―生徒会室に行く灰音。すると高成の部屋が少し開いている。
灰:(高成様、またサボリなのかなぁ?)高成様ぁ?
―部屋の扉を開ける。
高:ん?
灰:また“生徒会室に忘れ物”ですか?
高:まぁな…
灰:皇帝だからってダメですよ、そればっかりしてたら
高:そういう灰音はなんでここにいるんだ?
灰:私は本物に忘れ物したんで…すぐ戻りますよ
―無言で灰音を見つめる高成。
灰:わ…私戻りますッ失礼しまし…
ぐいっ
灰:きゃっ
―灰音を机に座らせる。にっこりする高成。
灰:高成さ…
―キスをする高成。右手でリボンをとって手をシャツの中の肩にすべらせる。
灰:ん…ふっ…
―左手で上着を脱がせ、シャツのボタンをとり、灰音の肩を表わにする。
灰:も…もう、授業始まっちゃ…います…
高:いいよ
灰:(よ…よくな〜い…)
―灰音の首筋にキスをする。
灰:や…あっ…
―そこへまおらが入ってくる。
ま:こうて…
―灰音の首越しにまおらと高成の目が合う。灰音は入ってきたまおらに気付いていない。
ま:(え…えっちしてる…)
―しかしまおらにかまわず灰音のうなじにキスをする高成。
灰:や…やぁん
ま:続けんのかよッ
灰:ま…まおちゃんッ!?
高:むっ
ま:まったく〜昼間っからやることじゃないでしょ!!ささッ皇帝はともかく灰音ちゃんは授業出なきゃ!!
―高成を見る灰音。
灰:う…うん…(高成様…)
―部屋を出ていく灰音。
ま:皇帝のえっち〜
―赤くなる高成。
ま:ふぅ。そんな好きなんだ?灰音ちゃん
高:ああ
ま:…(こりゃマジだ)…まぁここは学校だし、ほどほどにしていてよ、皇帝。まおらみたいに誰に見られてるかわかんないんだからー