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 深夜・・・七瀬神宮。常夜灯の明かりだけが周囲をうすぼんやりと照らし出している。  
宮を守る玉依も去り、普段なら誰もいない時刻である。しかし今夜はそこに二人の人間の影を見ることができた。一人は学生服を着た少年、もうひとりは教師の服装をした大人の女である。  
 二つの影はしばらく睨み合っていたが、やがて一方が耐え切れないように口を開く。  
「伊波君、どういうこと。私をこんな時間にこんな所に呼び出すなんて」  
一方の少年は、その人物に対して明らかに余裕を持っていた。  
「いやだなあ。僕は夏子先生のためを思ってこんな時間にしてあげたんですよ。なんならもっと人気のあるところがよかったですか。」  
「一体何を・・・」  
「大体ですね。こんな時間にここに来たってことは、僕の手紙を読んでくれたってことじゃないですか。だったら同封した写真も見たでしょ、そうしたら何が目的かわかりそうなものじゃないですか」  
そう言って伊波は10枚程度の写真をひらひらと振ってみせた。それを見ながら夏子は今朝の悪夢を思い出していた。  
 
朝、夏子が出勤すると自分の下駄箱の中に封筒があるのを見つけた。色は薄いピンクで、ご丁寧にハートマークのシールで封がされている。どこから見ても明らかなラブレターであった。  
「誰が勘違いしたのかしら」  
ひょっとして自分に来たのかもしれない、そういえばラブレターとかの話題ともずいぶんご無沙汰ね。遠い高校時代のことを思い出しながら、辺りに誰もいないことを確認し、夏子は封を切った。  
 バサと音を立てて数枚の写真が床に落ちた。それを一目見た瞬間、淡い思い出に沈んでいた夏子の顔が、さっと音を立てて蒼ざめた。  
 そこにあるのは夏子の入浴中の写真、着替えている写真、あろうことか排泄中の写真まであった。封筒の中にはまだ数枚の写真と、時刻場所を指定した紙片があった。  
 
伊波が手にしているのは、その時の写真であることはすぐに感じられた。  
「で、でもどうやってそんな写真を・・・」  
「ああ、僕はですね。どこにいても誰からも気がつかれないっていう能力があるらしいんですよ。初めはわざと無視されているのかと思ったんですけどね。どうやら本当に気がつかれないみたいなんですよ。先生も写真を取られている最中、ちっとも気がつかなかったでしょ」  
この少年が自分の入浴中を、排泄する恥ずかしい姿をじっと見つめていた。そう思うだけで夏子の体は恥辱に震えるのであった。  
「何でしたらこの写真を学校の掲示板に張り出しましょうか?先生明日から一気に人気者になれますよ」  
「・・・・・・・・」  
怒りと恥辱で言葉も出ない夏子を見ながら、伊波は勝者の余裕を浮かべていた。  
 
「それじゃ先生、まずスカートを脱いでいただけますか」  
屈辱的なその言葉を聞いて、夏子の顔がますます青ざめる。今ならまだ振り切って帰ることができる・・・しかし写真は・・・学校の掲示板に・・・いっそここで伊波を取り押さえて・・・  
 考えるより先に体が動いていた。一気に間合いを詰め、襲い掛かる。しばらく退魔から遠ざかっていたとはいえ、このような少年に遅れをとるとは考えていなかった。  
 しかし気がつくと取り押さえられていたのは夏子であった。一体何が起こったのか理解すらできなかった。  
「先生、僕なら取り押さえられると思ったでしょ。誰からも気がつかれないけど、敵の大半を片付けているのは僕なんですよ。すこし考えが甘かったですね」  
勝てない・・・・開放され自由を取り戻しても、もう夏子に抵抗の意思はなかった。  
「それじゃあ先生、改めて命令します。まずスカートを脱いでいただけますか」  
おずおずと夏子の手がスカートにかかる。ゆっくりとした動きがますます伊波の嗜虐心に火をつけているとも知らず。  
「いいですね。上着を着たまま下は下着だけというのはなんともそそりますね」  
伊波の視線が品定めするように、見つめている。その視線を感じるだけで恥ずかしさで逃げ出したくなる。しかし逃げ出すわけにはいかない、そんなことをしたら写真が。  
そんな夏子の心を見透かしたように、伊波は一枚の写真を投げてよこした。  
「じゃあ次はそこに写っているように、おしっこをしてもらいましょうか。あ、下着はつけたままで結構ですよ」  
 
