今日、12月24日といえばイエス-キリストの生誕と共に恋人達にとってお互いの誕生日と並ぶ位大切なイベントである。街はイルミネーションに飾られ陽気な音楽が流れ赤と白の衣装を装い仕事をしている者もいる。なんとも賑やかで楽しい日だ。
そんな誰もが楽しみにしている日に俺はベランダで一人寂しくため息をついている。なんとも不公平だ。
「稚空ぃ?らりやってるろ??さむいれしょぉ?」
俺の悩みの原因。人の家で酒を飲み真っ赤になって呂律のまわらない都が缶ビールを片手に話かけてくる。
「都さんっ!!そんな足下おぼつかないのに歩かないで下さいよっ」
「にゃにぉぉっ、委員長のくせに生意気ぃっ」
はぁー…いちゃつくなら自分の家でやってくれ……。
ため息をつきながら二人を横切りソファーにもたれかかる。
……こんなはずじゃなかったのに………。。
ことの始まりは、まろんの言葉から始まった…。
「あのねっクリスマスパーティー都達もいれていい?」
両手を合わせて可愛い顔で懇願してくる。できれば2人でしたかったがそんな顔でお願いされたら断る事もできやしない。
「いいけど、何かあったのか??」
「水無月君がねちょっと用事あるからそれが終わるまで一緒にいさせてって」
別にずっといるわけじゃないならと安易に考え返事してしまった自分が今となっては憎くてたまらない。
約束どおり都はうちに来て約束をやぶり酒を飲み、また約束をやぶり酔っぱらって水無月が来ても帰らない。まろんは無理矢理酒を飲まされ気分が悪くなり家に帰った。
こんなにも不幸が重なっていいものなのか?良い子にしてればプレゼントがもらえる日だろ?
耐えられなくなり水無月達をおいて俺はまろんの様子を見にいった。
合い鍵で中に入ると丁度ロングコートを着たまろんがドアを開けると立っていた。
「あっ稚空、都達は?」
「まだいるよ、どこか行く気だったのか?」
部屋に通されいかにも外行きの長いコートを着ているまろんに問う。
「?…あぁっコート着てるから?都達が帰ったら稚空に見せようと思って」
ジャーンという声と共に座ってる稚空の前でロングコートを開く。
「っ……」
コートの下には、女性用のサンタ着といえばいいのか分からないが、赤と白をモチーフにした色合いで上下に別れている。
上は肩をだし胸元に白いファーがついているが谷間が丸見え、お腹は出していて下はミニスカであらゆる所にレースがついている。
「可愛いでしょっ、気に入ったから買っちゃった」
嬉しそうに微笑んで隣に座って身体をくっつけてくる。こんな格好でくっついてきて我慢できる男はいないだろう。
「なぁ…サンタさん…?」
「ん?なぁに?」
きょとんと可愛い顔で上目で見つめてくる。
「俺クリスマスプレゼントにサンタさんがほしいだけどな…」
「ふぇ…ぁっ、ちょっ…」
肩を抱いて開いてる胸元の谷間に指を差し込むと一気に頬を染め困った様に見上げてくる。
「サンタさんノーブラなんかできちゃって…こっちはどうなってるんだ?」
ゆっくりまろんの足下にしゃがみこんで膝を開く。
「…こんな格好できて…何期待してんだか…」
恥ずかしそうに切ない顔で見つめてくるまろんを見てると口元が自然にあがってくる。
「こんなえっちなサンタにはおしおきが必要だな」
何も身につけていない無防備なピンクの秘所をスカートをまくりあげてじっくり眺めそこに息を吹きかける。
「ひゃっ、ゃんん…」
「だめ…都達の所戻んなきゃ…ぁっ」
大きく膝を開き、まろんの溝を舌でツーとなぞると可愛い声でまろんが鳴く。
「こんなぇろい格好であっちに戻るのか…?」
「んんっ、きゃふっ、にゃんんっっ」
まろんのぷっくりはれたクリトリスを軽く撫でるだけで腰が軽くはねる。
「ほらサンタさん…俺のも触って」
隣に座りなおして張りつめたモノをまろんの手に押しつける。
最初は戸惑っていたまろんだったが少ししてゆっくりしごきはじめ舐め始めた。俺はというとスカートからちらちら見える白く透き通った尻を撫でながら指をいれ激しく出し入れしていた。
「きゃんっ…ふ、ぁっ、んん…ふ」