月光録第17話理緒とのキスシーン後・・・・
「たとえ教官達の話し合いの結果アンタを鬼王に差し出すことになっても、
絶対に一人では往かせたりしないから。」
「理緒・・・」
八雲の複雑そうな顔を見ながら理緒は言葉を続ける。
「アンタのことだから一人で決着を付けようとか考えていたんでしょ。私はそんなこと絶対に認めない!」
「だけど・・・いやこればかりは譲れない!理緒のためでもあるんだ。そこをどいてくれ理緒。」
「だめっそんなことをすれば八雲が・・・どうしてもというのなら。」
理緒はポケットから麻酔粉塵を取り出し八雲に向かって振り撒いた
「これは、やめてくれ理緒、何をする気なんだ理・・・・」
「少し眠っていてね八雲、わたしが何とかするから。」
そう言いながら理緒は時計塔を下ってゆく。
「ほう、この女使えるやも知れぬ。」
「あの愚か者のせいで計画に狂いが出たが、神の器は手に入れることができそうだ。」
謎の空間でそうつぶやいた後男は姿を消した。
理緒は恐怖に震える体を励ましながらグラウンドにいた。
「でてきなさい鬼王、おまえに引導を渡しに来た。」
「ほう、人のメスごときが何を言うかと思えば。」
理緒は声がした方向に即座にカードを投げた。
「ははははは、何かしたか。」
「くっ・・・」(まさか、かすりもしないなんて・・・)
恐怖が絶望に変わりつつある状況で鬼王・大嶽丸は口を開いた。
「貴様、人にしておくには惜しいな。我の眷属に加えてやろうか。」
「何を・・・」
「貴様を神の器と一緒に助けてやろうというのだ。」
「誰がそんなことを信用すると思う。」
「我は長い間ヒトを見てきた故にわかる。貴様らヒトは自分のためなら何でもするとな。」
「おまえの御託に付き合いに来たわけじゃない。」
そう言い放ちカードを連続で複数枚投げる。
この技はあの百面にも聞いた技なので理緒には自信があった。
「この程度で我を討ち果たせると思うのか?」
「効いていない!」
この瞬間理緒の心の中は絶望で埋め尽くされた。
「すこし人間的な手段になるが、致し方あるまい。」
大嶽丸は刀を理緒に向かって軽く振り下ろし上着のみを切り裂いた。
「いやっ、この変態。」
片手で今にも切れそうなブラジャーを支えている理緒を大嶽丸はさらに殴りつけ地面へ投げ飛ばした。
「うっ・・・がっはっ・・」
大嶽丸の素早い動きに対応できなかったので、受身もとれずにうつ伏せに転がっている。
「信じられない、まさか、こんなに強いなんて。」
「どうだ、あきらめて我の眷属になれ。」
「鬼王ってのは犬のようによく吠えるんだ。」
啖呵を切ってみたものの、理緒にはあまりいい手は思いついていなかった。
「言ってくれるではないかヒトの分際で。」
(こうなれば魂神を暴走させるしか・・・でもそんなことをしたら・・・)
「下種なことはしたくないのだがな」
そう言うなり大嶽丸は天魔を召喚した。
大嶽丸が召喚した天魔は人型である程度の人語も解せるタイプであった・
(八雲・・・・・ごめん)
理緒は魂神を暴走させたと思ったが暴走はしなかった。
「なんで・・自爆ひとつ満足にできないの私は・・・」
連戦に続く連戦のため理緒の験力は枯渇していたためである。
「気に入らんな。おいお前ら、そいつを犯し抵抗するなら殺してもかまわぬ。」
その瞬間大嶽丸は、きえてしまった。
「まてっ、まだ勝負はき いやっ」
天魔は理緒のスカートを引きちぎり理緒を拘束した。
「いやっ、やめて、いやぁぁぁ」
そんな言葉など無視し天魔はブラを燃やした。
「ああっ、殺すならひとおもいに殺して」
天魔は不気味な笑いを浮かべると理緒を裸にしペニスを取り出していた。
「やめっ、そこはまだ」
必死に抵抗するも複数の天魔に拘束されているので、身動きも取れるはずがなかった。
(八雲、ごめん)
天魔なので前戯なんてなしに力任せに挿入する。
「あっ、やめ、ぐぅぅ、うわぁぁぁ」
理緒の体は痛みでビクンと痙攣した。
(いやっ、やくもぅ・・)
天魔は理緒の痛みなど考えずピストン運動を始める。
「あっ、ううっ、いたっ、もう・・やめて・・・」
「何言ってやがる、初めてなのにこんなに濡れておいて。」
「うそっ、感じてなんか!ああっ」
「GYAAAAAAA」
「えっ? 咥内はやめて、咥内だけはやめて」
「天魔とヒトの子はどんな奴になるか試してやる。そらっ」
ドビュッビュッ
「いやぁぁ、やくも、ごめん、ごめうぁ、まだ大きくなるの・・・」
天魔は射精したにもかかわらずさらにペニスを大きくした。
さらに追い討ちをかけるように別の天魔がアナルに挿入を始めた。
「だめぇ、おしりは、ああっ、いやあああああ、やくもぉ」
「うあああぁぁぁぁ、やめっ、そんなに、突かれたら」
「またイキそうだ」
「やめてぇ、もう出さないで、私おかしくなっちゃう、あっ」
「助けて八雲、あああああああああああ」
理緒は悲鳴にも似た絶頂の声をあげついにイってしまった。
「ごめん、やくも、私イッちゃった」
それから約30分間天魔たちは理緒を犯し続け・・・
「ああっ、ひぎぃ、いやあああああ」
(こんな私じゃもう八雲には会えない・・せめて最後くらいは・・・)
そう思ったとき
「伊吹」
「UGYAAAAAAA」
伊吹は天魔を一撃で昇天させた。
八雲は理緒に駆け寄り
「大丈夫、どこか怪我は?」
「いやぁ」
八雲は理緒の姿に気づき
「・・・ごめん」
「やくもぉ、私汚されちゃったよぉ、ごめんね、やくもぉ」
そう言う理緒をただ抱きしめるしか八雲にはできなかった。