「なっ」  
あまりにもおぞましい要求に思わず声が出る。しかしそれとともに芽生えかけた反抗心も先ほどの伊波の力と、振られる写真を思い出すと急速に萎んでいった。  
 もう逃げられないのね・・・  
 覚悟を決めると、その場にしゃがみこんだ。自分より年下の少年といっていいほどの男の前で排泄をする。夏子は恥ずかしさのあまり狂ってしまいそうだった。  
「だ、だめ・・・やっぱりできない」  
「仕方ない先生だなあ。それなら手伝ってあげるよ」  
伊波の気配がすぐ傍にある。そう感じた次の瞬間、夏子の下着の中に伊波の手が伸びていた。  
「あ、うっ。そこはだめ」  
「なんだ、口では嫌がっていたわりにうっすらと湿っているじゃないか」  
「そ、そんなことない」  
「やっぱり思ったとおり、先生にはマゾの気があるね。やっぱり先生を一番にしてよかったよ。これからどこに出しても恥ずかしくないマゾに調教してあげるよ」  
こんなことで感じるわけはない。そう思う夏子の心とは裏腹に、伊波の手は巧妙に快楽の扉を開いていた。  
「あ、うううぅ。もう止めて」  
「ふふ、出そうなんだね。いいよ思いっきり出しちゃえば」  
そう言って、伊波の手が軽くクリトリスに触れた瞬間、  
「ああ、だめ。見ないで」  
悲痛な声と共に夏子の股間から大量の黄金水が流れ出していた。その瞬間フラッシュが光る。しかし夏子はそれに抗議する気力も失ったかのように、肩で息をするだけであった。  
 
 
「はぁはぁ・・・・」  
肩で息をしながら、その場にしゃがみこむ夏子。  
「自分のおしっこの上にしゃがみこむなんて先生は本当の変態なんですね」  
もはや伊波の嘲りにも反抗する気力をなくしたかのように、荒く息をついている。  
 そんな力尽きたかのように見える夏子の前髪を掴み無理やり顔を上げさせる。ズボン越しとはいえ伊波の硬く屹立したものが目の前に来る形になり、夏子は思わず目をそらそうとした。  
「だめですよ、目を逸らしちゃ。これから先生を喜ばしてくれるものなんですから」  
もはや言葉もない夏子に、伊波は次の命令を下す。  
「それじゃあ先生にはこいつに挨拶をしてもらおうかな。あ、出すのに手を使わないでくださいね」  
「な・・・そんなこと出来るわけがないじゃない」  
「やれやれ、まだ自分の立場がわかってないみたいですね。いいですよ、僕も先生が学園の人気者になる姿に興味がないわけじゃないし」  
「くっ・・・」  
悔しげに言葉を詰まらすと、観念したかのようにファスナーを前歯で噛み、そのまま引き下げる。その瞬間、男の匂いが鼻をついた。  
(ああ、こんな男の香りが・・・)  
一瞬それが芳香に感じられて自分に愕然とする。震えながら下着を下ろすべく口を近づけると、男性器の熱さがそのまま感じられて胸の奥が少しときめいた気がした。  
 
(そんなわけないわ・・こんな少年に・・辱められているのに・・)  
体の熱さを必死で否定しながら、懸命に下着をずらす。何とか下まで下げると、伊波の男性器がはじかれたように飛び出してきた。  
(こ、こんなに大きいなんて・・・)  
それは圧倒的な威容をもって夏子に迫ってきた。目を逸らそうとするが、どうしてもそれから目を逸らすことができない。上を向いて屹立したそれは、まさに雄の象徴であった。  
「ふふ、先生。よっぽど気に入ってくれたみたいだね。それじゃあ今度は先生の口で挨拶してくれるかな」  
性知識の乏しい夏子にも、その意味することはすぐに理解できた。  
(く、口で・・・こんな大きいものを・・・出来るわけないわ)  
こんなグロテスクなものを咥える。想像しただけで夏子の体は微かに震えだした。  
 もっとも恐怖の裏に甘い感情が潜んでいることまでは、今の夏子には理解できない。  
「む、無理よ。だって私・・・」  
「わかってますか。先生にはね、拒否する権利はないんですよ。まずは先をなめてください」  
(そんなこと出来るわけないわ・・・だって・・・)  
しかし夏子の心とは裏腹に、舌はその強大な物を求めてさまよいだした。  
 
