少し冷えた夜風に当たり頬を冷たくしながらも、姫はぼんやりと縁側から空を眺めていた。  
「今宵は新月なのね・・・。月が見えないなんて・・・。」  
寂しそうにポツリとつぶやいた。  
謙信は戦へ出ており、時折戦況を知らせてくれる兼続すらここ最近は顔を見せる事はなかった。  
 
「空に月がない代わりに、私の前にきてくれたんだね。」  
ふいに後ろから、優しい声がする。  
驚いて振り返ると、優しい微笑を浮かべた謙信が立っていた。  
「あ・・・、謙信様」  
名前を呼んだか呼ばずかのうちに謙信の腕が伸び、胸元へグイと抱き寄せらる。  
「・・・!」  
力強く抱きしめられ、着物を通して謙信の体温が柔らかく伝わってくる。  
「私の元に降りてきてくれたんだね」  
再び謙信は確認するように姫に話す。心待ちにしていた愛しい人の声に顔を上げると、謙信は笑顔を浮かべ何時にも増して優しい瞳で見つめてくる。  
謙信様はなんて美しいお方なのだろうと見とれていると、ふいに顎を持ち上げられ、唇が熱くなった。  
「っん・・・」  
長く熱い口付けに体の力が徐々に抜けていく。  
 
「はぁっ・・・」思わず大きく息をしてしまうが、何とか再会の喜びを伝えようとする。  
「謙信様、お戻りになられたのですね。ご無事で・・・」  
しかし姫の唇には先ほどの甘い感覚が強く残り、上手く言葉を繋げられない。  
 
謙信はそんな姫の口をそっと人指し指で塞ぎ、これ以上喋らせないようにした。  
「生臭い戦場から逃れて、やっと美しい月をつかまえたんだ。今宵は、今宵こそは空に帰さない」  
そう言い終えると、謙信の美しい顔が芳しい香とともに姫の首筋に近くなる。  
 
「え?あっ」  
ぐるりと視界が動いたかと思うと、姫は謙信に抱きかかえられた。思わず謙信にしがみつくと、いつの間にか縁側  
 
のすぐ後ろの間へと滑り込んでいた。  
器用に襖を閉めると、既に用意されていた寝具の上へそっと座らされていた。部屋には小さな灯りがひとつともさ  
 
れているだけだ。  
 
驚きとともに、先ほどの甘い感覚がゆっくり戻ってくる。  
柔らかい灯りに照らされた謙信は恐ろしいほどに美しかった。姫は混乱しながらも見入っていると、謙信は対峙し  
 
、寝具の上に座していた。ゆっくり謙信の手が姫へ伸びてくる。  
 
「今宵は月を独り占めだね。」  
やさしく手が頬に触れたかと思うと、肩へと動く。謙信はゆっくりと体を近づた。  
「謙信様・・・」  
謙信の熱い唇が姫の白い首筋に触れた。唇はそのまま触れるか触れずかで徐々に胸元へと動き出し、その動きに姫  
 
は思わずゾクゾクとしてしまう。  
「ぁ・・・ん・・・」  
たまらずに甘い声を微かに漏らす。思わず漏らした声に姫は顔を赤くし、謙信から顔を背けた。謙信は愛しい姫の  
 
声に柔らかく微笑み、2人はゆっくりと寝具へ倒れた。  
瞬間にシュルッという音とともに、帯が緩み着物がゆっくりとはだけていく。  
「あ、」  
とっさに着物の襟を掴もうとするが、覆いかぶさっていた謙信に両手首をつかまれ、おさえられてしまう。  
 
「今宵の月はずっと沈まない、沈ませないよ」  
耳元で囁かれ、やさしく耳たぶを噛まれると、姫の体からは力がゆっくりと抜けていった。微かな恐怖と羞恥が薄  
 
らいでいく。  
 
謙信は掴んだ両手を離し、ゆっくりと姫の胸元へと滑らせていった。  
白くなめらかな乳房は、謙信の手に吸い付くようで、ゆっくりと揉みしだかれていく。  
「ん・・・はぁ・・・ぁぁ・・・」  
控えめに甘い声を出す姫を、謙信は優しく見つめながらも、決してその手を緩めない。  
徐々に姫の呼吸は荒くなり、白く美しい顔も体も淡い緋色へと変化していく。  
 
「かの国では月は玉(ぎょく)となり、龍の口元にあてがわれているそうだよ」  
そう言うと、堅くなった小さな突起を優しく噛んだ。  
「はああぁっん」  
ひときわ大きく声をあげると体を仰け反らせ、甘美な刺激に気を失いそうになった。  
 
「私のいとおしい、美しき月よ・・・」  
先ほどの刺激で、既に謙信の言葉など耳に入らない。更に息を荒くし、目はうつろに宙を見ている。  
相変わらず謙信の動きは止まない。ゆっくりと甘く何度も噛み、舐められながら、片手は腿へと降りていく。  
 
ススッ ゆっくりと衣擦れの音と共に脚は大きく開かれ、姫の既に多くの蜜を湛えた蜜壺があらわになった。  
謙信は細くきれいな指をゆっくり秘部へ這わせていく。姫は小刻みに振るえながら甘い声をだしていた。  
指が壺にゆっくりと入れられる。  
じゅぷ・・・  
あふれる蜜とその温かさが謙信の指に伝わっていくと、すぐに姫は声をあげ締め上げてきた。  
「んあぁっ・・・はあぁん・・・あぁっ・・・」  
自然と姫の腰が上がり、更に指を締め上げてくる。寝具を掴んだ姫の腕は震えている。  
 
 
「だめだよ姫、夜空にはまだ戻らせないよ」  
謙信はゆっくりと濡れた指を抜くと、代わりに腰を近づけていった。  
再び蜜壺から蜜があふれ出し、謙信を迎え入れた。  
じゅぷ・・じゅぷ・・・じゅぷ 淫靡な音と共に2人は繋がった。  
声にならない姫の悲鳴と共に、ゆっくり奥まで進んでいく。  
「ん・・・ぁぁ・・・ぁぁ!!」  
奥まで着くと謙信は柔らかく微笑えんだ。  
「月の光はあんなに冷たく見えるのに、私の月はとても温かいんだね」  
 
意識の遠のく姫の耳元で謙信は囁く。  
「このまま繋がっていたいよ・・・」  
ゆっくりと締め付ける姫に耐えつつも、謙信は笑みを崩さず姫を見つめている。  
「月よこのまま帰らないでおくれ」  
 
 
部屋の外は相変わらずの闇夜で、いつもより多くの星が冷え冷えと輝くだけだった。  
 
 

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