「逆滝!みて、あたらしいドレスなの!今度のパーティ用よ。愛椎のユミ先生のよv」  
愛らしいピンクと赤のフリルのついたドレスをきた響古は逆滝の前でくるっと一回転した  
「えぇ姫様、よくお似合いですよ…」  
微笑んだ逆滝だったが、その姿を見て目を丸くした。  
バックは豪快に開き、りぼんの隙間から細い響古の背中をチラリと見せる。  
響古の美しいプロポーションを強調したライン、そして豊かな胸の頂点だけを隠すかのような大胆なデザイン…  
「18歳になった事だし、今までのかわいいドレスもいいけどセクシーなのを、ってユミ先生がおっしゃったのv」  
「…そうですか…」  
「…何よ逆滝…目を見て言ってよ、綺麗?」  
響古が下から覗き込んだ逆滝の顔は、真っ赤だった。  
無理もない、婚約から一年経った今も逆滝は響古に手を出せずにいた。  
響古を大事に思うからこそ、キスどまりでなかなか先へ進めない。  
上目遣いの響古は心臓がバクバクするほどかわいい。そして、そのアングルでは響古の胸がギリギリでちらついてくる  
「逆滝?」  
「それはパーティには着ていかないでください…」  
「…ひどい…そんなに似合わなかったかな、私…ねぇ逆滝?」  
「違います、違うんだ…」  
「どうしたの逆滝、顔が真っ赤、熱?」  
「姫様…あなたが…っ!!」  
逆滝は響古を抱きしめると、そのまま口付けをした。  
「さかた…んっきゃぁっ」  
かぶりつくように響古の唇をいただきながら、そのままベッドに押し倒す。  
舌先で響古の口の中まで舐めまわすと、響古から熱いため息が漏れた  
「姫様…俺、もう我慢しません。あなたが大切だけど、だから…」  
首筋へと逆滝の唇はつたい、響古は腕をベッドに押し付けられ身動きが取れなかった  
「逆滝ぃっあっま、待って…待って!」  
 
響古は体が固くなった。  
今まで奥手で、堅物で、遠まわしに誘っても気づいてさえくれなかった逆滝。  
そんな彼が、今力いっぱい私をベッドに押し付け、感情のままに口付けをしている。  
彼が今までどんなに私を大切にしてくれていたのかが分かった。その一方で、突然のこと私は何も考えられなかった…  
小声で「待って」と言っても、気づいてくれない。彼がその気になったのも嬉しいけど、やっぱり少し、怖い…  
 
「待って!!」  
響古の声に逆滝は我に返った。響古が瞳に涙をためて自分を見つめていたのだった。  
「あ、姫…あの…」  
熱くなった感情と裏腹に、響古を苦しめていたのかと思って、逆滝は困惑した  
「申し訳ありません!姫様…俺は…」  
「違うのぉ…」  
「姫?」  
「うれ…嬉しくて…泣いてるのぉ…」  
「姫様…」  
「でも、少し怖く…こわくって…だってこんな明るいとこで…」  
言われてみれば、部屋中の電気はつけたままだった。夜とはいえ、シャンデリアは輝いたままだ。  
逆滝はリモコンを操作して、ベッド脇のランプ以外の電気をすべて消した。  
部屋の明かりはオレンジのうっすらとしたランプのみとなった。  
「姫様…これで大丈夫ですか?」  
「…」  
「いきなりこんなことして申し訳ございません。でももう我慢できないんです」  
言い終わる前に逆滝の手は響古の胸へと向かった。  
頂点だけを隠す布をずらすと、既に大きく膨れ上がった蕾があらわになった。  
「あっ」  
「姫様…すきです」  
もう一度深く口付けすると両手でふくらみを刺激した。やさしく、強く…  
そして舌を絡ませたあとそのままふくらみを口に含む。舌先で円を描くように、口全体で体をほぐすように…  
「んぁっはぁっはぁ…あっ」  
響古は自分の乳房をみた。逆滝が愛しそうに自分を舐め、味わっている姿を見て熱くなった。  
逆滝はその熱くなった部分へと手を伸ばす…  
 
くちゅ…  
 
静かな空間に溢れた愛液の音がした。  
響古は初め、それが何の音かわからなかったが、自分の性欲の証だという事に気づいた。  
「姫様…すごい…こんなに…」  
「やっぁっ見ないでぇっ」  
「姫様…気持ちいいんでしょう?」  
逆滝は舌先で胸の蕾をたしなみつつ、指でトロトロに濡れてしまった秘部をつついた  
「あっあっあんっ」  
より一層喘ぐ響古の声に興奮を隠せない逆滝。つまんで擦り合わせてみると、響古は酷く鳴いた  
愛液をすくい秘部の突起になすりつけ、また刺激する。右へ、左へ、摘み上げて、押し付けひっぱる…  
「あぁんっあっぁっいやんっ逆滝ぃ〜っ」  
逆滝の指は留まることを知らなかった。自分の姫が甘く鳴くたびに、理性は働かなくなる。  
 
 
「あぁっあんっあ〜っ」  
自分がこんなにも声を出してしまうなんて思いもよらなかった。  
愛する人の愛撫で、苦しいほど抑えられなってしまう…  
逆滝は響古の股に顔を突っ込み、ペロペロとあらゆるところを舐め始めた。  
次第に響古のツボを見つけ、そこを集中的に責めあげるようになった  
「あんっさか…逆滝ぃ!!」  
「姫様…」  
「私っも…もぉ…」  
「なんですか?」  
逆滝はわざと分からない振りをした。この国の姫に言ってもらいたいことがあったのだ。  
 
「逆滝ぃっお願い…してぇ…」  
「何をして欲しいんですか?」  
くちゅくちゅ、じゅるじゅる…秘部の突起を舐めるだけでなく、穴に指をあてほんの少し出し入れしてみた  
「あぁんっお願い…いじわるしないでぇ…」  
「言ってくれれば何でもしてさしあげますよ…」  
口全体で突起をくわえると、響古はまた切ない悲鳴をあげる  
「あぁっお願いぃ〜おちん○んいれてぇっ」  
響古はなりふり構わず逆滝に懇願した。  
「はい、姫様…いきますよ」  
逆滝はその言葉を待っていた。強がりで意地っ張りな彼女の、素直なその想いが聞きたかった。  
とはいえ逆滝のそれもかなり辛抱したせいで固く、大きく膨れ上がっていた。  
姫の入り口へと入り込むと、きつく、その締まりのよさに逆滝は天にも上る気持ちだ  
「ひゃっあっああっああ〜んっ!!」  
「ひ…姫さま……ぅ…」  
奥へ奥へと行こうとするたびに響古はたまらず叫んだ  
逆滝は己と姫が一体になったのを見届け、美しい姫を独り占めしていることに喜びを感じた  
何もしなくてもヒクヒクと動くその中で、逆滝は少しずつストロークを始める…  
 

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