う・・む・・・ぴちゃ・・・  
夏子の意思とは裏腹に、舌は意思を持つかのように少年の巨大なものに絡みつく。  
『こ、こうするしかないのよ。これは脅されてやっているのよ』  
そう思い込もうとする夏子の心とは裏腹に、舌はいっそう少年の性器を求める。  
根元から頂上部まで、そしてまた根元へ。  
繰り返し舌を這わすことで、それはいっそう巨大になるような気がした。  
「いいですよ、先生。今度は口でお願いしますよ」  
混乱する夏子とは逆に伊波冷静な口調で命令する。それは獲物が完全に網にかかったことを確信する余裕であったのかもしれない。  
もはや夏子は自分がその命令に逆らえない事がわかっていた。  
その小さな口を精一杯に開き、伊波のモノを咥えこもうとする。圧倒的な存在感に口中を支配され、その威容に少し眩暈がした。  
もはや伊波の命令を待つまでもなく、舌を絡ませ顔を振りたてて愛撫する。そのたびにそれは一層存在感を増し、それに触発され愛撫は熱の篭ったものになっていく。  
「先生、先生。出しますよ。全部飲んでください」  
それまで冷静だった伊波の切羽詰ったような声とともに、夏子は自分の頭が押さえつけられるのを感じた。  
次の瞬間、口の中で何かが爆発した。溶岩と見まがうばかりの熱を持ったものが次々に口中に注ぎ込まれる。  
『あ、熱い・・・でも美味しい』  
もはや正常な判断力を失いつつある夏子は、口に注ぎ込まれる伊波の精液を必死に嚥下する。  
それでも大量に注ぎ込まれるものは飲みきれず、ついには咳き込んでしまう。  
「けほっ・・・けほっ・・・」  
「あ〜あ、こんなにこぼして、もったいないなあ。これはおしおきが必要ですね」  
そう言った伊波の顔を夏子はそっと見上げた。その目にはおびえと共に微かな期待も宿っていた。  
 
「それじゃ先生、そこの怪談に手を突いてお尻をこっちに向けてもらえますか」  
伊波の命令に逆らう事はできず、夏子は言われた通りの体勢を取った。白桃のような臀部が伊波の目の前にさらされる。  
その奥でヒクヒクと動いている秘所に伊波の目は釘付けになった。  
『ああ、彼に奥まで見られている・・・』  
秘所に視線を感じ、たまらなくなりもじもじと太ももをすり合わせる。一筋の汁がその足をすべり落ちていった。  
「あれ?先生。さっきのフェラだけで興奮したんですか?こんなに濡れてますよ」  
「そ、そんなことない・・・あうっ」  
いきなり乳房を捻られ、苦痛の声を漏らす。続いて尻に平手打ちが飛ぶ。  
「嘘はだめですよ、先生。」  
さらに二三度、鋭い打撃音が飛ぶ。  
「叩かれてこんなに濡らしているなんて。やっぱり先生は思った通りマゾだったんですね」  
「違う、私、マゾなんかじゃ」  
「だめですよ。体は先に認めてるんですから」  
真っ赤に腫れたその後に、伊波はゆっくりと舌を這わした。そのまま舌を秘所に動かす。  
「あ、だめ・・・そこは・・・」  
ぴちゃ、ぴちゃ  
「そんなに舌を動かし・・あ、いや」  
夏子の嬌声と微かな水音だけが、夜の境内に響く。  
『ああ、私自分の生徒にあそこを舐められてる・・・舐められて気持ち良くなっちゃってる』  
『それにさっき叩かれたお尻も捻られたおっぱいも・・・ひどくジンジンして熱くって・・・気持ちよくなっちゃってる』  
『私、本当にこの子の言うみたいに・・・マゾ?』  
混乱した脳に快楽と共に伊波の暗示が吸い込まれていく。  
 
