ジャンヌ6巻の場面で  
稚空が都についた悪魔に操られ、まろんから気持ちが離れ、  
夜を一緒に過ごさなくなる場面です。  
 
今日は稚空がいない。  
私の横にはいつも稚空がいたのに…。  
私に言ってくれたこと、全部嘘なの?都と本当に付き合っているの?  
独りで過ごす夜が怖い。  
私は誰にも愛されてないの…?  
瞳に溜まった涙が零れ落ちた。  
 
すると「カラカラ」と音がした。  
窓が開く音だ。  
まろんは「稚空?!」と言って  
笑顔で窓の方を見た。  
しかし彼女の表情は曇っていく。  
そこにいたのは  
 
ノインだった…。  
 
「ノイン…どうしたの?」  
まろんは弱弱しい声で呟いた。  
 
「名古屋君はもうあなたを愛していません。  
彼は今、東大寺さんを一番愛しています。」  
 
「分かってる!…分かってるの。  
別にあたし稚空を取り返したいなんて思ってない…  
でも…。」  
 
彼女はノインに背中を向けた。  
涙が止まらなかった。  
頭で分かっていても心がそれを受け入れられない。  
 
しばらくするとノインが  
「あなたは独りではありません。  
私はあなたを愛しています。  
私が名古屋君を忘れさせて差し上げます。」  
 
ノインはまろんを後ろから優しく抱きしめた。  
 
 

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