刀を持った彼女は一人立っていた。
彼女の近くには扇子を持ち凛として佇む初老の男性が立っており、その周りに幾人もの武勇者らしき人たちが立っていた。
武勇者の一人、槍を持った男が、王大侠殿嵩山南の料理屋まで頼むと言い、王大侠と呼ばれた初老の男性に銀色に輝く貨幣を渡した。
それを受け取った王大侠は扇子で男を大きく扇いだ。すると男は忽然と消えた。
刀女はあんぐりと口をあけてその光景を見ていた。突如王大侠の目が刀女のほうを向いた。
細い目から発せられる鋭い光は刀女の目を切りさくようだった。
刀女は悪寒を感じ、すぐさまその場を去った。王大侠の視線は走り去る刀女にずっと向けられていた。
「ふぅ、これぐらいかな」
汗ばんだ額を袖で拭き、刀女は一息ついた。
「そろそろ実戦行っちゃおうかな」
丸太相手には歯応えが足りなくなったように感じてきたので、鹿を相手にしようと決心した。
初めて相手にした鹿は強く感じた。緊張のあまりか攻撃が当たらず、逆に相手の攻撃は面白いように当たった。
鹿が刀女に突進してきた。それを冷静に、とはいえないまでも何とかかわし、がら空きになった鹿の背中に刀を振り下ろした。
「やった!勝った!」
両足をピョコンピョコンとあげうれしがった。
結局初期肉を5つもつかって何とか勝てたほろ苦い初陣となった。
刀女は次の鹿を探しに周りを歩いてまわった。鹿は少し遠くで草を食べていた。
ゆっくりと近づいていった。あと少しで鹿と戦闘だと言うところで突如目の前に男が現れた。
刀女はとっさに刀を身構えた。
「おぅ、お嬢さん怖いね〜」
と言うと同時に刀女の両隣にも男が現れた。
「ホントいい体してるな」
刀女の右隣に立った男が全身をなめるように見ながらそうつぶやいた。
「な・何かようですか?」
「いや、あんた初心者だろ。俺らが色々なことを手取り足取り教えてやろうかなと思ってな」
刀女は戸惑いを隠しきれないように視線が定まらないでいた。
そうこうしているうちに10人、いやそれ以上の人物が刀女を囲んでいた。
「あなたたちなんなの!」
男たちは不敵な笑みを浮かべながら黙って立っていた。しばらくして刀女の本当に目の前、後一歩近づけばぶつかると言う距離に突然男が現れた。
それは王大侠だった。
「こん^^」
やさしい笑顔ではあったがその奥に隠されたぶきみな眼光を刀女は見逃さなかった。
「何なの!何が目的なの!」
王大侠は静かに笑顔の仮面をはずし、無表情な顔へと変化していった。
「もう何が目的かわかるだろ。かわいく生まれて運が悪かったと思いな」
そう言うと周りにいた男達が刀女に襲い掛かった。
「いや!なにするの!」
男たちの力に勝てるはずも無く、必死の抵抗も空しく男たちのされるがままとなった。
刀女は両手を万歳の格好で持たれ両足を男に持たれ両足を体育座りのときのように固定され、まるで子供を生むときのような格好になった。
「ちょ、ちょっと!やめなさい!」
必死に手足を動かそうとするも男たちは屈強であり到底かなうものではなかった。
王大侠がゆっくりと刀女に近づいてきた。
「やはりかわいい顔をしてるな…」
そう言って舌を耳に走らせた。
刀女の体が少し浮いた。
「ん?感じてるのかい?」
「そんなわけ無いわよ!早くやめなさい!こんなこととして、ア…」
刀女の言葉を遮るように王大侠の舌が首筋を這った。
「体は正直だな」
「ち・ちがう…」
王大侠は服の上から小ぶりな胸を手で包み込み、ゆっくりともみだした。
「ア、ン…」
「あんまり大きくないな」
王大侠は刀女の服をゆっくりと脱がしていった。すぐに小ぶりな胸があらわになった。その胸の頂上にはピンク色のかわいい突起がついていた。
「乳首立ってるみたいだな」
そう言って乳首を舌で転がした。
「や・やめ……」
王大侠は無言で乳首を攻め続けた。左の乳首を舌で転がし、右の乳首は手で転がした。たまに吸って、たまにもんで、おもちゃのように弄んでいる。
「ン……あ……」
刀女は声を出さないので精一杯だった。その様子を見た周りの男の一人が立ち上がり、刀女に近づいていった。
男は刀女の股の正面に座りこんだ。
「なんだ?もう濡れてるじゃないか」
「や!そこはダメ!」
精一杯の反抗をしようとしたが手足を押さえつけられているため声だけが宙を舞った。
男の手がパンツの上から恥部をなぞった。
「いや、あ……」
男は何度も何度も恥部をなぞり、そのたびにパンツの染みが顕わになり、恥部の形が分かるほどまで濡れていた。