「それじゃ先生、そろそろ行きますよ」  
夏子が快楽に身をゆだねている事を確信して、伊波は自分のものをあてがう。  
そのままゆっくりと夏子の中に進入しだした。  
「あぁぁぁぁぁ、それはだめ。ううあ、大きい。だめ、私たちは生徒と先生、ああう」  
混乱した夏子の声が木魂する。伊波はゆっくりと夏子の中をかき回しながらそれに答えた。  
「僕らはもう先生と生徒じゃないですよ」  
「あ・・ふぁ・・あああぁぁぁぁ」  
少年とは思えぬ緩急をつけたその動きに、夏子は翻弄されるばかりである。  
「僕らはこれからはね」  
先端が見えるくらいまで引き抜き、  
「ペットと飼い主なんですよ」  
ずんっ、と根元まで押し込む。  
「は、ああぁぁぁぁぁぁ。ペット、私がペット」  
「ご主人様のペットになれるなんてマゾの先生にはたまらないでしょう」  
『あぁぁ、私はマゾ・・・マゾなの?だから伊波君のペットに』  
混乱した思考は伊波のものにかき回される事により、さらに混乱する。  
「だってマゾじゃないとこんなに淫乱なわけがないでしょう」  
『私は淫乱、私はマゾ・・・だから伊波様に飼われるのね。でないとこんなに気持ちがいいわけが・・・』  
いつの間にか夏子の動きが変わっていた。  
ひたすら怯え硬くなっていた腰は伊波の動きに合わせるように動き出し、ひたすら快楽を貪ろうとする。  
「う、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」  
 
伊波に合わせ腰を振りながら夏子は間もなく上り詰めようとしていた・・・頭の中が真っ白になる。  
しかしその寸前で伊波は動きを止める。  
「あ、ああぁ。どう・・・して・・・」  
「夏子、お前は僕の何なの」  
年下の少年、しかも自分の生徒に呼び捨てにされるという行為が、さらに夏子に自分の立場を思い知らせる。  
「私は、あぁぁ私はあぁぁぁ」  
自分はもはやこの少年のペットなのだ。快楽を途中で止められた身体が夏子にそう囁く。  
早く自分の立場を認めなさい。  
そうすればもっと気持ちの良い事をしてもらえる。  
この少年のペットになれば、肉奴隷になればこの上ない快楽を与えてもらえる。  
さあ、認めなさい。  
そして夏子は・・・  
「夏子は、夏子は伊波様のペットです。ペットなんです。だからもっと下さいいぃぃぃぃぃぃ」  
ついに自ら奴隷の立場に堕ちたことを認めた。  
「よくできました。ご褒美」  
次の瞬間、伊波は止まっていた動きを再開させた。先ほどとは比べ物にならない動きで、ひたすら夏子の最深部に進入しようとしてくる。  
「あはあぁぁぁぁぁぁ」  
その律動に身を任せ、自らも伊波を迎え入れるべく腰を動かしながら、  
今や完全にマゾに目覚めた女教師は心の底から思うのであった。  
「あぁぁぁぁ、伊波様、この肉奴隷の身体を存分にお使いください。この身体は伊波様のものですううぅぅぅ」  
 
 
数刻後・・・  
階段にふんぞり返った伊波、その両足の間では全裸になった夏子が奉仕に没頭していた。  
「どうですか?伊波様、気持ちいいですか」  
そういいながら豊満な両胸で伊波のものを挟み込み、上半身を揺らす。  
亀頭部と乳首をすり合わせ、先端の鈴口を舌先でつつく。  
肉棒が愛しくてたまらない様子が見て取れた。  
先ほどから教えこまれたテクニックを使い、主人に奉仕するその姿は肉奴隷以外の何物でもなかった。  
そんな自分の変化に一番戸惑っているのは夏子自身であった。  
『私にこんな一面があったなんて・・・』  
その戸惑いも伊波の肉棒を舐めている舌先の動きに飲み込まれていく。  
『でもご主人様にお仕えすることが、こんなに気持ちいいなんて・・・やっぱりこっちの私が本当の私・・・』  
次の瞬間、伊波の手が頭を抑え大量の精液が顔面を直撃する。その飛沫をうっとりと浴びる夏子。  
「じゃあ御褒美をあげよう」  
伊波の顎がくいと自分の肉棒を差し示す。夏子は嬉々とした表情で、自分の秘所にそれをあてがう。  
二人は対面座位の体勢になり、ゆっくりと腰を使い出した。その動きは快楽を引き出すという目的のため、完全に一致しており美しいほどの一体感を醸し出していた。  
「あぁぁぁ、伊波様、伊波さまあぁぁぁぁ」  
今や彼女にとって絶対的な存在になった主人の名を連呼しながら、快楽の階段を駆け上っていく夏子。  
それを見つめながら伊波は頬の肉皮をわずかに歪ませ呟いた。  
「まずは一人目、か」  
 
 

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