ボディガードは姫と同じ部屋で寝る。  
逆滝は、同じベッドに響古が寝ているのを見て、毎晩耐えていた。  
無防備に眠る響古。胸元がはだけている。  
以前は氷月も一緒だったが、彼は憂のボディガードになったため、今は二人きりである。  
どうやら理性を保ちつづけることは不可能なようだ。  
 
逆滝は響古に口づけをした。  
同時に、右手は響古の胸の膨らみ、左手は太ももを撫で始める。  
「んっ…逆滝?」  
響古が目を覚ましたようだ。  
それには構わず、全身を愛撫しつづける。  
逆滝は響古の唇、耳、首筋をすって、だんだん下へと下りて行く。  
 
響古「ン……ど、しちゃったの………やっ」  
逆滝「愛してる………」  
響古「やっ………」  
逆滝は理性ブットビ状態。いくら響古がもがこうが  
もはや誰もとめられないのだ。  
 
響古の胸を弄る逆滝の手の動きが激しくなった。  
薄いネグリジェを捲り上げ、乳房の頂点を転がすように舐め回す。  
「あっ…ん…」響古の感度も上がってきたようだ。  
腹を伝い、秘部まで下がってきた逆滝は感部をピチャピチャと  
いやらしい音を立てて優しくなめる。  
 
逆滝のすっかり硬くなったモノが響古の中に入っていく。  
「あっ…ん、ふぅ…逆滝…」  
「響古様!」  
逆滝はピストン運動を続ける。  
じゅぷじゅぷと愛液のぶつかる音がする。  
 
挿入された逆滝の肉棒が響古の中を押し広げていく。  
「あっ…く!ふと、い…っ!逆滝の、ふと、いっああう!」  
苦痛に顔をしかめながら響古が逆滝の背中に爪を立てる。  
(いたい、いたいっ…でも、これで逆滝とひとつに…)  
破瓜の血が愛液と共に響古の太腿を伝う。  
痛みと圧迫感の中で響古は逆滝と一つに結ばれた悦びも感じていた。  
「は、あ、くぁっ」  
声にならない声でうめきながら逆滝の体にしがみつく。  
爪を立てた逆滝の背中から血が出るくらいに、強く。  
痛いだけの行為に耐える響古を見ながら逆滝は胸が苦しかった。  
しかし包み込むような響古の中は逆滝の理性を狂わせる。  
もっと、もっと中で動きたい…。  
「響古さま…!愛しています!」  
 
「さ…逆滝、わ、私も…あっ」  
自分の気持ちを伝えたいのに、うまく声が出せない。  
自分の中で逆滝が動いている。  
響古の眼に涙が浮かぶ。  
痛みと、悦びと奇妙な快楽が入り混じった涙。  
 
響古の手が逆滝の胸へとのびる。  
あてた手のひらから逆滝の体温が伝わってきた。  
「すごい、よ逆滝…逆滝の、鼓動が聞こえるよ…とくん、とくんって。  
熱いよ…」  
涙が頬を伝う。  
(好き、逆滝が…誰よりも好き)  
「私が父さまと時の最果てへ行った時、迎えに来てくれたっ、よね。  
すごく、すごく嬉しかったんだよ…あぁっ!」  
――もう会えないって、思っていたから。  
逆滝は動きを止め、響古を見つめた。  
瞳から大粒の涙がとめどなく流れている。  
「ずっと、ずっと好きだったの…」  
「響古さま…!」  
ぎゅっと逆滝は抱き締めた。そのままくちづけをする。  
「ん、ふっ…」  
舌を響古の口の中へと割り込ませ、響古の舌と絡み合わせる。  
唾液を含ませ貪るように。  
響古の体がぴくぴくと細かく痙攣をする。  
「ふ、ぅ…」  
響古も瞳を閉じてそれを受け入れた。  
すっかり力の抜けた響古の中は先ほどまでとは違い、  
柔らかく包み込んでくれている。  
響古の乳房を揉みながらできるだけ優しく逆滝は動き始めた。  
 
