「さて、次の試練は何にするか・・・。」  
時は深夜。万難地天紀柳は、自分の部屋の机の前に座りながら思った。  
「身体的、精神的な試練では主殿にこれ以上の成長も望めないし。」  
そう、太助は宮内神社の一件で判るように身体的、精神的ともに大きく成長していた。  
「となると、あとは・・・那奈どのの言っていたアレを試してみるか。早速明日色々研究してみるとするか。」  
と、紀柳は何か決心したように呟くと翌日の朝の備えとともに寝床に入った。  
 
 
翌日の夜。  
「あれ、シャオとルーアンは?」  
夕飯を食べ終わってリビングで休んでいた太助は紀柳に尋ねた。  
「シャオ殿は翔子殿の家に泊まりに。ルーアン殿は宿直だそうだ。」  
それを聞いた太助は  
「そっか、那奈姉も旅行だし、今夜は紀柳と二人きりかー。家で二人っきりは初めてだなー。」  
といった矢先、唐突に眠気が襲ってきた。寝ぼけ眼の太助は意識が遠退きながら紀柳の声を聞いた。  
「主殿、これからが試練だ、耐えられよ。」  
 
 
「あ、あれ、ここはどこだ?夕御飯を食べて紀柳と話してたら急に眠くなって、ええっ!?」  
「あ、主殿ようやく起きられたか、おはようといっておこう。」  
「て、ここはどこだ。何で俺が上半身裸で手錠されてるんだ、というか何故こんな事に?」  
太助は誰かのベッドの上で紀柳に腹の上で馬乗りにされたままで矢継ぎ早に質問した。  
「質問が多いなぁ主殿は。ここは私の部屋。なぜこんな事をしてるかというと・・・」  
「いうと?」  
「以前主殿とシャオ殿が出かけてるときに、那奈殿に主殿にはどんな試練が必要かと聞いたところ、『男女のなー 
あれだろう〜ほら・・・』と言っていた。」  
「那那姉のやつ、そんなこと言ってたのか・・・。」  
「あの時はさすがにどうだろうかと思って却下したが色々考えた結果今の主殿を成長させるにはこれが一番だと結 
論を下したわけだ。それで今日の午前中色々調べてみて…」  
そう言いながら少し顔を紅くしながら、コホンと一息入れて紀柳は続けた。  
「とりあえず反対され暴れられても困るから夕食に細工をした上で拘束したわけだ。」  
「一体何を調べたんだか…それよりこれじゃ強姦だぞ紀柳。早くやめろー。」  
はて、と不思議そうに首を傾げながら紀柳は応えた。  
「強姦?別にこのような事でも試練であるなら私はいやではないが?」  
そう言ってる紀柳の少し紅い顔を可愛いと思いながら首を振って太助は反論した。  
「お、れ、が、いや何だよー。まだシャオともなんもしてないのに…ゴニョゴニョ。」  
「シャオ殿とのことはおいといて、そんな事言われてもアチラの方はその気だが。」  
と紀柳が指差す方向にはすでに臨戦態勢で下着を持ち上げてる太助のソレがあった。  
 
「・・・」  
「・・・」  
お互いに微妙な沈黙が流れたところで、それを打ち消さんとばかりに紀柳がまくし立てた。  
「さあ、お互い同意ということで主殿、試練だ、耐えられよ。なーに、こう見えてもも長く生きてる故、聞きかじっ 
た知識と日々培った妄想は豊富だ、  
 主殿等すぐに骨抜きになってしまうだろう。」  
「なんか言ってる事矛盾してないか〜!?」  
太助の意見は見事に封殺されこうして妖しい試練は始まった。  
 
 
「ん、…んんぐっ。」  
紀柳は馬乗りになったまま上半身を下ろすとそのまま自らの唇と太助の唇を合わせた。  
「んん…ぷはぁ……んんん〜。」  
一度離した唇を再度つけると紀柳は今度は太助の舌に自らの舌を絡めるようにしてきた。  
「ん…ふぅ〜。主殿、シャオ殿と口づけをした事は?」  
「…いや、まだシャオとは何も…。」  
「そうか、では今のが主殿のハジメテという訳だ。なかなかどうして、初めてのわりには上等だ。」  
紀柳の台詞に、太助は恥ずかしいと思うとともに、  
(ファーストキスはシャオとがよかったなぁ…。)  
「む、何だその顔は。私とて口づけは初めてだ。お互い初めて同士なんだからおあいこではないか。  
大体、これからの試練はおたがいの協力が必要なのだ。今から嫌がってどうする。」  
「そっちが勝手に始めたんじゃないか。俺は、そんな事してくれなんて一言も言ってないぞ。」  
 
それを聞き紀柳は顔を背けたかと思うと悲しそうに言った  
「ふぅー。主殿の同意が得られないとは淋しいな。まぁ、私は嫌われて当然の事をしている。  
私は主殿の役に立ちたいと思っていたのだが…。」  
「紀柳…ゴメン、言い過ぎたよ。紀柳は俺のことを考えてくれてるんだよな。でもこんなことは  
やめようぜ。さぁ、早くこの手錠を解いてく・・・」  
太助が言い終わる前に紀柳は言葉を続けた。  
「那奈殿から役目を果たせ、と言われたことだし。嫌われるのはつらいが、最終的に主殿が  
喜んでくれれば私はかまわない。そういう訳だ試練を続けるぞ。」  
「なな、なにぃー!?いや、ちょっと待ってくれ。話の流れ的にここは試練は辞めるところじゃな  
いのかー?というか、微妙に顔が嬉しそうだしー。」  
「ふふ、主殿、私のためにも悦んでくれよ。それでは仕切りなおしだ。試練を再開するぞ。」  
 
