その日、特にやることもなく駅前のベンチに座ってぼーっとしていたら。
「あ、あの、一回5000円で、どうですか?」
いきなりこんな声をかけられた。
「は?」
声の主は前にいるらしい、やることなく地面を這う蟻を見ていた俺の目には、その足元が見えた。
履きなれていながら大切に扱われているだろうローファ、とてもとても小さなローファが。
俺は今一事態を把握できずにいながら、ゆっくり顔をあげた。
視線が上がるに連れて見えてくる、この近くにある高校の指定制服、そのチェックのスカート、優しい茶色のブレザー、そして。
どう見ても高校生には見えない、大きな目をした可愛らしい女の子。
その女の子は目が合うとニコッと微笑みかけてきた、その笑顔に一瞬どきっとするが、平静を装いながら声を出す。
「あ、えと、俺に何か用?」
「はじめまして、私桂たまと申します」
ぺこっと頭を下げてくるカツラ タマさんに戸惑いながら同じ質問をする。
「俺に用?」
俺の怪訝な視線を気にすることもなく、カツラタマさんは、見た目とは裏腹な色っぽい仕草で、自分の唇を舐める。
濡れて、ただでさえ柔らかそうな唇をその小さな指で触り。
無邪気な笑顔で告げた。
「私のお口、一回5000円でいかがですか?」
・・・・・・。
カツラさん、たまちゃんの申し出を受けた俺は駅の男子トイレその個室にいた。
もちろん、小柄な高校生たまちゃんも一緒に。
「あ、あのさ、本当にいいの?」
個室に入るとたまちゃんの、幼いながらも女性の香りにあてられ、ちんこは普段より勃起してしまっていた。
そんな俺をクスクスと笑ったたまちゃんは、そこがトイレだというのに膝をつき、ちんこの高さに顔を合わせた。
「もちろんですよ♪ もちろん、おーけーです」
下から見上げてニッコリ笑ったたまちゃんは、俺のズボンのファスナーをくわえるとゆっくり下ろしていく。
「んっ・・・・・・ぅわ、お兄さん、溜まってますね? この臭いは、う〜ん2週間くらいかなぁ?」
見事に当てられ、何だか恥ずかしくなった。
そんな俺を気にせずにたまちゃんは、小さな手を俺のズボンに差し入れて、優しくちんこを取り出した。
「わぁお♪」
俺のちんこを見た瞬間に、たまちゃんは感嘆の声をあげて、鼻をくっつけるようにして臭いをかぎだした。
「すんすん・・・・・・すごい臭いです、嗅いだだけで妊娠しちゃいそうです・・・・・・」
そう言って、到底妊娠出来なそうな顔で見上げてくる。
そして、存分に臭いを嗅いだのか、たまちゃんは両手を合わせ、首を可愛らしく傾げて口をあけた。
「いただきます♪」
たまちゃんは俺の腰に小さな手を回すようにして、一気に根本までくわえた。
「んっ・・・・・・んぐっ、あむっ・・・・・・ちゅっむんぅぅ」
その小さな口に収まりそうもないちんこを頬張り、見た目から想像できないフェラを披露してきた。
「ふぇっむぉっ、じゅちゅうっ・・・・・・ぷはっ、お兄さんのちんちん味がこくて、癖になりそうです」
自分の唾液で濡れたちんこに頬擦りしながら微笑む。
その柔らかい感触に危うく射精しそうになる。
「あれ〜? なんかざーめんの臭いしてきましたよ?
お兄さん、私のほっぺでいっちゃいそうなんですかぁ?」
いたずらっ子のように微笑みながら、頬を優しくすりつけてくる。
「あ、あ、やばい、出そうっ」
俺の反応に気を良くしたのか、笑みを深めてこちらを見上げて
「ふふふ、そーろーお兄さん・・・・・・ん、じゅぽっ」
そう言って再びちんこを頬張った。
二度目の、今度は舌を激しく使ったフェラに腰がとけそうになり、直ぐに出そうになる。
「やばい、やばいっ、出る、でるでる!」
「んん、ふぁひふぇひひれひゅよ?」
焦る俺とは対局に、ネトネトと舌を絡ませてくる。
その刺激に俺はあえなく射精した。
「おっ、おあっ!」
「むぐっ、んんんっ、んくっ、・・・・・・んむっ、ぷはぁっ、ごちそうさまでした♪」
俺の出した精液を何事もなく飲み込んだたまちゃんは、大きく口を開けて飲み込んだ証拠を見えてから、可愛らしくごちそうさまをした。
俺は、足に力が入らず、まともにたてずに、便所の壁に背を預けていた。
「お兄さんのは濃くておいしかったですよ♪」
楽しそうに話すたまちゃんは、床についていた膝をハンカチでふいて、せっせっと[終わり]の準備をしていた。
それを見ながら俺は何か会話をしようと糸口を探す。
「お兄さんのもきれいにしときますね〜、ふーきふき」
俺の萎えたちんこをティッシュでぬぐい。
「はい、きれいきれい☆ ちゅっ」
亀頭にキスして、ズボンにしまっていく。
そして自分の身なりを整えてから俺に頭をさげて、個室から出ようとする。
その小さな背中に声をかけた。
「た、たまちゃんは、なんでこんなことしてるの?」
ありきたりな質問だと自分でも思う。
しかしたまちゃんは「う〜ん」と自分の唇をに指を当てながら言葉を探してくれてる。
だから俺はたまちゃんの言葉を待つ。
「銀行のお金が増えたり減ったりするんですよね〜、これがまねーろんだりんぐってやつなのでしょうか?
今回は600円しかなかったので緊急措置です♪」
多分違うと思ったが口に出さなかった
ただ、またまねーろんだりんぐが起きて、緊急措置をとって欲しいとおもった。