰子の秘部に自分のモノを当てながら聞いてみる
「ううん・・・昌浩のだったらいいよ・・・昌浩と一つになりたい・・・」
「でも彰子が痛いんじゃ?」
そんな問いに彰子は
「やさしいね昌浩・・・昌浩のなら痛いの平気だよ」
そんな答えに安心して昌浩は彰子の秘部にモノを当てやる
「ん・・・あっ・・・ん!!」
やはり破瓜の痛みは耐え難いものだが、それより好きな人と一つになれた喜びの方が強かった
「彰子、痛そうだけど大丈夫?」
痛そうなので思わず聞くと
「心配してくれてありがとう、私は大丈夫だよ・・・んっ、昌浩と一つになれてうれしい・・・」
しばらく痛みが治まる頃に昌浩は
「少しずつ動くけどいい?」
彰子は小さく頷く
「うん、いいよ・・・優しくしてね?」
「なら動くね・・・」
少しずつ昌浩のモノが動き出す
「あっ、ひゃん、ん」
昌浩は抽出しながら胸をせめつづける、
「ひゃん、胸っ・・・ばっかり・・・ん、やぁ・・・」
昌浩はさらに愛撫する、その間も抽出の速度は速くなる。
「あんっ、ひゃっ、んん、んんんっ」
2人の結合部分からは鮮血のまじった愛液が止めどなく溢れてくる。
「んっ・・・あっ、んんっ」
昌浩のモノが彰子の奥へコツコツ当たる
「ひゃあん・・・奥に当たってるよぉ・・・」
快感を抑えきれない彰子と唇を合わせてに互いに口内を絡めあう
「んっ、ふっ・・・んっ!ふぁ」
ふいに彰子が昌浩に抱きついてくる
「ねぇ・・・昌浩私のこと抱きしめて・・・」
2人は抱き合いながら愛の言葉をかわす
「昌浩・・・大好き・・・私と一緒に・・・」
「うん俺も好きだよ・・・彰子と一緒に・・・」
2人は確かめ合うようにそっと口付けをした。
彰子の締め付けが強くなり互いに絶頂が近くなる
「あんっ、イクッ!昌浩も一緒に・・・」
「んっ、俺もそろそろ、出そう・・・」
互いの息づかいが荒くなってゆく
「んっ、まさひろ イキそう!イクッ!」
「彰子俺も出るっ!!」
「んっ!!あっ!!あん!!イク━━━━━━!!」
目の前が真っ白になりながらも彰子の膣内に精液をはきだす。
「ふぁん・・・昌浩の、いっぱい・・・」
彰子の膣内からは昌浩の精液が溢れ出していた。
「んっ・・・私、うれしい・・・まさひろと・・・一つになれて・・・愛し合えて・・・」
彰子の声から純粋な喜びが聴こえて心地よかった・・・
「俺も好きな人と一緒になれて・・・愛し合えてよかった・・・」
好きな人が隣にいて 私のことを見ていてくれる
ほんの小さな幸せだけど 私にとっては大きな幸せ
このたくさんの人のなかで、昌浩とめぐりあえて本当によかった・・・
了