「まろん!?日曜日だからっていつまで寝てるんだ!?」
「えっ・・・・あぁぁおはよー稚空っ」
「珍しいなぁ、俺がまろんより早く起きるの」
「うっうん・・・」
あたし疲れてたのかなぁ・・・・疲れてる・・・・?あっ!!ヤバい・・・・稚空にバレたらまたいぢめられちゃうよぉ・・・
「ま・・ろん・・・まろん?まろん?顔赤いぞ、どーした?」
「ちっ稚空!?なっなんでも無いの!先に顔でも洗って来たら!?」
「えっ?まろんはまだ寝るのか!?」
「いや、すっすぐに行くから。」「ふーん・・・・これがバレたらマズイからっ!?」
そー言って布団を取られてしまった・・・・
「いっ嫌ぁぁ・・・」
「ねぇ、まろん!?これどーしたの?なんでパンツはいてないのかな?」
「えっとぉ………これはぁ……」
「なんでかなぁ?まろん?」
「………」
真っ赤になって下を見ているだけのまろんを今にも押し倒したいのを我慢して稚空は言葉を続ける
「まろん?俺に言えない事が有るの…俺はどんなまろんでも受け入れる自信が有るけどなぁ」
「ちっ稚空?本当?嫌いにならない!?」
「なるわけないだろ?」
(もう少し、もう少しだ……もう少しで今日は楽しい一日になる………)
「えっえっとぉ…昨日、稚空寝るの早かったでしょ?だから……そのぉ……」
「だから?」
(そんな悪戯な目で見ないでぇ……全部さらけだしてしまいそう………)
「その……ひっ独りで…………」