逆滝の優しい動きに響古は痛みが和らぐのを感じた。  
「は、く…」  
初めて受け入れた逆滝は響古の知らない痛みと熱、  
そして何だか判らないような感情を生まれさせていた。  
自然と逆滝の手が響古の手に重なり、静かに指と指とが絡み合う。  
「あ、あ、熱い…さかたっ…き!」  
びくびくと体を震わせ、潤んだ目で逆滝を見る。  
逆滝の澄んだ瞳の中に響古が映った。  
わずかに微笑む、昔と同じ顔が響古を安心させる。  
「す、きっ…逆滝っ…大好きっ…!」  
先程までの鈍い痛みは別のもの――快楽へと変わっていた。  
逆滝が動く度に、二人の繋がった部分からとろけるような甘い痺れと  
頭の中が白くなっていくような熱の波が襲う。  
「あ、あんっ…ああっ…」  
ぐちゅぐちゅといやらしい音が響古の中から聞こえる。  
それが逆滝が響古の中をかきまわしているから出ているのを考え、  
更に体が熱くなってくる。  
「あ、はっ…逆滝ぃっ!好きっ!好き!」  
「響古さま…もう、もう…」  
苦しそうな逆滝の声に響古が微笑む。  
「いいよ、逆滝…出して…中に…中に出してっ!」  
「響古さま…響子さまっ!あ、中に…中に出しますっ!」  
腰を抱え、逆滝の動きが更に激しくなる。  
「は、は、はっ…ぁ、あっ!」  
肉と肉とがぶつかる音が暗い部屋に響く。  
響古は繋いだ手に力を込め、目を閉じる。  
「あ、あ、あ、あっ…!」  
頭の中がかきまわされ、白く、白くなっていく。  
動きがだんだんと激しくなり――そして。  
「う、ああああっ…さかたきぃぃぃっ!」  
「はぁっ…うぁ!きょ、うこさまぁっ!」  
逆滝がビク、ビクと大きく震えた瞬間、中にドクドクと熱い精液が出された。  
「あはぁ…!」  
初めての感覚に響古は小さく震えた。  
 
逆滝が響古の上に覆い被さる。  
「響古さま…」  
「逆滝…」  
二人の視線がぶつかる。  
「手荒な事をしてしまいました…申し訳ありません」  
逆滝が謝る。響古は微笑んで首を振った。  
「逆滝が奥手だからってずっと我慢してたの。  
でもね、本当は嫌われているんじゃないかってずっと不安だったよ」  
「しかし、こんな強姦みたいなことを…」  
「いいの、逆滝だから。たしかにいたかったけど最後は気持ち良かったし」  
「響古さま…」  
「それに、一つになれたから――」  
響古のその言葉に逆滝はキスをして答えた。  
「愛してます、俺の姫さま…」  
「ふふ、私も愛してるわ。私の騎士さま」  
二人は顔を見合わせて笑いあった。  
 
ひとしきり笑った後、逆滝がゆっくりと体を離した。  
「抜きますね…」  
「うん」  
少し残念そうに響古が頷く。  
ずるっと抜くとぱっくりと開いた響古の中から精液と愛液が溢れ出た。  
ごぷっと音を立て、シーツを汚す。  
「響古さま、すごくいやらしいですよ」  
興奮したように逆滝が言う。響古が恥ずかしそうに逆滝に向かって叫んだ。  
「変態!ばか!逆滝のえっち!」  
くすくすと逆滝が笑って響古の秘部へと指を這わせた。  
それだけでにちゃにちゃといやらしい音がし、愛液と精液が混じったものが指に絡む。  
「あ…やだ…逆滝…」  
「ここをこんなにして言っても、説得力がありませんよ?」  
「やあっ…あ、ああ…」  
息が乱れてきたのを見て逆滝が響古の手に自分のを握らせる。  
一回出したばかりだというのにもう固くなり始めていた。  
「もう一回…いいですか?」  
息を荒げた逆滝に響古がうん、と答える。  
秘部をなぞるだけだった指がゆっくりと中へと入ってくる。  
「あ、あ…」  
足を広げ、逆滝の手に自分の手を重ねた。  
響古が自分からその手を動かし、激しく出し入れを始める。  
「あ、あ、あああっ!」  
(きもちいい…きもちいいよっ)  
握らされた逆滝のをしごきながら響古は自分の中へもっと欲しい、と言うように自分の手を動かす。  
(ああ、凄い…響古さまが自分で…なんていやらしいんだ)  
始めてみる響古の姿に逆滝は興奮してくる。  
一気に指を抜くと態勢を変え、  
響古を赤ん坊のおしめを取り替えるような格好にする。  
「あ…」  
全て丸見えの格好に響古は顔をそむけた。  
ひくひくと秘部が物欲しそうに蠢く。  
「いれますよ、響古さま」  
「逆滝…あ!」  
ずぶ…と逆滝のモノが秘部を押し広げて入ってきた。  
「あ、ああっ…」  
(幸せ…すごく幸せよ)  
響古は安らかな気持ちに包まれ、逆滝の手を握りしめた。  
「この手を…離さないでいてね、逆滝…」  
「ええ、響古さま…たとえ離れても、すぐに…」  
二人はもう一度唇を重ねた。  
 

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