そう言うと紀柳は剥き出しになってる太助の上半身を軽く撫で始めた。  
体の表面を触るか触らないかくらいの力で撫でられて、おもわず太助は  
「うわっ、う・・・あ・・・。」  
と思わず喘ぎ声を出してしまった。  
それをみた紀柳は太助の顔を見ながら  
「ん?主殿感じているのか?喜んでくれて私も嬉しい。」  
「い、今のはビックリしただ、うあぁ・・・ん。」  
太助が反論をしようとしたその時、紀柳はおもむろに指で太助の乳首を弄りだした。  
「どうした、主殿。その割には随分と気持ちよさそうだが。そんなにここが気持ちいいのか?ならば。」  
紀柳は口をもごもごしたかと思うと溜めていた唾液を太助の乳首に垂らしてきた。  
濡れたそれを紀柳は軽くつまんだりつねったりし、そのたびに太助が反応するのを見てさらに続けた。  
「主殿、まるで女性のようだ。そんなに感じていると後が大変だぞ。」  
そして一旦攻撃を止めると、太助の顔に自分の両手を添えると太助の口に軽くキスをし  
お互いの顔がくっつきそうな距離で太助を見つめながら囁きだした。  
 
「どうした、主殿。その割には随分と気持ちよさそうだが。そんなにここが気持ちいいのか?ならば。」  
紀柳は口をもごもごしたかと思うと溜めていた唾液を太助の乳首に垂らしてきた。  
濡れたそれを紀柳は軽くつまんだりつねったりし、そのたびに太助が反応するのを見てさらに続けた。  
「主殿、まるで女性のようだな。そんなに感じていると後が大変だぞ。」  
そして一旦攻撃を止めると、太助の顔に自分の両手を添えると太助の口に軽くキスをし  
お互いの顔がくっつきそうな距離で太助を見つめながら囁きだした。  
「主殿、気持ちいいか?気持いいならまだ続けるが、続けて欲しいか?」  
「あ、ああ…確かに気持ちいいなぁ。」  
紀柳に真面目に見つめられて恥ずかしさから顔を背けながら太助は応えた。  
「そうか、ようやく主殿の同意を得られたな。では、主殿出来るだけ精を漏らさぬよう我慢されよ。」  
そう言いながら太助の耳元に息を吹きかける。  
そのなんともいえない感触に太助はぶるっと身体を震わせた。  
そのまま身体を降ろしていき先ほど指で弄っていた太助の乳首を口に含んだ。  
ピチャ、となる音がいやらしい。下で弄ったり軽くかんだりして太助の反応を楽しむ。  
 
そんな行為が何分か続いておもむろに紀柳は太助の耳元に顔を近づけて  
「さて、そろそろ下に行くとするか。」  
と囁き、その言葉を聞き太助のソレが反応するのを見て満足したうえで、下着越しにそっと触れる。  
根元の部分から筋をなぞるように指一本でつぅーとなぞると太助はその感触に身をよじろうとしたが、  
紀柳が上に乗ってるためそれもままならない。  
「どうした、主殿?まだ直接触ってるわけではないのだが?随分気持ちよさそうではないか?」  
そう言いながら右手で先端を撫でる。太助の口からあっ、という声が洩れるも気にせず紀柳は行為を続行した。  
「主殿、さっきから喘いでばかりで耐える気があるのか?これは一様試練なんだぞ?」  
一様のところが妙に強調して聞こえたが太助はあえて反論せず  
「そんな事言ったって、こんなの初めてだし、それになんというか…紀柳が上手すぎるんだと思う…。多分。」  
それを聞き紀柳は少し嬉しそうにし、満足げに応えた。  
「そ、そうか。主殿にそう言われると私もしているかいがあるものだ。まぁ、確かに主殿は初めてだし仕方ないな。   
今日はこのくらいにしておくか。」  
と、言うやいなや太助の下着を下ろし今にも飛び出しそうだったソレを軽く握った。  
 
「うわっ、・・・うぅ、・・・あぁ・・・紀柳、そ、それは…。」  
女性に始めて触られる感触に太助は感歎の声をあげた。  
「ふふ、主殿色々あったが今日の試練もそろそろ終わりだ。精を放ってもかまわぬが出来るだけ我慢されよ。」  
そう言うと紀柳は手でソレを徐々に扱きだした。  
「ん、このままだとあまり滑らんな。」  
そこで、自らの手と太助のソレに唾液を垂らし、何回か扱き太助が気持ち良さそうにしてるのを見たうえで行為を続行した。さっきから焦らされていた為、太助は今にも射精してしまいそうだった。  
垂れ下がった髪を空いた手で一度直しつつ、紀柳は扱くのを続けた。  
扱く手が徐々に早くなり、太助が喘ぐというよりうめくといった風情で声を出す。  
「あ…き、紀柳、もうで・」  
「主殿?え?」  
太助が言い終わる前に太助はその快感に耐え切れず射精してしまった。  
紀柳はその予期せぬタイミングの為、太助の白い液が顔にかかってしまう。  
 
「き、紀柳、ごめん。大丈夫か?」  
「…少し早すぎるようだが、まぁなにぶん初めてだ。仕方あるまい。」  
顔にかかった太助のを手で拭ったのちにそれを舌でふき取った。  
「うぅ、苦い。苦いのもあまり好きじゃないのだが。」  
そのいつもの紀柳の台詞に太助は苦笑した。  
「ハハハ、なんか紀柳らしいや。」  
それを聞いて赤面しつつ、紀柳は誤魔化すように言った。  
「しかし主殿、こんな事では男としてまだまだだな。今日はこのくらいにしておくが、これからもこの試練は続けさせ て貰うぞ」  
「え・・・?」  
まだまだ、太助の試練は終わらない。  
 

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!