「いや…もうやめて……」
刀女は霞んだ声で弱弱しく頼んだ。
「何言ってんだこんなに濡れてるくせに」
「それは……ヒャッ!」
突如王大侠の歯が強く乳首を噛んだ。
「お前は喘いどけば良いんだよ!」
それを聞き刀女は涙を流し力が消えていった。
「さてと、オマ○コ開帳と行こうか」
「いや!それはやめて!…あっ!」
声をたからげた瞬間王大侠が乳首を強く噛み、刀女は脱力した。
男はたぶらかすようにパンツを下ろしていった。
「きれいなま○こだな、もしかして処女か?」
刀女は何もいわずにただ涙を流していた。
男達は刀女の桜色で小さな秘境の恥部をじっと眺めていた。
「ビラビラがでかいな」
「クリもでかいぞ」
「穴は小さそうで締りがよさそうだぜ!」
口々に侮辱する声が発せられた。刀女はただ黙って、自分の恥部を見ている男たちの顔を見ているだけだった。
「じゃいただきましょうか」
「おい、まて。最初は俺だろ」
乳首を攻め続けていた王大侠が立ち上がった。
「しかたねぇな。そのかわり上の口は俺が最初で良いか?」
「好きにしろ」
一人の男が刀女の顔の前に立った。
「さぁこれを舐めろ」
いきり立った男性器を口の前に差し出した。刀女はいわれるがままに舌を出しアイスを舐めるように丁寧に舐め回した。
王大侠は硬く太く黒い男性器を出し、恥部に擦り付けていた。我慢汁と愛液が重なり合いピチャピチャといった音が響いていた。
「あ…あぁ……だ…ダメ…」
「よし。いれるぞ」
「あっ!あっ!だ、だめ!イタイタイタイ!」
刀女は狂乱したように叫びだした。
「おい!ちゃんと舐めろ!」
口に無理やり男性器を入れられ叫び声も止まった。
「くぁきついな。こりゃほんとに処女だな」
刀女は男性器を両方の口に加えていた。
「こりゃ動かすのも辛いな…」
「そんなこと言わず早くやれ!」
「あとがつかえてんだぞ!」
「分かったよ…。行くぞ!死ぬなよ!」
突如激しいピストン運動が始まった。男性器が奥に当たっては離れを繰り返している。
グチュグチュ、といった音が王大侠をより興奮させている。
「こっちがおろそかになってるぜ」
口にほおばっている男性器もピストン運動をはじめ出した。
「ング……ン…」
ノドの奥に当たる苦しみと、膣を貫く痛みが徐々に快感へと変わってきた。
男性器が邪魔でしゃべれないが刀女は「もっと!もっと!」といった声をだそうとしていた。
「ンッン…ンッ…」
「よし出るぞ飲め!」
先に果てようとしたのは上の口だった。ドピュピュ
白濁の液がノドの奥で発射された。粘り気の強い液が口中いっぱいに広がった。
苦味からとっさに液を吐き出した。口の周りが白濁の液で濡れていった。
「おい!飲めといっただろ!変わりにきれいになるまで舐めな!」
液がたれている男性器を再び口の前に持ってきた。
「ア……ン…」
喘ぎを我慢しながら男性器をしゃぶった。
「よし!こっちも出るぞ!」
王大侠が突然動きを止めた。と、同時に子宮の奥に発射された液が当たるのを感じた。
刀女はこの瞬間が一番感じた。勢いよく出る液が男性器では届かなかった奥に刺激を与えた。
「んふぅ……アッ…イクッ…」
ピクッと体が浮き上がった。王大侠は肩で息をしながら満足そうに笑っている。
その足元には真っ赤な血が地面を濡らしていた。
「イッたか…」
「おい、次は俺の番だぞ!」
「まだまだ。いっぱいいるから覚悟しとけよ」
他の男たちが男性器を取り出そうとしていた。
ところが後ろから。叫び声が聞こえた。
「うぎゃー!」
「な・なんだ!?」
振り向いた先には四段の姿をした男たちが立っていた。
「俺たち粛清ヤロウMチーム!」
Mチームはそう言い放つと片っ端からPKをしていった。
「こいつら強いぞ!」
「逃げろ!」
「接続を切れ!」
そんな声が木霊して最後には王大侠だけが残った。
「NPCは殺せんだろ。お前らもここまでだ。どうだ俺と一緒に女どもを侮辱しないか?」
「GMに通報しますた。もうすぐ別のNPCがくるさ」
「そ・そんな…」
そう言うと塵が舞うように王大侠のすがたは風とともに散っていった。
「さぁ、お嬢さんもう大丈夫ですよ」
刀女は顕わになっていた胸を手で隠しながら立ち上がり、
「ありがとうございます!このご恩は忘れません!」
といった。
「いえいえ、良いんですよ。ただ、ね…御礼に、ね…」
そう言うと粛清ヤロウMチームは顔を見合わせ不気味な眼光を発した。
続く?